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こんにちは!
京都の昆布大使、昆布料理研究家の岩佐優です。
初夏を思わせるような爽やかな連休も終わりました。
庭の手入れをしたり、近所をブラブラしたりと
毎年の連休の過ごしかたでした。
そして気がかりなのが箱根ですね。
3.11以降日本列島は大きな変化が有るようです。
このまま何事もなく静まってくれると良いのですが。
5月のレポートです。
どうぞ、宜しくお願い致します。
【塩こんぶ[無限]天丼】です。
・岩佐優
・京都市
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京都の祇園に「千花(ちはな)」という割烹があります。
カウンターとテーブル席が一つあるだけの小さな店で、
今は息子さんの代になっていますが、
亡くなった先代は、日本を代表する創作料理の第一人者でした。
バブルの全盛期には、
食べて飲んで一人7万円ぐらいの超高級割烹でもあります。
近年のミシュランでも三ツ星です。
もう25年以上前のことになりますが、
商売を始めて5年ぐらいたったころ、
究極の美味とはどんなものか知りたくて、
その「千花」さんへうかがったことがありました。
カウンターでお客さんの相手をしながら料理をなさっていましたが
全身からほとばしる気迫は、恐ろしいものがありました。
こんな人を見るのは初めてであったし、
一流とは、こういうものであることをはじめて知りました。
ちなみに、ボキューズだったか、ロブションだったか
フランスの三ツ星超有名シェフも、
十数年お忍びで通っていたのだそうです
・・と、先代のおやじさんが教えてくれました。
写真のお刺身。
鯛とトロ。
右下は、名物の「塩昆布」。
これで鯛をいただきます。
一方、戦後で私がまだ幼かった頃、
食材が乏しく、いつもお腹を空かせていた時にイモづるの
「塩昆布炒め」を食べたのを覚えています。
さっと熱湯をくぐらせて1時間程度水にさらして
小さく切ったイモづるを塩昆布と一緒に炒めたのでしょう。
イモづるの味はちょっぴりほろ苦く、
お腹を空かせていたはるか遠い昔の思い出の味がします。
あの幼い日にイモづるがなかったら生きていなかったかもしれません。
命をつないでくれたイモづるに感謝しながら「塩こんぶを使った料理」です。
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昆布会社様用の特化・昆布料理レシピ
【塩こんぶ[無限]天丼】
今日は「塩こんぶ」を使った究極のシンプル天丼です。
無限の可能性の食材は未知の料理になるでしょう!!
最初にベースになる天丼の手順を説明いたします。
「塩こんぶ」のもつ深い味わいの昆布の味が
お湯をかけることで一層ひきたちます。
さらに油の相乗効果で食べたあとの余韻がまた格別です。
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塩こんぶ[無限 ]天丼
材料
塩こんぶ 5g
お湯 70cc
濃い口醤油 5cc
白ごはん 150g
(お好みで!その場合は天汁を増やしてください)
焼き海苔 3切りを2枚
天ぷら粉 適宜
分量外
材料とは別に・揚げ油・小麦粉(ふり粉用)
作り方
①塩こんぶ5gを「掬い網」に入れ、熱湯70ccを上から注ぐ。
②①の濾したお湯を鍋に入れ5ccの濃い口醤油を加え温める。(天つゆ)
③お湯をかけたくらこん塩こんぶをキッチンペーパーで水分を拭き取る。
④③の塩こんぶに分量外の小麦粉を振り、溶いた天ぷら粉をからめる。
⑤180℃に熱した分量外の揚げ油で塩こんぶをばらしながら
さくっと揚げる。
⑥丼に熱々の白ごはんをよそい、天つゆを半量かけ、焼き海苔をのせる。
⑦その上に揚げた塩こんぶを乗せ残った天つゆをかけて完成です!
合わせる材料がなくても「塩こんぶ」のかき揚げを
のせただけのプレーンでも、本当においしい天丼です。
皆さんのお好みで材料の具を追加するとか、
冷蔵庫の残り物の材料を合わせるだけで
びっくりする天丼になると思います。
私が「塩こんぶ」を使い何回も試食をしたレシピですので、
材料の量はこれでまちがいありません(笑!)
どうぞ、お試しになってください!
ゆったり、ほっこり♪
昆布大使・岩佐 優


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一人ひとりの人間力をベースにした
おいしさを提供しています。
こだわりの旨さを通じた、家族の団欒づくり
*お客様への約束*
家庭で大切なお客様をもてなすような親切心でお客様に接し、
食べる前から美味しい店で、
心のこもった料理を、召し上がって頂きます。
それによって、お客様に喜び、元気、
ささやかな感動を提供することを、約束します。
昆布大使・巻寿司大使・岩佐 優