alminaさんのブログでの好印象な記事に背中を押され、Ventz社エアインテークを購入してしまいました。早速、
房総隧道巡りの第2弾の際に装着してみたので、その使用感と効果についてお伝えしたいと思います。
何よりもalminaさんも不満点として挙げていた、着脱のし難さ(し易さ)が最も気になるところです。管理人は盛夏限定で、空冷ジャケットFPとの組み合わせで使用することを前提としていましたが、結果から言うと、空冷ジャケットFPへの着脱は全く苦になりませんでした。

<空冷ジャケットFPへと装着したところ>
改めて空冷ジャケットFPの袖口の生地厚を見てみると、思ったよりもぺらぺらで薄く、狙ったところへすんなりとクリップを通すことができました。
とここまで書いて、或る疑問が浮かんできました。他のジャケットへの装着は容易にできるのでしょうか。管理人が所有しているジャケットの内、エアインテークを装着する可能性のある、メッシュジャケットと3シーズンジャケットへ装着してみることにします。先ずは、メッシュジャケットから。

<メッシュジャケットへと装着>
このメッシュジャケットはファスナーで袖口が大きく開口することに加え、袖口の生地厚が薄く、またしてもすんなりと装着できました。続いて、3シーズンジャケットです。

<ご覧の通り、3シーズンジャケットへも装着できました>
この3シーズンジャケットの袖口はベルクロで調整はできるようになってはいるものの、開口度を最大にしても余り余裕は無く、装着に少々梃子摺りました。袖口の生地厚自体は前2つのジャケットよりは厚めですが、装着に苦労する程ではありません。alminaさんは「街乗りでは絶対使わない」と書かれていましたが、この3シーズンジャケットに関して言えば、管理人も同感ですね。まあ、このジャケットを街乗りで使うことは無いですが…。
結局、エアインテークの着脱のし易さを左右するのは袖口の生地厚と袖口の最大開口度の2点であることが判明しました。Ventz社エアインテークの購入を考えている方はこの2点を確認してみると良いかも知れません。
それでは愈々、実際に装着しての使用感について述べたいと思いますが、初めに申し上げておくと、今回の遠乗りで試すことができたのは空冷ジャケットFPだけです。悪しからずご了承下さい。他の2つのジャケットについても、何れは検証してみたいと思っています。
エアインテークを装着した状態での違和感は殆どありません。その内、その存在自体を忘れてしまいます。但し、腕時計をする方は外した方が良いでしょう。
次に、エアインテークを装着したまま、空冷ジャケットFPに内蔵されている小型換気扇を作動させてみます。普通に腰回りから空気が入って背中を通り、首周りから抜けていくのはエアインテークを装着していない時と同様ですね。
空冷ジャケットFPの小型換気扇を作動させたまま走り出してみると、40km/h辺りで袖口から入ってくる空気が感じられるようになります。但し、alminaさんのように背中では感じず、効果の殆ど全ては両腕(前腕で9割、上腕で1割位の比率でしょうか)で感じられました。そして、この感覚は小型換気扇の作動の有無に拘わらず、同様でした。つまり、エアインテークを装着して40km/h以上で走行していれば、走行風を袖口から確実に導入できるということです。その効果は想像していた以上ですね。購入する価値は充分にあると思います。
追加記事:後日、このエアインテークを今度はメッシュジャケットへと装着して、実際に走行してみました。40km/h辺りで前腕と側胸部を空気が通過するのが分かります。そして、帰路はエアインテークを外して走行したところ、…同様でした。やはり、当初の想像通り、メッシュジャケットへの装着は無意味なようです。

VENTZベンツ/エアーインテーク