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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

(一日遅れの)2012年総括

2012-12-31 03:20:30 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 大晦日なので、今年1年を振り返って2012年の纏めの記事を書き、「それでは皆様、良いお年を!」で締めくくろうと思っていたのですが、紅白歌合戦を見ながら転寝してしまい、気が付いたら年が変わっていました…(汗)。従って、この記事は1月1日に書いているのですが、記事の素案自体は12月31日中に登録していたので記事の投稿日は12月31日になっています。何も無かったことにして読み進めて頂ければ幸いです(笑)。

 管理人にとって、2012年中の一番大きな出来事。それは、管理人の今後の二輪生活を激変させ兼ねないものでした。それは、10年来の付き合いがあり、全幅の信頼を置いていた行き付けの某RB店の工場長が急に退職することになったのです。そのことを彼の口から直接聞かされた時、管理人は泣き出しそうになりました。何しろ、管理人の愛機3台の整備は、(軽整備を除く)全てが彼の手によるものだったからです。その後、事の重大さをじわじわと実感するに連れ、暗澹たる心情になっていきました。絶望に打ちのめされ、二輪を降りようかとさえ幾度か考えましたよ。

 しかし、一寸待てよと思い直します。管理人に管理人の人生があるように、彼には彼の人生があるのです。新しい転機を、新しい人生の門出を寿いで送り出してあげようとの考えに至りました。結局、彼は最後のその日まで管理人の機体を整備してくれ、晴れやかな笑顔で去っていきました。

 彼の後任で配属された新しい工場長は、前工場長とは全く異なる性格です。しかし、別の店舗で工場長を務めていたこともあり、一定以上の水準の整備技術を持っています。これから少しずつお互いの信頼関係を築いていくことにしましょう。

 そして、やはり大きかったのは自宅である集合住宅の二輪置場へ愛機3台を置けるようになったことでしょう。使用目的や使用頻度から「千波」には不遇な生活を強いてきた訳ですが、漸く日の目を見ることになりました。来年こそは今までの分も含めて沢山乗ってやりたいと思います。

 この他にも記事にし切れなかった出来事が多数あるので、追々紹介していきたいと思います。

 それでは皆様、良いお年を!(笑)
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アクスルスライダーの効果、再び…

2012-12-30 22:47:02 | 整備・小改造覚書(「千草」編)
 今年7月に転倒し、大修繕を実施した「千草」ですが、またしても先日、転倒してしまいました。そして、雨のそぼ降る晩、職場からの帰り道、そして交差点手前での制動時に前輪を掬われるような形での右側への転倒という余りにも前回と似た状況下での転倒に、自分自身でも呆れてしまいます…。

 そして車体の損傷も然ることながら、僅か10分前(!)に下ろしたばかりの真新しい合羽に穴が開いてしまったことと、これまた先日装着したばかりの「HELMO バーエンドヘルメットロック」が損傷したことへの心的な衝撃の方が大きいですね。

 転倒による外装の傷の他、フロントフォークが右の方へ捩れてしまっていたのも前回と同様でしたが、今回の方が転倒時の衝撃が大きかったようで、ハンドルバーとステップバーが曲がってしまっていました。フロントフォークの捩れを修正し、走行に支障があるハンドルバーとステップバーの曲がりについては、前者は予備部品として保管してあった元々のYBR125G用ハンドルバーと交換し、後者は国内で純正部品を調達して交換しました。また、手元に予備部品の在庫があったウインドシールド(ヘッドライトガード無し)と右側クリアウインカーレンズ、右側フロントアクスルスライダー、両側フロントステップラバーも交換。そして、件のハンドルバーエンドヘルメットロックは改めて購入して交換です…。残りの損傷箇所については例の中華競売で部品を購入し、ゆっくりと修理していくことにしましょう。

 それにしても、幾ら段減りしたオフロードタイヤとは言え限界が低過ぎます。あの状況で踏ん張りが利かないようでは、CST(CHENG SHIN TIRE)には見切りを付け、MICHELIN M62(オン/オフタイヤ)の導入を検討せざるを得ませんね。
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一物二役

2012-12-28 23:44:03 | 整備・小改造覚書(「千草」編)
 前回jの記事で触れた、防振効果が期待できて或る機能をも併せ持ったハンドルバーエンドとは何でしょうか。先ずは、下の画像をご覧下さい。


<箱に描かれた絵を見れば、これが何なのかはもうお分かりですね(笑)>

 商品名は「HELMO バーエンドヘルメットロック」、その名前の通り、ハンドルバーエンドへ装着する鍵付きのヘルメットホルダーです。本体はアルミ製で、片側の重量は約100gあります。偶々手元にあったTDM900/Aの純正ハンドルバーエンドの重量を量ってみると約300gですから、凡そ3分の1ですね。それでも超軽量な(笑)樹脂製の純正ハンドルバーエンドに比べれば、防振効果もそれなりに期待できそうです。

 早速、装着してみます。固定方法は純正ハンドルバーエンドに多い螺子切り方式ではなく、ゴム製部品を潰して密着させる方式なので特に難しくはありません。


<装着画像>

 ヘルメットを固定する方法としては、ハンドルバーエンド本体の下側にある切り欠きの部分にヘルメットのD環(またはワンタッチバックル)を通した金属板を嵌め込んで施錠するのですが、金属板のみの状態の方が想像し易いと思いますので、先ずはその画像から。


<ハンドルバーエンド本体の下側、逆Y字形をしたのが件の金属板>

 それでは、実際にヘルメットをぶら下げてみましょう。


<こんな感じになります>

 ヘルメットホルダーが標準で装備されていない機種に於いて、然も2つものヘルメットの盗難防止を可能にする、中々技有りな社外部品だと思います。

ROUGH&ROAD ラフ&ロード/HELMO バーエンドヘルメットロック
ROUGH&ROAD ラフ&ロード/HELMO バーエンドヘルメットロック

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冬期の必需品

2012-12-23 08:27:34 | 整備・小改造覚書(「千草」編)
 先日の「千草」の大修繕で、両側のグリップを以前と同じ中華製社外品へと交換しました。この社外グリップはゴムとアルミのハイブリッド製品(笑)なのですが、恐らく精度の問題からでしょう、以前と同じ製品でありながらアルミ部分の内径がより狭く、左側のグリップを根元まで差し込むことができませんでした。その結果、右側と比べて左側のグリップが1~2cm程外側へ位置してしまい、何と無く違和感を覚えます。

 そこで、グリップを再度交換し直すことにしました。そして、再交換を考えた同じ頃、頓に気温が下がり始めたため、折角グリップを交換するのであれば時節柄グリップヒーターを導入しようと思い立ちます。

 グリップヒーターは様々な製品が販売されていますが、メーカー純正オプション品と所謂汎用品とに大別されます。後者は実に沢山の種類が存在しますが、今回比較対象としたのは有名処であるデイトナ製とキジマ製で、それぞれに長所と短所があります。デイトナ製ホットグリップは機能が簡素なので、いかにも信頼性が高そうで費用対効果にも優れます。一方のキジマ製グリップヒーターはデイトナ製と比べると少々値は張りますが、5段階の温度調整ができます。当方の使用用途を考えると温度調整の機能は必要無さそうですし、今回は費用対効果の高いデイトナ製を選択しましたが、決め手となったもう1つの理由に消費電力の低さが挙げられます。と言うのも、「千草」はライディングレコーダーの搭載に伴って蓄電池を容量の小さなものに換装しているので、消費電力の大小は重要に思えたからです。


<デイトナ「ホットグリップ」>

 グリップヒーターの装着方法については余所で詳述されているので割愛します。


<グリップヒーター装着後(左側)>

<同(右側)>

 デイトナ製ホットグリップの装着に当たっては、電源スイッチの設置場所のみ工夫が必要だと思います。操作し易い場所へ設置するのは勿論、水抜きも考えて設置方向を考えなければいけません。管理人は速度計の下方へ設置しました。尚、この位置に設置した場合、乗車時に電源スイッチの白点を視認することで電源が入っていないことが直接確認できるので、グリップヒーターの切り忘れを予防することができます。


<電源スイッチ>

 さて、 以前の中華製社外グリップはハンドルバーエンドとの一体型でした。今回のデイトナ製ホットグリップはグリップエンドが貫通型となっており、純正品または社外品のハンドルバーエンドが装着できるようになっています。YBR125/G/Kの純正ハンドルバーエンドは樹脂製の単なる蓋でしたので、これを機に防振効果を狙って真面なものを装着しようと考えます。実は、防振効果の期待できるそこそこの重量があり、或る機能をも併せ持ったハンドルバーエンドを見付けました。グリップヒーターの装着画像では一緒に写り込んでしまっていますが(笑)、これについては次回の記事で詳述します。

DAYTONA デイトナ /ホットグリップスタンダード エンド貫通
DAYTONA デイトナ /ホットグリップスタンダード エンド貫通


KIJIMA キジマ/グリップヒーター
KIJIMA キジマ/グリップヒーター

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引き籠り生活からの脱却(その2)

2012-12-21 13:29:01 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 管理人の居住する集合住宅の二輪置場には、区画の大きさが異なる2種類――一般的な二輪置場と小型用の二輪置場が存在します。管理人は今まで一般的な二輪置場を2区画借り受けており、これを「千早」と「千草」とで使用していましたが、今回の公募で小型用二輪置場の1区画を追加で使用できることになりました。そこで、一般的な二輪置場の2区画の内の1区画は「千草」からより車体の大柄な「千波」へと車輌の入れ替えをし、「千草」は小型用二輪置場へと移動することにしました。

 これら2種類の二輪置場は、白線が引かれた区画の長さは同一で、横幅のみが違います。しかし、使用細則に定められたその運用方法が全く異なるのです。一般的な二輪置場の方は、車体の全長が白線の外に食み出しても(勿論、上限はあります)、割増しの使用料を納めれば使用できます。しかし、小型用二輪置場の方は、そういった例外規定が無いのです。つまり、車体の全長、全幅共に1mmたりとも区画から食み出してはいけません(但し、実寸法ではなく、飽く迄諸元表の数値上ですが…)。

 新しく小型用二輪置場の使用申請をする際、このことをすっかり失念してしまい、YBR125Gの諸元表の複写をそのまま提出してしまいました…。YBR125Gの全長は2,020mm、区画の長さを20mmも超えてしまっているので、このままでは管理組合の認可が下りないことは火を見るよりも明らかです。現状で小型用二輪置場を使用する権利を失効しないために、当方の採り得る道は2つ。1つは区画内に収まる車輌への買い替え、もう1つは使用細則の改定です。しかし、どちらも現実的ではありませんね。いや、買い替えも一寸は本気で考えましたが…(笑)。

 とここで、良からぬ考えが浮かびます。もう既に提出してしまったYBR125Gの諸元表の複写は、手違いにより「非常に似ている別の車輌のもの」を提出してしまったことにして、区画内に収まる諸元を持つYBR125(無印)の諸元表の複写を改めて提出し直すことにします。また、既に提出したTDR125とYBR125Gの諸元表の複写は、どちらもレッドバロン作成の取扱説明書の諸元表を複写したものなので、偽装工作(笑)を更に完璧なものにするため、行き付けのレッドバロン店に依頼してYBR125(無印)の取扱説明書の諸元表を入手しました。こうなったら、恥も外聞もありません(笑)。尚、二輪置場の使用申請書類には諸元表の他、自賠責保険の証明書の写しも添付することになっていて、当然ここには車台番号も記載されている訳ですが、型式はPCJとなっています。一方、諸元表に記載されたYBR125Gの型式はPCG、YBR125(無印)の型式はPCJとなっているので、これが図らずも管理人の言い訳(笑)を裏付ける根拠となっている点も幸いでした。まあ、諸元表の複写の再提出について、そこまで追求されることは先ず無いとは思いますが…。

 ともあれ、使用申請書類の再提出をしてから数日が経過しましたが管理組合から不備を指摘されませんので、恐らくは問題無いでしょう。これで管理人の、真の意味での二輪3台体制が確立したと言えましょう!
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引き籠り生活からの脱却

2012-12-17 22:11:57 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 管理人は現在計3台の二輪を所有しています。その内、「千早」と「千草」の2台は集合住宅の二輪置場へ、「千波」は実家隣のガレージ(笑)へと置いていることは以前お伝えしました。

 つい先日のこと。集合住宅の二輪置場(排気量125ccまで)に空き区画が生じ、使用者の公募がありました。複数の応募があった場合は公開抽選となるのですが、それには使用細則で抽選参加の優先順位が定められていて、当然ながら1区画目の使用希望者が最も優先されます。そして、1区画目の使用希望者がいなかった場合に2区画目の使用希望者の抽選が行われ、2区画目の使用希望者もいない場合に初めて、3区画目以降の使用希望者の抽選となります。これまでも二輪置場の公開抽選は何度かありましたが、何れも1区画目の使用希望者の応募が複数ありました。また、集合住宅の管理人によれば、最近も二輪置場の空きは無いかとの問い合わせがあり、公募の締め切りの直前には1区画目の使用希望者が申込用紙を持っていったとのことで、いつものことと諦めていました。

 しかし、翌朝に集合住宅の管理人から「申込用紙を持っていった居住者の方に確認したところ、今回は応募はされないとのことでした。とんぼ玉さん、3台目の使用の希望をされますか」との連絡がありました。公開抽選の開始30分前に申し込みを済ませ、他に申込者がいなかったので、何と管理人が当選してしまいました!これで晴れて所有する3台の二輪を手元に置くことができ、「千波」の引き籠り生活ともおさらばできそうです♪

 実はここで、予期しなかった大問題が発生してしまいました…。今初めて告白をしますが、「千草」を購入する際、TDR125は下取りに出し、追金無しでYBR125Gを購入した――つまり、単なる乗り換えと嫁さんには報告していました。管理人が二輪を3台も所有していることや実家に1台置いていることは、当然知る由もありません。しかし折悪しく、管理人が仕事へ行っている時に先の連絡が入り、敢え無く露見してしまいます。

 嫁「バイク、買うの」
 管理人「いや、買わないよ」
 嫁「じゃあ、3台目の申し込みってどういうこと」

 先ずは黙っていたことを謝罪し、これまでの経緯を説明します。そして、四輪の任意保険にファミリーバイク特約を付帯しているので追加の任意保険料は一切発生しないこと、原付二種は自賠責保険料や軽自動車税も格安で維持費は高が知れていること等を積極的に訴えます。

 嫁「あっそう。別にいいんじゃない」

 何と呆気無くお赦しが出ました(笑)。嫁さんの寛大な措置に感謝することにしましょう♪
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今日は何の日

2012-12-12 16:50:02 | 二輪用品雑感
 皆さん、今日は何の日かご存じですか。電池工業会が制定した、バッテリーの日だそうです。そして奇しくもこの日、注文していた「千波」の蓄電池が届きました。

 行き付けの某RB店で「千波」の定期点検をする度に、毎回蓄電池の交換を勧められてきました(笑)。 蓄電池充電器の導入により今日まで生き長らえさせてきましたが、出会いから5年となるこの節目の年に交換することを決心した次第です。

 しかし、蓄電池は国内正規品ともなると非常に高価です。かと言って、中華製無名品では信用なりません。そこで、費用対効果と信頼性という点で吟味した結果、今回は台湾湯浅製を購入することにしました。


<台湾湯浅製蓄電池「YTX5L‐BS」>

 さて、今後も蓄電池充電器を使用する訳ですが、どの位で寿命が来るでしょうか。
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紅葉と黄金と砂丘と、房総の魅力再発見ツー

2012-12-08 23:31:22 | 遠乗り道中記(「千草」編)
 九十九里へ出掛けた翌日のこと。先日の「YSPチャレンジ3000kmツーリング達成ツーリング(笑)」で行くことができなかった、定番の安房グリーンラインと木村ピーナッツ、そして職場の先輩から教わった房総の某高級銘柄魚を堪能できる食堂のリベンジ、更にはもう1つ教わった絶景道を堪能するため、連日の出撃となりました。尚、絶景道で気軽に枝道に入ったりできるよう、小回りの利く「千草」での出撃です。実はもう1つ、「千草」を出撃させた理由があるのですが、それについてはまた後程…。

 自宅を出発し、国道を357号、16号、127号と繋いで只管南下します。件の食堂の開店時間には少しばかり早かったので、先に絶景道の方を攻略するべく、途中で国道465号へと逸れます。前回は「千早」で全く同じ経路を辿り、この後県道88号へと攻め入った訳ですが、今回はその手前で県道182号へ。実は、この県道182号には「もみじロード」という通称があります。もうお分かりですね。


<「もみじロード」入り口>

 暫く走行すると、こんな景色が視界に飛び込んできました。


<見事な紅葉♪>

 進行方向の右手だったので、「千草」を180度方向転換させて真横へと着けます。


<「千草」と鮮やかな紅葉♪>

<ふと上を見上げると、見事な朱の色の紅葉が…>

 この「もみじロード」沿いには2本の銀杏の大木があるのですが、残念ながら時期が遅過ぎたようでどちらも落葉して丸裸になっていました。



<観音堂の大銀杏>

<上郷公会堂の大銀杏>

 銀杏は残念でしたが、上郷公会堂の直ぐ近くにはこんな絶景が…。


<地蔵堂の滝と紅葉>

 地蔵堂の滝の少し先、或る民家の敷地内にはこの日一番鮮やかだった紅葉がありました。


<この色は、緋色と形容すべきでしょうか>

 この後も、数々の素晴らしい紅葉が目を楽しませてくれました♪



<山中公民館裏手の紅葉♪>

<山中林道脇の紅葉♪>

<とある枝道脇の黄葉♪>

<「千草」と黄葉の絨毯♪>

 この枝道にてカメラを構えていた一人のご老人から声を掛けられました。ここへは何度も来ているとのことで、この先(管理人が来た方向)のとある場所からの眺めがまるで東北の有名な紅葉のようで素晴らしいと教えてくれました。そのご老人曰く、ハイキングコースのようなところを入った先の飯場のような場所とのこと。折角なので、探してみることにしましょう。

 県道34号にぶつかったところで、県道182号は終わりです。来た道を引き返し、ご老人から教えてもらった場所を探します。2、3箇所間違えましたが(汗)、①ハイキングコースのようなところを入り、②その先に飯場のような場所があるとの条件に合致した場所を見付けることができました♪ここが正解かどうかは分かりませんが、恐らく合っているでしょう。


<成る程、高台からのこの紅葉の眺めは絶景ですね♪>

 尚、ここへと至る道は急坂で狭隘な上、路面も荒れているのでオンロード車ではかなり厳しいと思います。もし行かれる場合は、くれぐれも無理をしないように…。その後下界へと下り(笑)、より近くから眺めてみます。



<近くで見ても、これまた絶景ですね♪>

 「もみじロード」の入り口まで戻ったら、再び国道465号から同127号へ。先日訪れた富津竹岡式ラーメン「梅の家」の前を通過し、東京湾フェリーの金谷港の少し先にある「さすけ食堂」が先日のリベンジの第1弾、次の目的地です。


<「さすけ食堂」>

 ここの売りである、房総の某高級銘柄魚とは何でしょう。上の画像の黄色い看板にも書かれていますが(笑)、黄金鯵と呼ばれる根付きの鯵がそれです。管理人が行ったのは丁度昼時だったので、店内はほぼ満席。30分程待ちました。さすけ定食(鯵フライ+鯵の刺身かたたきを選択)を注文し、待っている間に店内を観察してみると…。


<これが噂の黄金鯵でしょうか。言われてみると金色に見えなくもありません(笑)>

 そして遂に、ご対面!


<さすけ定食(1,500円也)>

 先ずは刺身ですが、以前出張先の大分で関鯵を食べた時と同様、改めて衝撃を受けました。やはり、身の弾力は別物ですね。鯵フライの方も、そんな鯵をフライにするのですから美味しくない筈がありません。肉厚でふわふわ、こちらも衝撃でした。勿論、完食です♪

 「さすけ食堂」を出発して国道127号を暫く南下したら、途中で県道89号を左折して内陸へ。県道88号を右折すると定番の経路、そしてこれまた定番の道の駅三芳村鄙の里へと立ち寄ります。この日は残念ながら件の甘味が売り切れだったので、別の甘味を購入しました。やはり、午前中に来ないといけないようです。

 道の駅の後は、先日のリベンジの第2弾、安房グリーンラインです。「千草」で走行するのは初めてですが、機種や排気量に関係無く、文句無しに楽しい道ですね♪終点の白浜まで抜けたら、以前alminaさんと夕日を目指して走った同じ道を辿ります。県道257号でそのまま海沿いを走り、程無く見えてくる館山カントリークラブの敷地内を抜けたその先に次なる目的地があります。

 実は、その目的地までの経路が狭隘で非常に分かり難い上、後半は砂地の上を走行することになります。これが、今回「千草」で出撃した最大の理由です。そして、砂地の上を走行した先にあるのは、何と砂丘!千葉にも砂丘があるのです。緊張した砂地走行の後、視界が開けたその先に砂丘が出現しました。


<砂丘と言うよりは、まるで砂の壁…>

 ここはサンドスキー等もできるようですが、サンドスキーと言えば以前管理人も訪れた、伊豆の田牛(とうじ)サンドスキー場が有名ですね。しかし、田牛サンドスキー場よりも斜面の傾斜が大きい気がします。実際、正面から上ろうとしても全く上れませんでした。上の画像の向かって右側、草が生えているところを足掛かりにして何とか上りましたが、小学生以下の子供では先ず上れないでしょう。


<砂の壁を上っている途中の画像。その角度が分かるでしょうか>

 砂の壁を上り切ると、そこには…。


<なだらかな砂丘が広がっていました>


 その後、砂丘の奥の方へと移動します。


<今歩いてきた方向を振り返ります>

<正面>

<来た方向の反対側>

 砂丘を征服して、大満足です(笑)。それでは、「千草」の元へ戻るとしましょう。しかし、今来た道をまた戻るのかと思うと、かなり憂鬱になります…。結局、上ってきたのとは反対側から下りることにしました。


<最後の難関の急斜面。「千草」が小さく見えます>

 そして案の定、最後の最後で斜面を滑落してしまいました…(汗)。


<管理人が滑落した跡(笑)>

 靴や衣類の内側に入り込んだ大量の砂を除いてから、再出発です。国道410号で北上し、先日のリベンジの第3弾、木村ピーナッツへと立ち寄ります。


<ピーナッツソフトは何度食べても美味しいです♪>

 復路は往路とは逆に、国道を127号、16号、357号と繋いで只管北上。日が沈んでからはかなり冷え込みましたが、18:00過ぎに無事帰宅しました。

本日の走行距離:284km
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九十九里の定番

2012-12-07 21:14:44 | 遠乗り道中記(「千草」編)
 昨日、所用があって九十九里町へと行った序でに、管理人の中では九十九里の定番と言える漁師料理の店「ばんや」へと立ち寄りました。ばんや天丼と海鮮丼とで迷いましたが、注文したのはこちら。


<海鮮丼(1,580円也)>

 ここ「ばんや」は漁師でもある経営者が獲ってきた魚介類を提供しているので、季節やその日の漁獲によって献立が異なるのは当然ですが、今回は栄螺や蟹が入っていて、何時もより一寸豪勢な感じがしました(笑)。当然ながら、味の方も全てが絶品でした♪

本日の走行距離:92km
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YSPチャレンジ3000kmツーリング達成ツーリング(笑)

2012-12-01 21:28:09 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 二輪部員の休日を合わせる等して前月から準備を進めてきた日帰りツーが、諸般の事情から中止の憂き目に遭いました…(涙)。非常に残念ですが、仕方がありませんね。

 そして、YSPチャレンジ3000kmツーリング2012の達成期限まで後2日と迫った、11月28日のこと。この日は休みで、元々3,000kmを達成するために「千早」で出撃する予定でしたが、件の日帰りツーの中止を受けて、その経路の一部をなぞることにしました。当日の天気占いでは、館山と勝浦、銚子の外房沿岸部は曇り時々雨で、その他の地域では軒並み曇り。今回は主に内陸部から内房を中心に回るので、大丈夫だろうと判断します。

 自宅を出発したら、高速道路で南下。日帰りツーでは富津中央ICで降りる予定でしたが、今回は或る店へ立ち寄るため、1つ先の富津竹岡ICで降ります。目的の店へは開店の10分前に到着しましたが、既に行列ができていました。


<富津竹岡式ラーメン「梅の家」>

 先達て攻略されているalminaさんの記事を参考に(笑)、ラーメン+薬味(玉葱)を注文します。待つこと数分、運ばれてきた器からは汁が溢れんばかり、いや、実際には溢れていました(笑)。見た目は前評判通りですね。


<富津竹岡式ラーメン薬味乗せ>

 様々な情報媒体で「汁の味は塩っぱい」と書かれていることが多いのですが、管理人的には思いの外イケる(失礼)味でした。乾麺についても賛否両論に分かれるところでしょうが、この汁に乾麺が富津竹岡式として確立されている訳ですから、これもまたアリではないかと。

 梅の家を出て国道465号で内陸部へと向かい、その途中で県道88号へと折れます。この県道は途中狭隘な区間もありますが、総じて交通量は少なめで快走できます。沿道の紅葉を期待したのですが、同じ木でも上の方は赤く色付いていても下の方はまだ緑色で、後一歩といったところでしたね。くねくね道を堪能しながら走行し、やがて道の駅三芳村鄙の里へと到着です。実は、ここの或る甘味がお気に入りで、売っていれば必ず購入します。売り切れのことも多いのですが、この日は大漁(笑)でした♪

 道の駅三芳村鄙の里の後は、これまた南房総ツーの管理人の定番の組み合わせである安房グリーンラインへ。道の駅の裏手にある始点から入りますが、1つ目の隧道を抜けると小雨がぱらつき始め、程無くそこそこの降り方になってきました。このまま走行しても良いのですが、朝の天気占いから更に雨脚が強まることが容易に予測できます。そして現状でもかなりの欲求不満ですが、雨中走行もまた不満が募るだけなので、ここは潔く諦めることにしましょう。天候の回復を期待して内房方面、更に北の方へと進路を変更します。

 さて、件の日帰りツーでは、職場の先輩から教わった房総の某高級銘柄魚を堪能できる食堂へと立ち寄る予定でしたが、この日は残念ながら定休日だったため、内房は「ばんや」か「かなや」辺りで美味しい魚を味わう心算でした。しかし、かなりの距離を北上しても雨は一向に弱まる気配がありません。「ばんや」を過ぎ、「かなや」を目前にしても状況は変わらないため、雨から逃れることを諦めて「かなや」で食事をすることにしました。


<かなや丼(上盛)>

 勿論、味は美味しいのですが、予想外の雨のためにすっかり意気消沈してしまいました…。新たに土産を購入する元気も無く、先刻の甘味を土産にすることにして帰宅します。国道127号から同16号と繋いで北上。雨は益々勢いが強まり、本降りになってきました。ここで、RB袖ケ浦店へと立ち寄ります。自宅を出発した時もそうでしたが、後ろタイヤの窒素圧が気持ち低目だったのでその補充と、職場の後輩K君のために同店の在庫を確認しようと考えたのです。

 「千早」を駐輪場へと停めると、結構な雨の中にも拘らず、直ぐに1人のサービス氏が「どうされましたか」と駆け寄ってきてくれました。事情を伝えて前後のタイヤの窒素圧を確認後、やはり低目だった後ろタイヤには窒素を補充してもらいます。そして、全く金にならない客に対して嫌な顔一つしないどころか、笑顔で「雨には強いタイヤ(PILOT ROAD3)ですが、結構降っていますから充分気を付けて下さいね」と送り出してくれたのです。実はこのサービス氏、相当若い(恐らく20代前半~半ば)上に茶髪という外見でした。正直に白状しますと、管理人は色々と勘繰ってしまったのですが、この颯爽とした行動と温かい心遣いに感服すると共に、邪な勘繰りをしてしまったことを猛省させられたのでした…。

 千葉市内に入ってから雨は止んだものの路面はしっかりと濡れており、天気占いが大きく外れたことを思い知らされます。どうせ濡れるのだったら、安房グリーンラインを走破して木村ピーナッツにも寄るんだったと今更悔んでも仕方ありませんね。しかし、この変更で走行距離が予定よりも少なくなってしまったため、少しだけ遠回りをして距離を稼いだ後、そのままYSPへ。YSPチャレンジ3000kmツーリング2012の達成を報告し、達成記念品を受け取ってから帰宅しました。

本日の走行距離:267km
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