A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

ぼくと空港と本

2009-07-30 | 旅行エッセイ
新刊が出てすぐに購入したハードカバーの本を今まで読んでいなかったので「今日読んでみようかな」っと思った。

さて、どこでこの本を読もうか?と思ったぼくは空港に行くことにした。

僕はよく本を購入してはすぐに読まず、しばらく経ってから読むくせがありハードカバーを買っておきながら、文庫本を買ってそれを読むということもしてしまう。
本を読む方で今まで文庫本は買ってもハードカバーを買ったことがないという方もいるというのに・・・。

今日、そのハードカバーを読みたいと思い成田空港まで来た。
旅をするために空港に来たわけではなく、本を読むために空港へ。

沢木耕太郎さんの「旅する力」。
旅に関する本は旅先やそれに関連した場所で読むと気持ちよく読める。
とても興味深く、周りのこれから旅をしようとする人々の会話をBGMに時間を忘れ、この本を読んだ。

僕が初めて海外に行った場所はハワイ。
叔父家族に同伴させて貰い初めて行ったのだが、従姉妹は思春期だったせいか僕は完全に“しかと”される存在だった。
そんな従姉妹とも今では一緒に食事をするようになり、海外の話をする仲に。

そのハワイから最近はよく東南アジアを中心にシンガポールや韓国によく行くようになった。
東南アジアを旅するようになったのはやはり沢木耕太郎さんや東南アジアを旅した人々の本の影響が強い。
しかし、この本にも記されているように旅は病だと思えることもある。

空港に来て思うことは、そこは必ずしも旅をするために行くところではなく、普通にデパートや百貨店に行くようなところのようにぼくには思えるということ。
ちょっと入るのに検問があるけれど・・・。

この本を空港で読んでいるとまた旅がしたくなってしまった。



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