LASER JAPANの担当O氏から紹介してもらった二輪車排出ガス試験を実施している検査機関の内、今回管理人が連絡を取ったのは「財団法人 日本車両検査協会(VIA)」です。
排出ガス試験に関連する情報が皆無に等しく、右も左も分からない状況だったので、先ずは日本車両検査協会へ質問のメールを送付したところ、同協会東京検査所の二輪車排出ガス試験担当のK氏より回答があり、また、排出ガス試験の案内及び試験依頼書を郵送してもらうことができました。
尤も、試験依頼書の書き方一つ取っても良く分からず、K氏と何度もメールでの遣り取りをしながら記入していきます。その中で特に要となってくるのが、触媒等の排出ガス対策装置についての項目です。具体的には、それらの装着場所が分かる図面や写真を用意し、種類や製作者名を確認していきますが、これに関してはLASER JAPANから「排出ガス対策装置装着状態確認書」なる書類の提供がありました。また、TDM900/Aの場合はメーカー純正のO?センサーや2次空気導入装置を装備しているので、これも記入します。ここで余談ですが、社外マフラーへの換装で排出ガス試験を受験する理由は、マフラーを換装したから受験するのではなく、厳密には対策装置(主に触媒)を変更したことにより受験するのです。従って、試験依頼書へは「対策装置は○○社製△△触媒を装着して試験を実施した」というような記載を優先します。K氏から懇切丁寧な指導と助言を貰いながら、何とか試験依頼書の記入が完了しました。
書類提出の準備が整ったところで、次は二輪車排出ガス試験の予約を入れる訳ですが、ここで或る事実に気付かされました。二輪車排出ガス試験の方法がまた特殊で、車両を預けての2日掛かりになってしまうのです。具体的には、前日にシャシダイナモメータ上で50km/hにて約13km暖気走行させた後、一定の温度管理の元で一晩保管し、翌日に本試験を実施するというもので、かなり手間が掛かりますが仕方がありませんね。また、二輪車排出ガス試験の受付に際し、K氏から試験設備の下見も可能との大変有難い申し出がありました。勿論、下見をさせてもらうことにします。
後日、日本車両検査協会東京検査所へと出向き、書類の提出及び試験手数料の納付を済ませます。因みに、今回の二輪車排出ガス試験の手数料の内訳は、二輪車モード排出ガス試験:89,250円+試験結果成績表発行(写真含む):7,350円=合計:96,600円(何れも税込)でした。その後、この日は所用で不在だったK氏に代わり、S氏が検査所を案内してくれました。そしてこの時、ここぞとばかりに沢山の質問をしたのですが(笑)、特に行き付けの某RB店にて前以て測定したアイドリング試験でのCOとHCの値を伝えたところ、CO濃度をもう少し下げた方がより良いとの助言がありました。現状でも車検に於ける規制値は楽勝で通過できますが、これまでも二輪車排出ガス試験の前にやれることをやっておこうと思い、2年点検を前倒しで実施したくらいですから、助言には素直に従います。CO濃度の調整により、混合気の薄さから来ると思われる不調さも若干感じられましたが、ここは万全を期して二輪車排出ガス試験に臨むことにしましょう。
次回は愈々二輪車排出ガス試験の本試験を受験します。
『マフラー換装「大」作戦(その8)』へと続きます。
LASER レーザー/デュオテックスリップオンマフラー XJR1300
排出ガス試験に関連する情報が皆無に等しく、右も左も分からない状況だったので、先ずは日本車両検査協会へ質問のメールを送付したところ、同協会東京検査所の二輪車排出ガス試験担当のK氏より回答があり、また、排出ガス試験の案内及び試験依頼書を郵送してもらうことができました。
尤も、試験依頼書の書き方一つ取っても良く分からず、K氏と何度もメールでの遣り取りをしながら記入していきます。その中で特に要となってくるのが、触媒等の排出ガス対策装置についての項目です。具体的には、それらの装着場所が分かる図面や写真を用意し、種類や製作者名を確認していきますが、これに関してはLASER JAPANから「排出ガス対策装置装着状態確認書」なる書類の提供がありました。また、TDM900/Aの場合はメーカー純正のO?センサーや2次空気導入装置を装備しているので、これも記入します。ここで余談ですが、社外マフラーへの換装で排出ガス試験を受験する理由は、マフラーを換装したから受験するのではなく、厳密には対策装置(主に触媒)を変更したことにより受験するのです。従って、試験依頼書へは「対策装置は○○社製△△触媒を装着して試験を実施した」というような記載を優先します。K氏から懇切丁寧な指導と助言を貰いながら、何とか試験依頼書の記入が完了しました。
書類提出の準備が整ったところで、次は二輪車排出ガス試験の予約を入れる訳ですが、ここで或る事実に気付かされました。二輪車排出ガス試験の方法がまた特殊で、車両を預けての2日掛かりになってしまうのです。具体的には、前日にシャシダイナモメータ上で50km/hにて約13km暖気走行させた後、一定の温度管理の元で一晩保管し、翌日に本試験を実施するというもので、かなり手間が掛かりますが仕方がありませんね。また、二輪車排出ガス試験の受付に際し、K氏から試験設備の下見も可能との大変有難い申し出がありました。勿論、下見をさせてもらうことにします。
後日、日本車両検査協会東京検査所へと出向き、書類の提出及び試験手数料の納付を済ませます。因みに、今回の二輪車排出ガス試験の手数料の内訳は、二輪車モード排出ガス試験:89,250円+試験結果成績表発行(写真含む):7,350円=合計:96,600円(何れも税込)でした。その後、この日は所用で不在だったK氏に代わり、S氏が検査所を案内してくれました。そしてこの時、ここぞとばかりに沢山の質問をしたのですが(笑)、特に行き付けの某RB店にて前以て測定したアイドリング試験でのCOとHCの値を伝えたところ、CO濃度をもう少し下げた方がより良いとの助言がありました。現状でも車検に於ける規制値は楽勝で通過できますが、これまでも二輪車排出ガス試験の前にやれることをやっておこうと思い、2年点検を前倒しで実施したくらいですから、助言には素直に従います。CO濃度の調整により、混合気の薄さから来ると思われる不調さも若干感じられましたが、ここは万全を期して二輪車排出ガス試験に臨むことにしましょう。
次回は愈々二輪車排出ガス試験の本試験を受験します。
『マフラー換装「大」作戦(その8)』へと続きます。
LASER レーザー/デュオテックスリップオンマフラー XJR1300