青春の鐘 

2023-11-07 02:45:28 | 青春歌謡
舟木一夫


水色の空 鳴る鳴る鐘は
花いまひらく 大地の春よ
愛のきらめき 南風
悲しみは捨てたまえ 雪崩も消える
ああ 青春に 希望(のぞみ)あり

秘かにこころ寄せあうひとも
やがては遠く 別れるひとか
声を忍んで 泣くな 君
いつの日か 懐かしの思い出となる
ああ 青春に 憂いあり

太陽の下(もと) かげろうゆれて
巣立ちの鳥も あの森越える
君は微笑む 白椿
はげまして 慰めて 旅ゆく彼方
ああ 青春に 未来あり




映画「青春の鐘」が舟木の青春映画の最後にして「総決算」だったように、歌謡曲「青春の鐘」も、舟木の青春歌謡の最後にして「総決算」だったといって

よいでしょう。

「総決算」にふさわしく作詞はデビュー曲「高校三年生」以来舟木の青春歌謡路線を確立した丘灯至夫が手がけます。

詞も、「希望」「憂い」「未来」と、舟木らしい「あはれ」を含んだ青春讃歌。
 
とりわけ、一番の「水色の空」「大地の春」「南風」には、広々と開けた大地と天空、その間を吹きわたる大気の流れ、壮大なスケール感があります。

そのスケール感を、古関裕而が、交響曲も書いた作曲家らしく見事に表現しました。
 
映画の後半の舞台・新潟県長岡市は豪雪地帯。雪国の春先の空はまさしく淡く澄んだ「水色の空」。

「雪崩も消える」は戦後青春歌謡の模範にして丘の師匠でもある西條八十作詞「青い山脈」の「雪崩は消える」の本歌取り。

もちろん本歌取りの技法は本歌へのオマージュ、鐘(ベル)の音を聴きながら旅を行くのも「青い山脈」を踏襲しています。



「万博ID」登録開始 30日から大阪万博チケット販売

2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の入場チケットの前売販売を11月30日より開始する。これに先立ち、チケット購入に必要な「万博ID」を取得するための登録サイトを11月6日に開設した。(Impress Watch)


いやぁ、本当に2025年開催出来るんるんでしょうかねぇ。

まぁ、中止は出来ないでしょうから相当のリスクを抱え開催するんでしょうが、恐らく1年延期。

しかし、開催しても万博史上最も盛り上がらない「バンパク」になることだけは確か。

最も史上最高は、「盛り上がりがない」だけではなく「かけるお金」も断トツ。(笑)

このチグハグさが今の日本を象徴しているのかも知れません。


























































































































































 
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