ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「TDR125:千波」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

マフラー換装「大」作戦(その7)

2012-02-29 23:45:44 | 整備・小改造覚書(「千早」編)
 LASER JAPANの担当O氏から紹介してもらった二輪車排出ガス試験を実施している検査機関の内、今回管理人が連絡を取ったのは「財団法人 日本車両検査協会(VIA)」です。

 排出ガス試験に関連する情報が皆無に等しく、右も左も分からない状況だったので、先ずは日本車両検査協会へ質問のメールを送付したところ、同協会東京検査所の二輪車排出ガス試験担当のK氏より回答があり、また、排出ガス試験の案内及び試験依頼書を郵送してもらうことができました。

 尤も、試験依頼書の書き方一つ取っても良く分からず、K氏と何度もメールでの遣り取りをしながら記入していきます。その中で特に要となってくるのが、触媒等の排出ガス対策装置についての項目です。具体的には、それらの装着場所が分かる図面や写真を用意し、種類や製作者名を確認していきますが、これに関してはLASER JAPANから「排出ガス対策装置装着状態確認書」なる書類の提供がありました。また、TDM900/Aの場合はメーカー純正のO?センサーや2次空気導入装置を装備しているので、これも記入します。ここで余談ですが、社外マフラーへの換装で排出ガス試験を受験する理由は、マフラーを換装したから受験するのではなく、厳密には対策装置(主に触媒)を変更したことにより受験するのです。従って、試験依頼書へは「対策装置は○○社製△△触媒を装着して試験を実施した」というような記載を優先します。K氏から懇切丁寧な指導と助言を貰いながら、何とか試験依頼書の記入が完了しました。

 書類提出の準備が整ったところで、次は二輪車排出ガス試験の予約を入れる訳ですが、ここで或る事実に気付かされました。二輪車排出ガス試験の方法がまた特殊で、車両を預けての2日掛かりになってしまうのです。具体的には、前日にシャシダイナモメータ上で50km/hにて約13km暖気走行させた後、一定の温度管理の元で一晩保管し、翌日に本試験を実施するというもので、かなり手間が掛かりますが仕方がありませんね。また、二輪車排出ガス試験の受付に際し、K氏から試験設備の下見も可能との大変有難い申し出がありました。勿論、下見をさせてもらうことにします。

 後日、日本車両検査協会東京検査所へと出向き、書類の提出及び試験手数料の納付を済ませます。因みに、今回の二輪車排出ガス試験の手数料の内訳は、二輪車モード排出ガス試験:89,250円+試験結果成績表発行(写真含む):7,350円=合計:96,600円(何れも税込)でした。その後、この日は所用で不在だったK氏に代わり、S氏が検査所を案内してくれました。そしてこの時、ここぞとばかりに沢山の質問をしたのですが(笑)、特に行き付けの某RB店にて前以て測定したアイドリング試験でのCOとHCの値を伝えたところ、CO濃度をもう少し下げた方がより良いとの助言がありました。現状でも車検に於ける規制値は楽勝で通過できますが、これまでも二輪車排出ガス試験の前にやれることをやっておこうと思い、2年点検を前倒しで実施したくらいですから、助言には素直に従います。CO濃度の調整により、混合気の薄さから来ると思われる不調さも若干感じられましたが、ここは万全を期して二輪車排出ガス試験に臨むことにしましょう。

 次回は愈々二輪車排出ガス試験の本試験を受験します。

 『マフラー換装「大」作戦(その8)』へと続きます。

LASER レーザー/デュオテックスリップオンマフラー
LASER レーザー/デュオテックスリップオンマフラー XJR1300

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ブログ開設6周年記念!

2012-02-26 13:01:53 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 「千早」との出会いから出発したこのブログも、開設してから早6年が経過しました。その間、「千波」「千草」が加わって所帯が大きくなり、また、三姉妹それぞれの個性も明瞭となって、その成長振りには今や目を見張るばかりです。その分、養育費の方も随分嵩んでいますが…(笑)。

 TDM900/Aは新型の登場が憶測され始めていますし、TDR125(EU)は生産が中止となって久しく、YBR125/GもK/KGへと世代交代が進みつつあります。しかし、我が三姉妹はまだまだ成長を続けていきますし、当ブログでもより先進で有用な情報を発信し続けていく所存です。

 これからも当ブログ「ガレージとんぼ玉」を宜しくお願い致します。
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雪と波と桜と…

2012-02-24 00:51:41 | 遠乗り道中記(「千草」編)
 関東でも積雪を記録した日の翌日、管理人は休日でした。その晩が夜勤ということもあり、本来なら家で大人しくしているのですが、或る催し物の期限が迫っていたため、酷寒の中を出掛けてきました(笑)。その催し物とは、約1年前に鴨川市郷土資料館にて開催された「伊八新発見展」の続編とも言うべき、「伊八再発見展」です。

 積雪や凍結等、路面状態が一番の懸念事項でしたが、幹線道路である国道357号や県道14号は路面は寧ろ乾燥気味でした。そこそこの速度で距離を稼ぎます。しかし、県道14号からうぐいすラインへ入った途端に風景が一変し、白銀の世界になりました。路面も凍結こそしていなかったものの、降り積もった雪がシャーベット状になっています。然も悪いことに、それまで浸水しがちだった靴の防水が完全に破綻して、中が水浸しになってしまいました。このままでは凍傷になってしまうので、途中のコンビニへと駆け込み、使い捨て懐炉をしこたま買い込みます。靴下の中にコンビニの袋を履き、使い捨て懐炉を要所へ貼ったら復活です(笑)。

 国道297号の路面状況はまだ増しでしたが、国道465号に入ると更に悪化。亀山ダム近くで「足湯」の看板を見付け、辛抱堪らず立ち寄りましたが、無情にも「設備点検のため休業」の貼り紙が…(涙)。

 仕方が無いので、気を取り直して再出発です。県道24号を南下するに連れて、路面は乾き始めてきました。鴨川有料道路を原付料金(20円)を支払って通過し、程無く最初の目的地が見えてきました。


<鴨川市郷土資料館>

<今回貰った小冊子>

 例によって館内の写真撮影は禁止されているので画像はありませんが、伊八が経験を積み重ねるに従って飛躍していく造形と表現力が管理人にも理解できました。また、竜が不動明王の宝剣に絡み付いて呑み込もうとしている作品「倶利伽羅竜」は、単純に恰好良いと感じました。

 続いて立ち寄ったのは、南房総での管理人の定番である「くじら家」です。


<「千草」が泥だらけなのはご愛嬌(笑)>

<これまた昨年からの定番である、鯨揚げ盛りランチと寿司の組み合わせ♪>

 さて、腹拵えが済んだところで、今回のもう1つの目的である早咲きの桜を愛でに行きます。去る2月5日には桜祭りも開催されたようですが、今年は例年よりも開花が随分遅いようです。


<開花の状況は、全体的に3~5分咲きといったところでしょうか>

<花から花へと目白が飛び回っていました>

 また、その近くで気になる看板を見付けました。


<この早咲きの桜は名を元朝桜と言い、その原木が近くにあるようです>

 割と急な階段を上っていくと…。


<降雨(降雪)のせいでしょうか、濁った櫃がありました>

<抱湖園とは、和田の花の父と呼ばれる間宮七郎平氏が造成した花木園のことです>

 しかし、元朝桜の原木らしい木は見当たりません。原木を求めて更に上へと上っていくと、そこには…。


<ご覧のような絶景が広がる、見晴台へと出ました♪>

 やはり、原木は見当たらず、諦めて下りることにします。すると…。


<明示されていた訳ではありませんが、原木と思しき老木がありました>

 今回の目的を2つ達成することができたので、帰路に就きます。

本日の走行距離:217km
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マフラー換装「大」作戦(その6)

2012-02-19 00:00:04 | 整備・小改造覚書(「千早」編)
 漸く、「千早」へのLASER「Duo‐techスリップオンマフラーセット+キャタライザー(チタン)」の適正な装着が完了しました。それでは早速、LASERマフラーを装着した状態を具に見ていくことにしましょう。


<純正トップケース+サイドケース装着時>


<機体右方向から>


<機体左方向から>


<一寸斜に構えて>

 さて、LASERマフラーを装着し、実際に走行してみての感想を以下に述べたいと思います。

 先ずは、排気音量について。LASERマフラーは「欧州連合指令(EU指令)適合品表示(eマーク)」を取得しており、欧州に於ける規制を通過しています。同じく「eマーク」を取得している某S○PERPOLEマフラーと比較すると、無負荷運転時及び軽く吹かした時の排気音量はLASERマフラーの方が温和だと感じました(走行中の排気音量については、差が良く分かりませんでした)。

 次に、使用感についてです。一番驚いたことは、某S○PERPOLEマフラーでは酷かったアフターファイアーが、LASERマフラーではほぼ皆無だったことです。また、恐らく全域で多少の馬力の上乗せがあるのでしょう、純正マフラーよりも低速で粘る感じが実感でき、扱い易さに於いては純正マフラーにも引けを取らないと感じました。

 最後に、最も気になる(!?)燃費は20km/lを下回ることは無かったので、及第点と言えましょう。

 ところで、LASERマフラーの適正な装着が完了したと言っても、壮大な作戦(笑)の第一段階が終了しただけに過ぎません。ここからが或る意味で本番であり、作戦の第二段階になります。それは、既に『マフラー換装「大」作戦』の記事中でも述べましたが、日本国内に於ける二輪車排出ガス試験に合格し、「排出ガス試験結果成績証明書」を取得することです。

 しかし、いざ関連する情報を収集してみると、個人で社外マフラーへ換装後に排出ガス試験を受験した事例は皆無と言って良い程ありませんでした。そこで、LASER JAPANの担当O氏へと連絡を取り、二輪車排出ガス試験を実施している検査機関を紹介してもらいました。

 『マフラー換装「大」作戦(その7)』へと続きます。

LASER レーザー/デュオテックスリップオンマフラー
LASER レーザー/デュオテックスリップオンマフラー XJR1300

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マフラー換装「大」作戦(その5)

2012-02-15 16:39:13 | 整備・小改造覚書(「千早」編)
 「千早」へLASERマフラーを装着して初めてのツー1日目の朝のこと。長女を「千早」の後席へと乗せ、自宅の駐輪場を出発して最初の車道と歩道との段差を乗り越えた際、車体左後下方からガリッというような音が聞こえました。嫌な予感はしたのですが、センタースタンドでも擦ったと思い、そのまま走行。最初の集合場所で改めて車体を確認してみると、リアサスペンションの沈み込みによって左側の消音器の内側とリアアクスルの出っ張りとが接触していました。


<接触で生じた凹み>

 実は、LASERマフラーを装着した際、両側の消音器(特に右側)とスイングアームとの間隙が少ないように感じました。元々取付用に付属していたアルミ製のカラーを用いると更に間隙が狭められてしまうと考え、付属のカラーは使用せずにワッシャーを用いて装着したという経緯があったのですが、選りに選って大丈夫だと考えていた左側の消音器の方が接触してしまうとは、動揺を隠し切れません…。

 ツーから戻ったら、先の左右の消音器の高さの不揃いへの対策も含め、LASERマフラーの「取付位置の調整(装着ではありません、念のため)」を行き付けの某RB店へと依頼し、工場長と一緒に試行錯誤しながら対策を練りました。

 先ず、高さの不揃いに関しては、本来よりも長い右側の取付金具(左側のを流用)の穴を長穴へと加工することで対処しました。つまり、右側の消音器のみを若干上方へと移動し、一方の左側は上下方向への移動はしていません。

 次に、左右の消音器が内側方向へと寄っていて、特に左側がリアアクスルと接触してしまった件については、アルミ製カラーやワッシャーを適当に使用することで、消音器の位置の横方向への調整を図りました。


<対策前>

<対策後は高さが揃い、左右の消音器共外側へと向いていることが分かります>

 これで漸く、管理人の納得の行く装着が完了しました。

 尚、これまでの経緯はLASER JAPANの担当O氏へ随時伝えていたのですが、管理人が提供した情報を元に、LASER本社に於いてTDM900/A用マフラーの部品及び治具等を再点検しているとの回答がありました。

 『マフラー換装「大」作戦(その6)』へと続きます。

LASER レーザー/デュオテックスリップオンマフラー
LASER レーザー/デュオテックスリップオンマフラー XJR1300


山城 /CR-1 PERSONAL
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マフラー換装「大」作戦(その4)

2012-02-11 08:23:27 | 整備・小改造覚書(「千早」編)
 LASER「Duo‐techスリップオンマフラーセット+キャタライザー(チタン)」へ「CR‐1」ガラスコーティングを施工し、硬化期間が経過したら、愈々「千早」へと装着です。

 ところで、某S○PERPOLEマフラーもそうだったのですが、LASER TDM900/A用Duo‐techスリップオンマフラーも金具を用いて消音器の取付位置を下方へと下げることで、純正サイドケースとの同時装着に対応しています。某S○PERPOLEマフラーでは同じ長さで且つ平らな金具が付属していましたが、実際に車両へと装着した状態で暫く使用し、その後で取り外すと、左側のみに軽い捻れが生じていました。


<向かって左側の金具が軽く捻れているのが分かります>

 一方、LASERマフラーは左右で取付金具の長さが違うばかりか、左側には元々捻れが付けられています。


<部品番号も異なっており、左右それぞれが専用部品になっています>

 つまり、某S○PERPOLEマフラーでは車両への装着後に生じた取付金具の捻れがLASERマフラーでは元々付けられていることから、故あって取付金具の長さと形状が異なっていると思われますが、ここで一抹の不安が頭を過ぎります。純正マフラーも某S○PERPOLEマフラーでさえも左右のサイレンサーの取付位置(高さ)は同じであったのに、LASERマフラーでは何故長さが異なるのでしょう。左右で取付位置に不揃いが生じてしまうのではないでしょうか。

 実は、この懸念についてはLASER JAPANの担当O氏へ予め伝えてあり、実際に車両へ装着した際、もし左右で消音器の取付位置が異なったり、純正サイドケースが装着できないような状況に陥った場合、同社では同一の金具を1組在庫しているので対処が可能との返答を貰っていました。

 そして、2011年7月某日。職場の後輩I君に手伝ってもらい、愈々LASERマフラーを「千早」へと装着します。某S○PERPOLEマフラーを外し、代わりにLASERマフラーを装着する訳ですが、左側はすんなりと装着できました。しかし、右側については管理人の懸念通り、金具の長さが足りずに装着ができませんでした。


<左側は、寸分違わぬ精度で装着できました>

<一方の右側は、画像のように金具が寸足らずで装着ができません>

 直ぐにLASER JAPANの担当O氏へ連絡を取ります。件の金具の長い方(左側用)を送付してもらい、これを用いて右側も装着します。


<今度は装着することができました>

 しかし、本来よりも長い金具を用いたせいでしょうか、後方から見ると右側の消音器の取付位置が左側よりも僅かながら下がってしまっています。


<左右の消音器の直上、純正サイドケース用マウント(赤矢印)と比較すると分かり易いと思います>

 看過できなくもない小さな差異ですが、管理人の性格上、放っておくことはできません(笑)。何れ、対策することにしましょう。

 ここで余談ですが、LASERマフラーも某S○PERPOLEマフラーも専用金具の使用の有無で消音器の取付角度を変え、純正或いは社外サイドケースの装着に対応しています。しかし、両社外マフラーを装着して率直に感じたのは、消音器の取付位置に自由度が殆ど無く、専用金具の使用無しではそもそも装着ができないのではないかということです。まあ、管理人にとっては純正サイドケースとの同時装着が大前提なので、どうでも良いことではあるのですが…(笑)。

 この後、LASERマフラーを装着して初めてのツー()へと出掛けますが、まさか別の新たな、そしてより重大な問題が発生してしまうことになろうとは、思いも寄りませんでした。

 『マフラー換装「大」作戦(その5)』へと続きます。

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開通前の橋梁を完歩

2012-02-07 23:13:20 | 四方山話(二輪関連以外)
 先日、「東京ゲートブリッジ完成記念スポーツフェスタ」なる催しがありました。2012年2月12日の東京ゲートブリッジの開通前に、2月4日はランニングとサイクリング、翌5日はウォーキングでそれぞれ東京ゲートブリッジを渡れるという趣旨で執り行われ、管理人はウォーキングの午前の部に参加してきました。尚、ウォーキングの午前の部だけで約4,000人の参加者がいたようです。


<先立って送られてきたゼッケン>

 実は、長女と一緒に参加する予定だったのですが、この数日前に長女が熱を出してしまいます。病院での検査の結果、インフルエンザA型陽性の判定にて、長女の参加は断念せざるを得ませんでした。残念ですが、仕方ありませんね。

 この東京ゲートブリッジ、海上を跨ぐ区間の長さが横浜ベイブリッジ(同860m)やレインボーブリッジ(同798m)の2倍近い1,618mもあるということで、歩き応えがあります。昨年、第42回東京モーターショーで訪れた東京ビッグサイトからは、その全容を見ることができました。


<東京ゲートブリッジの長大さが良く分かります>

 さて、当日はJR京葉線の新木場駅から会場まで無料の臨時シャトルバスが運行されていたのですが、開始の1時間程前には既に乗車の順番を待つ長蛇の列ができていました。しかし、臨時シャトルバスの本数が多かったために行列も常に動いており、開始の20分前には会場入りすることができました。


<開始時間を待つ、約4,000人の人々>

 そして、ほぼ定刻通り出発です。


<先頭付近を行進する、ゆるキャラ(笑)の「ゆりーと」達>

 出発地点では、こんなお笑い芸人が応援をしてくれました。


<パックンマックンです。パックン(向かって右側)の方は二輪好きとして知られていますね>

 出発してからは、緩やかな上り坂を只管歩いていきます。


<暫く歩いていくと、東京ゲートブリッジの特徴的な構造部分が見えてきました>

<更に近付くと、主構部のトラス構造(ドゥカティやTRX850のフレームと同じですね)が良く分かります>

 さあ、愈々主構部へと突撃です!


<何故かパックンマックンが管理人の前方を歩いていますね(笑)>

<東京ゲートブリッジの最高所付近より、東京湾を望みます>

 最高所を通過したら、後は下り坂を只管下っていきます。橋梁の上、特に海上ということで風の強さが懸念されましたが、この日は無風から微風といった状態だったので助かりました。


<空も段々と明るくなってきました>

 坂を下り切り、対岸へと到着です。


<今歩いてきた方を振り返って見ます>

 給水所を経て、折り返します。


<出発地点から折り返し地点までは約4km、大体1時間が経過しました>

<ここからがまた長く感じられます…>

 復路は体も温まり、歩く速度が上がってきました。


<青空も広がってきました♪>

<最高所付近からの東京スカイツリー(分かり難いですが、画像のほぼ中央にあります)>

 日頃の運動不足が祟り、途中からは股関節が痛くなったりもしましたが、何とか完歩することができました。


<出発から約1時間40分で歩き切ることができました>

 出発地点である橋の袂の公園では他にも様々な催しがあったようですが、インフルエンザに罹患した長女を家に残してきたため、参加賞を貰って直ぐに帰宅しました。


<参加賞は、タオルとクリアファイル、ピンバッジでした♪>
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マフラー換装「大」作戦(その3)

2012-02-05 20:27:17 | 整備・小改造覚書(「千早」編)
 愈々LASERマフラーを購入します。しかし、LASER JAPANにはお目当ての「Duo‐techスリップオンマフラーセット+キャタライザー(チタン)」の在庫は無く、蘭本国からの取り寄せとなったため、注文から約2ヶ月掛かって届きました(管理人註:昨年6月のことです)。


<LASERの標章の描かれた箱を開けると…>

<左右の接続パイプを初め、付属品が見えます>

<左右の消音器は専用の発泡スチロール製の容器に入れられていました>

 外箱の「精密機器につき取扱注意!」の表示と言い、専用の発泡スチロール製の容器と言い、業者側の濃やかな心遣いが感じられ、感動を覚えました。某S○PERPOLEマフラーも、同様の丁寧な取り扱いがなされてさえいれば輸送中に破損することは無かった筈であり、残念に思われてなりません。

 例によって、LASERマフラーには「CR‐1」ガラスコーティングを施工します。但し、今回は(株)山城から販売されている「CR‐1 PERSONAL」を使用し、DIYにて施工することにしました。

 ガラスコーティングの施工の下準備をしようと部品を確認していくと、或ることに気付きました。


<画像で分かるでしょうか>

 そうです。消音器の表面の質感と色味が、左右で明らかに異なっていますね。右側の消音器(画像の上側)の表面は光沢のある明るい銀色であるのに対して、左側の消音器(画像の下側)の表面には光沢が殆ど無く、艶消しの暗い灰色になっています。また、消音器に貼付してあるLASERのステッカーに、僅かに浮いている箇所がありました。

 早速、LASER JAPANの担当O氏へ連絡を取ります。O氏が同社に在庫のあった同型の消音器を調べたところ、やはり質感と色味の違う2種類の消音器が存在したとのこと。そこで、管理人の手元にある消音器と質感や色味を合わせるべく、光沢のある方を送ってもらって交換しました。また、ステッカーの浮き上がりに関しても、直ぐに代品を送ってもらえました。この辺りの対応の迅速さは、流石日本国内の業者といった印象ですね。いや、海外の業者と比較するのがそもそも間違いかも知れませんが…。


<これで全ての部品が揃いました>

 下準備も終わったところで、CR‐1ガラスコーティングを施工することにしましょう。

 ところで、LASER Duo‐techスリップオンマフラーの触媒は接続パイプの中にあります。


<接続パイプの後ろ側から覗くと、触媒が溶接されているのが分かります>

 『マフラー換装「大」作戦(その4)』へと続きます。

LASER レーザー/デュオテックスリップオンマフラー
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山城 /CR-1 PERSONAL
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マフラー換装「大」作戦(その2)

2012-02-02 11:23:01 | 整備・小改造覚書(「千早」編)
 「マフラー換装「大」作戦」で述べた、TDM900/A用の社外マフラーに関する記事の続編です。

 以前、純正サイドケースと同時装着ができるTDM900/A用の社外マフラーを3種紹介しました。それらの中で、「排出ガス試験結果成績証明書」を取得する可能性を探っていくことにしましょう。

 1つ目の「TERMIGNONI」は、日本輸入代理店のGARUDAのHPを見ると日本国内の保安基準に適合した製品もあるのですが、実は同じTDM900/Aでも適合しているのは型式:RN08/エンジン型式:N402Eのみ。我が「千早」は型式:RN114/エンジン型式:N403Eですから、保安基準の適合外ということになります。

 個人輸入で購入し、実際に装着もしていた2つ目の「SUPERPOLE」は、日本国内に入ってきた製品は(管理人の事例を除いて)皆無と思われます。また、製品そのものを既に手放してしまっているため、当然選択肢からは外れますね。

 残るは、蘭製の「LASER」です。同社のTDM900/A用のマフラーの材質にはINOX(ステンレス)とチタンがあり、また、それぞれにキャタライザー(触媒)を装備した製品もあります。この触媒内蔵の製品が、純正サイドケースとの同時装着と「排出ガス試験結果成績証明書」を取得する可能性を両立できる、唯一のTDM900/A用の社外マフラーと結論付けました。材質については、より軽量なチタン製を選択することにしましょう。


<Duo‐techスリップオンマフラーセット+キャタライザー(チタン)>

 LASERに関しては、2010年7月に日本正規代理店としてLASER JAPANが設立され、LASER社製品の輸入・販売を手掛けているのですが、このことは管理人にとって非常に好都合と言えましょう。何しろ、前回のSUPERPOLEマフラーの購入の際は度々苦汁を嘗めさせられ()、個人輸入代行業者を介しての遣り取りに散々もどかしい思いをしてきただけに、日本国内の業者と直接遣り取りができる安心感の大きさは段違いですね。

 また、装着作業自体で大分苦労したこともあり、LASERマフラーの購入に先立って、行き付けの某RB店以外の二輪販売店での装着はできないかと模索しました。実は、「チャレンジ3000kmツーリング2011」の登録で訪れた近くのYSPでも相談していたのですが、結果的には「排出ガス試験結果成績証明書」が添付されていない製品のため、装着を請け負えないとの返答でした。しかし、そのYSPへLASER JAPANの営業氏が偶々訪れ、TDM900/A用マフラーの「排出ガス試験結果成績証明書」の取得の予定は今のところ無いものの、取得費用の概算やマフラーの内部構造について等、少々突っ込んだ話も出たようです。そこで、駄目で元々、LASER JAPANの担当O氏へ『取得費用の幾許かを当方で負担することに吝かでない。「排出ガス試験結果成績証明書」の取得を検討して欲しい』旨を打診してみました。採算性の観点から結果こそ覆りませんでしたが、排出ガス試験受験の詳細について指南してもらいました。

 『マフラー換装「大」作戦(その3)』へと続きます。

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