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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

クロモリ

2015-12-17 23:22:13 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 クロモリと言っても黒い森(シュバルツバルト)ではなく(まあ、間違える人はいないでしょうが 笑)、クロムモリブデン鋼のことです。某二輪販売店のブログ記事にて、このクロムモリブデン鋼を素材にした「P.E.O.」のアクスルシャフトが紹介されていました。


<ZERO POINT SHAFT>

 純正品との差異は単なる材質の違いだけではなく、旋削工程で終わらずに研削工程まで行って部品の精度を上げ、摩擦係数(転がり抵抗)を低減することで、取り回しのし易さやセルフステアの向上、直進性や安定性の改善、低燃費化等が期待できるようです。

 TDM900/A用も販売されており、適合年式は2007~2010年式となってはいますが、フロントアクスルスライダーを装着した際の経緯から、「千早」への装着は可能であると思われます。「千早」の前後タイヤ交換の際、同時に換装しようと考えています。

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無用の長物

2015-12-15 07:00:44 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 「千早」へのPOWERMADDハンドガードラージミラー装着を決めた抑の切っ掛けは、YSPチャレンジツーリングの名所巡り中に小田原厚木道路で遭遇した出来事です。直前に後視鏡と目視とで確認したにも拘わらず、あわや接触という事態に至ってしまい、二輪運転中の保身はやはり最後は自分自身でやるしかないとの思いを新たにした次第です。

 管理人が遭遇したこの出来事と、先の当ブログ記事にLewinさんから頂いたコメントで、こんな記事を思い出しました。

ボッシュ、『サイドビューアシスト』でライダーの車線変更を支援


<サイドビューアシストのイメージ図>

<システム本体>

 記事を読んで、直観的に「必要無い」「画餅どころか、無用の長物」と感じたのは管理人だけでしょうか。車速が25~80km/hで相対速度の差が小さく、且つ5mの範囲内に他車が存在するという超限定的な状況下で作動するようですが、同様の状況ならこんなもの(失礼)が無くても、車線変更の際に後方をちらりと見遣れば良いだけのこと。こんなもの(また失礼)を開発する位なら、安価な後方視認用カメラ(録画機能付)でも開発したほうが余程有用だと思います。
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YSPチャレンジツーリング2015達成!

2015-11-18 23:07:34 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 今年は大幅に趣向を変えてのチャレンジツーリングでしたが、先日の研修前ツーで名所30箇所巡りを達成しました♪これで6年連続の達成です。先日、達成の報告をしにYSP某店へと出向いてきました。

 多機能携帯電話の中の画像を1つ1つ示しながら、確認をしてもらいます。確認作業が全て完了したところで、訪れた名所の数を改めて数えてみると、合計は何と33箇所でした…。管理人は丁度30箇所だと思い込んでいたのですが、まさか3箇所も多いとは思いませんでした(笑)。まあ、同じ数え間違いでも少ないよりは良いでしょう。店員からは「後10日位ありますから、どうですか、60箇所」と言われましたが、いやいや無理でしょう(笑)。ただでさえ多忙ですし、近郊の名所は粗方行き尽くしているので…。

 今年のチャレンジツーリングについては賛否両論があるでしょう。累積走行距離だけ達成すれば良しとする昨年までよりは、今回のように名所を巡るという目的が明確な方がより「チャレンジツーリング」という主旨に合致している気はします。但し、今回の名所の選定については頂けませんね。「名所」と言うと人が集まることが多い上、凡そ二輪で訪れることが少ないような場所ばかりであり、alminaさんも仰っているように、来年はもっと二輪向きの名所を設定してもらいたいものです。例えば、道や峠、二輪乗りの大好物(笑)である岬(○○最○端とか)、山や川、滝、湖、その土地の名物やB級グルメを喰らうのも面白いかも知れません。
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第44回東京モーターショー

2015-11-11 23:49:50 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 新しい職は一年を通じて多忙なのですが、この10月、11月はそれに輪を掛けて忙しく、正に自転車操業。今回のモーターショーも行けないものと諦めていましたが、11月9日の仕事が1週間先延ばしになったため(当然、1週間後の仕事は密度が高くなる訳ですが、知らない振り…笑)、モーターショーへ行くことにしました。今までは(前回を除いて)前売券を購入していたのですが、今回は諦めていたので購入していません。当日の入場料金や開催時間を調べていると、或ることに気付きました。それは夜間料金の存在です。当日の1日入場料金が1600円であるのに対して、16時以降の夜間料金は700円で、かなりお得感があります。また、元々日中は所用があって夕方からしか行けなかったため、お誂え向きでした♪

 自宅を出発して1時間余りで、モーターショー会場である東京ビッグサイトへと到着です。夜間入場券を購入して入場し、初めに向かったのはヤマハ発動機の区画。その中でも前以て情報を入手していた、気になるアイツのところへ。


<MWT-9>

 以前のモーターサイクルショーで発表されたGEN01は形こそ同じ前側二輪、後ろ側一輪の三輪ですが、GEN01の発動機がTMAXのオートマティック530ccに対して、このMWT-9は発動機がMT-09のギア付き846ccになっています。

 以前、トリシティに試乗してからと言うもの、走行安定性が想像以上であったことでLMW車がとても気になっている管理人ですが、GEN01が発表された時は「これがギア付きで出たら良いなあ」と思っていたので、もしMWT-9がほぼこのまま発売されたとしたら、これは完全に購入対象となり得ますね。…「千早」を乗り潰すか、修理不能となったら、ですが(笑)。

 MT-09や同TRACERの諸元を見て、MWT-9で一番懸念される事項はタンク容量ですね。車体前部の構造からすると、タンク容量はそれ程期待できないと思われますが、20Lは欲しいところです。



<やはり、安定感がありそうです>


<トリシティやGEN01とは異なり、フロントフォークが外側に配されているのは何か理由があるのでしょうか>

<尾灯/制動灯と方向指示器はLEDです>

 ヤマハ発動機の区画でもう一つ気になったのがこちら。


<スマートヘルメット、夜間に鮮明に見える機能は是非欲しいですね>

 二輪他社の区画も一通り廻りましたが、心惹かれる機種はありませんでした。少し気になったのは以下の2機種位でしょうか。


<CRF1000L Africa Twin>

<NC750X>
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漸く次の大台に(「千草」編)

2015-11-04 06:21:46 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 つい先日のこと。電車通勤となってからは思うように走行距離が伸びずにいた「千草」ですが、9月から10月に掛けて、交通の便が悪い出張先へと行く際に毎日のように駆り出したため、順調に距離を稼ぐことができ、約2年9ヶ月越しで2万kmの大台に到達しました♪


<2万km達成!>

 この通勤中にエンジンオイル交換やドライブチェーンの張り調整も実施して、まだまだ元気に走ってくれそうです。
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春の試乗と二輪の祭典

2015-03-28 23:30:13 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 去る3月28日、前日より開催中の東京モーターサイクルショーへ行くことにしました。翌29日の天気占いが芳しくなかったことと、出発の直前まで迷ったのですが、同日にお台場にて開催予定のヤマハの試乗会への参加を決めたためです。「千早」が定期点検中だったので「千波」を駆り出し、試乗会会場へは受付開始時間の1時間前には到着。早過ぎたとも思いましたが、管理人を上回る兵が10数名もいました(笑)。その後も参加者は増え続け、長蛇の列となったため、時間を前倒しして9:20頃から受付が開始されたのですが、10:00前には午前の試乗分の受付が終了してしまう盛況振りだったので、早く来場して正解でした♪


<会場の様子>

 試乗車両の内、MT‐09 TRACERとT‐MAX530、YZF‐R3とBOLT C‐SPECの4機種はチケット制のため、試乗できる人数が限られています。上記4機種の内、MT‐09 TRACERとT‐MAX530、YZF‐R3の3機種へ試乗することにしました。先ずはMT‐09 TRACERから。


<MT‐09 TRACER>

<乗車時の視点から>

 どうしても、愛車TDM900Aとの比較になってしまいますが、とにかく倒し込みが素直で軽いですね。その上、低速でのトルク感は十二分で、管理人は試乗中、STDモードで二速しか使用しませんでした。やはり良いなあ…。

 次のT‐MAX530の試乗時間まで少々時間があったので、駐輪場にて来場者の愛車を眺めたり(笑)、展示車両の傍らでメーカー担当者の話を聞いたりしました。


<展示されていたMT‐09 TRACER>

 管理人個人の要望として、燃料タンク容量の更なる増大をして欲しいと伝えたところ、MT‐09の14Lに対して、TRACERの18Lという数字は車体開発の担当者が相当渋ったが、厳しい折衝の結果、それでも当初より大幅に増量したとのこと。吸気口を模したタンクの横の部品を排して、その分の容量を増やせるのではないかと提案してみると、その手法だとフレーム幅よりも外側に張り出してしまうため、安全上、厳しいということでした。成る程、H社のホー○ットで転倒すると、必ずと言って良い程タンクの張り出した部分が凹むのはそのためなんですね(笑)。また、純正装飾品であるトップケースとサイドケースの同時装着が不可であることの理由を尋ねましたが、それは初めて聞いたというような反応でした。管理人がこれから東京モーターサイクルショーへ行くことを伝えたら、ヤマハの純正装飾品を取り扱うワイズギアにて質問することを勧められました。他にも、座席の高さを変更する手順を見られたり、高い方での足着きの具合を実際に確認できたことも収穫でしたね。

 そうこうしている内に、次の試乗時間がやってきました。


<T‐MAX530>

<乗車時の視点から>

 乗り味は大型スクーターのそれで、確かに楽は楽なのですが…。管理人的に特筆すべきなのはスマートキーの採用に感動したこと位でしょうか。再び暫く時間を潰して、次の試乗です。


<YZF-R3>

<乗車時の視点から>

 YZF-R25に乗った直後なら違いを明確に感じられるのでしょうが、大排気量車2台に乗った後だと、やはり非力さが際立って感じられてしまいますね。但し、良く回るので、回転数を意図的に上の方まで引っ張ることでより楽しめそうです。

 さあ、3台に試乗できたので、ここから東京モーターサイクルショーの会場である東京ビックサイトまで移動します。例年よりも遅い行動なので、駐輪場の二輪の数も全然多く、また、会場内も結構混雑していますね。

 先ずは、入り口の正面にあるヤマハの区画から見て回ることにします。


<YZR-M1>

<YZF-R1>

<SEROW250 30th Anniversary Special Edition>

 このSEROW250の30周年記念車は試乗会会場にも展示されていました。左右非対称(アシンメトリー)な意匠と色遣いを採用しているのですが、管理人は左右非対称な意匠を毛嫌いしているので(笑)、購入対象にはなり得ませんね。それにしても、機体色の艶消しと言い、(主にジャケット等での)非対称な意匠と言い、管理人の好まない流行は早く過ぎ去って欲しいものです(笑)。

 続いて、隣にあるワイズギアの区画へと行き、MT-09TRACERの荷箱の件について、質問してみます。すると、或る程度は想像通りであった回答が返ってきました。物理的には全部の荷箱を装着することは可能であるが、重心から遠い位置に重量物が存在することで、例えば、走行中の機体の回転(ロール)運動に悪影響を及ぼす恐れがあるため、公式にはお勧めできないとのこと。まあ、当然ですね。しかし、仮にもアドベンチャーを標榜する機種、然もサイドケース用の取付架が標準で装備されているにも拘わらず、トップケースとサイドケースが同時に装着できないというのは納得ができませんね。タンク容量の増大と共に何れ、また、MT-07の派生型を開発する時には考慮してもらいたいと要望を伝えておきました(笑)。

 さあ、或る意味、今回の目的は果たせたので(笑)、他の区画も一通り見て回るとしましょう。その中から、管理人が気になった機体を幾つか紹介します。先ずはこちら。


<True Adventure>

 管理人の感覚とホンダの意匠は相容れないことが大変多いのですが(笑)、この機体はかなり増しですね。いや、このままの意匠且つ管理人の好みの色遣いであることが前提ですが(笑)。続いてはこちらの機体です。


<AS650(参考出品車)>

 初めに断っておくと、この機体の意匠面が気になった訳ではありません。意匠に関して言うならば、寧ろホンダSTX1300の模倣としか思えません(笑)。それよりも、650ccという排気量で純然たる長駆専用機を開発した、ADIVAのその気概に対してですね。

 用品ではSHOEIの「HORNET ADV」です。管理人はこの先代に当たる「HORNET DS」を現在は使用しているのですが、その耐用年数が気になり始めています。でも、もう少し騙し騙し使用し続ける公算が高いですが…(笑)。

 もう一つ、ユピテルのライディングレコーダーの内、4月下旬に市販予定の「BDR‐2 WiFi」です。今時の二輪車用ライディングレコーダーは防水防塵性能は既に当たり前ですが、現在市販されている機種の中で、管理人が望む性能――①二輪専用で防水防塵である②小型軽量である③常時録画且つ上書き録画ができる④長時間の録画ができる(最近流行りのアクションカメラの数時間なんていうのは論外)⑤GPSを内蔵し、位置情報も連動して記録できる⑥発動機の始動/停止と連動している⑦電源コード等が別に単品で販売されており、複数の機体間で使い回しができる⑧市販の安価な記録媒体が使用できる(⑨前後方向を同時に録画できれば尚良いが、⑦との両立は厳しいか)――を備えているものは管理人の知る限り皆無です。ユピテルの現行型の1つ「BDR‐S1」はGPSが内蔵されておらず、電源コードも途中で接続が外せない構造になっているため、論外ですね。もう1つ、「BDR‐1」は常時録画且つ上書き録画機能が備わっているのは良いのですが、実物を見て唖然としました。一寸あり得ない大きさです…。また、電源コードは途中で接続を外せる構造になっていますが、今のところ電源コードの単品での設定が無いとのこと。これらの点に於いては「BDR‐2 WiFi」は⑦の設定が無いものの、上記①から⑥の性能は備わっており、現時点で管理人の考える理想的なライディングレコーダーと言えるでしょう。販売価格等、今後も注目していきたいと思います。

 最後は、東京モーターサイクルショーでの管理人の定番である、AJ(全国オートバイ協同組合連合会)で署名をします。しかし、管理人は毎年、二輪車の希望ナンバー制を項目の1つに挙げるように申し入れをしているのですが、一向に取り上げられないため、今回も直接伝えました。また、同時に二輪車の軽自動車税増税の見直しについても要望として伝えました。後者は増税導入が1年先送りになった「成果」についての返答がありましたが、これでは単に先送りにしただけで、問題の本質は変わっていないと反論し、抜本的な問題解決を改めて依頼しました。


<出口近くにご覧のような面白い作品があったため、思わず撮影してしまいました(笑)>

 会場を後にし、「千波」の許へと戻る途中、当然ながら沢山の二輪を観察しました(笑)。TDM900は管理人と入れ替わりに出ていった黄/銀が1台と黒が1台、そして、一見しただけで綺麗なのが分かった青/銀が1台の計3台。最後の青/銀は銀色のGIVI製トップケースを装着していたことから、一瞬alminaさんかも知れないと思ったのですが、ヘルメットと何故かハンドルカバーを手に持った御仁が1人、件のTDMの方を向いて佇んでおり、初め「所有者の方かな」と思ったので、まさかがん見する訳にも行かず、そのまま通過(笑)。少々遠回りして、もう一度確認しに戻ると(笑)、見覚えのあるサイドカウルのカーボンステッカーに社外ミラー、何とやはり、almina号ではないですか!一寸躊躇しましたが、勝手ながら証拠写真(笑)を撮らせてもらいました。


<alminaさん、もし何らかの事情(?)でアリバイの証言が必要になった時には言って下さい(笑)>
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YSPチャレンジツーリング登録完了

2015-03-21 18:18:02 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 これまでのYSPチャレンジ「3000km」ツーリングはその名称通り、YSP各店にて登録後、距離にして3000kmを走破すれば達成になるという単純明解な催しでした。しかし、今年のYSPチャレンジツーリングはその名称から「3000km」という単語が外れただけでなく、趣向をがらりと変えての開催となりました。その趣向とは決められた期間内に日本各地の名所を巡り、その数に応じて記念品が貰えるというものです。

 先日、YSP某店にて登録を済ませました。


<今回の登録記念品はハンドタオルとステッカーです>

 尚、YSPチャレンジツーリングのHPには対象となる名所が掲載されておらず、一抹の不安を覚えましたが、登録時に一覧表を貰えたので一安心です。

 さて、達成するには最低でも30箇所の名所を巡らないといけません。一覧表を見てみると、500を超える全国の名所の内、千葉県内にあるものは僅か8箇所ですね。県内は勿論のこと、近県から攻めていくにしても計画的に遠乗りをしないと、6年連続での達成は難しそうですね。
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YSPチャレンジ3000kmツーリング2014達成!(「千早」編)

2015-02-22 22:44:11 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 2014年のYSPチャレンジ3000kmツーリングはいつものように「千早」「千波」「千草」の3台体制で臨みましたが、4月の異動によって暦通りの規則正しい勤務となったため、休日は家族サービスに充てる時間も増え、今までのようにおいそれと出掛けることができなくなりました。また、慣れない業務のための多忙さも手伝って、このままでは2014年は1台も達成できない公算が高い状況でした。

 せめて、ここまで4年連続での達成を果たしている「千早」だけでも達成したいと考え、昨年11月頃より、休日の夜中や早朝、偶に午前中だけ家族から時間を貰って走行し、距離を稼ぎました。昨年末の時点で、達成まで1,900km余りを残していましたが、少しずつではあったものの着実に距離を伸ばし、2月中旬の2年振りの二輪部合宿(後日、改めて報告したいと思います)にて残り約50kmとなり、そして、つい先日、見事達成することができました♪


<今年の3000km達成記念ピンズは黒色でした>

 そうそう、2015年のYSPチャレンジ3000kmツーリングの登録がもう直ぐ始まりますが、今年は例年までと少々趣向を変えての開催となるようで、どのように変わるのか、とても楽しみです♪

 さて、達成の報告で訪れた某YSP店に、気になる1台がありました。その名も「XTZ125」です。以前、プレストコーポレーションにて「XTZ125E」を取り扱っていましたが、機種名からEの一文字が取れた以外に何が変わったのでしょうか。


<XTZ125>

<XTZ125E>

 一見して分かるのが、前照灯周りの意匠の変化ですね。標準で荷台も装備しています。諸元を見ると、寸法的には全幅が20mm増、全高が10mm減と余り大きくは変わらないようです。重量は114kgから119kgへと増加しており、気になる馬力は7.1kw(≒9.6PS)、トルクは9.9Nm(≒1.01kgf・m)で、それぞれ低下していますね。燃料タンク容量は10Lと僅かに0.6Lの減です。そして、一番大きな違いはこれまでの伯(ブラジル)生産から中国生産に変わった並行輸入車であること。価格が36万円余り(当時)から29万8千円(税込)へと下がったのはその影響であろうと推測されます。訊くと、部品の供給に関しても特に問題は無いとのことでしたが、YBR125等のそれと同様ということでしょうか。とても魅力的な機体なのですが、管理人の中の位置付けでは「千草」の後継機に相当するものの、如何せん、集合住宅の駐輪場の規定外の寸法になってしまうため、「千草」からの乗り換えはできません。次に考えたのは「千波」からの乗り換えですが、もう暫くは「千波」に乗り続ける心算なので、XTZ125を購入することは無さそうです(笑)。オフ車が欲しいのは山々なのですが、まあ、先立つものもありませんし、仕方が無いですね。

 もう1つ、MT‐09 TRACER用の純正オプション部品として、サイドケース(City)も展示されていました。ワイズギアのHPには未だ「COMING SOON」となっているのみですが、紙の純正装飾品型録はもう刷り上がっていて、1部貰ってきました。そこへ書かれていたサイドケース(City)の価格は何と片側74,520円(!)、車体へ装着する下側の取付架は別売りで、こちらも2万円近くします。先日の記事で、「サイドケース(City)の購入を早まったかも知れない」と書きましたが、この点に於いては一応管理人に先見の明があったということにしておきましょう(笑)。しかし、看過できない問題点も判明しました。それは、純正装飾品型録に「(サイドケースは)トップケースとの同時装着はできない」との但し書きがあったこと。情報を手繰っていくと、或るYSP店のブログに「高速安定性が損なわれる」「(重心が後方に移動することで、)簡単にウィリーしてしまい、転倒の恐れがある」らしいことが書かれていました。以前のLewinさんの予想が的中してしまいましたね。


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大義無き増税

2015-02-19 23:42:29 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 少し前のことになりますが、軽自動車税の増税案が話題となりましたね。事の発端は消費増税に伴う自動車販売の落ち込みを防止するための自動車取得税の廃止です。しかし、自動車取得税を廃止すると地方税収が少なくなるため、別の財源を確保しなくてはいけない、そこで目を付けられたのが軽自動車税という訳です。この軽自動車税の増税というのが、その内容を吟味していけばいく程、大義や道理等何も無い、特に二輪車にとって、如何に不条理で理不尽な代物であるかが明確になってきます。

 軽自動車(四輪車)は消費税に加えて軽自動車税も増税されますが、これに対する軽減措置として、自動車取得税の廃止とエコカー減税の2つがあり、そして、四輪車の軽自動車税は新車だけが増税の対象となります。これに対し、二輪車は軽自動車税の増税のみ(然も、増税の幅は軽自動車よりも遥かに大きい)で、エコカー減税の対象からも外されているため、軽減措置や緩和措置が一切ありません。更には、新車と中古車とを問わず、全ての二輪車が増税の対象となります。税制改正の御旗の下、二輪車だけに不公正に重い税負担を強いていることは明らかです。しかし、このことに対する納得のいく説明はこれまで全くなされていません。

 如何にも尤もらしく聞こえる増税の理由として、「(原付自転車の)軽自動車税を1000円徴収するのに、800円から900円も掛かる」から増税するとか、また、「軽二輪や原付自転車は登録年が分からない」から、新車と中古車とを問わずに増税するとか、反論にもならない反論がされていますが、これっておかしいと思いませんか?二輪の軽自動車税(抑、この言い回しからして妙ですが)の徴収システムの不備に原因があるのなら、その不備を改善することが先決ではないでしょうか。また、自動車税と軽自動車税との不均衡を指摘する声もあるようですが、これも自動車取得税の廃止と切り離して考えなければならない問題ですし、二輪車だけに税の軽減措置が無く、全ての二輪車が増税対象となることへの説明になっていないことはもうお分かりですね。これらの税制上の不備を改善しようとすら考えず、二輪乗りを煙に巻くように(いや、これはもう意図的に騙していると言っても良いかも知れませんが)安易に増税する――これこそ論理の掏り替え、二輪乗りを莫迦にしていると思います。

 我々二輪乗りにできることは問題の本質を正しく理解することです。管理人は単に増税が嫌だから反対するのではありません。しかし、巷間の増税反対の論調は「増税されると負担が増す」という手前勝手なものが多いようにも思えます。でも、考えてもみて下さい。誰しも増税は嫌なものですが、こういった道義の存在しない増税を許してしまったが最後、法改正がなされるまで恒久的に続いてしまうのです。今こそ、二輪乗りは「大義や道理の存在しない、不公正な増税」に反対の声を上げなければいけないと思います。

 余談ですが、スズキの鈴木社長が会見で「(軽自動車税の増税は)弱い者苛めだ」と発言しましたね。しかし、これは的外れであるばかりか、二輪車も含めた軽自動車税の増税問題の本質を見誤ってしまう可能性があることを申し添えておきたいと思います。

 追記:軽自動車税の増税が1年延期されることになりましたが、これでは単に先送りをしただけのその場凌ぎで、何の解決にもなっていません。

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邂逅と試乗

2015-02-12 23:58:56 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 週末、行き付けの某レッドバロン店から呼び出しを食らい(笑)、訪問したところ、敷地内の片隅にあのMT-09 TRACERが佇んでいることに気付きました。用事を済ませたら、気になる件の機体について営業氏に訊くと、売約済みの車輌ではなく、店頭の在庫となる予定とのこと。跨っても良いとの許可を得た上で、逸る気持ちを抑えて(笑)、機体の許へ。

 先ずは、全体を穴が開く程(笑)、観察します。


<両側の前照灯間と…>

<燃料タンク横は向こう側へと貫通しておらず、単なる意匠の一部のようです>

 上記の蜂の巣構造になっている部分は空気導入口だと思っていたので、意外でした。特に、燃料タンク横のそれは機能部品でないなら廃止して、その分、燃料タンク容量を増やして欲しいところです。

 意外と言えば、燃料タンク本体(覆い?)と純正サイドケース取付架、ハンドガード本体が金属製だったのは意外でしたね。中でも、純正サイドケース取付架はTDM用のそれが樹脂製なので、全く思いも寄りませんでした。


<燃料タンクはTDM900/Aと比較すると横幅があり、前後長は短いですね>

<純正サイドケース取付架には片側4箇所の荷掛け鉤もあります>

<ハンドガードはハンドルバーエンド貫通型、上部の覆いは樹脂製で、大型化等の拡張性が期待できそうです>

 スクリーンは3段階に調整ができるとの情報を予め掴んでいたので、実際に可動させてみようと思い、あらゆる方向から覗いてみました。すると、スクリーン本体を留めている螺子は固定式のようですが、スクリーンからはやや離れた場所にある、計器類の左右にある抓みを回すとスクリーンが上下することが分かり、思わず感嘆の声を上げてしまいました(笑)。


<画像中央の抓みでスクリーンの高さを調整できます>

 MT-09 TRACERには96万円余りの値札が付けられていました。「千早」を購入した当時の価格(然も、安売りで値引き後の価格)と比較しても買い得感がありますね。更に、何かと利点の多い国内仕様であり、管理人の考える次期主力攻撃機としては最有力候補ですね。まあ、「千早」は後10年は乗り続ける予定(笑)なので、近く乗り換えることはないでしょうが…。

 さて、続いてはYZF-R25に試乗します。試乗車があったことは認識していたのですが、試乗のためだけに来店するのもどうかと思い、先延ばしにしていました。この日は時間的にも余裕があったので、漸く試乗ができます。

 発動機を始動すると、聞き慣れた並列二気筒の排気音が心地良く響きます。跨ってみると、想像通りのきつめの前傾姿勢、車重は排気量なりに軽いですね。そして、いつもの試乗経路(笑)へ。走りも軽やかなのですが、回転数の上がり方も非常に軽いですね。回転数の限界域は1万4千回転から!?「千早」の常用域は3~6千回転、「千波」では「千早」よりも高回転ですが、それでも5~8千回転といったところ。計器類の中央上に備えているシフトタイミングインジケーターを点灯させようと、ギアの切り替えを引っ張ってみたのですが、終ぞ点灯させることができませんでした…。そのまま、これまたいつもの撮影場所へと移動します。









<様々な角度から>

<この角度で見ると、前額部の尖り具合と前照灯の配置とが、TDM900を彷彿とさせますね>
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