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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

SSTR2021(最終日)

2021-10-18 23:59:55 | 遠乗り道中記(「千早」編)

 SSTR2021に絡めた連休も今日が最終日。天候により本日に回した金沢城登城と城下町散策をするべく、金沢市内へと向かいます。昨日と同様、のと里山海道へ乗り、終点まで走ったら左折し、石川県道8号へ。同299号を左折して、金沢駅東通り、県道13号、国道249号と繋いで、兼六園にある無料駐輪場に「千早」を停めたら、歩いて金沢城へと向かいます。

 

<石川門>

<河北門>

<五十間長屋と菱櫓(向かって右)、橋爪門続櫓(同左)>

 

 この抜けるような青空を見て下さい。登城を最終日にした甲斐がありました。

 

<五十間長屋と菱櫓>

<橋爪門と橋爪門続櫓>

<戌亥櫓跡>

<本丸>

<辰巳櫓跡>

<丑寅櫓跡>

 

 敷地内を一通り見て回ったら、そろそろ五十間長屋等の見学時間です。期せずして、この日の最初の見学者となりました。

 

<五十間長屋の内部>

<菱櫓の内部>

 

 ここで、「千早」は無料駐輪場に停めたまま、歩いて或る場所へと移動します。その途中で、ご覧のような洒落た鉄橋を渡ります。

 

<犀川大橋>

 

 20分程歩いて到着したのは、忍者寺の別名を持つこちら。

 

<妙立寺>

 

 妙立寺はその別名が表す通り、堂内は複雑な構造をしている上に様々な仕掛けが施されており、管理人も見学するのをとても楽しみにしていました。堂内を見学するには予約が必要で、10人位の小集団毎に案内人の方に付いて見学します。尚、堂内は撮影禁止です。結論から言うと、想像以上に楽しめました。金沢へ来たら、是非立ち寄ってみて下さい。管理人も金沢へ来たら、また見学したいと思います。

 

 戻る途中、T氏の要望により、金箔ソフトクリームを頂きました。

 

<豪華絢爛で贅沢な金箔ソフトクリーム>

 

 「千早」へと跨がり、一路富山を目指します。石川県道10号から国道157号を右折。給油を済ませたら、県道200号から国道8号へと乗ります。実は、初日にきときと寿司へ寄る予定だったのですが、時間の都合で泣く泣く断念した経緯があり、折角富山へ行くので県内に数店舗ある同店へ寄りたいと思っていました。しかし、既に昼を大分過ぎており、我々のお腹が持ちそうにありません。これまた以前から気になっていた8番ラーメンを見掛けたので、ここで遅めの昼食にします。

<8番ラーメン(塩)と海老餃子のセット、美味しく頂きました>

 途中で国道8号から外れ、富山県道24号と国道415号とを繋いで向かったのは、雨晴海岸です。これで2019年と2020年に引き続いて3年連続の訪問です。

 

<残念ながら立山連峰は雲の中でしたが、この3年では雲が一番少なかったですね>

 

 来た道を戻り、国道415号、県道24号、国道8号と繋いで県道7号を右折。更に県道55号と同44号と繋いだら、富山城(富山市郷土博物館)へと到着です。

 

<富山城>

<千歳御門>

 

 さあ。富山城を後にして帰路に就きます。立山ICから北陸道へ乗り、上信越道、関越道、外環道と繋いで、日付が変わった頃、無事に帰宅しました。

 

3日目の走行距離:597km(3日間の合計:1,715km)

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SSTR2021(2日目)

2021-10-17 23:30:53 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 SSTR2021を無事に完走し、明けて翌日。北陸地方はこの日も雨が残っていました。当初の予定では、羽咋を出発した後、金沢城、鳥越城、越前大野城、一乗谷城、福井城、丸岡城と一挙に6城を廻る心算でしたが、天守や櫓等の建築物はやはり晴天時に訪れたいと思い直し、金沢城登城と城下町散策は3日目の朝に回すことにしました。また、福井城の御城印の販売開始が3日後(!)の10月20日ということを知り、どうせ再訪しなくてはいけないなら来年以降のSSTRで訪問しようと考え、今回は外しました。
 
 宿を出発し、国道249号を南下。のと里山海道へ乗り、津幡バイパスから国道8号を走行します。同157号を左折し、途中で給油した後暫く走り、県道44号を右折して鳥越城跡へと到着です。
 
<本丸を守る枡形門>
<本丸南端に位置する本丸門>
<本丸跡>
<本丸からの眺望>
 
 城跡から程近い道の駅一向一揆の里へ移動して鳥越城の御城印を入手したら、国道360号と同157号を直走ります。次に訪れるのは、管理人が個人的にとても楽しみにしていた或る施設なんですが、入場が完全予約制となっており、予約した時間に間に合わせる必要がありました。懸念していた天候も回復し、予約時間の凡そ30分前には到着することができました。その施設とは…。
 
<福井県立恐竜博物館です>
 
 入場は完全予約制とは言え、今日は日曜日ということもあり、かなり混雑していました。
 
<エラスモサウルス(首長竜の一種)>
<ティラノサウルス・レックス>
<ブラキオサウルス>
<イグアノドン>
<トリケラトプスの一種>
<ステゴサウルスの近縁種>
<フクイサウルス>
<フクイラプトル>
<ケナガマンモス>
 
 やや急ぎ足で一通り廻ったのですが、とても楽しくて2時間近くも滞在してしまいました。次は平日に訪れ、ゆっくりと廻りたいですね。
 
 恐竜博物館を後にしたら、ここからは城廻りへと移行します。国道157号で南下し、最初に向かうのは越前大野城です。
 
<越前大野城>
 
 越前大野城は天空の城としても有名で、気象条件が揃うと雲海の中に浮かんで見えるそうです。機会があれば、狙ってみたいですね。
 
 次の目的地である一乗谷城を目指し、国道158号を西進しますが、片側1車線で中央線が黄・白の実線(追い越し禁止)であることが多い上に交通量も多く、思いの外距離が稼げません。福井市街に近付くと片側2車線になりますが交通量は多いまま、悪いことに小雨もぱらついてきました。一乗谷城へと行く前に、或る店の営業時間に間に合いそうだったので、福井市街で一寸寄り道をします。或る店とは、福井名物のソースカツ丼で有名なレストランふくしんです。
 
<ソースカツ丼(小:カツ2枚)、サクッと軽やかな食感の衣に甘辛いソースが絶妙で、大変美味しく頂きました>
 
 お腹も膨れて満足したところで、改めて一乗谷城を目指します。環状東線から国道8号、再び同158号を戻り、県道31号、同18号と繋いで一乗谷城へと到着です。
 
<一乗谷朝倉氏館西門>
 
 本丸のある一乗谷山城まではここから1時間程の登山を要すため、今回は時間の都合上、断念します。一方、近くに城下町が復元されているので、そちらを見て回ることにしましょう。
 
<復元された一乗谷の町並み>
<武家の娘に扮した関係者の方もいました>
 
 さあ、本日最後に廻るのは、現存十二天守の一つである丸岡城です。来た道を戻り、国道158号を横断して県道178号へ。そのまま同164号、国道416号、県道111号と繋ぎ、更に同164号、同112号、同167号と繋いだら、何とか日没前に丸岡城へと到着しました。
 
<丸岡城、小振りですが端正で恰好良い天守です>
 
 今日の宿泊先は、昨日に引き続いてグリーンビジネスホテル羽咋なのですが、昨日の宿泊手続きの際、UFO商品券なる地域商品券(3,000円分)を頂きました。これを使用するために寄った羽咋市内のコンビニで、何とSSTRの主催者である風間深志氏から話し掛けられ、感激しました。
 
 SSTR2021(最終日)へと続きます。

本日の走行距離:300km
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SSTR2021(1日目)

2021-10-16 23:52:21 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、今年のSSTRも昨年と同様、本来の開催時期である5月ではなく、10月に「My SSTR(オープン制)」での開催となりました。また、昨年は原付二種にて日曜日に参加しましたが、今年は土曜日に参加することにしました。出発地点についても、原点に帰って津々ヶ浦としましょう。

 当日の朝、津々ヶ浦近くのコンビニで職場の同僚T氏と落ち合ってから津々ヶ浦へと移動します。


<津々ヶ浦にて、日の出直後に出発前の記念撮影>

 実はT氏、先月大型二輪車を購入していて、今回のSSTR2021が初の遠乗り!愛車はBMW F650GS(ロータックス社製発動機搭載の初代)です。

 津々ヶ浦を出発したら、国道128号と県道30号で北上し、途中はこの時間帯は無料である九十九里有料道路を利用。更に、国道126号と銚子ドーバーライン(県道286号)を繋いで、一路銚子を目指します。銚子を経由すると大分遠回りになるのですが、SSTRの完走に必要な達成条件の1つである立ち寄りポイント15ポイント獲得の内、犬吠埼に訪れることで「岬ボーナスポイント」として3ポイントが獲得できるのです。


<犬吠埼灯台の前にて>

 無事に岬ボーナスポイントを獲得したところで、県道244号と国道356号を西進しますが、時間はまだ8:00前だったものの、土曜日ということもあって交通量は多めですね。この後は、これまたSSTRの条件の1つである指定道の駅への立ち寄りを達成するため、道の駅水郷の里さわらへ。小休止をした後は近くの佐原香取ICから東関道へと乗り、高速道路で一気に距離を稼ぐ作戦です。しかし、今日は土曜日。東関道、京葉道、東京外環道、関越道と進んでいくに連れ、交通量は増加していきます。更に悪いことには、途中から雨が降り始めました。堪らずに近くのPAへと寄り、合羽を着込みます。上信越道に入ってからは霧も出て、視界が悪くなってきましたが、長野に入ってから天候が急速に回復してきたのは幸いでした。

 さて、松代PAで給油した時、時間は既に13:30過ぎ。千里浜まで300km以上の距離を残していましたが、日の入りまでの時間は4時間を切っていました。時間に余裕があれば、百名城・続百名城巡りも予定していましたが、最早そんな時間はありません(汗)。また、高速道路からも行くことのできる道の駅あらいの氷見きときと寿司で昼食を食べる予定でしたが、これも白紙にしなければいけませんね。

 さあ、ここからは変速機を上げていきます。また、当初は北陸道の小矢部ICで降りる心算でしたが、もう一つ先の金沢森本ICまで上道を使って距離を稼ぐ作戦へと変更。金沢森本ICを降りたら、国道159号、県道56号から一気に海側へと出て、のと里山海道を直走ります。今浜で降りた辺りから再び雨が降り始めましたが、合羽を着ている時間はありません。千里浜なぎさドライブウエイへと到着したら、早速到着の登録をします。


<この時の時刻は日の入りの僅か十数分前、限り限りでした(汗)>

 3回目のSSTRも無事に完走することができました。ゆっくりと合羽を着用したら、後は終点の門を潜って完走者徽章を受け取るだけです。…走り出して間も無く、軟らかい砂に輪胎を取られて、危うく立ち転けしそうになったことは内緒です(汗)。更にこの後、どんどん風雨が強まり、全身ずぶ濡れになってしまいました。千里浜なぎさドライビングスクールへと愛車を駐め、完走者徽章を無事に受け取りました。本日の宿を目指す前に、T氏の提案でホームセンターへと立ち寄って、濡れてしまった装備品を乾かすための安価なドライヤーを購入します。本日の宿であるグリーンビジネスホテル羽咋に到着後、荷物を降ろしたら、近くのコンビニで夕食を購入。本日初めての真面な食事です。本日は走り通しで、本当に疲れました。

 SSTR2021(2日目)へと続きます。

本日の走行距離:788km

 追伸:SSTR2021の1日目の画像が上の3枚だけでは寂しいので、後日購入した、終点の門を通過した際の画像を掲載します。


<橙色の合羽を着た女性が、手を振る前に拍手をしてくれていたのが本当に嬉しかったです>
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岩手「桜と雪の回廊」ツー(2日目、最終日)

2021-04-16 23:55:57 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 案の定、昨夜も大分冷え込みましたね。しかし、常設テントと備品を使わせてもらったお陰で乗り越えることができました。この場をお借りして、平塚・花巻交流の森キャンプ場の管理人さんには改めてお礼を申し上げます。有り難うございました。因みに、本日も同じキャンプ場を利用する予定です。


<朝のキャンプ場の様子、中央にあるのが常設テントで右奥が管理棟>

 さあ、では改めて八幡平アスピーテラインへ攻め込むとしましょう。


<開通予定時刻の少し前に御在所ゲートへと到着>

 雲量は昨日より少なく、開通するには申し分無い天候に思えます。しかし、その後関係者から伝えられたのは、山頂付近の積雪と路面凍結による本日の冬季通行止め解除の中止でした…(涙)。自然が相手とは言え、遣る瀬無いですね。茨城から来て麓で宿泊した御仁の話によると、昨夜は吹雪いて視界も真っ白、気温も氷点下5~6℃まで下がったとのこと。成る程、見掛けの天気は良いのですが、山頂付近の状況は推して知るべし、ですね。明日帰葉する予定だったため、翌日の再々訪も勿論考えたのですが、明日の天気占いは雨だったので、八幡平アスピーテラインの雪の回廊走行は次の機会へお預けですね。

 既に本日の予定は昨日へ前倒ししているため、またまた白紙になってしまいました。T氏と一緒に地図と睨めっこし、東方にある宮古を目指すことにします。盛岡と宮古を結ぶ国道106号線に並行する高規格道路が今春に開通したことも僥倖でした。

 最初に目指したのは名勝浄土ヶ浜です。浄土ヶ浜ビジターセンターへ愛車を駐め、歩いて移動します。


<館ヶ崎展望台からの眺め、丁度見えた船は宮古港へと帰る漁船でしょうか>

<龍神崎からは宮古港が見渡せました>




<浄土ヶ浜>

 露出した白い岩肌が現世のものとは思えない、まるで極楽浄土のような(いや、見たことはありませんが 汗)えも言われぬ景観を織り成しています。また、下北半島の仏ヶ浦を彷彿とさせますね。生憎なことに曇天なのが残念でなりません。

 続いて向かったのは、一度は訪れてみたかった本州最東端、魹ヶ崎(とどがさき)です。但し、二輪で直接行ける訳ではなく、最寄りの姉吉漁港へ愛車を置いて徒歩となります。


<しかし、出端を挫くかのように、入り口からご覧のような急勾配です>

<少し登ると愛車が見えました>

<途中、東日本大震災に於ける津波遡上地点を示す案内板がありました>

 1時間程で魹ヶ崎灯台が見えてきました。


<魹ヶ崎灯台>

<本州最東端の碑>

<魹ヶ崎から臨む景観は最果て感に満ちています>

<魹ヶ崎から見た灯台>

 実際に魹ヶ崎へと行ってみて感じたのは、全部で16極ある日本本土東西南北端の中で、到達するのが一番困難であるということです。何しろ、勾配がきつく足場の悪い山道を片道凡そ4km、1時間近くも掛けて漸く辿り着く訳ですから。正直に言って、一度来たらもう二度と…(以下略)。

 ここからは来た道を通って先ずは盛岡へと戻り、そこから平塚・花巻交流の森キャンプ場を目指します。昨夜は薪が調達できなかった反省から、道中で薪と食材を調達しておきました。お陰でこの夜は充分に焚き火を楽しむことができました。

 明けて最終日、この日は午前の早い時間から降雨との天気占いだったため、何処にも寄らずに真っ直ぐ帰宅することにします。実際は9時頃、奥州ICの辺りから降り始めましたが、前以て雨具を全て装着していたため、そのまま走行します。富谷JCTから仙台北部道路、仙台東部道路を繋いで常磐道へ。福島県へ入った辺りで雨は小降りとなり、その後はほぼ上がりました。東関道を経由して、夕方に無事帰宅しました。

2日目の走行距離:394km(3日間の合計:1,640km)
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岩手「桜と雪の回廊」ツー(1日目)

2021-04-15 23:55:04 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 今回のツーリングの目的地は、東北は岩手です。「え?この時期の岩手はまだ寒いんじゃね?」と思った方、ご名答!しかし、この時期に岩手へ行くのには理由があるのです。その鍵は「雪の回廊」です。

 これまた訳あって、前日の夜に自宅を出発する計画を立てましたが、天気は生憎の雨(涙)。この後、雨雲が東の海上へ抜けて天候は回復するらしいので、意を決して雨の中を走り出します。国道16号を北上して柏ICから常磐道へと乗ったら、最初の守谷SAで職場の同僚T氏と待ち合わせ。尚、T氏は高速道路を走れる二輪を所有していないため、今回は賃借のスズキ VーStrom250で参戦です。

 無事にT氏と合流後、更に常磐道を北上しますが、気温が低いですね。降雨と相俟ってとにかく寒いので、頻回にSA・PAへと立ち寄って暖を取りながら北上を続けます。途中、相馬ICと山元ICの間が工事で通行止めだったので、初めは磐越道で東北道へと抜けることも考えました。しかし、より内陸を走る磐越道は更に寒そうだったので、この案は却下。一旦一般道へと降りることにしました。この時、T氏と少し離れてしまい、一般道を走行することで彼我の距離が更に開いてしまったため、小忠実に連絡を取りながらそれぞれの速度で目的地を目指すことにしました。工事通行止め区間を迂回して再び常磐道へと乗り、更に北上しますが、明け方近くになって益々気温は下がり、気温1℃との表示が何度も見えて精神的に打ちのめされそうになりました(汗)。ここは気力を振り絞って、只管北上し続けます。

 時刻が5:00近くになると段々と空が白んできて、その内に太陽が昇ってきました。いやあ、神々しいですね。気が付くと雲量も大分減っていますし、これからは気温も上がっていくでしょう。盛岡を過ぎると、左手に雄大な岩手山が見え、弥が上にも気分が昂揚してきますね。松尾八幡平ICで高速道路を降り、岩手山を正面や左手に見ながら走行して松尾八幡平ビジターセンターのある交差点を右折すると、ここからはぐんぐんと標高が上がっていきます。もうお分かりかと思いますが、この日に冬季通行止めが解除されて開通予定の八幡平アスピーテラインの雪の回廊が今回の最大の目的となります。雲量はやや多めですが、頭上には青空が広がっています。路面も総じて乾燥しているので、不安な要素はありませんね。


<御在所ゲート前に一番乗りで到着>

 この時点で開通予定時間まで2時間近くあったので、雨中走行して汚れた「千早」の車体を綺麗にしたり、近くを散策したりしていたところ、雪がちらちらと舞い始めました。そして、関係者と思しき方から声を掛けられます。何でも山頂が積雪し始めたので、予定より開通を2時間遅らせるとのこと。仕方が無いので待つことにしましょう。近くまで来ているT氏に連絡を取り、状況を伝えます。

 しかし、2時間を経過しても天候が回復する見込みは無く、結局本日の開通は延期となってしまいました(涙)。松尾八幡平ビジターセンターでT氏と落ち合ったら、白紙になってしまったこれからの予定を相談。明日の予定を前倒しすることになりました。

 向かったのは盛岡市街。日本百名城の一つである盛岡城があるのに加え、僥倖なことに盛岡城跡公園を初め、近辺の名桜も丁度見頃を迎えているという情報を掴んでいたからです。盛岡城跡公園では二輪駐輪場を探して少し彷徨ってしまいましたが、もりおか歴史文化館の前に無料で駐めることができました。

 盛岡城跡を訪れて驚かされるのは、壮大な石垣の数々ですね。東北地方ではこのような総石垣の城は珍しいのですが、豊臣政権下で奥州の支配拠点として築かれたからだそう。






<全ての石垣が高くて立派です>

<本丸からの眺め、公園内の桜はほぼ満開でした>

<現存する唯一の建築物、彦御蔵>

 続いて向かったのは、盛岡城跡公園から程近い盛岡地方裁判所です。いえ、裁判所に用事があった訳ではなく、目的は裁判所前のこちら。


<石割桜>

<本当に割れた石の間から生えていました>

 時間は昼を過ぎ、お腹が空いてきました。折角なので地元の名物が良いだろうという話になり、椀子蕎麦を頂くことにします。周辺の椀子蕎麦屋を検索し、今回訪れたのはこちら。有名店のようです。


<東家>

 店内の様子や椀子蕎麦を写した画像はありませんが、ご了承下さい。給仕のオネエサンによると男性の平均は50~60杯だそうなので、一先ずこれを目標にします。調子に乗って食べ進めていくと、むむ、確かに50杯前後で壁が立ちはだかりますね。しかし、給仕のオネエサンに煽てられ励まされ、管理人もT氏も100杯を完食することができました。尚、ここ東家では100杯完食すると証明書と証明手形が貰えますので、挑戦する方は頑張って下さい。

 満腹になったところで次の目的地へと向かいます。同じ盛岡市内、龍谷寺にそれはあります。


<龍谷寺の枝垂れ桜、これまた見頃を迎えていました>

 盛岡市にはもう一つ、桜の名所があります。本日最後の目的地は高松の池です。


<日本桜の名所100選にも選ばれているとか>

<高松の池越しに見る岩手山も素晴らしいですね>

 それでは本日の野営地である平塚・花巻交流の森キャンプ場へと向かいましょう。実はここ、無料なんです。更に受付時、キャンプ場の管理人さんから「常設テントを使用しても構わないけど、どうしますか?」との有り難い申し出がありました。常設テント内には敷板や敷物があり、毛布も貸してもらえるとのこと。管理人もT氏もそれぞれテントは持参していましたが、やはり懸念は朝晩の冷え込みだったので、有り難くお借りすることにしましょう。

 近所の大規模小売店にて食材を調達後、住宅関連用品店で薪を購入しようとしましたが、先日引き上げてしまったため、置いていないとのこと。仕方が無いので、キャンプ場内で薪を拾うことにします。花巻温泉のホテル千秋閣にて日帰り入浴をしてからキャンプ場へと戻り、焚き火を囲んで夕宴です。

 さあ、明日はもう一度、八幡平アスピーテラインへと行きますよ。

 岩手「桜と雪の回廊」ツー(2日目、最終日)へと続きます。

本日の走行距離:714km
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YAMAHA Motorcycle Day 2019

2019-09-28 23:24:27 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 昨年に引き続いて二度目の開催となる、「YAMAHA Motorcycle Day 2019」へと行ってきました。前回の東会場は苗場プリンスホテルでしたが、今回は山梨県のふじてんリゾートでの開催です。本当は転職先の職場の元先輩T氏と連れ立って参加する予定だったのですが、退っ引きならない事情でT氏が不参加となってしまったため、今回も管理人1人で寂しい限りです…(涙)。

 当日の朝、目覚まし時計を止めてしまったようで30分程寝坊してしまったのですが(汗)、駐輪場開放時間とほぼ同時に会場へ到着しました。催事の開始まではまだ1時間近くありますが、既に200台以上の二輪が来ていますね。まあ、管理人もその一人ですが…(笑)。開場待ちの行列に並び、入場と同時に公式記念Tシャツを求めましたが、寸法によっては開場から1時間足らずで売り切れになっていましたね。その後、会場内を一通り回ったら、一旦駐輪場へと戻ることにします。こういった催事では、他人の愛車を眺めるのも大きな楽しみの一つですからね。


<第一駐輪場の様子。この他にも第二、第三とありました>

 そうこうしている内に、1回目の集合写真撮影の時間となったので、参加します。


<管理人は最後列付近にいる筈ですが、判別不能ですね…(涙)>

 会場内の印判押印巡りや慈善競売にも参加しましたが、めぼしい品は何一つ入手できませんでしたので、帰路に就きました。


<戦利品その1、ワイズギア製雨合羽が定価の3割以下の5千円、キジマ製夏用手袋も定価の3割程の2千円で入手できました♪>

<戦利品その2、公式記念Tシャツと、無料で入手した品々(笑)>
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SSTR初参加(最終日)

2019-05-27 23:22:40 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 SSTR2019を見事完走し、2日が経った本日はM氏の要望で立山を目指します。当初の予定では称名滝を攻略してから立山を目指す心算でしたが、称名滝へと繋がる富山県道170号には通行可能時間帯が設けられているため、開門時間を待っていては時間が勿体無いこと、また、立山ケーブルカーもより早い時間から営業しているため、予定を変更して先に立山へ行くことにしました。

 立山駅近くの駐車場に愛車を停め、立山ケーブルカーに乗ります。


<美女平に到着>

 美女平で立山高原バスへと乗り換えて山道を登っていくと、周囲の山々が雪化粧していき、こちらの気分も高揚します。

 室堂に到着したらバスを降り、ここからは歩いて移動です。


<みくりが池はまだ雪と氷に覆われていました>

<最高所の温泉である、みくりが池温泉へ到着です>

 朝早い時間だったためか、管理人とM氏2人での貸し切りとなる時間帯もあってのんびりできました♪


<みくりが池温泉の前では初めて雷鳥を見ることもできました>


<みくりが池温泉の少し先、地獄谷展望台からは2008年に家族で泊まった雷鳥荘が見えました>

 室堂への帰り道、山崎圏谷も見ることができました。


<画像中央の上側、多く積雪している窪み部分がそうですね>

 また、幸運なことに、往きにみくりが池温泉で見たのとは違う雷鳥の個体、更には番いも2組見ることができました♪


<雷鳥の巣があるのでしょうか、雌が抱卵しているようにも見えます>


<雷鳥の番い>

 室堂へと戻ったら、愈々雪の大谷へ向かいます。


<開通から1ヶ月余りが経過していましたが>

<バスの高さと比較すると、優に10mはありそうです>

<白い壁と青い空の対比が美しいですね♪>

 是非開通直後にも訪れてみたいものです。

 室堂から来た道を戻り、立山駅にて愛機へと乗り換えたら、予てから訪れたかった称名滝へと向かいます。手前の駐車場に愛機を停めたら約1.3kmの道程を歩くのですが、緩やかに登っているのが運動不足の身には堪えます(苦笑)。しかし、大分手前から滝の姿が見えるので、写真を撮影しながら進んでいくと意外と短く感じられました。


<こちらは雪解けの時期にだけ姿を現すハンノキ滝>


<称名滝とハンノキ滝の二瀑の雄姿>

 来た道を戻って愛機へと騎乗したら、来る途中に目星を付けておいた場所で「千早」との記念撮影をしましょう。


<お気に入りの1枚♪>

 県道6号を更に下っていくと、管理人がどうしても寄りたかった店があります。


<立山サンダーバード>

<管理人は懐かしの瓶コーラと左の2つ(富山ブラックコロッケともう1つは何だったか失念…)を購入(流石におでんサンドイッチは試すことができませんでした…汗)>

 店の前でM氏と2人でサンドイッチを味わっていると、地元の二輪乗り2人から話し掛けられ、暫し二輪談義に花が咲きました♪いやあ、こういう出会いがあるのが嬉しいですよね。これから千葉に帰ると伝えたところ、一寸驚かれましたが、「気を付けて」と笑顔で見送ってもらいました。

 立山ICから北陸道、上信越道、関越道、外環道と文字通り直走り、無事に帰宅しました。



<SSTR2019の戦利品の数々>

本日の走行距離:518km(3日間の合計:1,508km)
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SSTR初参加(2日目)

2019-05-26 23:58:43 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 SSTR2019の開催当日は日の出前から活動し始め、宿に到着したのも遅かったにも拘わらず、遠乗り中は早くから目が覚めてしまうのは何故でしょうね(笑)。この日も夜明け前に目が覚めたので、荷物の整理をしたり、「千早」のチェーンに注油したり、車体を磨いたりと出発の準備を進めます。そうこうしている内に日が昇ってきました。


<宿の部屋からの日の出>

<初日の宿は、10年近く前の能登ドライブでも利用した、能登サーフサイドペンションベッセルです>

 SSTR2019完走後の本日は、能登半島をぐるっと一回りする予定です。先ずは輪島の朝市に寄り、朝食を摂ることにしましょう。


<朝7:30から開店する、朝市さかばへ>

<朝っぱらから河豚(マフグ)を頂くという贅沢…。何でも、能登は天然河豚の漁獲量日本一なのだとか>

 続いては、白米千枚田へ。



<昨日に引き続いての棚田訪問ですが、やはり心が和みますね>

<隣接する道の駅の米ソフトクリームは外せませんね(笑)。また、画像はありませんが、棚田米を使ったお握りも頂きました♪>

 この日は二輪の数が非常に多く、道の駅の駐車場ではTVの撮影でしょうか、ぐっさんがいました。

 この先も、国道249号に沿って見所が続きます。


<曽々木海岸にある窓岩と>


<垂水の滝>

 道の駅すず塩田村に立ち寄り、塩ソフトクリームを頂きました(画像はありません)。また、前回訪れた時に購入した揚げ浜塩が美味しかったので、今回も土産として購入しました。

 この後は、国道を外れて県道28号へと入っていきます。


<ゴジラ岩は男鹿半島のそれと比較すると小振りですが、こちらの方がよりそれらしく見えますね>

<椿展望台から今走ってきた方向を望むと、ご覧のような絶景が広がっていました>

 さあ、次は愈々能登半島の先端へ行きましょう。


<禄剛崎灯台、前回訪れた時は白かったのですが、今回は錆で汚れていて残念…>

 そして偶然にも、灯台の近くでまたまたぐっさんを見掛けました。

 ここからは富山湾を左手に見ながら南下していきます。

 先ずは前回は雨だったあの場所を再訪します。


<見附島(別名:軍艦島)>

 前回は悪天候で断念しましたが、勿論今回は岩伝いに海上を歩いて接近します。


<近くで見ると流石に迫力が違いますね>

 更に南下して、九十九湾を目指します。実はここには、Google Mapを見ていた時に偶然見付けた、面白そうな構造物があるんです。


<画像の右側に見えるのがその構造物で、海の上を歩けるようになっています。正式名称は九十九湾探勝遊歩道と言うそう>


<中央に見えるのは蓬莱島、どの方向から見ても整った形をしていますね>

<湾の中は穏やかで、水もとても綺麗でした>

 管理人は遊歩道を踏破した心算でいましたが、後で調べてみると、湾の外側にもあるようです。然も、海蝕洞もあってこちらの方が断然楽しそう。再訪は決定ですね。

 国道249号へと戻ったら更に南下。県道256号を左折したら、次の目的地である大きな橋が見えてきました。



<ツインブリッジのと、当然記念撮影もします>

 橋を渡り、能登島を走り抜け、もう一つの大きな橋である能登島大橋を渡る…、その前に、橋の手前にある「お食事処みず」でかなり遅めの昼食を摂ります。


<管理人は刺身定食(奥の小鉢3皿も含まれます)と、単品で赤らバチメ(メバル)の焼魚を注文。費用対効果は最強級です>

 さあ、能登島大橋を渡ります


<能登島大橋は路肩が狭いため、愛車との記念撮影は諦めました>

 予定ではこの後、七尾城跡と高岡城跡、高岡大仏に立ち寄る予定でしたが、時間が押していたため、これらを訪れることは断念。能越道の無料供用区間を走って距離を稼ぎ、更に国道160号と同415号で雨晴海岸へ。


<この日は残念ながら靄が掛かっていて、富山湾越しの立山連峰を拝むことはできませんでした>

 ここからは国道415号と同8号とで、本日の簡易宿泊所がある富山市街を目指します。


<本日の宿はスパ・アルプスです。こちらから申し出たところ、愛車を屋根の下へ置かせてもらえました♪>

本日の走行距離:246km
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SSTR初参加(1日目)

2019-05-25 23:32:19 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 待ちに待ったSSTR2019の開催日がやって参りました。出発地点として選択したのは、外房の津々ヶ浦。この日の日の出時刻4時28分に間に合うよう自宅を出発し、津々ヶ浦近くのコンビニで今回の同行者である元同僚M氏と落ち合ったら、津々ヶ浦へと向かいます。


<今日から3日間の天気占いは快晴♪津々ヶ浦でもご覧の通り、雲一つありません♪>

<水平線から昇る朝日を背景に、M氏の愛車CB子ちゃんと「千早」を並べて記念撮影♪>

 津々ヶ浦を出発したら、基本的には高速道路を利用してSSTRの最終目的地である千里浜を目指します。2019ツーリングプランを利用する都合上、市川南ICから外環道へ乗り、関越道へと繫いで塩沢石打ICで降ります。当初は冬期通行止め解除直後の魚沼スカイラインを走破する予定だったのですが、今年の魚沼スカイラインの全線開通は6月上旬とのことで断念…(涙)。魚沼スカイラインの十二峠入口を横目に見ながら、国道353号を北上しますが、この日は本当に良い天気で、直ぐ横を流れる清津川の景観とも相俟って、脳内麻薬がきっと出捲っていたことでしょう(笑)。

 最初の目的地はM氏から要望のあった星峠の棚田ですが、その前に一寸寄り道。道の駅まつだいふるさと会館に寄って、SSTR規定の点数を稼ぎます。腹拵えも軽く済ませたら、管理人も楽しみだった棚田へ。



<言ってみれば只の田圃ですが、見るだけで落ち着くのは私が日本人だからでしょうか>

 昼を過ぎ、ここまで300km近くも走ってきましたが、千里浜まではまだまだあります。先を急ぎましょう。国道253号を直走り、同8号と18号とを繋いで、上越ICから北陸道へと乗ります。海沿いを一気に走って距離を稼ぎます。富山県に入ってから段々と二輪車の数が増え始め、給油で立ち寄った有磯海SAでは、SSTR2019の参加者とも遭遇しました。小矢部砺波JCTから東海北陸道へ乗り、南砺ICで降りたら、各県にあるSSTRの必須登録地点の一つ、道の駅福光へと立ち寄り、最後の小休止です。千里浜から一番近い必須登録地点なので、二輪車の数も半端じゃありませんね。

 さあ、SSTRの終着点である千里浜を目指すとしましょう。国道304号から県道42号と繋いで石動ループ橋で北陸本線を越えたら、国道471号へ。この道は交通量が比較的少ない上、適度にくねくねしており、快走できました♪そして、進行方向も対向も二輪車の数がとても多かったので、単純に嬉しくなりました。全く見ず知らずの二輪乗りと同じ集団を形成して走るのは楽しかったですし、対向の二輪乗りからも沢山挨拶をして貰いました♪続いて国道159号へ乗って県道229号を左折したら、千里浜なぎさドライブウェイまではもう少し。

 10年半振りに再訪した千里浜は、非常に多くの二輪車でごった返していました。適当な場所で終着点到着の申請をしたら、愈々念願の千里浜なぎさドライブウェイを愛車「千早」で走行します。



<念願の千里浜なぎさドライブウェイにて記念撮影>

<渚近くは砂が締まっていて、タイヤが滑るような気配は無く、安心して走れますね>

 非常に多くの二輪乗りやSSTR関係者と挨拶を交わすことで気分は最高潮に達し、終着点の門を通過します。感無量です♪

 ここで、M氏と落ち合うために早々に戦線を離脱して、道の駅のと千里浜へ移動します。目印とし易いことと、SSTR開催当日は水道蛇管が置かれ、自由に使うことができるからです。M氏が来るまでの時間を利用して、潮に塗れた「千早」を綺麗にしましょう。渚近くを走行した後は、水で洗い流すだけでも随分違いますからね。そうこうしている内にM氏と無事に合流できました。M氏もCB子ちゃんを洗車したら、本日の宿のある輪島へ向けて出発です。

 道中、何箇所か寄り道をします。先ずはこちら。


<現存する日本最古の木造灯台、旧福浦灯台>

<日本海に沈み行く夕日も、本日は特に感慨深いですね>

 続いては、能登金剛と呼ばれる景勝地にある、奇岩や奇勝に3連続で立ち寄ります。


<日本海の荒波によって穿たれた、その名も厳めしい巌門>

<屹立する鷹の巣岩の天辺には鷹のみが降りられるとか>

<機具岩は伊勢の二見岩に似ることから能登二見とも呼ばれますが、こちらは大きい方が女岩だとか>

 さあ、日も暮れたので途中で給油をしつつ、先を急ぎます。当初の予定よりも到着時刻が遅れそうだったので、宿にも連絡を入れておきます。

 21時過ぎに輪島入りし、輪島の特設会場にて参加記念品を受け取ったら、本日の宿は素泊まりなので近くで腹拵え。


<大衆割烹 山海で焼魚定食を頂きました。値段は手頃ながら味の方は抜群、当たりですね♪>

 宿に着いて、荷物を部屋へと運び入れたらバタンキュー(死語)、直ぐに眠りに落ちました。明日もほぼ走りっ放しの予定です(汗)。

本日の走行距離:744km
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房総暴走(笑)接待ツー(雪辱編)

2019-05-04 23:45:24 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 梅村氏のまさかの途中棄権で流れてしまった、前回の房総暴走接待ツー。今年の黄金週間を利用して氏が関東へ遠征するのに合わせて、雪辱を果たすことになりました。ただ、前回は1泊2日で接待する予定だったのですが、今回は職場で勤務表を作成する上司の陰謀(笑)で単発の休みしか取れなかったため、1日で接待をします。

 巷は黄金週間中ということで野営場の予約が取れず、前日は利根川河川敷で野営をしたと言う梅村氏と犬吠埼灯台で落ち合います。双方共ほぼ時間通りの到着でした。


<犬吠埼灯台と梅村氏のURAL、当方の「千早」(灯台は開館時間前だったため、登らず)>

 犬吠埼から、管理人が銚子を訪れる際の最早定番であるウオッセ21内のまほろば食堂へ移動し、腹拵えをします。


<まほろば食堂の刺身定食はいつ食べても美味しいです♪>

 ウオッセ21を出発して、銚子ドーバーラインを快走。途中で屏風ヶ浦へと立ち寄ります。


<天気も快晴で、言うこと無しですね♪>

 更に、刑部岬へ。


<飯岡灯台、高台から望む太平洋は雄大の一言>

 この後は県道30号を只管南下しますが、道からは海が見えないので不動堂海岸へと寄り道をします(画像はありません)。

 時間は昼過ぎ、目星を付けていた東浪見の手打ち蕎麦陶苑へ。しかし、店に到着してみると「ただ今休業中」の貼り紙が…。二輪の音を聞いてか、店内から割烹着姿の女性店員が顔を出したので「今はお休みなんですよね」と訊いてみたところ、「そうです」との返事。店はやっているが準備か何かで一時的に休業ということなんでしょうか。諦めて、時点の睦沢の手打ち蕎麦縁(えにし)へ向かうことにしましょう。


<丁度昼時で混雑していましたが、少々待ったものの入店できました>

<食べたかった胡桃せいろが売り切れだったので天せいろを注文しましたが、これはこれで美味しかったです♪>

 ここからは内陸へと針路を変え、大多喜で給油と買い出しを済ませます。この時点で少し時間に余裕があったため、予定を変更。国道465号から県道24号、無料供用中の房総スカイラインを経て、これまた管理人のお気に入り、鹿野山九十九谷展望公園へ。


<千葉には高い山がありませんが、展望台からの見晴らしは中々どうして爽快ですね♪>

<梅村氏のURALと「千早」の記念撮影も忘れずに(笑)>

 国道465号から同410号を南下して、県道34号から大山千枚田へ寄ります。


<大山千枚田は結構賑わっていました(画像右奥に一寸怪しい雲が見えますね 汗)>

 接待の最後に向かうのは今回の切り札(笑)、一昨年も訪れた隠れ屋敷典膳です。予約時間の15分程前に到着しました。ここでお互いの手土産を交換します。氏からは魚沼で購入した魚沼産越光5kgと手製の燻製やらを頂きました♪

 この直後、何と大粒の雹が降ってきました。


<画像の中の白い縦線が見えるでしょうか>

 取り急ぎ、店内へと入りましょう。


<今回は2階の個室へ案内されました>

<前菜(左から鱸の南蛮漬け、クレソンのお浸し、筍の金平、栄螺の甘辛煮、嶺岡豆腐)>

<串焼きと、房州鹿尾菜と筍の自家製雁擬き>

<鱸のお造り(大葉ソース)とサラダ>

<薯蕷ご飯と味噌汁、漬物>

<最後は黒糖ゼリー(地元酪農家の作ったバニラアイス乗せ)>

 食事中に雹は雷雨へと変わり、その後、雨の勢いは弱まったもののまだ降り続いていました。

 梅村氏は明後日から仕事、今日の内に首都圏を抜けてできるだけ距離を稼ぎたいとのことで、アクアラインで帰ることに。国道410号から木更津東ICを目指しますが、夜間に降雨の中走る3桁国道の怖いことと言ったら…。速度が上げられず、途中で何度も後続車を先に行かせます。また、管理人のナビが何度も道を見失ったため、後半は氏に先行してもらいました(恥)。木更津東ICの手前で梅村氏と別れ、管理人も帰路に就きますが、少し走ると路面はすっかり乾いていたのでした…(涙)。

本日の走行距離:399km
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