ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

不自然

2014-06-10 23:39:48 | 日記

 最近、よくみかける紫陽花に似た花。なんていうんだろうと思っていました。紫陽花みたいだけど、とんがった咲き方をして、葉っぱが紫陽花らしくない。きのう調べてみたら「カシワバアジサイ」というらしい。なるほど。葉っぱが柏の葉みたいだからかな。

 

 実は、またこれが私のセンサーに引っかかるのです。そばにあると皮膚がぞわぞわします。紫陽花はまるいほうがいいなぁ。なんだか尖った紫陽花というのは、剣を突き付けられているようで怖いのでした。それから怖くはないけれど、にがてなものがまた増えました。サツキとか躑躅の、まるく刈りこまれたやつです。生垣とか、公園でこれは昔からよくみかけます。花が終わりかけのいまごろは、緑色の球体に赤いものがちらほら。たこやきではないですか!青のりと紅ショウガの組み合わせにそっくり。どうしてそのままにしておけばいいものを丸く刈りこむのでしょうね。花は咲いたまま刈られて、とても嫌だと思います。もともと躑躅はにがてですが、苦手なものでもかわいそうなものはかわいそうに思います。

 

 このあいだの金曜日は、10時半から文化パルクで映画「そして父になる」を観て、エンドロールも見ないで会場をあとにして山城歌会へ行きました。徒歩15分もあれば行けるはずなのに、住宅街をうろうろして迷っているうちに25分くらいかかりました。その途中でもたこやきのサツキを見かけました。

 

 山城歌会には2首出すのですが、1首はこのたこやきの歌を出しました。

 ・たこやきじゃないよと嘆く声のする躑躅の前を足早にゆく(6月山城歌会)

 

 参加者は12名。この歌にはいろんな解釈がでておもしろかったです。ひとりだけ、「これは躑躅になりかわって言ってるんじゃないか」と言ってくれた人があって、ほう!と思いましたが、躑躅がたこやきだという読みは出ませんでした。「あれがたこ焼きに見えるのはふじたさんだけですよー」と言われて、そうかなぁと思いました。帰って息子にきいたら、「ああ、あれたこやきみたいやもんな。でもまあわかるひとは少ないやろ」という厳しい意見だったので、月の詠草には入れませんでした。

 

 もう1首は

 ・極まりて水を生みたる空だから傘をささずに歩いて帰る(6月山城歌会)

 

 これは水の循環がどうのという論理的な読みがはじめに出されて、はぁぁ、、ときいていると、「なんだかわからないけど、受容の歌ですね。それをかっこつけて歌ってる」ここの歌会は読みがいろいろでるところがいいです。前評者にひきずられずに自分の意見をいいやすいのはいい雰囲気だと思います。

 

 いつもはみんなとゆっくり歩いて帰るのだけれど、4時にさっと出て、4時16分のJR城陽発に乗り、職場へ向かいました。6月から専務が交替されて、その歓送迎会があったのです。18時20分に先斗町のお店でということでしたが、行き慣れていないところなので、いったん職場へいってみんなと合流したのでした。鴨川沿いの「きた山本店」。お料理はおいしかったです。(なぜかこの時期に鱧しゃぶとうどんすき) 同年代6名で二次会へ。4月に来られた課長が55歳になったらミュージシャンになる、と熱く語っておられたのが印象的でした。

 

 きょうは、きのうに引き続き、会議のための資料作成。人数をかぞえたり、計算したり。住所の変更の通知、会費問い合わせの返事の手紙を書きました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする