ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「TDR125:千波」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

月山・鳥海山ツー(最終日)

2007-10-31 23:51:22 | 遠乗り道中記(「千早」編)
昨夜は結構冷えました。シュラフカバーを使用したのは、購入してから初めてのことです。寒くて目が覚めたという訳ではありませんが、朝5:00前には起床。テントから顔を出すと、東の空が薄赤く染まっていました。



<美しい朝焼けと日の出>

そう言えば、テントサイトを撮影するのを忘れていました。ご覧のように、キャンプ場のすぐ前が滑走路。眼前でジェット機が離発着する様は、本当に迫力があります。


<滑走路を望む特等席!>

朝食を摂ったり、撤収の準備をしたりしている間にも、2機の飛行機が相次いで離陸・着陸。



<朝陽に機体を煌かせながら、飛び去っていきました>

<こちらは小型機、主翼先端が恰好良いです>

荷物を「千早」へと積み込み、出発の準備も完了です。実は、ここでI氏とはお別れ。私は1人で千葉へと帰還(涙)、I氏はそのまま北上して北海道ツーを楽しむそうです。羨ましい・・・。

さて、千葉までは結構距離があるので、高速道路主体の移動となります。先ずは、庄内空港ICから湯殿山ICへ。ここから月山ICまでは高速道路が通っていないので下道を走行することになりますが、今回は往路とは異なる新道の方を選択。・・・想像通りの道でした(笑)。

月山ICから再び山形道へと復帰したら、東北道は村田ICで降り、近くの白鳥神社へ。ここへはツーリングマップルに載っている樹齢1300年の蛇藤を見に立ち寄ったのですが、期せずしてそれ以外の巨木とも出会えました。


<赤い欄干の橋を渡り、鳥居を潜ると・・・>

<長ーい蛇藤が参道を横切っていました>

<大欅に・・・>

<大銀杏。巨木のオンパレードです>

白鳥神社を後にしたら、表情豊かな県道25号で東進。目指すは阿武隈川の河口です。河口に架かる亘理(わたり)大橋を渡ったら、道を一旦外れます。


<亘理大橋と「千早」>

<橋の下を潜って・・・>

<眼前に広がる河口は、やはり広大でした!>

続いて、国道6号と並行して走る県道38号で南下します。途中の海岸では、テトラポッドに当たって砕ける波濤を背景に記念撮影。


<某映画会社のオープニングを想像して下さい(笑)>

目指すは、帰路で最大の目的地である松川浦です。ツーリングマップルでその地形を目の当りにした際、志賀島に続く海の中道を想起させられ、是非走ってみたいと思いました。


<巨大で美しい松川浦大橋>

<鵜の尾埼灯台下の短い隧道を抜ければ、松川浦は直ぐです>

両脇が海(正確には、片側は潟湖と呼ばれる塩水湖)の只中を1本の道が貫いており、(海の中道より海面からの高さがあるため、爽快度では幾分か劣るものの)爽快な道です!


<太平洋と松川浦(潟湖)に挟まれた、風光明媚な場所です>

<「福島の松島」と呼ばれるのも分かる気がします>

後は、県道74号から内陸の県道34・35号へと繋いで、常磐富岡ICから常磐道へと乗ります。あの忌まわしい現場(の反対車線)も通過しましたが、何だか遠い記憶の様です(笑)。柏ICで降りたら、走り慣れた国道16号と県道8号を繋いで、無事帰宅。

初日から色々ありましたが、人生は何事も経験ということで(笑)。

本日の走行距離:531km(3日間の合計:1,226km)
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月山・鳥海山ツー(2日目)

2007-10-29 11:32:56 | 遠乗り道中記(「千早」編)
昨夜は温かい布団で熟睡できたので朝5時頃にはスッキリと覚醒し、気分も爽快。早速、宿の温泉へと浸かりに行きます。やはり、朝風呂は気持ち良いですね♪一っ風呂浴びて戻り、暫くするとI氏も起きました。朝6時からやっているという蔵王温泉大露天風呂へ行くことは予め申し合わせていたので、早速向かうことにします。大露天風呂は温泉街の中でも最高所にあり、道中の急坂は日頃から運動不足の私(達)には堪えます(笑)。10分ほど歩いて、入口へと到着です。


<雰囲気のある、入口の門構え>

大露天風呂は狭い渓流沿いにあって、野趣溢れる、そして文字通りの大露天風呂です。朝風呂の連荘、しかも湧出した温泉が流れる渓流のせせらぎを聞きながら温泉に浸かる、この贅沢・・・。至福の一時を、暫し堪能します。


<温泉から宿への帰り道に見付けた、珍しい道路標識(笑)>

宿に戻って「千早」に荷物を積み終えたら、宿の方々にお礼を述べて出発です。何度でも言いますが、本当に素晴らしい宿でした!

山形市内を抜けて国道458号を走行しますが、これがまた分かりにくい、途中狭小な箇所があったりする少々厄介な道でしたね。国道112号へと乗ったら、月山湖の畔にある道の駅(?)で休憩。ここで、思い掛けないモノが見られました。


<「千早」の傍らで休んでいると・・・>

<目の前で噴水が上がり始めました>

<最大で112mもの高さまで上がるそうな・・・>

ここから先は、道が二手に分かれます。長い隧道が月山山麓を幾つも貫いているバイパス(新道)と、山間を縫って走る昔の街道(旧道)です。新道は何となく面白みが無さそうなのと、旧道側に「日本の滝100選」にも選ばれている七ツ滝が存在することもあって、迷わず旧道を選択します。道幅は狭目ですが、想像通りの楽しい道ですね。


<当初は曇っていましたが・・・>

<ご覧のようにピーカンに!>

<見晴らしの良いところで小休止>

さて、肝心の七ツ滝ですが、場所が非常に分かりにくいです。現に、先行していたI氏はそのまま通過してしまいましたし、私もナビが無ければ気付かなかったでしょう。携帯電話でI氏へ連絡しようとしたら、I氏が戻ってきました。「いやー、またパンクしたのかと思いましたよ」とI氏。縁起でもない!(笑)


<少々遠いですが(笑)、典雅な滝です>

<停車していた「千早」に、小さなお客さんが・・・>

滝を後にして、新道へと合流したら月山ダムの脇を抜け、庄内あさひICから山形道で一気に庄内空港ICへ。ICの至近に本日の野営地「庄内夕日の丘キャンプ場」があります。受付を済ませたら、早速テントの設営です。ここは二輪専用サイトがあって愛車の乗り入れも可能ですが、サイトは芝の傾斜地のため、大排気量車や重量車はお勧めできません。そして、このキャンプ場を選択した一番の理由。それは、眼前で飛行機が離発着すること!この時も、テントを設営し終わって一息突いていると、一機の旅客機が動き出しました。


<駐機場から滑走路へ>


<目の前で転回して・・・>

<轟音と共に飛び立っていきました!>

凄い、想像以上です!興奮も冷め遣ってはいませんが、今回のツーの最大の目的地である鳥海山へと向けていざ出発!再び庄内空港ICから山形道へと乗り、北上します。暫く走ると、正面に雄大な鳥海山の姿が見えてきました。「あそこを走るのか!」益々気持ちが高ぶってきます。終点の酒田みなとICで降り、国道7号で更に北上。途中で給油も済ませて、さあ、いよいよ鳥海ブルーラインへと攻め入ります!

林の中の適度なワインディングから、標高が上がるに連れて視界が開けてきます。


<途中での1枚。まだまだ序の口です>

空に向かって飛び出すようなコーナーを1つ1つ抜け、ヘアピンカーブの連続も気持ち良く走り抜けると、そこにはえも言われぬ絶景が広がっていました!


<鳥海ブルーラインの最高所付近からの眺望>

下の画像で、黄色い水田の中に点在する緑が九十九島。昔は1つ1つが海に浮かんだ文字通りの島で、江戸時代の大地震で海底が隆起して地続きになったそうです。


<象潟の街、九十九島を望みます>

下ってくる途中の鉾立展望台からの眺めも絶景!


<正面に聳えるのは、鳥海山でしょうか!?>

<眼下に広がる、千尋の奈曽渓谷>

更に下っていくと、陽光が日本海の海面に反射して黄金色に輝き、それがまた神々しく見えたので、思わず「千早」を停めて写真に収めます。



<目映いばかりの荘厳な景色>

寄り道をしていたら、I氏に随分遅れてしまいました。I氏は鳥海ブルーラインを下り切ったところで、鳥海山を背景に愛車撮影の真っ最中。私も便乗します(笑)。


<頂が雲に隠れているのが残念です>

続いて、「100名瀑」の1つである奈曽の白滝へと立ち寄ります。ふと思ったのですが、「日本の滝100選」と「100名瀑」は何が違うのでしょう?前者が美しさで、後者は豪快さが採点の基準でしょうか?


<確かに豪快でした!>

さあ、後はキャンプ場へ向けて南下。道中、夕陽を浴びた鳥海山がとても綺麗でした。


<夕陽に染まる鳥海山。手前は吹浦川>

「あぽん西浜」で入浴中に日没を迎えました。買い出しを済ませたら、山形道でキャンプ場まで一っ飛び!このアクセスの良さは本当に助かります。夕食を終え、細やかな宴会でまったりしていると・・・。21:15、最終便の飛行機が到着しました。



<見事、着陸>

天候に恵まれ、素晴らしい景色の数々も堪能できた、本当に素敵な1日でした。

本日の走行距離:270km
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月山・鳥海山ツー(1日目)

2007-10-24 11:24:10 | 遠乗り道中記(「千早」編)
思いも寄らない出来事によって出鼻を挫かれた形になりましたが、気を取り直してツー再開です。いわき湯本ICにてETCの清算後に常磐道へと復帰し、磐越道・東北道と繋いで安達太良SAでI氏と合流します。


<実に5時間振りの再会>

腹拵えを済ませたら、今後の行程の打ち合わせ。何しろ、当初の予定から随分遅れているので、大幅な修正を余儀無くされます。本来は国見ICで降り、七ヶ宿湖・蔵王・月山を経由して一気に日本海側へ抜け、鳥海山の麓でキャンプ泊の予定でしたが、今から日本海側へと辿り着くのは到底無理。そこで、蔵王でキャンプ泊することに予定を変更しました。

少しでも遅れを取り戻して距離を稼ぐため白石ICで降り、県道12号(蔵王エコーライン)へと突入します。登りの路面は結構荒れていますが、適度にワインディングを楽しみつつ、順調に標高を稼いでいきます。しかし、段々とガスってきて、不帰の滝へと立ち寄った時には真っ白。I氏が11年前に訪れた時もガスっていたそうな・・・。I氏の無念さは、きっと私以上でしょう。


<瀑布の音はすれど、姿は拝めず・・・>

不帰の滝から少し登っていくと、画像のように荒涼とした山肌が露になっていました。私は初め、ここに有名な御釜があるのだとばかり思っていましたが、案内によれば更に奥の方にあるようです。


<一瞬だけ霧が晴れました>

<左下の黄色い看板に注目!>

刈田峠を越えて下っていくと、幾つか工事箇所はあったものの登りよりは遥かに路面が良いですね。程経て、本日の(予定変更後の)キャンプ地である蔵王坊平国設野営場へと到着です。しかし、ここでまた予期せぬ事態が発生。ツーリングマップル最新版を見ても営業期間は10月末までとなっているのですが、何と管理棟が閉まっています。さて、どうするか。暫し思案に暮れた後、I氏から蔵王温泉での投宿の提案が。キャンプ泊に拘っていた私には、決して出せない代案です。しかも、結果この選択は大正解でしたね。以前にも書きましたが、I氏は的確で素早い状況判断と臨機応変さに長けていて、今回もそれに助けられました。

素泊まり温泉付きの安宿を探しに、蔵王の観光案内所へ。そこで紹介された宿は、良い意味で私達の期待を見事に裏切ってくれました!改装して間もないと思われるその宿は小綺麗で、部屋はロフト・トイレ付き!温泉は自家源泉の掛け流しで貸し切り!これで素泊まり4200円は、正直言って驚きです!次回、山形方面のツーでは勿論、是非家族でも来てみたい宿ですね。


<本当に綺麗>

<湯は熱め、新しい木の香りがします>

<外には無料の足湯も>

夕食は、店頭の「焼き肉」の文字に惹かれて(笑)近くの食堂(?)へ入ります。I氏と2人で米沢牛の焼き肉定食を注文しましたが、2人前には少々在庫が足りないとのことで蔵王牛とのミックスに。


<どちらも本当に美味しく頂きました>

I氏には初日から多大な迷惑を掛けてしまいましたが、そのお陰(!?)で素晴らしい宿にも巡り合えたということで許して下さい(笑)。

本日の走行距離:425km
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高速での出来事

2007-10-20 01:21:37 | 遠乗り道中記(「千早」編)

<この画像は一体何でしょう!?(笑)>

10月初旬に友人I氏と2泊3日でツーへ行きましたが、今回はそのツーレポではありません。ツーの初日に遭遇した、或る体験についての報告です。

出発時に降っていた雨も上がり、I氏・私の順番で常磐道を快走していました。関本PAの手前、長い関南隧道を抜けた次の短い隧道(名前は不明)の中を120km/h程度で走行中、ハンドルとシートに細かい揺れを感じて「何だろう?」と思った次の瞬間には後輪の安定性が一気に破綻し、後輪が左右に暴れ出しました。咄嗟にハザードランプは点滅させたものの、後は転倒しないように愛車「千早」を押さえ込むのだけで精一杯。隧道を抜けたすぐのところで何とか路肩付近に停車できましたが、転倒しなかったのは本当に奇跡的でした。

心臓が速く拍動し、両足も小刻みに震えています。先ずは愛車から降りようとしますが、サイドスタンドが出せません。車体を支えながら何とか降りて、リアタイヤを触ってみるとペッタンコ。パンクでタイヤが潰れて車高が下がり、サイドスタンドがつかえて出せないようです。次にセンタースタンドを掛けようとしましたが、積載した荷物の重さもあってかビクともしません。バイクが自立できない、どうしようも無い状態であることを悟りました。JAFやRBに救援を依頼しようにも、また、何も知らずに先行しているであろうI氏に状況を伝えようにも、携帯電話はトップケースの中。さて、どうしたものか・・・。

ここで、一大決心をしました。「形振りなんか構っていられない。通り掛かりの車に助けを求めよう!」早速、左手でハンドルを持ちながら、やってくる車に対して大きく右手を振ります。すると、運の良いことに1台目の車が停車してくれました。中から降りてきてくれたのは2人の女性でした。「どうしました?」簡潔明瞭に、パンクしたらしいことと自立できないことを伝えます。「どうしたらいいでしょう?」取り敢えず自立さえできれば何とかなると考え、センタースタンドを掛けるのを手伝って頂くことにします。力を入れる方向だけ指示して、1、2の3!!センタースタンドを掛けることができました。「ありがとうございました。本当に助かりました。何とお礼を申し上げたら良いか・・・。後は何とかします。本当にありがとうございました」丁重にお礼を述べると、「それじゃあ、お気を付けて」の言葉と共にお2人は颯爽と走り去っていかれました。水戸ナンバーの軽自動車に乗られていたお2人の女性の方、本当にありがとうございました!この場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。

何とか「千早」から離れられるようになったので、携帯電話を取り出してI氏の携帯電話へ掛けましたが繋がりません。パンクしたらしいので、戦線復帰の目処が立ったら改めて連絡する旨を留守番電話に残します。次は救援の依頼です。ツー前にRBのツーリングロードサービスに登録しておいたのですが、今の時間は午前8:00過ぎ。RBの営業時間まで2時間近くあります。迷いましたが、少しでも早い方が良いと考えてJAFに依頼することにしました。オペレーターの方に、JAFの会員であることとパンクしたらしいこと、ナビで現在位置を確認しつつ至近のキロポスト表示を手短に伝えます。本日は混み合っていて1時間~1時間半掛かるとのことでしたが、仕方ありません。現場は隧道を出てすぐの場所なので、少しでも目に付くようにと「千早」の手前の路肩にヘルメットを置き、待つことにします。


<待っている間に、写真を撮影してみたり(笑)>

小1時間ほど経った頃でしょうか。JAFから連絡を受けたNEXCO東日本のパトロールカーが近付いてきました。発煙筒を焚いたり、パイロンを置いたりしながら現場に到着。しかし、この場所では危険だとのことで、200mほど先にある路肩が拡幅されガードレールも設置されている地点まで移動することに。1人の職員の方が「千早」を押したり、センタースタンドを掛けるのを手伝ってくれました。感謝です。


<パイロンと発煙筒を背景に>

<問題の「穴」、タイヤ交換してからまだ180kmしか走行していないのに・・・(涙)>

NEXCO東日本のパトロールカー到着から更に小1時間ほど経過し、漸くJAFのロードサービスカーが到着です。


<藁にもすがる思いで待ち兼ねていました!>

しかし、ただのパンク修理かと思いきや、現場では作業ができないのでロードサービスカーへ「千早」を積載して近くの二輪販売店へ向かうとのこと。何だか拍子抜けしてしまいました。今回のロードサービスカーは元々は四輪積載用で、そこへ二輪の対応機材も積み込んだ車両ですね。「千早」を荷台へと乗せ、前輪を挟み込んで自立させた後にタイダウンベルトで固定し、冒頭の画像へと至る訳です。向かう二輪販売店はこれから探すとのことだったので事情を話し、現場からの最寄りのRBである「RBいわき店」へと向かうことにします。行きつけのRB店からRBいわき店へと連絡を入れてもらい、隊員の方と色々雑談を交わしながら(笑)走ること約1時間。RBいわき店へと到着です。

RBのサービスの方が携帯式の窒素ボンベを持ってきて、リアタイヤへと窒素を充填。その隙に「千早」を工場へと移動させますが、窒素が結構凄い音を立ててシューシューと抜け続けています。こんな勢いで抜けてしまっては、成す術もありませんね・・・。悪夢のようなあの場面を思い出し、ゾーッとしました。結局は通常のパンク修理で済み、ツーは続行できそうだったので、改めてI氏と連絡を取り合い合流することにしました。ここからのツーレポは、また改めてしますね。


<お世話になりました>

さて、今回の教訓です。
①JAFの料金(牽引料)は従量制であり、割高に感じた(今回は隊員の方からのありがたい申し出もあって、大分負けてもらいました。決して私が値切った訳ではありません 笑)
②一方、RBのツーリングロードサービスに前以て登録しておけば、ロードサービスが距離無制限・無料で受けられる(但し、RBの営業時間内に限る)
③パンク修理キットを携帯していなかったことが反省される
④今回は転倒しなかったこと自体が奇跡であり、パンクへの抜本的対策が望まれる
⑤ETCを使わずに高速を降りてしまったため、その後の手続きが煩雑であった(降りたICにある事務所で手続きをすればさほど問題ではないが、今回は別のICへと行ってしまった)

④については、現時点での構想を改めて述べる予定です。
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RIDE BACK!

2007-10-18 00:37:59 | 二輪雑記帳(2006~2010)
今月末から開催される第40回東京モーターショーに出品予定の新型モデルが各誌面を賑わせていますね。

中でも、ヤマハの試作車「TESSERACT」を見た時は電撃が走りました。


<TESSERACT>

そのまま後輪で立ち上がったら「RIDE BACK」ではないですか!え?RIDE BACKとは何かって?或る漫画に登場する、人型二輪車(?)のことです。興味のある方は探して読んでみて下さい。


<RIDE BACK「FUEGO typeL(向かって右)」と「RBZ400(同左)」>
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セカンドバイク考(その5)

2007-10-17 23:53:48 | 二輪購入顛末記(「千波」編)
いよいよ最後となる(その5)は、フルカウルスポーツです。

<YZF‐R125>


○遂にヤマハが入魂のモデルを投入してきましたね。詳細画像や諸元、その他についてはヨーロッパヤマハのHP(当然英語です)を参照頂くとして・・・。同クラスの直接の好敵手と言えば、APRILIA RS125やCAGIVA MITO125、DERBI GPR125等が思い付きますが、それらと比較しても決して見劣りすることのない戦闘的な姿形。しかも、その造形だけではなく、Rシリーズで培った技術が凝縮され、125ccだからと妥協を許さないその造りにはただただ感服するばかり。因みに、「YZF‐R125」で検索を掛けると結構な数のHPやブログの記事がHITすることから、国内でもその関心の高いことが窺えます。
●残念ながら、今のところ国内入荷の予定は無いようですね(入荷されるとしたら、結構本気で悩むと思います)。

<CBR125R>


○仕様諸元としては尖鋭的ではないにしろ、意匠や全体的な仕上がりは上級機種を彷彿とさせます。エントリーモデル的な色合いも感じますが、裏を返せば均衡が取れていて懐が深いとも言えます。
●前後の正面から見ると、外装の大きさに比してタイヤが細い気が・・・。

さて、ここまで主立った14機種を紹介してきましたが、実際には更に沢山の機種について比較・検討してきた訳で、相当悩みました。実を言うと、行きつけのRB店に或る車両の取り寄せをお願いして、去る10月14日付で契約書を記入してしまいました!諸般の事情から引き渡しは随分先になると思われ、勿体振って(笑)大変申し訳ありませんが、種明かしは後ほど・・・。
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セカンドバイク考(その4)

2007-10-14 23:50:20 | 二輪購入顛末記(「千波」編)
(その4)は、スクーターです(国内外の250cc主要モデルは大柄過ぎるので、今回は除いてあります)。

<XQ125(MAXSTER125・Thunder125)>


○MAXSTER125とThunder125の何れも生産はフランスMBKが請け負っていて、ヨーロッパヤマハを通しての販売だと名称がMAXSTER125になるようです。エンジンはマジェスティ125(欧州モデルの方です)を基にしているようなので、信頼性も高そう。YZF‐R1の流れを汲んだ面構えや高い位置に跳ね上げられたサイレンサー等、戦闘的な意匠が目を引きますね。前後サスはパイオリ製、ブレーキもブレンボを採用していて足回りは充実しているので、如何にも速そうです。
●オーナーの方の情報によれば、モデル特有の持病とも言える症状が幾つかあるようですね。また、マジェスティ125等と比較すると小柄な車格が私には厳しそう・・・。

<XC125FI(シグナスX)>


○プレストコーポレーション取り扱いの逆輸入車に続いて、国内での販売も開始された新型シグナスXです。外装を一新し、燃料供給をFI化して僅かながら馬力も向上していますが、その他の主な仕様諸元に大きな変更は無いようです。逆輸入車の車体色が青・濃灰・赤であるのに対して、国内のそれは白・銀・黒と落ち着いていますね。
●大型化されたヘッドライトの意匠は好みが分かれるのではないでしょうか?私的には先代の方が好みですね。

<BEVERLY125/250>


○欧州で主流のハイホイールスクーターの中でも洗練されたその意匠。特にヘッドライト周りのそれは垢抜けていて、スポーツスクーターにも通じるものがあります。また、前後に大径ホイールを採用したことによる安定感・安心感は別物と聞きます(残念ながら体験したことはありませんが・・・)。実はこのBEVERLY125/250はスクーターの中での本命なのですが、その決め手は専用のトップケースとサイドケースがオプション設定されていて、しかも車体色と同色でコーディネートできること。シート下の収納とケース3つで、積載性は無敵です(笑)。イモビライザーや大型のヘルメットホルダーを装備しており、盗難対策も抜かりがありません。
●輸入車ということで、やはり純正部品の供給体制等に不安が残りますね。

<SCARABEO250GT>


○BEVERLY125/250と同様のハイホイールスクーターですが、こちらの方が重厚な感じがしますね。前後に調整ができるピニオンシートはバックレストも兼ねていて、その機能性に感心させられます。このGTはアッパーカウルとトップケースが標準装備されていて、サイドケースもオプション設定されています。
●シート下の収納スペースは皆無。それを補うためにトップケースが標準装備されているのでしょうが、BEVERLY125/250を見てしまうともう少し何とかなるのではと思ってしまいます。

(その5)で終了の予定です。もう暫くお付き合い下さい。
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セカンドバイク考(その3)

2007-10-10 13:17:23 | 二輪購入顛末記(「千波」編)
続いては、オフロード/モタードモデルです。

<XTZ125E>


○このXTZ125Eはブラジルヤマハ製で、プレストコーポレーションでの取り扱いがありますね。詳細な諸元はプレストコーポレーションのHPをご覧頂くとして、125ccとは思えないその車格には、やはり目を瞠るものがあります。私が以前所有していたDT125Rと比べると、外装関係やグラフィックの意匠が鋭くて恰好良いです。タンク容量は10.6Lと必要十分、軽量な車体と相俟ってまずまず長い航続距離が期待できそうです。セル/キック併用なのも嬉しいですね。
●海外ヤマハ製というのが少し引っ掛かります。何しろ、ベルガルダヤマハについてはあまり良い噂を聞かなかったもので・・・(BT1100のようにエンジンは国産という例もありますが、このXTZ125EはTT‐R125のエンジンと共通部品も多いものの、プレストコーポレーションの説明文には「ヤマハブラジルで製造」と明記されています)。リアのブレーキがドラムなのも頂けません。細かい点では、2006年型ではスイングアームに「YAMAHA」ステッカーが貼ってありましたが、2007年型では無くなっているのが残念です。

<XT250X>


○SEROW250を元にしたモタードですね。安心の国内販売モデル、純正オプションが非常に充実しているのも嬉しい限り。以前、確か「セカンドバイクに良さ気」と書いたような記憶が・・・(笑)。
●他社のように、もう少し腰高・ハイパワーの方が良いですね。購入したら、純正オプションのツーリングシート(ウレタン厚が30mmアップ)は必ず装着するでしょう。

<DJEBEL200>


○何と言っても、13Lの大容量タンクが魅力です。一度の給油で一体何km走れるのでしょう?セル/キック併用で、大径ヘッドライトや大型リアキャリア等のツーリング装備も充実しています。また、最終型は鍍金シリンダーを採用しているようです。余談ですが、新車の特価販売を一時期しており(千葉の一部だけでしょうか?)、お買い得感が大きかった印象があります。
●登場したのが10数年前、基本設計の古さは否めません。

<XR100モタード>


○下のKSR110と同様、ミニモトカスタムのベース車両として人気があります。つまり、カスタムパーツが豊富なので色々弄れそうです。
●私の身長ではかなり窮屈な車格、非力な6.5psのエンジン、バッテリーレスでキックスタートのみの始動方式、メインスイッチと別体式のハンドルロック等、気になりだすと色々気になります。

<KSR110>


○XR100モタードよりも低く構えた戦闘的な姿。倒立フォークやスタビライザー付きスイングアームを採用し、装備も本格的です。
●原付2種で2人乗りができないのは、かなりのマイナスポイントになります。また、自動遠心クラッチ式のボトムニュートラル4速リターン変速は面白みが半減しそう。出力やタンク容量はXR100モタードよりはマシですが、やはり不足気味ですね。足回りの装備が充実しているのに、ホイールの安っぽさと釣り合いが取れていません。

(その4)へ続きます。
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セカンドバイク考(その2)

2007-10-07 01:00:07 | 二輪購入顛末記(「千波」編)
では、以下に具体的な機種名を挙げ、それぞれの気に入った点(○)、気に入らなかった点(●)について述べてみます。先ずは、デュアルパーパスモデルから。

<TDR125>



○一目見てそれと分かる、明らかにTDMと源流を同じくする外観。TDMにぞっこんな私としては、避けて通る訳には参りません(笑)。そして、外観以上に魅力的なのが、今や絶滅の危機に瀕している2ストエンジンを搭載していて、而も新車で購入できるということ。以前も取り上げましたが、国産の逆輸入車なので部品供給を含めたその信頼性の高さは言うまでもありません。また、TDMの購入動機の1つとして車体の大きさがありましたが、このTDRも125ccとは思えない程の車格です。
●排ガス規制の影響か、先代のTDR125R(ベルガルダ・ヤマハ製)の29psに対して15psと馬力が約半分になっているのが残念ですね。また、純正オプションが皆無に等しい(確認できたのは、トップケースを装着する為のキャリア2種とハイスクリーンのみ)ことと、タイヤの選択肢も限定されてしまうこと。タイヤに関しては、BRIDGESTONEのTWシリーズやPIRELLIのSCORPION(何れもオン/オフ用)が選択できるのが救いです(他には、METZELERのNEW LASERTECやMICHELINのPILOT ACTIV等があります)。

<XL125V(VARADERO125)>



○恐らく、TDR125の直接のライバルでしょう。125ccなのにV型2気筒!全体の質感も高いです。タンク容量の大きさ(17.7L)や、純正オプションの充実も嬉しい限りです。
●60万円前後もするその価格!最早125ccの価格ではありませんね。また、馬力はTDRと大差ありませんが乾燥重量が152kgと重いので、多少鈍重な感じでしょうか。

<TRAIL TERRA125>


○見た目はミニGSといった趣ですね。座り心地の良さそうなシートと使い勝手の良さそうなリアキャリア(何れも想像です)が嬉しい装備です。日本での輸入発売元である成川商会のHPを見ると、アルミフレーム・セル/キック併用らしいですね。
●とにかく情報が少ないこと。価格の方は、上記XL125V並の61万8千円!また、PIAGGIO製エンジンの信頼性も未知数ですね。

(その3)へ続きます。

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セカンドバイク考

2007-10-04 00:15:44 | 二輪購入顛末記(「千波」編)
専ら通勤で使用しているオフ車(嫁名義)が購入より9年目を数え、走行距離も3万km近くになり、あちこちにガタが出始めてきました。消耗品の交換点数も多そうなので、これを機に乗り換えも視野に入れて検討することにします。

さて、「セカンドバイク」と言うからには当然「ファーストバイク」、つまり中心となる二輪が存在する訳で、私の場合はTDM900Aがこれに当たります。セカンドバイクを考える上で私が重要だと考えているのは、その用途がファーストバイクと極力重複しないようにすること。通勤や街乗りが中心か、それとも遠乗りが中心なのか。その他、二輪の性格としての排気量・エンジン形式・気筒数・4ストか2ストか・MTかAT(主にスクーター)か・オンかオフか・カウル付きか無しか等が要点となってくるでしょう。また、新車と中古車のどちらを選択するかというのもありますね。

ここでファーストバイクであるTDMを考えてみると、大排気量の4スト並列2気筒、MTのカウル付きオン車であることは既にご存じの通りです。用途に関しては、私の場合はもう完全に遠乗り限定。すると、自ずとセカンドバイクの性格は絞り込まれてきますね。先ず、排気量。車検のある小型二輪を複数所有、維持することは経済的に不可能なので(笑)、必然的に軽二輪か原付2種になります(原付1種は税金や保険料の差が原付2種と比較しても殆ど無いことと、それ以上に制限速度や2段階右折等の理不尽な制約が多い為、除外)。気筒数は、軽二輪と原付2種では単気筒か2気筒が多いですね。残る4ストと2スト・MTとAT・オンとオフ・カウル付きと無しの部分で判断が分かれて悩み所となることは、容易に想像ができます(笑)。

今迄の私の二輪車歴(また記事を改めて詳述します)を振り返ってみると、4ストと2ストの比率は3:5。意外なことに、2ストが多いですね。最早2ストは風前の灯ですが、あの胸の空くような加速感と官能的な音を再び味わいたいし・・・。MTとATでは断然MT派なのですが、ATの(狭義での)楽さや快適さ、積載能力の高さも捨て難いし・・・。オンとオフでは使い分けという観点ではオフ車になるのでしょうが、如何せん千葉は林道が極端に少ないのです。今までオフ車を所有したこともありますが、県境を越えて林道走行する機会が皆無だったことを考えれば、オフ車の醍醐味を満喫できそうにありません(現在、通勤用オフ車に履かせているのがオンロード専用タイヤであることからも、そのことを容易に窺い知ることができます)。しかし、オフの世界にドップリ浸かりたいという気持ちもあるし・・・。ここまで、案の定どつぼに嵌っていますね(笑)。カウルの有無に関しては、たとえ軽二輪であっても高速道路を走行する機会は少なそうですが、断然カウル派です。整備性との兼合いから、ハーフカウルを装備していれば尚良いですね。

(その2)以降で具体的な車種を挙げ、その可否について明確にしたいと思います。
コメント (2)
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