ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

のんびりのような慌しいような

2016-04-03 19:09:59 | 日記

 きょうの予定は午後の義父母とのお買い物のみだったので、朝はゆっくりめに起きて、のんびり朝ごはん。

 

 心に余裕があると、少しずつたとえばお皿を選ぶにも普段より0.5秒くらい多めに時間をとることができます。

 

 ポットを選んだり、紅茶の葉っぱを選んだり。 カップもソーサーつきの赤い実のを選びました。

 

 ちょっとしたサラダを作って、ヨーグルトにも2種類のジャムをかけて。 休日らしい朝です。

 

 朝ごはんが済んでから、外の植物たちの見回り。 ガレージ裏の細い場所に植えたスノーフレーク。 葉っぱばっかり伸びてきて、今年はまったく咲かないつもりだろうか、と半分諦めていたら、葉っぱの間にすうっとまっすぐな茎が伸びているのを見つけました。 あら。 ひとつ、咲くかも。 そうおもってそのまわりの葉っぱもよく見ると、3本か4本茎が伸びている! いやーもうだめなのかなって思っていたよ。 えらいねぇ、こんな地味な場所で育つなんて、と褒める。

 

 それからチューリップの鉢を玄関前に移動させ、ゼラニウム3鉢は日当たりのいい場所へ移動。

 

 ハゴロモジャスミンの枯れた葉っぱや茎を回収して、家に入ると息子が起きてきました。 私が使っていたお皿を濯いで、ホットドッグを載せて出すと、

 

 「あ、きょうはいいお皿やな」

 「温泉卵食べる?」

 「うん。温泉卵みたら、永田先生思い出すな。 ちょうどいい状態の温泉卵を研究してつくってはったやん」

 「そうやね」

 

 私は「温泉卵が今朝もできました」という河野先生のちいさな声が聞こえるような気がします。息子も私もおふたりの様子は本や作品で知ったはずなのに、目に浮かんだり、聞こえてきたり、そのアイテムにまつわるエピソードや歌を思い出す。 そういう不思議な親子関係になったのは塔にいていろいろやらせてもらってきたおかげだなと思います。

 

 このあいだのお花見吟行会のときにも、お久しぶりのUさんに、「城陽で初校をやっていたとき、毎月きてくださっていましたね」と誰かが声をかけ、Uさんは「そうですねぇ、ふじたさんのお子さんも来られたことがありましたね、中学生のころでしたか」と、覚えていてくださって。

 

 私が塔に入ったのは息子が5歳のとき。 そこから16年の歳月を塔のもろもろの出来事や短歌や会員のひとたちといっしょに息子は大きくなってきたのだなぁとしみじみしました。

 

 夕方、オケの会議に出掛けた息子からメール。 20時24分に一旦家に戻って、ご飯を食べてからまた22時すぎに家を出るそうです。23時30分からアンサンブルの合わせ。 そのままどこかでご飯食べたらいいのに、って返事を書いたら、「携帯の充電器がないからとりあえず帰る」だそうです。 充電がなければ切ったまま過ごせばいいのに、って思うのは私が古い人間になってしまったせいかな。

 

 

 

 

コメント
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