愛機に跨り、1日でどれくらい走破できるのか。二輪乗りなら、誰しも一度くらいは試したことがあるのではないでしょうか?斯く言う管理人は、数年前の東北ツーの折に約700kmを走ったのが今までの最長距離でした。
さて、先の北海道旅行の帰りに寄った、宮城縣護国神社の英霊顕彰館。展示してあった戦艦大和の模型を見てからというもの、予てより温めていた、しかし実現は困難で躊躇われていた計画が頭を擡げて来ました。それは、広島は呉の「大和ミュージアム」を訪れて、1/10の戦艦大和をこの目で見るという計画です。しかし、千葉から呉はどう少なく見積もっても約900kmあります。
単純に往復で1800km、大和ミュージアムだけを見て帰って来るには大き過ぎる数字ですね。しかし、日帰りではなく1泊で、更に周辺で複数の目的地を絡めれば、何だか行けそうな気もして来ました(笑)。既に、感覚が麻痺しつつあります(汗)。もう1つの目的地は、管理人が未だ訪れたことが無く、今秋から大改修が始まる予定の姫路城に定めます。更に欲張って、広島から近そう(に思えた)な錦帯橋を目的地に追加することにしましょう。但し、当方の諸事情から土日祝日での遠乗りはできず、必然的にETC休日特別割引は利用できないため、深夜割引を利用することにしました。
前日の勤務は夜勤明け。日中睡眠を取り、21:00に自宅を出立です。何度も走り慣れた道順でもある、湾岸線から台場線、東名高速へと入ります。それにしても、大型トラックの多いこと!抜いては追い付くの繰り返しで一向に速度が上がらず、速度配分も儘なりません。しかも、由比の辺りでは雨も降って来ました…(涙)。しかし、直ぐに止むだろうことを見越して、合羽は着ずに先を急ぎます。
思惑通り、雨は程無く上がりました。浜名湖を越え、上郷SAで給油をします。ここまでの走行距離は360km余り、燃費は23.6km/Lでした。
東名高速から名神高速、中国自動車道を繋いで、山陽自動車道へと入ります。ここでもひた走りに走り、燃料残量警告表示が点滅し始めたので少々焦りつつも、福山SAで2度目の給油です。ここまでの総走行距離は810km余り、今回の燃費は25.8km/Lと中々の好成績♪
ここまで来たら、最初の目的地である岩国まではもう一息ですが、疲労も段々蓄積されて来たので休憩や仮眠を多めに取るようにします。そして、岩国ICを降りて錦帯橋に到着したのが8:30過ぎ。夜通し走って、自宅から約960kmの道程でした。
橋の袂へと「千早」を停め、入橋料300円を払って早速渡ります。

<初めて実物を目の当たりにし、また、長距離を走り抜いた達成感とも相俟って、感慨無量です…>

<結構急な角度が付いている所もありますね>

<橋の向こうには、岩国城が見えます>
向こう岸へ渡りきった所で河原へと下りてみます。

<日本三大奇橋の1つに数えられますが、橋の描く弧がまた美しいですね>
往復して「千早」の元へと戻ると、北九州ナンバーのF650CSが停まっていました。

<無断ですが、「千早」と一緒に写真に収まって貰いましょう(笑)>
錦帯橋に別れを告げ、再び岩国ICから広島岩国道路、山陽自動車道を戻り、五日市ICで降ります。県道71号から同265号へと入りますが、この道がまた狭隘で気を抜けないけど楽しい、そんな道でした。
広島市街まで下りて来たら、原爆ドームを目指します。今年の8月6日と9日、上の娘へ「広島と長崎に原子爆弾を落とされたことを日本人は忘れてはいけない」という話をしたんですね。小学生が何処まで理解したかは分かりませんが、原爆ドームの画を見せたかったのです。携帯電話のカメラで撮影し、メールに添付して送信します。実は、この時点ではまだ家族へ行き先を伝えていません(笑)。呆れられるのが目に見えていたので敢えて行き先は伝えず、「今こんな所にいるよー、馬鹿なお父さん(夫)だねぇ」と携帯メールで報告をしたのでした(笑)。尚、原爆ドームをデジカメでは撮影していないので、画像はありません。
さあ、愈々次の目的地は大和ミュージアム!国道2号、県道34号と同31号を繋いで、夢にまで見た大和ミュージアムへと到着です!期待に胸が高鳴りますね。

<受付を通ると、いきなり大和が出迎えてくれました>

<艦橋から煙突、3番主砲塔へと繋がる上部構造物の構造美が見て取れます>

<管理人は、重厚さの中に美しさを併せ持つ後ろ姿も好きだったりします♪>

<針鼠のように密集した対空火器群>

<この角度での画は、或る意味一番大和らしさが感じられると思います>
館内には、零式艦上戦闘機62型も展示されていました。

<優美さと力強さが同居する、正に機能美>

<初期の塗色である灰緑褐色(所謂飴色)も好きですが、この濃緑黒色も零戦らしくて良いですね♪>
売店ではかなり目移りしてしまいましたが(笑)、インターネットでも買い物ができるので土産の購入は少なめにし、大和ミュージアムを後にします。
当初の予定では、更に姫路城へ行ってから本日の宿泊地である倉敷へ向かうつもりでしたが、流石にそれだけの余力は無さそうです…。倉敷へ直接向かい、姫路城は明朝立ち寄ることにしましょう。
呉からは国道487号を南下。ここで、ツーリングマップルの「両岸でグルグル回るループな道」との記載が気になった、音戸大橋へ立ち寄ります。

<一寸分かり難いですが、赤い橋の向こうと手前でグルグルしてます(笑)。当然、往復しましたよ♪>
更に西進すると、もう1つループな橋(早瀬大橋)があるようなんですが、今回は都合で割愛。瀬戸内の島々を横手に眺めながら、県道66号、国道185号と海沿いの道を快走します。その先、県道55号を走行して尾道ICから山陽自動車道へと乗り、一気に倉敷…を通り越して吉備スマートICで降ります。明日の予定が少々変更になったので、本当は明日寄る筈だった吉備津彦神社と吉備津神社、備中国分寺に寄ることにしたのでした。

<吉備津彦神社拝殿>

<吉備津神社拝殿は国宝、主祭神の大吉備津彦大神は桃太郎の題材となったようです>

<備中国分寺にて、五重塔を背景に>

<如何にも荘厳な五重塔は、国の重要文化財だそうです>
備中国分寺を出たら、本日の宿へと向かいます。今晩の宿は、RB倉敷に併設されているバイクステーション倉敷です。RB会員1名なら2,100円で宿泊できるので、以前から是非利用してみたいと思っていました(千葉はRB幕張にもありますが、流石に同じ県内では泊まる気になれませんね…)。

<バイクステーション倉敷>
さて、肝心の走行距離はと言うと…。

<走行距離計は1周して1,249.1km、最長距離記録を見事更新しました♪>
さあ、明日は千葉まで帰らなくてはいけません。早めに就寝することにします。
本日の走行距離:1,249km
さて、先の北海道旅行の帰りに寄った、宮城縣護国神社の英霊顕彰館。展示してあった戦艦大和の模型を見てからというもの、予てより温めていた、しかし実現は困難で躊躇われていた計画が頭を擡げて来ました。それは、広島は呉の「大和ミュージアム」を訪れて、1/10の戦艦大和をこの目で見るという計画です。しかし、千葉から呉はどう少なく見積もっても約900kmあります。
単純に往復で1800km、大和ミュージアムだけを見て帰って来るには大き過ぎる数字ですね。しかし、日帰りではなく1泊で、更に周辺で複数の目的地を絡めれば、何だか行けそうな気もして来ました(笑)。既に、感覚が麻痺しつつあります(汗)。もう1つの目的地は、管理人が未だ訪れたことが無く、今秋から大改修が始まる予定の姫路城に定めます。更に欲張って、広島から近そう(に思えた)な錦帯橋を目的地に追加することにしましょう。但し、当方の諸事情から土日祝日での遠乗りはできず、必然的にETC休日特別割引は利用できないため、深夜割引を利用することにしました。
前日の勤務は夜勤明け。日中睡眠を取り、21:00に自宅を出立です。何度も走り慣れた道順でもある、湾岸線から台場線、東名高速へと入ります。それにしても、大型トラックの多いこと!抜いては追い付くの繰り返しで一向に速度が上がらず、速度配分も儘なりません。しかも、由比の辺りでは雨も降って来ました…(涙)。しかし、直ぐに止むだろうことを見越して、合羽は着ずに先を急ぎます。
思惑通り、雨は程無く上がりました。浜名湖を越え、上郷SAで給油をします。ここまでの走行距離は360km余り、燃費は23.6km/Lでした。
東名高速から名神高速、中国自動車道を繋いで、山陽自動車道へと入ります。ここでもひた走りに走り、燃料残量警告表示が点滅し始めたので少々焦りつつも、福山SAで2度目の給油です。ここまでの総走行距離は810km余り、今回の燃費は25.8km/Lと中々の好成績♪
ここまで来たら、最初の目的地である岩国まではもう一息ですが、疲労も段々蓄積されて来たので休憩や仮眠を多めに取るようにします。そして、岩国ICを降りて錦帯橋に到着したのが8:30過ぎ。夜通し走って、自宅から約960kmの道程でした。
橋の袂へと「千早」を停め、入橋料300円を払って早速渡ります。

<初めて実物を目の当たりにし、また、長距離を走り抜いた達成感とも相俟って、感慨無量です…>

<結構急な角度が付いている所もありますね>

<橋の向こうには、岩国城が見えます>
向こう岸へ渡りきった所で河原へと下りてみます。

<日本三大奇橋の1つに数えられますが、橋の描く弧がまた美しいですね>
往復して「千早」の元へと戻ると、北九州ナンバーのF650CSが停まっていました。

<無断ですが、「千早」と一緒に写真に収まって貰いましょう(笑)>
錦帯橋に別れを告げ、再び岩国ICから広島岩国道路、山陽自動車道を戻り、五日市ICで降ります。県道71号から同265号へと入りますが、この道がまた狭隘で気を抜けないけど楽しい、そんな道でした。
広島市街まで下りて来たら、原爆ドームを目指します。今年の8月6日と9日、上の娘へ「広島と長崎に原子爆弾を落とされたことを日本人は忘れてはいけない」という話をしたんですね。小学生が何処まで理解したかは分かりませんが、原爆ドームの画を見せたかったのです。携帯電話のカメラで撮影し、メールに添付して送信します。実は、この時点ではまだ家族へ行き先を伝えていません(笑)。呆れられるのが目に見えていたので敢えて行き先は伝えず、「今こんな所にいるよー、馬鹿なお父さん(夫)だねぇ」と携帯メールで報告をしたのでした(笑)。尚、原爆ドームをデジカメでは撮影していないので、画像はありません。
さあ、愈々次の目的地は大和ミュージアム!国道2号、県道34号と同31号を繋いで、夢にまで見た大和ミュージアムへと到着です!期待に胸が高鳴りますね。

<受付を通ると、いきなり大和が出迎えてくれました>

<艦橋から煙突、3番主砲塔へと繋がる上部構造物の構造美が見て取れます>

<管理人は、重厚さの中に美しさを併せ持つ後ろ姿も好きだったりします♪>

<針鼠のように密集した対空火器群>

<この角度での画は、或る意味一番大和らしさが感じられると思います>
館内には、零式艦上戦闘機62型も展示されていました。

<優美さと力強さが同居する、正に機能美>

<初期の塗色である灰緑褐色(所謂飴色)も好きですが、この濃緑黒色も零戦らしくて良いですね♪>
売店ではかなり目移りしてしまいましたが(笑)、インターネットでも買い物ができるので土産の購入は少なめにし、大和ミュージアムを後にします。
当初の予定では、更に姫路城へ行ってから本日の宿泊地である倉敷へ向かうつもりでしたが、流石にそれだけの余力は無さそうです…。倉敷へ直接向かい、姫路城は明朝立ち寄ることにしましょう。
呉からは国道487号を南下。ここで、ツーリングマップルの「両岸でグルグル回るループな道」との記載が気になった、音戸大橋へ立ち寄ります。

<一寸分かり難いですが、赤い橋の向こうと手前でグルグルしてます(笑)。当然、往復しましたよ♪>
更に西進すると、もう1つループな橋(早瀬大橋)があるようなんですが、今回は都合で割愛。瀬戸内の島々を横手に眺めながら、県道66号、国道185号と海沿いの道を快走します。その先、県道55号を走行して尾道ICから山陽自動車道へと乗り、一気に倉敷…を通り越して吉備スマートICで降ります。明日の予定が少々変更になったので、本当は明日寄る筈だった吉備津彦神社と吉備津神社、備中国分寺に寄ることにしたのでした。

<吉備津彦神社拝殿>

<吉備津神社拝殿は国宝、主祭神の大吉備津彦大神は桃太郎の題材となったようです>

<備中国分寺にて、五重塔を背景に>

<如何にも荘厳な五重塔は、国の重要文化財だそうです>
備中国分寺を出たら、本日の宿へと向かいます。今晩の宿は、RB倉敷に併設されているバイクステーション倉敷です。RB会員1名なら2,100円で宿泊できるので、以前から是非利用してみたいと思っていました(千葉はRB幕張にもありますが、流石に同じ県内では泊まる気になれませんね…)。

<バイクステーション倉敷>
さて、肝心の走行距離はと言うと…。

<走行距離計は1周して1,249.1km、最長距離記録を見事更新しました♪>
さあ、明日は千葉まで帰らなくてはいけません。早めに就寝することにします。
本日の走行距離:1,249km