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いつでも君のこと好きだったよ

現代歌人協会賞授賞式、ふらんす堂訪問

2014-06-27 23:12:17 | 日記

 きのうは大森静佳さん『てのひらを燃やす』の現代歌人協会賞の授賞式のお祝いに東京へ行きました。東京では最近同じホテルに泊まります。なのになかなか場所が覚えられません。また迷いそうだったので、東京駅からタクシーに乗りました。(ワンメーターでいきます)

 

  ホテルに着いたのが13時半。式は18時。うーん。早すぎたかなぁと思いながら、荷物だけでも預けようとしたところ、延長料金を払えば、もう部屋に入れてくれるとのこと。時間をつぶすにもお金かかるので、もう入ることにしました。まず、気になっていた手紙のお返事をゆっくり書いたあと、コンビニで切手を買って、たばこやさんのポストに投函しました。だんだんホテルの周辺はわかるようになってきたので便利です。部屋に戻ってもまだ15時。パジャマに着替えてアラームをセットして昼寝をしました。2時間(寝過ぎ?)寝たあと準備をして17時半にホテルを出て18時には学士会館に着きました。

 

  大森さんは着物姿で現れて、とてもすてきでした。塔以外の歌人もたくさん来られていて、懇親会では『白へ』を大切にしているという方とお話できて感激しました。私の童話と歌をカルチャーで紹介してくださったそうです。面識もなかったのに、そういうこともあるのだなぁと驚きました。二次会には若い人も来られて、いろんな年代の人と話ができて楽しかったです。

 

  きょうはずっと行きたかったふらんす堂へ行きました。いろんな電車を乗り継いで行かないといけなくて、かなり不安でしたが、何度も乗ったり降りたりしながら11時くらいにようやくつきました。社長の山岡さんは想像どおりのすてきな方で、『白へ』の装幀をしてくださった和兎さんも美しくておしゃれな感じの人でした。スタッフの人も紹介していただいて、本の反響についても少し伺えてよかったです。山岡さんと短歌の話をしたあと、周辺の安藤忠雄タウンを散策して、駅まで送ってもらいました。桜の話、京都の話、なんだか昔からの知り合いのように気さくにお話してくださって、楽しいひとときを過ごしました。お忙しいのに時間を作ってくださってありがたいなぁと思いました。

 

 それから、池袋のジュンク堂へ挨拶に行きました。ちょうど塔の復刻版の問い合わせをいただいていたので、担当者の方に直接お話しをしました。詩歌のコーナーと新刊コーナーの棚に私の本があるのを確認したあと、友達の錦見映理子さんと待ち合わせ。(前日も大森さんの二次会で会ったのですが)東京駅へ移動して、偶然みつけたおしゃれなお店でお茶を飲みました。ケーキの名前(フルーツ名)をきいたのですが、難しくてすぐに忘れてしまいました。今度はちゃんとメモをしよう。。

 

 錦見さんは優等生で、なんでもきちっと完璧にやらないといけないと思うそうです。私はだらんだらんタイプなので、ベストをつくせばいいんじゃないのかな(しかもそのベストのハードルが低い)とすぐに流されてしまいます。できなかったらどうするの? ときかれて、「寝る」というと、すごく笑われました。そういう私を非難せずにおもしろがってくれるので、友達でいられるのかもしれません。

 

 とにかく、とても楽しくて充実した2日間でした。これでしばらくはがんばれそうです。お世話になったみなさん、どうもありがとうございました。

 

コメント
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