さて、カメラ三脚へ取り付けるための変換アダプタが土曜日にローソンに届いた。
郵便封筒だったのでこれなら自宅ポスト投函でよかったかも。
これで水平儀を使う準備も整ったので懸案の水平台作業を開始する。
いやここまでをダラダラと1ケ月近く引っ張ってしまって情けない。
激しい土木工事が待っているので筋トレ系は省略しても良いと思い裏山へは登らず作業を開始した。
ステップの3面図からタイヤ間の距離を得て、水糸を2本引いてブロック位置を決定、ペイントで枠を書いてみた。
とにかく確実に目視で確認しないと気持ち悪いし自分が信じられないので、一ステップごと確認しながらの作業とした。
ブロックの高低差を測ろうと2*材をブロック上に置き水平儀を実戦投入した。
三脚を使ってみたがなかなか機械自体の水平を出すのが難しい。
水平儀の気泡を中央ドンピシャに合わせたつもりであるが、センサーがピーピー違うという。
どうも水平儀自体の自己矛盾のようだ。この辺りが安い所以かも。(気泡水準器の微調整が必要みたいだ)
まず、前後輪の間は2.55mあるのでクランプで2*材2本を接合して直線を作る。
天気はかなり明るい曇天。レーザーラインはほとんど見えないが、高輝度点は見つかる。
高輝度点を移動させて大体のブロックの水平を見てみた。
一番前面に横向きに置いた材は、すごく左が高く感じられるがこれでも水平である。左を5cmほど嵩上げしてある。
電子機器も信用できないので、このラインについては水管を使って検証もしたが、これで水平だった。
実は写真をよく観察すると、正面にある家の玄関にはほぼ平行なのが判る。(カメラが24mmと広角なのでヒズミも映り込んでいるとは思う)
とにかく周囲が傾いたラインばっかりなのでどれが正しい水平なのか全くわからない。
相互の高低差が大体わかったので、穴掘りを開始。
アドバイザーSmz氏曰く「サンダーにダイヤモンドカッター付けて切れ」と言っていたが、今回はハンマーとくぎ抜きで挑戦
予想ではアスファルトが5cm、その下にバラスである。
一か所目はかなり凹んで劣化が激しく割と簡単に穴が空いた。
実はここは60年の排水マスがあった場所。
敷地内あちこちにこんな凹みがある。整地がいい加減なんだろう。
井戸を塞ぐ作業なんて超いい加減なのを目視している・・・
カーポートのない場所は劣化していて比較的穴が開け易かったが、ポートの下は劣化が無くとんでもなく固かった。
試行錯誤の結果の手順は、
1 ハンマーが滑った時に手を叩くので、クランプで挟んで釘抜きを保持する
2 穴を開けようとする場所をハンマーで直接叩く
3 カイーンという音が鈍いドンドンになるまで地下の組成をハンマーで破壊する
4 周囲14か所程度にバールを打ち込んで穴を開ける
5 重い石であけた穴に従ってどつきまわす(穴と穴の間をハンマーで組織破壊も可)
6 クワを使ってアスファルトを剥がし穴を完成させる(小石が飛び散るので防護メガネなどが必須)
7 バラスを入れてブロックで叩いて均す
8 砂を入れてブロックで均す
9 ステップのタイヤ空気圧を調整
10 車を何度も乗せて沈下させ、基礎を安定させる
11 水平儀とレベル合わせの棒(段ボールで自立する塔を自作)を使って砂の厚さを調整しブロック天のツラを合わせる
たまたまここは水平なようで・・・
これだけずれているから惑わされるんだよなあ・・
こちらも結構、高さに差があります。
12 雨が降った後には再調整かな
13 長期間使わなかった場合は再度高さ調整を実施(コンクリで台を固定したいところだが経年変化が起きると思う)
本日は1~8までで時間切れとなった。
工事が終わり撤去完了したのは開始から約6時間。
以前から感じていたが「自分のカンを信用するととんでもないことになる」というのが結論であった。
使った100均の金槌(200円か300円でしたが)はラバー部が完全に破壊された。
釘抜も悲惨な有様だがさすが国産!
100均のハンマーの本体は丈夫だったので接着剤でラバーをくっつけて簀巻きにして、まだまだ使います。
とにかく今日は達成感が半端ではなかった。
が、翌朝は全身激筋肉痛でありました。(翌日起きるんだから、まだ若い!)
今週中に水平出し完了して、来週からは根太+床張りじゃ。