さあ、今日は大根の種まきだと、張り切っていたらお客様がとのこと。自転車で来たらしい人がいる。だれだろうか、いぶかるいとまもなく、彼、ムラタカズシゲさんですか。と、わたし小学校で一緒だったナカジマです。その瞬間彼の白髪まだらの顔が、小学校時代の彼の顔にまたたくまにフラッシュバックした。おおぅ、ナカジマか。彼とはすぐ近所だった。彼は級長で少年野球(今どきのものとは違い、監督もコーチもいない自分たちで旗揚げした)のエースだった。ぼくはと言えば、劣等生の9番でライト(つまり守ってはトンネル、打っては三振)よく相手をしてくれたものだ、と今ならそう思える。が、その優等生についていけず、こちらはだんだんと落ちこぼれていくのだが。そんなことどもを彼が話すその当時の同級生の名前を、言われた瞬間にこちらのどこの引き出しにしまい込んであったものか、急に思い出している自分にびっくりである。小学校って54年前のことよ、こういうことって年月の問題じゃないんだなぁと、実感しました。
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