ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「TDR125:千波」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

無線免許の取得

2006-08-30 04:58:07 | 二輪雑記帳(2006~2010)
 アマチュア無線4級の免許取得を決心したのは良いのですが、1人では心細い(笑)ので、先ずは戦友を探すことにします。友人Kと同僚T氏は興味があるかな、と探りを入れると…。2人ともこちらの思惑通り、まんまと食い付いてきました(笑)。これで、一緒に苦労する…もとい、お互いに励まし合う仲間もでき、益々意欲が湧いてくるというものです。

 さて、アマチュア無線の資格を得るには2つの方法があります。1つは国家試験の受験、もう1つは養成課程講習会の受講です。実は数年前にも、独学で国家試験を受験しようと思い立ち、書店でアマチュア無線4級用の参考書を2冊購入し、勉強をしたことがありました。しかし、始めの数ページで行き詰まって投げ出し、そのままに…。そんな経験から、当初は養成課程講習会を受講する心算でいました。講習会は2日間の日程で、受講料は22,750円と割高ではありますが、講習会を主催するJARD(日本アマチュア無線振興協会)もそのHPで「合格への近道」「一番確実」と推奨していて、地道に努力するよりも取得し易いのではないかと安易に思い込んだ訳です。

 そんな折、例のツーリングクラブの先輩に養成課程講習会の受講について報告したところ、「早まってはいけない、無線機を1台ドブに捨てるようなもの」と窘められました。訊けば、丸暗記するだけで絶対合格間違い無しな本が存在すると言うではありませんか!講習会の受講を申し込む、正に直前でした。早速、その合格本を3冊購入することにします。

 国家試験は予め試験の日程が決まっており、事前に申し込む必要があるのですが、東京会場に限って当日受付試験というものが毎月あるので、これを受験することにします。当日受付試験を選択した理由は、当時はインターネットでの受験申請ができなかったので、単に事前の申し込みが面倒臭かっただけです…(汗)。

 管理人の場合はほぼ一夜漬けの状態で試験に臨みました。こんなに勉強したのは何年振りでしょうか。試験当日は利用する電車が止まったり、同僚T氏が寝坊して次の試験を受験することになったりとハプニングもありましたが、無事3人揃って第4級アマチュア無線技士の資格を取得することができました。


<少々安っぽい免許証(笑)>
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意思疎通手段

2006-08-25 03:37:38 | 二輪雑記帳(2006~2010)
 2台以上のツーでは、意思の疎通、伝達に事欠くことに屡遭遇します。道を間違える、逸れる、感動を伝える、危険を知らせる、急な尿意(笑)等々、リアルタイムに情報を伝えられたら、どんなに便利だろうと思う場面が今まで何度もありました。

 本気で手話をマスターしようと考えたこともあります。手話なら、二輪の排気音の中でも関係ありませんし、秘密の暗号みたいで何だかワクワクします(笑)。もっとも、有効な範囲が有視界に限定されることと、ハンドルから少なくとも片手を離さなければならないことが欠点ですが…。

 次に、候補として考えたのが免許不要の特定省電力トランシーバーです。しかし、送信出力が低いため、交信距離は精々100m。これでは有視界に毛が生えた程度なので、信号1つ離れてしまったら交信できない可能性が出てきます。そうそう、一般携帯電話は複数で同時に通話ができず、交信する度に課金されるため除外します。

 残るはアマチュア無線ですが、免許取得や開局申請が面倒そうですし、無線機やらヘッドセットやらの購入で初期費用が高く付きそうなので、二の足を踏んでしまいます。

 そんな或る日、元同僚(女性です)の伝で、と或るツーリングクラブのマスツーに同行させてもらうことになりました。メンバーの殆んどがアマチュア無線を使用していて、彼女も既に免許を取得しています。メンバーの1人から無線機を借り、イヤホンを付けて傍受するだけだったのですが、これだけでも無線の便利さを理解するのに充分でした。アマチュア無線4級の免許取得を決心したのでした。
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ライディングレコーダー

2006-08-19 22:32:16 | 二輪雑記帳(2006~2010)
 先日寄ったカー用品店で、或るものが気になりました。どら猫2、所謂ドライブレコーダーです。

 数年前になりますが、或るライダーが「自分のバイクにビデオカメラを積んで、ドライブレコーダー的に使おうか」と話していたのを聞き、感心した覚えがあります。成る程、特に二輪対四輪の事故でライダーが事故死、或いは重傷を負った場合に、何とかやらに口無しで片方の当事者の証言だけで処理がされ、ライダーへ一方的に事故責任を転嫁する場合があると聞きます。二輪に乗る以上は他人事では済まされず、自己防衛策として考えると非常に有用だと思います。

 ドライブレコーダーについて調べてみますと、大きく2つの種類があることが分かります。1つは常時録画型ドライブレコーダー、もう1つは加速度感知型ドライブレコーダーです。前者は文字通り、運転中の映像を常に記録するもの、後者は事故等で一定以上の衝撃(加速度の変化)を感知すると、その前後数十秒の映像を記録するものです。しかし、後者では全ての事故映像の記録がされるとは限らず、また、二輪の場合はETC車載器と同様、設置するに当たって様々な問題点が生じることは想像に難くありません。先に紹介したドライブレコーダーどら猫2も、「二輪への設置はお勧めできない」とHPでハッキリ述べていますね。

 では、どうするか。或る掲示板では、「メモリーカードで録画ができるデジタルビデオカメラで常時記録するのが、比較的安価で良さそう」との情報があり、実際に使用している方もいるようですね。無論、これも雨や盗難に対する何らかの対策が必要と思いますが、1つの方法ではあります。

 何れにしても、事故の公正な処理の助けとなるライディングレコーダー(敢えて、こう呼びます)の可能性について、一考の余地はあると思います。
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ハイオク会

2006-08-15 10:22:24 | 二輪雑記帳(2006~2010)
 今回はガソリンに関する話です。以前の愛車では、ハイオクを奢っていた時期もありました。レギュラーよりも低回転高負荷時のノッキングが起こり難いことを聞き齧り、ノッキングが何たるかも知らない癖に有難がっていましたね。…若気の至りということで(笑)。その後、(以下、うろ覚えですが)ハイオクガソリンに添加されている各種洗浄剤等の成分が石油メーカーによって異なり、逆に、それらが添加されていないレギュラーの方が石油メーカー間の品質差が少ないことを聞き及んで、出先で異なるGSを利用することも多かった為、それからはレギュラーガソリンを愛好してきました。

 しかし、今の自宅の直ぐ向かいがGSで、殆んどそこで給油することと、がらさんの説得力ある計算式、また、TDM関連の掲示板で「ハイオクの使用で低速に粘りが出る」とあったことも後押しになってハイオクに目覚めてしまい、ハイオク会にも入会してしまいました(笑)。ガソリン高騰の折、「何もこんな時期に入会しなくてもいいんじゃないの?」ともう1人の自分が嘲笑しています(苦笑)。

 ハイオクを給油後TDMに乗っていませんので、インプレ(果たして、体感できるか?)はまたの機会に…。

※ハイオク会とは:がらさんが設立、まぐ太さんが会員の、ハイオクガソリンを愛用するTDM乗りの集まり。正式名称は「TDMハイオク会」。
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更なる利便性向上を目指して

2006-08-10 23:39:44 | 整備・小改造覚書(「千早」編)
 本日は非常に天気が良かったので(良いのを通り過ぎて、暑過ぎです…)、予てから暖めていた2つの計画を実行に移すべく、愛車TDMに跨ってお店巡りをしました。1つ目の計画はハンドルブレースの装着で、その為のバイク用品店巡りを3件。2つ目の作戦名はまだ秘密(笑)ですが、家電量販店3件とカー用品店1件を回ったことと、しかし、成果が無かった(欲しい商品が無かった)ことだけをお伝えしておきます。

 何故ハンドルブレースを装着しようと思い立ったかと言いますと、色々とアクセサリーを装着することで、更に利便性が向上すると考えた訳です。例えば、ペットボトルホルダーとか(笑)、小物入れとか、将来的にはナビやレーダー等の装着にも使えて便利ではないかと。

 どのバイク用品店に行っても品揃えは似通っていたので、最後に寄った○イコ○ンドで購入することに決め、現物合わせをします。購入したのはPOSH ハンドルブレースシャフトで、色は車体に合わせた黒。長さは店員の助言もあって、一番短い187mmを選択しました。クランプも勿論黒です。

 帰り道にRB某店へと寄り、工具を借りて装着してみます。


<おお、恰好良い!>

 画像では分かり難いかも知れませんが、高さが若干低い(ハンドルとのクリアランスが小さい)ような気がします。もう1つ上のサイズ、206mmでも良いかも知れませんね。まあ、何か不具合が出てきた時点で換装を考えるとして、取り敢えずは良しとしましょう。そして、この作業の序でに、先日購入しておいたハンドガード用のカラーも換装してしまいます。



<見栄えが良くなりました>

 さて、ハンドルブレースに装着するアクセサリーでも物色しましょうか…。

POSH:ポッシュ/ブレース用シャフト タイプ2
POSH:ポッシュ/ブレース用シャフト タイプ2


POSH:ポッシュ/ハンドルブレースクランプ
POSH:ポッシュ/ハンドルブレースクランプ

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防風対策改良その後

2006-08-09 04:46:41 | 整備・小改造覚書(「千早」編)
 社外スクリーンに換装&ハンドガードエクステンションの装着後、先日のツーでは高速道路走行でその効果を実証することとなりました。遅れ馳せながら、それぞれについての報告を致します。

 先ず、MRAのVARIO ツーリングスクリーンについて。京葉道は渋滞(涙)、東金道路は後半の殆どが1車線にて前走車に直ぐ追い付いてしまい、瞬間的にぬわわkm/hを出すのがやっとだったことを予め断っておきます。TDMの純正スクリーンでは走行風が鳩尾辺りに当たるのに対して、VARIOはフラップを一番上の位置にすることで、喉元辺りへと変化します。平均速度がもう少し上がれば、更に防風効果が上がるような印象を受けましたが、これは次回以降の課題ですね。また、風切音が大きくなることは無く、無線音声の聞き取りも実用的には問題ありませんでした。期待以上の良い仕事してます(笑)、VARIO。

 続いて、POWERMADD ハンドガードのエクステンションについてです。上記の条件下での走行では、残念ながらその防風効果の向上は体感できませんでした。管理人が鈍いだけかも知れないので、片方をノーマル、もう片方をエクステンション装着として、比較試験をした方が良かったかも知れません。また、ノーマルのガードの時は無かった、走行風によるビビリが出るようになりました。気になり出すと気になるものです。梅村氏がされているハンドガードのオフセットをするべく、部品調達まで完了していますが、重心がより遠くになることでビビリも大きくなるのではないかと考え、今回は見合わせました。
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二輪用ETC

2006-08-05 16:31:15 | 二輪用品雑感
 二輪にとって唯一、割引の恩恵を受けることができたハイウェイカードが廃止になってから久しく、しかし、二輪用ETCはその導入が遅れに遅れ、旧道路公団を始めとした関係当局の余りの対応の遅さや無策振りには怒りを通り越して呆れて言葉もありません…。二輪用ETCも漸くモニターを開始しましたが、遅きに失した感があります。更に、モニター用の車載器は何度か現物を見ましたが、四輪用から遥かに退化したその姿に絶句…。全くやる気が感じられません。

 本日発売の○スター○イク誌に日本無線製の二輪用ETCについての記事が掲載されていましたが、モニター用車載器と比較すると、幾らか増しになったようですね。掌サイズになり、アンテナも小型化されました。しかし、価格についてはメーカー側の発言として「何とか3万円(!)を切りたい」とのこと。…高過ぎです。二輪用ETCの車載器を製造しているのは、今のところ日本無線一社だけとのことなので、数社が参入して開発競争をすることで、機能面や価格面でより優れた製品が登場してくることを願って止みません。
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乗る時必要不可欠なモノ(その3)

2006-08-03 00:22:36 | 二輪用品雑感
 さて、皆さんお待ちかね(?)の(その3)です。

 「乗る時必要不可欠なモノ(その2)」で述べたSAZの欠点を全て克服し、且つコストパフォーマンスにも優れた理想のヘルメット。それは…、ヤマハ YJ‐6 ZENITH‐SAZです!


<ヤマハ YJ‐6 ZENITH‐SAZ>

 先ず、被り心地はサイズ相応のもの。管理人は本来Lサイズですが、先代SAZはスカスカ過ぎて、サイズを1つ小さいMサイズにせざるを得ませんでした。新型SAZはLサイズでも良かったのですが、ちょっとぴったり過ぎて長時間の使用では不具合が生じるかも知れないという危惧を感じたので、1つ上のXLサイズを選択しました。

 次に、品質や精度についてです。マウスガードの開閉が片手で操作できたり、マウスガードの脱着がより簡便になったりと利便性が増しているにも拘わらず、品質や精度が向上していることに喝采を送りたいと思います。風切音も大幅に減少していますし、ヤマハの努力が窺われます。内装は着脱式で、効果が体感できるベンチレーションも装備され、この内容で23,100円(税込)なら安いと感じました。

 愛車TDMの車体色に合わせて、パールブラックを注文。同時に、スモークシールドとジェット用のスモークシールドも注文しました。そして、現在はジェット(スモークシールド)とKTELのヘッドセットの組み合わせに落ち着いています。


<現在の仕様>

 新型SAZの優れた点はもう1つ。下の画像でも分かるように、スピーカーの取り付け部分にかなりの余裕があることです。耳への圧迫感が無く、更に、将来的にはスピーカーの大型化や増設にも対応できそうなのが良いですね。


<余裕の耳許>

 現在判明している唯一の不満点は、顎紐がワンタッチバックルではないこと。YJ‐6と同じ帽体を使用していると思われるYJ‐5は採用していますし、先代SAZもワンタッチバックルだったのですが…。当初は、YJ‐5を購入の後、補修部品としてマウスガードを追加購入し、ワンタッチバックル仕様のYJ‐6を手に入れようと本気で考えたりもしましたが、如何せん同じ黒でも色味が違うので断念しました…。まあ、現状はYJ‐5と何ら変わり映えしませんが(笑)。

 ともあれ、現在考え得る、管理人にとっての理想のヘルメットですね。尚、TDM同様に例のコーティングを施工してあります。

<追記>
 隆さんのブログでQD内装について触れられていましたが、これを拝見してまた一つ不満が出てきてしまいました。こういった内装やシールドの純正オプション選択の幅が(SHOEIやAraiと比較して)狭いことと、延いては将来的に社外オプション選択の幅も狭められてしまうのではないかということです。

 今のところ、社外オプションとして思い付くのは偏光シールド位ですが、開発中の製品で非常に気になっているものがあります。内蔵電池の不具合等で発売が大幅に遅れてはいるようですが、KTELのKT800シリーズです。Bluetooth内蔵のニューマイクロホンセットで、予めヘルメットメーカー純正のイヤーカップに組み込んだ状態で販売されるらしいのですが、どう考えてもヤマハ(ワイズギア)用のラインナップは無さそうですね(苦笑)。

 まあ、現状では非常に満足していますので、問題に直面した際にまた悩むことにします…(笑)。

ヤマハ/YJ-5 ゼニス
ヤマハ/YJ-5 ゼニス

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乗る時に必要不可欠なモノ(その2)

2006-08-01 09:26:06 | 二輪用品雑感
 SHOEI J‐ACTERと出会って、その斬新な構造と開放感に感動しました。そんな管理人の前に、同様のコンセプトでより軽量、然も手頃な値段のヘルメットが現れました。先にちょっと種明かししましたが、ヤマハ ZENITH(SAZ)です。尚、適当な画像が見付からなかったので、そのマイナーチェンジモデルSAZ‐2の画像を載せます。


<SAZ‐2>

 このSAZはJ‐ACTER同様、マウスガード(とヤマハは呼んでいます)がそのまま上がります。しかもJ‐ACTERの不満点であった重量面では、体感的には半分以下です。まあ、実際に計量した訳ではありませんし、感動の余り、記憶が美化されている可能性は多分にありますが(笑)。値段はと言うと、これは本当にJ‐ACTERの半分以下でしたね。

 一方、J‐ACTERと比較しての不満点もありました。内装がスカスカで、フィット感に劣る点が一つ。もう一つは、価格差に由来すると思われる、風切音が大きかったり、マウスガードの操作性にカッチリ感が無かったり等の、品質や精度の面で劣る点です。しかし、コストパフォーマンスを考えれば割り切れる部分でもあり、4年以上使用していました。

 そんな或る日、このSAZの欠点を全て克服し、満足度としては理想とも言えるヘルメットとの出会いがありました。現在、このヘルメットを愛用している訳ですが…。

 答えは「乗る時に必要不可欠なモノ(その3)」にて。
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