ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

机の花

2016-04-18 23:36:25 | 日記

 今朝、出勤してタイムカードを押しているとき、同僚のYさんが近づいてきて、「Wさん、亡くなったの」

 

 ・・・・

 

 土曜日の朝、起きて来られなかったそうです。

 

 信じられなくて、全然実感がわかなくて。 Wさんは週に3日くらいの勤務形態だったので、席があいていても違和感がなく、普通のお休みの日のようです。

 

 お昼すぎに、部長に「ふじたさん、悪いけど花と花瓶を買ってきてくれるか」と言われて、ライフにお花を買いに行きました。

 

 ときどき、ライフのお花屋さんを覗いていたので、あそこにある、っていうことを知っていました。 ライフには果物売り場の横にかなり広いスペースで花売り場があり、花束を作ってもらったりすることもできます。 もちろん、セットされている小さな花束も売られています。 小さいめの「仏花」があって、一度はそれを買おうと思ったのですが、よく考えるとまだ仏さんになっておられないし、海外で仕事をされていたこともあったので、「洋風仏花」というかわいい感じのを買うことにしました。

 

 そこに花瓶はなくて、二階に行ってぐるりと回りましたが見当たらなかったので、お店の人にきいたら、やはり売っていないということでした。

 

 それで、少し大き目の安定した形のグラスを買いました。

 

 そんな小さな花束なのに、包みをあけるとちゃんと花が長持ちするような液体の薬もついていました。 少し丈が長かったので、茎を切り、買ってきたグラスに活けました。

 

 Wさんの席にお花を飾ると、急に悲しみがこみあげてきて泣きそうになって。

 

 家に帰ると部屋の中にもハゴロモジャスミンの香りが漂ってきて、ずっと前に亡くなった友達のことを思い出しました。 もう15年前です。 彼女が亡くなっても、彼女からもらった花は毎年花を咲かせて彼女を思い出させます。 

 

 Wさんのことも、親切にしていただいたことや、声や笑顔をずっと覚えていると思います。

 

 

コメント
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