まだ青い梅でも、置いてあるだけで部屋中良い香りが漂います。
追熟させる時はベッドサイドに置くと、素敵な梅アロマで良い夢がみられそうな気がします。
梅酒や梅干しを作る時に傷があるものをはじき、それらを集めてジャムにします。
完熟梅を30分水に浸し、竹串でヘタを取る。
ほうろう鍋(あれば)に水と梅を弱火にかけ、手を入れて熱すぎない温度でゆで、これをもう一度繰り返す。
梅を鍋に戻し、梅と同量の砂糖を加えてこまめにアクを取りながら弱火で煮るだけ。
厚手のキッチンペーパーをかぶせて煮ると、ペーパーがアクを吸着してくれるので、便利ですよ。
煮崩れて現れた種は、ぜひ捨てないで保存して。
まだ温かい内に口に放り込めるのは作り手の特権。
甘酸っぱくて何とも美味。
果肉が少し残る種を煮物に入れると、風味が立って粋な一皿になります。
私の好きな梅ジャムの食べ方は、ジャムがまだ熱いうちに、カリッとトースしたパンにバターと一緒にたっぷりのせる!
梅の甘酸っぱさと香り、バターの芳醇な塩気とコクがベストマリアージュです。