A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

お盆に国際交流

2010-08-15 | エッセイ
今日、従妹がフィアンセを連れてお墓参りにきました。
従妹がお墓参りに来たのは昨年以来になるのですが、フィアンセが家に来たのを本人に確認すると「5、6年前」とのこと。
「5、6年前」は冬に来たので英語で「日本の冬は韓国の春の気温と同じですね」と言っていたのを思い出しました。
当時はハングルと英語以外は話さなかったのですが、今日久しぶりに会うとかなり日本語が上達していました。
それと「5、6年前」に比べ雰囲気が日本人に似た感じを受けました。
仕事が貿易関係なので明後日は神戸、その後シドニー、にヨルダンなどへ出張で忙しいと話していました。

お墓参りを終え、家で両親を交えて食事をしながら日韓の国際交流を開始 笑。
昨日、放送していたNHKの“日本の、これから日韓”の話題で“ああそう、あ、これ違う”なんて言いながら楽しく会話が盛り上がりました。

“日本の、これから日韓”の世論調査の結果、日本人の韓国に対する好き嫌い割合は好き(どちらかといえば好きも含む)が62%で嫌い(どちらかといえば嫌いも含む)が25%に対して韓国人が日本に対する好き嫌い割合は好き(どちらかといえば好きも含む)が28%で嫌い(どちらかといえば嫌いも含む)が71%という数字が出ていたことは少し驚きでしたね。
ゲストの京都大学准教授小倉紀蔵先生は「この結果は私は全然驚きではないんですね。世論調査はいい結果が出たなと思っているんですね私としてはね・・・。それはどういうことかというと韓国の人達のものの考え方をもうちょっと考えましょうというそういうことなんですね。歴史の事実を知るっていうことは非常に重要です。これはどっかで習うわけですね。あるいは自分で主体的に本を読んだりするわけですね。その他に我々が今、やらなくちゃならないのはなぜ韓国人はこう考えるのか?日本の文化好きなのになぜ70数パーセントの人達が嫌いと言っているのか、そこを考えるっていうことが重要なんですね。そういうプロセスにもう我々は入っている」と話していましたが正直、僕自身も日本がした歴史の事実をなんとなくしか分かっていません。

しかしこういう話は家ではしませんでした。

韓国はかなり厳しい競争社会ですが、韓国の非正規雇用者の割合がおよそ50%ということにも驚きました。
従妹のフィアンセ曰く「韓国はみんながサムソンやLGのような一流企業に入ろうとしているのでいまでは僕が以前勤めていた田舎の中小企業に人がいない状態です」と話していました。
日本も大変ですが、韓国もほんとに大変ですね。

彼に日本で受けたカルチャーショックは何か?と質問すると「スーパー銭湯でお風呂を掃除している人が男風呂なのに女性が掃除していたこと」だと。
韓国のチムジルバンは男風呂は男性、女風呂は女性が掃除するということで国が違うとやはり文化も違うと実感したようでした。

僕が韓国人で受けたカルチャーショックは酒を飲むときにグラスを片手で隠して横を向きながら飲む仕草でした。
年上の人の前でする仕草なのですが、5、6年前従妹が家に連れてきた韓国語の先生がしたこの仕草を初めて見たとき「いったい何をしているんだろう?」と驚きを隠せない状態でした。

そんなことや、そのほかいろいろなことを話したあと2人は家へ戻って行きました。

従妹は「まさか韓国の人と結婚するとは思わなかった」と話していましたが、お互いに話し合いをし10月に結婚式をあげ日本で家も購入したということでこれからも2人幸せに生活して貰いたいですね。



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