今年の旅の決定権を持った娘、滞在先は何処でもよかったから
ならばと、電車兄弟が決めたのは、東京上野
ここは日本の鉄道の太い動脈血管と言われるほど、ウチの息子たちを含め
その道の好きな人にとっては重要なところらしく、老若男女を問わず聖地のような場所らしい

特に石川さゆりさんの津軽海峡冬景色で謡われる‘上野発の夜行列車’には
ものすごい人だかりができてた … さすがの息子たちも気後れ、聖地はそんなに甘くないぞ
それでも、夕方前、夜、朝、昼とありったけの時間を使って上野を始め東京いろんな駅で出向いてた
最初は初めての所で心配だからと、ベンチでぼ~っと付き添いしてたけど
下調べもばっちりやってるし、なんせあまりにも退屈し、
その雰囲気が伝わって逆に気ぃ使われるしで、ほっとくことにした^^;
自分もこの季節に行くなら上野がよかった



日本が誇る桜の名所は、ちょうど満開を迎え花も人も、夕方前にはものすごい賑わいだった
初めて感じたことだが、この町はいろんな意味で面白かった
一見、整備された普通の町のように見えたのだが、実際歩いてみると
新しい店と昔ながらの店が混在する通りも多かった

大手量販店の道向かいには声を張り上げて売る八百屋さんや
今日から値上げしました、と手書きの段ボールで看板立ててるタバコ屋さん
お洒落なカフェの隣には立ち呑み屋さんに定食屋さん … など、実に興味深い
外国人観光客に対しても優しい配慮が多いせいか、いろんな国の人をたくさん見た
だから、店員さんもものすごく自然な対応 … 自分ならタジタジだ^^;
ひっきりなしに聞こえるパトカーや救急車のサイレンに何度も目を覚ますことになったが
午前6時にお寺の鐘の音が町中に鳴り響く … これには完全に目が冴えて朝の散歩に駆り立てた
昨夜の宴の後の清掃に追われる桜の木の下には早朝から今宵の宴の陣取り
まだ、少し冷える早朝から会社のためにがんばる若手社員らしき人、ごくろうさまです!
朝のこういう風景も自分には新鮮だった



非日常の都会の春を満喫、季節も良かったけどいい街だった
お昼過ぎ新幹線に乗って帰りましたが、明日から仕事の自分以外はそのままもっと西へ
実家で一泊して元気な姿をじいちゃんやばあちゃんに見せてくるそうでなにより …
さぁ、明日からまたがんばります!

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