A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

2008-07-20 | スポーツ
母校は苦しみながらも何とか勝利をものにしましたが、

あと一歩でAシードを破って勝利をものに出来た対戦相手校のレギュラーは

芝のような草の上に膝をつき頭を下げ、人目もはばからず泣いていました。

しばらくしてキャプテンが「もう泣くな!胸張れよ!!」と声を掛けると

力無く立ち上がり整列し始めたのです。

そこに我が母校の選手たちを乗せたスクールバスと父母会を乗せたバスが横切ると

対戦相手校の応援生徒やチアが拍手を送ってくれました。

胸が熱くなりました。

涙腺の弱い私は目頭も熱くなりました。

キャプテンは応援してくれたチアや吹奏楽の生徒に胸を張って挨拶をしていました。

チアリーダーもまた、挨拶をしていましたが、涙で声が聞こえませんでした。

この西の大会で頂点に立つのはただ1校のみ。

そして甲子園に行っても頂点に立つのはただ1校のみ。

どの高校もいつかは悔し涙を流します。

しかし、それだけ胸を熱くし、真剣にさせ、涙を流せるのも、そうないと思います。

その真剣な姿が見たいから僕はこうして球場に足を運ぶのだと・・・思います。



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