淡路島の一期幾会(旅館若潮ブログ)

活魚料理旅館 若潮 で日々のお仕事を通じて”淡路島の魅力”を伝えていきます

淡路島まち巡り☆海人族の町☆伊毘

2009-03-12 22:06:16 | 淡路島の風景

素晴らしい好天に恵まれた本日。
ただ、風が冷たく気温は真冬に逆もどり・・・。

裏の畑の桃の花。
《そろそろ咲いちゃおうかなぁ~♪》なんて思ってたところにこの寒さ・・。

おぉ~さむっ!ってコートを深々とかぶってしまいました・・・。
このファーストタッチを狙い始めて1ヶ月・・・いつになることやら・・・。(苦笑)


さて、今日から新シリーズ《淡路島まち巡り》をお届けしたいと思います!

少し掘り下げた観点で淡路島のいろんな地区をケータロー的切り口で紹介していきたいなぁ~って考えてます。

でも本当の目的は、このブログを機会に普段、何気に通る町を自分なりに調べてもっと詳しく淡路を知るため!
・・平たく言えば自分のため?(笑)



第一弾の今日は隣の伊毘地区からの風景を・・・。

場所はココ→


鳴門海峡に一番近い漁師町で、港湾から船を出すとすぐに潮の流れをモロ受けます。


ここで、時代背景を縄文時代までタイムスリップしていただいて・・・

この伊毘地区は南方より米づくりや塩づくり、漁業、航海術を伝えた「古代 海人族」の住む郷として知られています。

海人族とは、縄文から弥生時代にかけて、南方よりやってきた渡来人で、日本に
米作り・塩づくり・漁ろう・航海術などを伝えたとされる人たちです。

淡路島には、明石海峡周辺(淡路島北部)を支配していた野島海人族
(のじまあまぞく)と、鳴門海峡周辺(淡路島南部)を支配していた御原海人族
(みはらあまぞく)がいました。

特に伊毘の海人族は、日本一潮の流れの速い鳴門海峡で生活していたため航海術にすぐれていたといわれています。

いまでもこの伊毘で漁をするには熟練の潮の流れを読むチカラが必要不可欠!



目の前の沖の島と呼ばれるひょうたん型の小さな島には古代海人族の古墳(舟形古墳)が奉られています。
その古墳からは製塩土器・軽石でできた浮き・鉄製の釣り針・イイダコつぼなどの漁具が多く出土しています。


小学生の頃、皆で泳いで渡ろう計画を立てて、漁師のおっちゃんにこっぴどく怒らた記憶が・・・。

すぐそこまで泳いでいけそうでしょうが確実に潮に流されます。
あれから25年、35になったおっちゃん(ケータロー)からも言うときます!
絶対に泳がんといてね!!


泳ぐならココ↓

伊毘うずしお村海水浴場、ちいさな海水浴場ですが設備もしっかり、駐車場も目の前、家族連れには最適の海ですよ!

今は旅館や民宿が立ち並ぶ観光の町となり、夏には全国の体験型修学旅行の地として全国から多くの学生が訪れます。
たくさんの宿に分宿してアットホームな夜を楽しむのもなかなか好評らしいです。


こちらはカモメ専用民宿[一文字]・・・

本日も相変わらず大盛況!!・・・うらやましいですっ!(笑)

また、うずしお観潮船ヘリオスは小型な分、大迫力の渦潮が楽しめますよ!
カメラに収めようとしましたが残念ながら出航中でした。

阿那賀から車で5分・・・是非、訪れてみてくださいね♪



全国津々浦々、その地域ごとにいろんなイメージを持っていることでしょう。
たとえば、淡路島なら玉ねぎ、淡路牛、瓦、線香など・・・。
でも、もっと細部まで目を凝らすといろんなモノが見えてきますよね。

そんな良さ、ちょっとでも感じることが出来れば幸いです♪

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8 コメント

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Unknown (瓦人)
2009-03-12 22:24:18
ケータローさん!!(焦)
猟師町×
漁師町○
早く直して(笑)
海人族が魚でなくて猪とか鹿とか獲ってたのって言われるよ(笑)

それにしてもいつもながらの充実ブログに一献。ココロが漲ってる証拠です☆この半分でも大したモンですけどね~。

灯台下暗し・・・魅力溢れるたくさんの「ニッチ」を互いに紹介して、これからもっと淡路島ブランドを発信していきましょう
返信する
Unknown (ケータロー)
2009-03-12 23:04:57
瓦人さんへ
また・・・またもや・・やっちまいましたぁ!(笑)

今日はしっかり見直したつもりだったんですがね。
いつも、すんませ~ん。(ペコリ)

平日は本業だけでは、ちかっぱいチカラと能力を使い切れてないので
せめてブログだけでも・・って感じです。

週末とのギャップが怖いです!(笑)
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Unknown (じゅんべー)
2009-03-13 00:37:47
ほんまに~!
毎度毎度の充実ブログに一献です~!
あまぞくかぁ~。ロマンやね~!
と、言う事は、マサキもあまぞくの子孫?
ん~、微妙やなぁ~!(笑)そういえば、マサキ最近見ーへんな~。見た~?
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見事です (通りすがりの営業さん)
2009-03-13 02:20:51
お写真めっちゃお上手ですね。


この写真もっともっと露出しましょ~♪

さて、私は誰でしょうか・・・・
返信する
Unknown (amachan)
2009-03-13 08:44:57
ケータローさん、内容充実やな~。
こんな情報はどこから仕入れるの?(聞かないほうがいいって!)
オレも地元のこと、どこまで知ってるかな~?
これは興味の問題やな。
例えば、戦国時代に興味があれば、その武将の生い立ちや地域の歴史を調べるわけだからね。

考えさせられました。
返信する
Unknown (ケータロー)
2009-03-13 08:47:28
じゅんべーさんへ
ココに海人族の古墳があるということは
この伊毘という場所は太古の昔、特別な場所だったんかな~、なんて・・・。
想いは膨らみますね♪

まさっくん、最近会ってませんが、仕事に父親業に
きばってやってる事でしょう!
もしかしたら、直系の海人族の子孫だったりして・・・。(笑)
返信する
Unknown (ケータロー)
2009-03-13 08:54:51
通りすがりの営業さんへ
コメントありがとうございます!

その《サラッと通りすがりコメント》だけでは
全然、分からないッス!(笑)

始めた頃に比べては確実に上手くなってますが
このカメラの世界は広すぎます。
まだまだ、伸びシロが(思いっきり)あります!(笑)

また、ヒントくださいね♪
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Unknown (ケータロー)
2009-03-13 09:04:41
amachanさんへ
情報の出処は・・・・一応伏せておきますね。(笑い)

こういう機会が無ければ知らないで過ごしてたことでしょう!
淡路の色々なお話・・・こうして調べることで
お客様との会話にも幅が広がる予感!

もちろん、amachanさんの住む町にも突撃しますんでよろしく・・・。
ただ、その地区の歴史を載せたら徹夜作業になるかも・・・。(笑)

あくまでケータロー的観点で・・・。(汗)
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