柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

秋の食卓

2012年08月28日 05時34分27秒 | グルメ
梭子魚御飯

カマスは3枚におろして小骨を抜き、塩をあてて笊などにのせて冷蔵庫で半日ほど干します(干物を使ってもよい)
水分を拭き取り、網焼きにします
炊きたての御飯にほぐしたカマスとかるく俎板でたたいた梅干し、繊切りの大葉、煎り胡麻を交ぜます
少々むらがあってもかまいません 交ぜすぎるとご飯粒がつぶれて餅のようは食感になります
お茶碗に盛って、煎り胡麻を散らします
おそらく炊き上がりにご飯を交ぜている人が多いと想いますが、ご飯はまぜてはいけません
飯粒がつぶれてしまいます
交ぜるのがあたりまえだった時代は家族が多く、炊く米の量が多かったために炊きむらができたためです
また、ご飯はあまり蒸らす必要性がありません 5分くらいでOK
これも、かつてはいっぱい炊いていたので蒸らす必要があったのです
電気炊飯器は蒸らし時間をかなりとっているので、無視して食べたほうが美味しい
和三郎では、ガス炊飯器を使っています
どんな高価な電気炊飯器を使うよりも、安物のガス炊飯器のほうが美味しいし、炊きあがりが速い!
蒸らし時間5分を加えても17分くらいで5合くらいまでなら炊き上がります
分量的には米2合にカマス3尾、大葉10枚、梅干し3ヶです