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いつでも君のこと好きだったよ

夏の夜の夢

2016-04-09 23:29:51 | 日記

 きょうは兵庫県立芸術文化センターで、メンデルスゾーン:劇音楽「夏の夜の夢」を観てきました。 

 

 最近は父もこういうイベントに来るようになって、両親と妹とひさしぶりの4人が揃いました。

 

 その前にヒンデミット「室内音楽第5番」(ヴィオラ協奏曲)の演奏があったのですが、なんだか拍子がとりにくく、マニアックな音楽で、ああいうのは好きな人は好きなんだろうなぁ。ヴィオラ奏者の東条慧さんのアンコールの曲がすごくて、これは技術を見せる、という感がありました。

 

 メインの劇音楽は妖精パックに扮した壇ふみさんが素晴らしく、音楽ともぴったりで楽しむことができました。 佐渡裕さんはユーモアを交えた語りで会場を盛り上げたりされていましたが、やっぱり指揮をしている姿はかっこよかったです。

 

 終わってからは妹が予約してくれていた居酒屋「豆助」でお豆腐を中心にしたほっこりしたお料理を食べました。

 

 母は自分の手帖にきょうの感想として、「梅のどあめがおいしかった」と書いていて、それは劇場で咳をしていた父に妹がさしだして、ついでに母と私ももらったものだったのですが、音楽の感想より梅のどあめのことを書いていたのがおもしろかったです。

 

 父は杖を家に忘れてきたことをしきりに後悔していましたが、妹が杖がわりに手をつないであげていたので、そのほうがよかったみたいでした。

 

 「きょうは由佳に手をつないでもらった」と言って嬉しそうでした。

 

 きっと音楽とか劇そのものより、私たちと出掛けることが楽しいんだろうな。 ふたりが元気でいてくれていることに安心できた一日でした。

 

 

 

 

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