会社帰りに久しぶりに本屋へ寄り、大人の科学の棚で「ポケットミク」5000円を今だけ999円特価で発見。
なにやらオモチャっぽい付録が付いているが、これでミクが歌うのか?とネット検索するとUSB接続すれば立派なシンセサイザー(古っ!)として使えるようになるとあったので、迷わず購入。
「MIDIの1chがeVocaloidによる歌声で、2~16chがXG音源という構成可能。かつては1台5万円以上したXG音源が、こんなコンパクトになって、しかもボーカロイドとセットになってしまった。ちなみにXG音源部分の同時発音数は63音とのことです。」
http://www.dtmstation.com/archives/51876588.html
電池を入れてみると何やら聞き取りにくいがサクラサクラとかホタルノヒカリなどと歌っている。PC版と同等の明瞭な発音ではないが、たった999円でそこまでを求めるわけにはいきません。
2014年にこの製品が5000円で発売されたこと自体「すごい快挙」だったらしい。
不良在庫だと疑っていたが2年半で更なる拡販を目指して999円販売に踏み切ったようだ。
30年前にASCIIの記事を見てYAMAHAの音源ワンチップICを買いハンダ付けし、プリンタポートに繋ぎ、かすかな音で「カリオストロの城」を聞いて感動したのを思い出す。
それまではBeep音による音楽しかなかったPC8001に音楽が加わった歴史的な日(昭和60年頃)であった。
しかし少し触って、本体だけでは思ったように歌わせるのは至難の業であることに気付いた。
なんといっても、本体には鍵盤と5個の声(規定値で「あいうえお」)しかボタンがない。
「あいうえお」だけで構成された歌であれば何とか歌わせることができるが実際はそうはいかない。
「あ」を押して「ド」のキーをタッチペンで触る。
「い」を押して「レ」のキーをタッチペンで触る。
「う」を押して「ミ」のキーをタッチペンで触る。
こんな感じだ・・・
DTMソフトから歌わせる場合は、直前に「F0 43 79 09 11 0A 00 ** F7」というエクスクルーシブデータを送るらしい。**の部分に「あ」とかの16進コードを入れる。
その後、音を鳴らすと送った文字で歌う。ということらしい。
「毎回これを送るのが面倒だ」という話である。
まあ、2年前ですから今は改善されているはず。
クロームからネット上のサイトへアクセスすると、MIDI音源と連動して演奏もできるサービスも提供されているがWindows10は対応していないのか、ポケットミクのデバイスが認識されなかった。
「Windows8以降は「MIDIマッパー」が削除されている」ことが原因なの?
http://blawat2015.no-ip.com/~mieki256/diary/201607051.html
調べてみるとフリーのシーケンサ「Domino」等と組み合わせると、ポケットミクの内蔵音源で演奏もできるようだ。
ネット演奏はすっ飛ばしてDominoで始めてみようかとも思うが、DTM分野は全くチンプンカンプンで前途多難です。
ここにウエブアプリの説明が