春江のメモ用紙

楽しく節約、なるべく捨てず、売る断捨離。
エコロジーを目指す、私のシンプルライフ。
ほんの少しですがご紹介します。

地下鉄の車内であの名曲が・・・・

2017年05月06日 | 記録
地下鉄の車内で作った曲もいくつかあります。
会社に行く途中に乗客とこんな話になりました。

男性:曲作れるんだよね?
春江:作ってるけど、いい曲ってなかなかできないですね。
   仕事中に電話かかってきて、ストレス発散みたいにやっちゃうから
男性:作りだめしてるわけじゃないの?
春江:全部受注生産です。
男性:じゃなんか作ってみてよ。
春江:なんかお題ください。
男性:ナンバーワン
春江:ナンバーワン。はは。

ナンバーワンにならなくてもいい
もともと特別なオンリーワン

花屋の店先に並んだ
いろんな花を見ていた
人それぞれ好みはあるけど
どれもみんなきれいだね
この中で誰が一番だなんて
争うこともしないで
バケツの中誇らしげに
しゃんと胸を張っている

それなのに僕ら人間は
どうしてこうも比べたがる?
ひとりひとり違うのにその中で
一番になりたがる?

そうさ僕らは
世界に一つだけの花
ひとりひとり違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい

男性:それはいい曲だね
春江:聞き方の問題だと思いますよ。受注生産なんだから
男性:それ誰に歌わせるの?
春江:キンキがいいな
男性:SMAPだよ
春江:あーそうか。SMAPたくさん作ったからもう作りたくないんだけど。
でもSMAPっぽい曲になっちゃいましたね

という流れで生まれた曲です。
皆さんが好いてくださって嬉しいです。
最初は、なんであんな当たり前の曲が売れるんだろうって思ってました。
SMAPが歌うと説得力があったんですね。

生意気だった光一くん

2017年05月06日 | 記録
光一:曲作ってくださいよ
春江:売れる曲といい曲どっちがいい?
光一:当たり前に両方ですよ

春江:
雨が躍るバスストップ
君は誰かに抱かれ
立ちすくむ僕のこと見ないふりした

指に光る指輪
そんな小さな石で
未来ごと 売り渡す 君が哀しい

ぼくの心は ひび割れたビー玉さ
のぞき込めば君が さかさまに映る

Stay with me
硝子の少年時代の
破片が胸へと突き刺さる
舗道の空き缶蹴とばし
バスの窓の君に 背を向ける

光一:この曲が売れますか
春江:これは金色夜叉だから絶対売れるよ
光一:金色夜叉
春江:
ねえ、宮さん、よく覚えておおき。
一月十七日だ。
来年の今月今夜、貫一はどこでこの月を見るのだか。
来年の今月今夜、再来年の今月今夜、十年後の今月今夜、
きっと貫一の涙で月を曇らしてみせるから、もし月が曇ったならば、
貫一は今夜もお前を恨んで、今日のように泣いていると思ってくれ。

ってやつ。

光一:・・・・・・。
春江:これ昔の連載で大ヒットしたの。お昼にやってるドラマあるじゃない。あんな感じ。尾崎紅葉。
光一:へー。
春江:いい曲と売れる曲って両立しないもんなんだけど、これはたぶん大丈夫だと思うよ。

という、光一くんって生意気だったなーと懐かしい一曲です。

WOMANの秘密

2017年05月06日 | 記録
薬師丸ひろ子:WOMAN
12歳くらいのとき、33歳の自分の声が聞こえてきたことがあります。
「誰?」と言ったのかな、そしたら「私はベッドに横たわっているだけ」とその声が答えたの。
で、未来の私はたぶんひとり暮らしをするんだ、そしてベッドのある生活をするのだ、と思ったの。
で、何をしたかっていうと、曲にそれをこめました。それがWOMANです。

これ、Wの悲劇という映画の主題歌ですよね。
で、映画は男に付きまとわれる女の話らしいんですよ。(まだ見てない私!)
で、曲は女が男にすがるんですよ。
歌詞を書くと。

******************

もう行かないで そばにいて
窓の外で 腕を組んで
雪のような 星が降るわ 素敵ね
もう愛せないと 言うのなら
友達でも 構わないわ
強がっても ふるえるのよ 声が
ああ 時の河を渡る船に オールはない
流されてく 横たわった 髪に胸に
降り積もるわ 星のかけら

******************

なんですよ。
小沢くんに「いつの間にか横たわってる曲」と笑われました。
だから、そういうことなんですよ。私の曲なんですよ。

33歳のときに子供の自分とつながって、確かにあの時つながった、と当時の記憶がよみがえりました。
自分の名前や歳は言わなかったのに、よく子供の自分は理解できたなあって思います。
それくらい一瞬のことでした。