淡路島の一期幾会(旅館若潮ブログ)

活魚料理旅館 若潮 で日々のお仕事を通じて”淡路島の魅力”を伝えていきます

阿吽の呼吸

2016-07-26 20:23:46 | 旅館のお仕事

 

 

 

昨年秋の改修工事の時から、時間ができたら遠方から土壁の改修に来てくれていた義両親

その間に計3回の左官仕事を経て、今回ようやく思うところの壁工事が終了します

 

雨風がよく当たる南向きの客室の窓は冬には結露もするということで

一度下地を剥がして加工してからの工事になります

 

義母さんが練って、義父さんが塗る …

 

僕がどうにか聞こえる義父の「おっ」という声の後に

僕が知らぬ間に用意されている義母が練った壁土が

ひょいと置かれていくルーティンが続いていきます

 

その作業を半世紀以上繰り返してきた二人にとっては

もはや言葉を交わす必要もなく、阿吽の呼吸とはこのこと

 

まだまだ仕事は違えど、その3分の1もやっていない僕ら夫婦は

未だにあ~だこうだと論争を起こし、互いの想いをぶつけながら

時には激戦になったり、時には冷戦になったり …^^;

 

いつか、宿作りへの想いのベクトルがバチッと合う日を夢見ながら

それでも、そうやって日々募る想いが沸いてくることを善しとしながら

今日も、明日も、そしてたぶん一週間後も葛藤と論争は続いていきます^^;

 

 

 

 

 

 

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連泊料理

2016-07-25 22:36:56 | 旅館のお仕事

 

 

 

夏休みに入りますと増えてきますご連泊の予約

 

のんびりと宿で過ごされる方もおられれば、アクティブに夏を楽しまれる方もおられて

夏旅の過ごし方はみなさまそれぞれでございます

 

昨夜からご宿泊の家族連れのみなさまの2日目の本日は 

沼島へ渡って海水浴や観光をされてきたそうです

 

そして、そんなご連泊のご夕食は?と聞かれてもご予約の時には

はっきりお応えできないのが常で、だいたいはその時のおまかせになってしまいます

 

お造りなんかは特に …

魚屋さんでいい平目がおりましたので姿造りに …

 

今日の出発前に「鱧、大丈夫ですか?」を聞き忘れてて迷ったのですが、メインは鱧スキ鍋に!

「鱧、大好きです!」だったのでこちらのお造りに鱧刺もちょいプラス^^

 

もちろん、お鍋も喜んでいただき、〆のお素麺の後に雑炊にもしていただき

お出汁を余すことなく召し上がっていただきました

 

連泊料理は初日の献立を見返しながら、そんなおまかせでございます

こんなの食べたいとリクエスト頂くのもいいですし

その時のお楽しみ!にとっておくのもいいですね^^

 

 

 

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午後9時過ぎ

2016-07-24 21:47:50 | 旅館のお仕事

 

 

 

午後9時過ぎ …

 

本日のお客さまがお食事を終えられてお部屋に戻られる頃の恒例のお茶の時間

布団敷きを手伝って1時間も前からスタンバイする娘

 

「楽しみやわ~」「早く時間にならへんかな」

そんな言葉で娘の気持ちを揚げてくれる周りの大人たち

大事に想ってくれているからこそ、育まれる娘の気持ち

 

ほんと、いい循環のなかで生活させてもらっていることに感謝です^^

 

“才”は生まれながらにしてではなく

こんなごく普通のいい循環のなかで

育まれることだと信じてなりません

 

今日は立場が逆転 …

ややヘロヘロな助手は忙しいのであります^^;

 

 

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島の花火大会 2016

2016-07-23 23:00:26 | 旅館のお仕事

 

 夏休みに入っての初めての週末は、まさに真夏っ!というようなお天気 

週末の雨マークも何処へやら、これから真夏の様相が続いていきそうですね

 

そんな本日のお客さまより …

毎年、夏の鱧と冬のふぐの期間にどちらも2回ずつお越しいただく京都からの常連さま

3週間前から今日は2度目の鱧料理を …

毎回、リクエストで鱧刺しを1人前と肝刺しをご用意しておりますので

今回も時季に合わせて揃えてみました

 

夏の野花やツユクサ、鬼灯などをあしらって^^

 

今年はまた別の知人様と3度目の鱧料理の予約もいただいております

少し季節が進むのでまた違った趣向でお出ししたいと思います

 

さて、明日の淡路市を皮切りに島内では毎週のように花火大会が続いていきます

なので、今年も恒例の  “島の花火大会 2016”  を …

 7月24日(日) 20:00~20:30  第11回淡路市島祭り 車で50分

7月30日(土)  20:00~20:45 第38回慶野松原花火大会 車で15分

8月7日(日)  20:00~20:50 第69回淡路島まつり花火大会 車で30分

8月14日(日)  20:00~20:30 福良湾海上花火大会 車で15分

8月15日(月)  20:30~21:00 第36回高田屋嘉兵衛まつり 車で30分

また、大鳴門橋渡った徳島の鳴門でも

8月7日(日) 20:00~21:00 鳴門市納涼花火大会 車で20分

 

熱を帯びた夏風に浴衣姿、夜店に冷たいビール!

夜空に咲く大輪におなかに響くような爆音!

夕食を早めに済ませて、花火見に行くのも夏らしくていいですね

 

 

 

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祖母の影

2016-07-22 23:19:13 | 旅館のお仕事

 

 

 

今日は夏休みのお客さまの他に地元の大きなご宴会も …

 

晩年、祖母が力を入れて活動しておりました踊りの会の皆さま方

会合やご宴会がある時は、こうして引っ張って来てくれたおかげとご縁で

今でも大事にされて使ってくれることに、祖母の影を色濃く感じます

 

もちろん、それに応えるために一生懸命やってきましたが

今度はその影を消さぬようにしていくことも、これからの僕らの務めでもあります

 

先ほど終えて帰ってきました送迎のバスのなかでも …

 

踊りの会らしく帰りのバスのなかでも音頭をとって大合唱の賑やかな車内^^;

「おつかれさ~ん、またな~」と、ひとり、またひとりと下りられていき

馴染みの方が数名になられてから、在りし日の祖母のエピソードを話してくれました

 

「ほんま、ええ人やったんよ」

 

数か月前まではこのバスでダントツ最年長だった祖母を冗談交じりに茶化していた方が

一番惜しそうに話してくれるのを聞いて、ほんとにみんなから愛されていたんだな、と

とても満たされた気持ちになりました

 

残してくれたものの大きさに、改めて気が引き締まる思いです

 

 

 

 

 

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ほおずきの実

2016-07-21 21:17:48 | 旅館のお仕事

 

 

 

市内の産直に行くとたま~に並んでいる

お手伝いに来てくれている方の旦那さんが作られたお野菜

無農薬の自然農で育てられたそんなお野菜はファンも多く

先日は僕のレジの次のお客さんから

「おたくさんも、ここのお野菜好きなんやね~」

と妙な一体感が芽生えておりました^^;

 

そんな最近仕入れたのは“食用のほおずきの実”

 

20年近く調理に携わっていましたがほおずきは観賞するものとばかり思っており

最近、初めて口にしましたが、フルーティでほのかな甘さがたいへん美味で

この歳になってインプットする食材の味のなかでも印象深いものでした

前菜の横に添えたり、カットして季節の果物のひとつにしたりしています

 

この時季、しかもとても短いものなので明日、仕入れに行ってもないかもしれませんが

それはそれで、短い旬のモノとして来年また使ってみたいと思います^^

 

 

 

 

 

 

 

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夏期アルバイト募集

2016-07-20 21:32:56 | 旅館のお仕事

 

 

 

梅雨も明けてのいよいよの夏本番ですね

今日は小学校も終業式だったらしく、お昼前に帰ってきた娘が速攻、遊びに出掛けてました

ここで … 通信簿のいい時は遊びに行くより先に鼻を膨らませて持ってくるのですが

今回は未だ両者一切触れず、きっと芳しくないとは思いますが …^^

それでも、子供たちに平等にやってくる夏休み!そこは楽しんだ者勝ちですね

 

仕入れの風景もすっかり真夏の様相になっております

三原平野に広がる青い絨毯と玉ねぎ小屋、そして奥には諭鶴羽山系

海も夏ですが、平野も夏の色に染まってきております

 

 

そんな夏休みに向けて2週間ほど前に新聞折込で募集しました夏期アルバイトの募集

裏方の洗い場や布団敷き、お掃除は早々に希望者があり

お昼のお食事に配膳係りが本日、締切りとなりました

夜のお食事の配膳係りは引き続き、募集しております

夜はほとんどが島外のお客さまなので一般的に言われる“顔が差す”ということもありません

週末を中心に1日~4日ほど入れる方がございましたら

0799-39-0221 担当 タナベ ソノミまでご連絡くださいませ

 

時間帯や出勤日などの詳細は相談に応じますので

ぜひお気軽にお電話くださいませ

 

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油饅頭

2016-07-19 21:34:55 | 旅館のお仕事

 

 

 

今日は夕方に貸切で親類の伯父さんの法要の膳をご用意しました

 

地域の役をたくさんされていた世話好きの方で人望も厚かったので、僕もその地区へ行く度に

「おまはんは、〇〇さんのなににあたんので?」

ってよく聞かれ、その方の仁徳を耳にする機会も多かった方です

 

自分もこの歳になってくると、よく知る故人も多くなり

こうして膳の準備をする度に、その方を想いながら調理することが増えます

 

めいいっぱいすることで自分の気持ちが収まるなら

それはそれで意義と意味のあることのように思います

 

ここらへんの法要の膳には必ずといっていいほど、この油饅頭をつけます

揚げドーナツにアンコが入ったようなこのお饅頭は地元の和菓子屋さんに依頼するのが一般的 …

ウチは代々、昔から浅井製菓さんにお願いしています

 

この風習、いろんなところにあるようで、それが揚げ餅だったり揚げパンだったりします

所変われば、品変わるこの風習 … 独特ですね

 

 

 

 

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思い出の写真

2016-07-18 21:55:09 | 旅館のお仕事

 

 

 

今日のお昼のお客さまより …

 

40年来の大阪の常連さんが家を整理していて出てきた写真を持ってきてくれました

 

ポーズをとっているちびっ子さまが今は39歳になられるということは

38年前に当館にお越しいただいた時のお写真の数々ということになります^^;

 

51年前に祖父と祖母が始めた木造2階建ての宿 …

僕もこの時は4歳で、なんとなく微かに覚えている程度ですので

懐かしい~!と言うよりは興味深いっていうのが本音です

 

一番驚いたのが、お食事の時の写真を見ると今も現役で使っている器がいろいろあること

 

朝食の佃煮を盛る角小鉢、お食事の最後にお出しする玄米茶の急須、活け造りの小付け、

そして、ここに来られたことのある方なら良く知っていると思いますが

昔はもずく今は芽株を盛る小鉢(通称 だるま)

天婦羅を盛り付ける長皿(通称 おたふく)など …

 

お客さまとの思い出と同じくらい大事にしていきたいです

 

 

 

 

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三連休中日

2016-07-17 22:28:48 | 旅館のお仕事

 

 

 

朝にパラッと降った雨がムシムシ感をUPさせた三連休中日

それでも、午後からお天気も急回復して

今は少し涼しめの風が吹いております

 

やはり、暑さのせいもあって赤ちゃんや年配の方を連れられて来られるお客さまからは

「少し早いですけど、お部屋にいれてもらえますか?」

と、早めに来られるお客さまも少なくありません

 

自分も旅行をしてて子供が小さかった頃や義両親が疲れているかな、と思う時には

そういうことを求めたこともあり、その時快く承諾してくれた宿のことは今でもよく覚えています

 

だから、できるだけそういうことにも対応できるように準備はしていきたいです

 

正直なところ、んっ?と思うケースもありますが

そういうことは早めに頭ん中から消去して

自分たちの想う宿の色を濃くしていきたいと思います

 

 

 

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