ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

はりきり

2014-06-11 21:00:03 | 日記

 このあいだ、妹と話をしていて、自分は普通にしているのに「いつもはりきってるね」と言われる、という姉妹共通項に気づきました。特に私は突っ走る傾向があって、昔から力の抜き加減とか調節ができずにやりすぎてしまうことがよくあったのです。

 

 「ひたむき」、といえばなんだか涙ぐましい感じがするのですが、「はりきってる」、と言われると、気恥ずかしいように思えてきます。体力も衰えてきたことだし、年齢を重ねると「ひたむき」と言われることはないだろうし、「はりきり」はカッコ悪いことなのかもしれない、と最近は思うようになっていました。

 

 ここの前のブログが閉鎖になって、書いた日記を移行しながら10年前の日記を読みました。同じような時期。塔の全国大会のチラシをせっせと配っています。ひたむきとか、はりきりとか、そんなこと関係なく、ただ「たくさんの人に来てもらって成功させたい」という思いでいっぱいだった自分を思い出して、そうだ、そうだわ、と思いました。下に転載します。

 

2004/7/9 (Fri) 地元歌会の協力

 私は塔以外の知り合いの歌人が本当に少ない。地元の短歌会のメンバーに今回も頼りっぱなし。きのうはA氏が町内会長にかけあって町内の掲示板にチラシを貼るようにしてくださったり、知り合いの地元歌人やカルチャーをしている知人にチラシを配ってくださったり。「このひとと、このひとには藤田さんから送ったほうがいいわ」といわれるがまま、はいはいと送る段取りをする。

 短歌人所属のH氏はHPの管理人の西王さんに連絡をとってみて載せてもらったら?とか、藤原龍一郎さんがこの土曜日に東京歌会へ行くはずだから、20枚速達で送って頼んでおいたよとか。すごいフットワークで協力してくださっている。
 そんなこと頼んでいいのかなぁと躊躇するが、さすがに所属40年。大丈夫、きっと配ってくれるよという。今朝あつかましくチラシを送らせてもらいましたというメールを書いたら、夜に藤原さんから、「あしたの東京歌会で配ってきます」というメールがきていた。「自分の掲示板にもいま書いておきました」とのこと。
 結社が違うのに短歌人の懐の深さに感激してしまった。短歌人のHPをチェックしたら、西王さんも「ぜひ、宝ケ池へ」と書いてくださっている。
 ほんとうに嬉しい。いい大会になると思う。

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 今年はあれからちょうど10年。60周年記念の大会です。内容はこんな感じです。

 

塔 周年記念全国大会

8月23日 土


京都 新・都ホテル 60周年記念講演 明確と曖昧のはざま 高野公彦
鼎談 言葉の危険的状況をめぐって 鷲田清一 × 内田樹 × 永田和宏

開場 12:00 /開演 13:00

開会挨拶 永田和宏         13:00

講演   高野公彦         13:10
鼎談 鷲田清一 × 内田樹 × 永田和宏 14:50
閉会挨拶 栗木京子         16:50

会場 新・都ホテル JR 京都駅 八条口より徒歩 5 分

     〒601-8412 京都市南区西九条院町 17
     TEL(075)661-7111
会費 一般 2,000円 / 学生 1,000 円(学生証をお持ち下さい)

 
ネット申し込みのほうももうすぐ開始。はじまったらまたここでお知らせします。

 

 一昨年の大阪も、55周年の京都にも来場してくださったSさんに電話したら、「近畿圏なら50枚くらい配る先があるからチラシ送ってもらっていいですよ」と言ってくださいました。塔以外の歌人の知り合いも増えているのに、やはり頼るのは地元。ほんとうにありがたいことだと思います。あさっての初校作業でもみなさんに持って帰ってもらう手配をしました。今年もたくさんの人が来てくださいますように。

 

コメント
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