goo blog サービス終了のお知らせ 

ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

療養休暇中リハビリツー(最終日)

2013-11-30 23:16:41 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 本日は愈々リハビリツーの最終日、帰葉しなくてはいけません。例によって早朝に起床したら、テントを撤収する前に柳茶屋キャンプ場から程近い場所へ3箇所、寄り道をします。1つ目は超有名な観光地である鳥取砂丘です。6:30頃には到着しましたが、既にそこそこの人出がありました。


<鳥取砂丘の最高所(通称:馬の背)には既に数人の人影が見えます>

<馬の背の直ぐ下、大擂り鉢と呼ばれる窪地>

<幻想的な風紋>

<馬の背上からの眺望♪>

 残る2箇所は国道9号を西進したところにあります。



<神話「因幡の白兎」の舞台である白兎海岸>

 道路を挟んで直ぐ反対側にはこれまた神話に縁のある白兎神社があります。


<参道の両脇には狛犬ならぬ狛兎(笑)が並んでいます>

<境内には皮を剥かれた白兎が身体を洗ったと伝わる御身洗池(みたらしいけ)がありました>

<白兎神社拝殿>

 ここでキャンプ場へと戻り、テントを撤収。


<柳茶屋キャンプ場>

 ここからは千葉へ向けて進路を取ります。国道9号へと合流する手前に開店している梨園を見付け、Uターンして立ち寄ります。この時季は新興という品種が中心のようですね。味見をさせてもらうと、管理人の好きな二十世紀に似た酸味があって美味しいですね♪流石に重くて嵩張るので、千葉まで送ってもらうことにしました。また、対応してくれた女性店員の娘が千葉に住んでいるということで、少々雑談。また、大きな新興梨を1つ、お負けしてくれたので、道中頂くとしましょう♪


<新興梨>

 国道9号から国道178号を通り、浜坂で少し道に迷いつつ(笑)、県道261号と同262号へと道を外れます。これらの道は殆どが山の中や断崖の上を走る狭隘で急峻な道ですが、道中に見える景色は素晴らしいの一言!




<その一部を紹介しますが、実際の景色の方が何倍も素晴らしいのは言うまでもありません>

 次の目的地である余部鉄橋の少し手前では海上に竜巻(!)が見え、空も一気に暗くなり、天気も下り坂になってきました。


<新旧余部鉄橋>

 余部鉄橋を出発してから雨がぱらつき始め、国道178号から県道11号へ入ってからは本降りに…。県道9号を経て、次の目的地である城崎温泉へと到着です。


<城崎温泉一の湯>

<一の湯の半露天洞窟風呂>

 雨中走行で強張った心と身体がすっかり解れました♪雨も上がり、天気も回復してきているので合羽を脱ぎ、貰った梨に齧り付きます。やはり美味しいですね♪しかし、一人で食べるには少々大きかったです…。

 元気も回復したところで、再出発。県道9号から、同11号、同49号で久美浜湾をぐるりと半周します。


<久美浜湾>

 国道178号、県道53号と繋いで、最後に向かったのはこれまた超有名な観光地である天橋立です。14年前に訪れた時は歩いて往復したので、今回は是非股覗きをしたいと思い、笠松公園へ。しかし、ケーブルカーかリフトに乗らないと展望台へは行けないと知り、一気に興醒めしてしまいました。股覗きは次の機会に譲ることにしましょう。


<県道2号沿いからみた、天橋立>

 それでは一路千葉を目指しますが、ここからが長い長い帰路の始まりでした。宮津天橋立ICから京都縦貫道(全線が開通している訳ではないので、一般道の区間があります)へ。続けて、名神高速から東名高速、新東名高速、再び東名高速と直走り、日付も変わった2:30頃に無事帰宅しました。

 非常に充実した4日間、もとい3泊6日間でした♪

本日の走行距離:846km(4日間の合計:2,374km)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

療養休暇中リハビリツー(3日目)

2013-11-23 23:57:40 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 本日の走行距離は前日程多くない予定ですが、巷で話題の本日赴く或る場所は大変な混雑が予想されるため、早く出発することにします。しかし、或る重大な事実を失念していました。


<5:00に起床した直後のテントサイト>

 そうです。ここは西国、関東よりも日の出の時刻が遅いのです。暗闇の中でのテントの撤収は色々と大変なので、先に朝食を済ませたり、テントの中を片付けたり、チェーンに給油をしたり(笑)しましょう。そうこうしている内に時間は6:00を回り、大分明るくなってきました。


<さあ、テントを撤収して出発です>

<松江市宍道ふるさと森林公園キャンプ場の管理棟>

 本日最大の目的地は平成の大遷宮を終えた(正確には修造の終わった御本殿に大国主大神がお還りになった)ばかりの出雲大社です。 過日の伊勢神宮への参拝時、その大混雑には辟易させられました。出雲大社の大遷宮も実に60年振りという節目の年であり、冒頭に書いたように大変な混雑が予想されるため、早い時間に立ち寄ることにした訳ですが、その前に1箇所寄り道をしましょう。


<稲佐の浜の国譲りの岩>

 ここ稲佐の浜は旧暦10月の神在月に八百万の神々が上陸する場所と言われています。この浜の砂を少し頂いてから、出雲大社を参拝するのですが、詳細は後述します。


<出雲大社一の鳥居(と「千早」)>

 「千早」を駐車場へと停めたら、愈々出雲大社を参拝します。


<二の鳥居(木の鳥居)>

<拝殿>

<八足門と御本殿>

 尚、参拝の作法は二拝二拍手一拝が一般的ですが、出雲大社では二拝四拍手一拝が正式とされていますので、ご注意を。

 次に釜社(かまのやしろ)へ向かいます。ここで、先刻の稲佐の浜の砂が登場します。この砂を素鵞社(そがのやしろ)へと供え、代わりに床縁下の御砂を頂くと清めの御守になるそうです。しかし、素鵞社は修造中のため、その御仮殿である釜社にて御砂を頂く訳です。


<釜社、床縁下の木の箱の中に御砂が入っていました>

 無事に参拝を終え、御砂も頂いたので、次なる目的地へと向かいましょう。県道29号を走って辿り着いたのは出雲大社から程近い、出雲日御碕(ひのみさき)灯台です。


<当然、登ります(笑)>

<灯台の上からの眺め>

 駐車場へと戻る途中、出雲蕎麦の文字が目に留まり、ここで或ることを閃きました。一昨日、山獲の手打ち十割蕎麦に付いてきた本山葵の残りを、店員にお願いして磨り下ろしてもらうのです。鮫肌の卸し金は無く、金属製のそれでしたが、流石に本山葵は違いますね。凡庸な蕎麦(失礼)でしたが、美味しく頂くことができました♪


<出雲三色蕎麦と本山葵(右手前)>

 出雲日御碕灯台を出発し、県道23号へ入って直ぐにあるループ橋を通過。この県道23号は狭隘な箇所もありますが、交通量が極めて少ないこともあり、前半は速度の乗る山間路、後半は海沿いの爽快な道と、その二面性を楽しむことができます。


<名も知らぬ入り江にて>

 県道250号から国道431号を東進し、宍道湖を右手に見ながら、一路松江市へ。


<宍道湖畔にて(白飛びしているのはご愛嬌…)>

<絶景です♪>

 松江市街に近付くに連れて交通量が段々と増え、次の目的地である松江城では駐車場待ちの行列ができていました。車列の脇を擦り抜けて先頭へ出ると、駐輪場は別の場所にあると係員。何と、木造の橋で堀を渡った、石垣の内側にあると言うではありませんか!行列に並ぶ必要が無いばかりか、合法的に二の丸(下の段)へと愛車を乗り入れることができるのです!然も、駐輪場にはサイドスタンドの下へ敷く板切れまで用意されていて、二輪(自転車を含む)への優遇振りに感激しました。それではいざ、松江城へ。






<松江城天守を様々な角度から>

<天守最上階からの眺望。奥には宍道湖が(霞んで 笑)見えます>

<一般車輌は通行できない橋(北惣門橋)を二の丸側から見たところ>

 松江城を後にしたら、国道431号と県道260号を繋いで大根島を経由し、再び国道431号、そして県道2号で美保関へ。


<美保関灯台。残念ながら中には入れません>

<隠岐の島が見えるらしいのですが、はっきりとは確認できませんでした>

<南東側の対岸にはこれから訪れる予定の大山(だいせん)が見えました♪>

 来た道を戻ります。


<これから渡る境水道大橋が見えました>

<境水道大橋を渡り、境港市へ>

 国道431号から県道24号へと入ると、大山が正面に聳えていました。


<大山の雄姿>

 折角なので、今回は大山をぐるりと一周する経路を選択します。先ずは県道24号から同158号へ。


<桝水高原の辺りでは山頂付近の雲も取れ、とても近く大きく見えました♪>

 続いて、県道45号へ。


<大山の周囲では紅葉、黄葉が見事でした♪>

 途中で大山を周回する経路から一寸離れ、大山広域農道で蒜山方面へ。国道482号沿いにある道の駅風の家であのB級グルメを食します。


<蒜山焼き蕎麦>

 蒜山大山スカイライン(県道114号)で周回経路へと戻り、県道45号、同44号、同34号、同30号と走行して県道24号へ到着したら、大山一周の達成です♪

 …大分日が傾いてしまったので、一路本日の野営地を目指します。山を下り、国道9号を只管東進して、野営地である鳥取砂丘近くの柳茶屋キャンプ場へと到着したのが20:00過ぎ。昨日よりも遅い時間になってしまいました(汗)。その後、キャンプ場から程近い砂丘温泉ふれあい会館へと向かいましたが、営業時間が20:00までということで入れませんでした…(涙)。14年前に訪れた時は入浴しているので良し!と自分に言い聞かせます(苦笑)。キャンプ場へと戻る途中で食料を調達し、夕食を食べてから就寝です。

 「療養休暇中リハビリツー(最終日)」へと続きます。

本日の走行距離:378km
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

療養休暇中リハビリツー(2日目)

2013-11-16 23:38:51 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 翌朝、フェリーは定刻通りに新門司港へと到着します。新門司港はまだ夜が明ける気配がありませんでした。


<乗船してきたのは名門大洋フェリー「おおさか」>

 九州上陸を果たしたのも束の間、関門海峡を通って再び本州へと上陸する訳ですが、その前に関門橋を見ることにします。14年前に訪れた時はそのまま関門トンネルへと入ってしまい、関門橋を見ることができなかったので、今回は是非訪れたいと思っていました。


<関門橋>

<昨日の明石海峡大橋や瀬戸大橋もそうですが、巨大な吊り橋を架橋するその技術力には感嘆させられてしまいます>

 関門トンネルを通過して本州へと再上陸したら、国道191号を北上。途中で県道245号へと外れ、本州の最西端である毘沙ノ鼻を目指します。…道を間違え、かなり無駄な距離を走ったりもしましたが、何とか到着できました。


<駐車場の入り口にて>

 「千早」を駐車場へ停め、少し歩いたら、展望台へと到着です。


<毘沙ノ鼻>

 実は、毘沙ノ鼻からの眺望には余り期待をしていませんでした。本土最西端である神崎鼻の心象が強かったからですが、実際は良い意味で裏切られましたね。


<展望台は高さがあり、ご覧のような素晴らしい眺望が展けていました♪正面に浮かぶ蓋井島がまた、最果て感を高めてくれています>

 国道191号へと戻り、再び北上します。この国道191号はやがて海岸線をなぞるように走り、長門ブルーラインとも呼ばれるその辺りは正に爽快の一言!そして、その気分の高揚も冷め遣らぬまま、次の目的地へと到着して、気分は最高潮に達しました!


<憧れの角島大橋♪>

<夢にまで見た、角島大橋♪>

<予てより是非訪れてみたいと思っていました♪>

 この後、実際に角島大橋を走行しますが、どうせなら前方に他車がいない状態で走行したいですね。角島大橋は想像以上に交通量が多いですが、10数分待ったところでその好機が訪れました。


<まるで海上を低空で飛んでいるかのよう!>

 橋を渡り終えたら、そのまま角島灯台へと足を延ばします。


<角島灯台>

<結構新しく見えますが、明治9年に完成したとのこと>

 折角なので、登ることにしましょう。


<灯台の上からの眺め>

 再び角島大橋を渡り、国道191号を少し東進したら、国道316号で内陸へと入っていきます。とここで、早朝から何も口にせず、走り通しであることに気付きました。国道沿いにある道の駅おふくで小振りの大福(半額でした♪)を2つ購入し、頬張ります。少しお腹が満たされたところで、そのまま県道32号(秋吉台カルストロード)へと突入します!


<カルスト地形の特徴である、まるで羊の群れのような石灰岩の柱>



<石灰岩の白と草の緑、空の青との対照が実に美しいですね♪>

 秋吉台カルストロードは14年前にも近くの秋芳洞と共に訪れていますが、この時は写真を1枚も撮っていませんでした…。

 そのまま県道28号を抜け、再び国道191号へ戻ったら、萩市内へと入ります。当初は予定の無かった、萩城跡へ立ち寄るためです。実は先日、伊賀上野城を訪れた際、公式スタンプ帳の付いた「日本100名城に行こう」なる本を購入してしまいました。そして今回、100名城の1つである萩城の直ぐ近くを通るので、序でに立ち寄ろうと考えた次第です。


<萩城天守台と指月山>

<本丸内から天守台への階段を望みます>

 萩城跡からは一路、次の目的地である琴ヶ浜を目指します。日本海を左手に見ながら、国道191号を只管東進。日本海へと落ち込んだ山を荒々しく波が洗う、そんな豪快な景色が続く爽快な道です。益田市から先はナビの示した案内の通り、県道171号へと入ります。この県道171号、途中までは中央線のある片側1車線で、交通量も少なく快走できるのですが、後半は急に狭隘となる上、落ち葉等で滑り易くなっているので注意が必要です。続いて、国道9号を直走り、琴ヶ浜へと到着です。


<鳴き砂で有名な琴ヶ浜>

 長靴を脱いで裸足になり、砂の上を擦り足で歩くと、砂がクックックッと音を立てます。粒子の細かい、さらさらとした砂が素足にとても気持ち良いですね♪

 琴ヶ浜を後にして、次に向かうのは2007年に世界遺産に登録された石見銀山です。残念ながら、間歩(まぶ)等の遺構や遺跡へと立ち寄っている時間は無いので、石見銀山について総括されているであろう(笑)、石見銀山世界遺産センターへ。


<石見銀山世界遺産センター>

<銀貨「御取納丁銀(おとりおさめちょうぎん)」の複製、実物の5倍の大きさだそうです>

 石見銀山の概論(笑)を理解できたことで、今回は良しとしましょう。

 本日の野営地へと向かう前に、1箇所だけ寄り道をします。石見銀山の町並地区にある、西性寺(さいしょうじ)です。


<山門の向こうに見えるのが目当ての経蔵です>


<壁の漆喰に施された、精緻な鳳凰の鏝絵(こてえ)>

 管理人が鏝絵を撮影していると、寺の関係者でしょうか、中年女性からそろそろ山門を閉めても良いかと言われました。間一髪で間に合ったようです。

 時間は16:30過ぎ、本日の野営地である松江市宍道ふるさと森林公園へこれから向かう旨一報を入れてから出発します。県道46号から国道9号を繋いで多岐町へ入った頃にはすっかり日も暮れてしまいました。暗いせいでしょうか、幾つかの国道と県道を繋いで走行している内、同じようなところをぐるぐると廻っているような錯覚に陥りました。また、野営地の近くでは本当に道に迷ってしまいました…。電話で公園の管理人に道を教わり、何とか到着です。

 テントを設営したら、公園から程近いひかわ美人の湯で一っ風呂浴びます。


<ひかわ美人の湯>

 身体が温まりました♪給油し、コンビニで食料を調達して野営地へと戻ったら、本日初めての真面な食事をします(笑)。本日は早朝から走り通しで、走行距離の割には疲れました…。明日に備え、早目に就寝します。

 「療養休暇中リハビリツー(3日目)」へと続きます。

本日の走行距離:473km
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

療養休暇中リハビリツー(1日目)

2013-11-09 19:23:05 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 体調が復調しつつあった10月末のこと。療養休暇中で纏まった時間が取れることを利用して、リハビリという名目(笑)での長距離ツーを計画することにしました。経路の案としては西方と北方の2通りを考えましたが、今年は伊勢神宮と出雲大社の遷宮が重なるという類稀な年であること、そして、TDM乗りの西日本の雄である梅村氏も疾病療養中という偶然が重なったため、西方案を採択しました。

 前週の台風26号により中止、延期を余儀無くされましたが、翌週の天気占いでは一転して晴天続き、絶好のリハビリ日和(笑)となったため、決行することにします!長距離フェリーの予約も取って、準備は万端です。

 前日の23:00過ぎに自宅を出発。東関道、首都高と順調に走行しましたが、東名高速へ入った直後から雨がぱらつき始め、次第に雨脚が強くなってきました。出発前にも天気占いを確認していましたが、まさか降られるとは露程も思っていませんでした。海老名SAへと入り、合羽を着込んで積荷の雨対策を施します。暫くすると雨は上がりましたが、一難去ってまた一難、今度は急に冷え込んできました。グリップヒーターを入れ、SAやPAで適宜暖を取りながら走ります。新東名高速、再び東名高速から伊勢湾岸自動車道を経て、亀山ICで降ります。名阪国道へ乗ったところで再び降雨に遭遇…。伊賀ICの辺りでは、気温9℃と表示されていました。針TRSで大休止を取りつつ、梅村氏と集合時間の最終調整をします。西名阪自動車道から近畿自動車道へと入って直ぐ、長原ICで降りた先のコンビニが集合場所です。コンビニの駐車場へと「千早」を停めて後ろを振り返ると、丁度梅村氏が信号待ちをしていました。2人共時間ぴったりの到着で、何だか幸先の良い気がしますね♪挨拶を交わして軽く雑談をしたら、梅村氏の先導で出発です。最初の目的地は氏の行き付けの喫茶店です。


<喫茶アルカディア>

 開店時間に合わせて入店し、朝食にします。管理人は喫茶店等という小洒落た場所は滅多に利用しませんが、ここの朝食の献立はどれも安い割に分量があり、とても驚きました。豪華な昼食(笑)を控えているので、朝食を軽目に済ませたら、愈々梅村氏のガレージへ。愛車全てがガレージで一堂に会する様は圧巻ですね。集合住宅住まいで世帯持ちの管理人からすれば、何もかもが羨ましい限りです。

 暫し雑談をしたら、接待先(笑)へと向かいます。管理人にとって、東京都内と大阪府内は生き馬の目を抜く恐ろしいところ(笑)なので、梅村氏の後ろに付いていきます。当初、大坂城を近くから眺める予定だったのですが、大阪マラソンの開催により交通規制が掛けられており、残念ながら断念…。その後、何処をどう走ったのかは余り良く分かりませんが(汗)、交通量自体は概して多かったものの、そこは後を付いていくだけの気楽さから道中楽しむことができました。接待先へは開店時間の少し前に到着しました。



<山獲>

<店先からの風景>

 梅村氏によれば、この日は何時に無く混雑気味とのことで、縁側へと陣取ることにしました。陽射しもありますし、長閑な風景を眺めながら、美味を堪能するのも中々乙なものです。


<悪い肉(笑)その1、雉子>

<悪い肉(笑)その2、猪>

<手打ち十割蕎麦>

 管理人は雉子と猪を炭火焼で食べるのは初めてですが、成る程、魔力のようなものを持った、実に怪しからん肉ですね(笑)。手打ち十割蕎麦と本山葵も、薯蕷飯も大変美味しゅうございました♪こういう店が近くにあると、それなりの良い値段がするにも拘わらず、足繁く通ってしまいそうでいけませんね(笑)。結局、2時間近くもまったりと、至福の時間を過ごせました♪

 何時までものんびりとしていたいのは山々なのですが、管理人はフェリーの乗船時間という縛りがあるので、そうも行きません。梅村氏の考えてくれた、往路とは異なる経路で大阪南港を目指します。その道中、前回の記事で報告した通り、「千早」の累積走行距離が3万kmの大台へと乗りました♪


<3万kmへと到達した、切詰峠付近にて>

 途中からは万全を期するべく、高速道路を利用します。これで乗船時間には余裕で間に合う筈だったのですが、よもやあんな伏兵が潜んでいようとは思いも寄りませんでした。我々の大坂城への接近を阻んだ大阪マラソンがまたしても我々の前に立ちはだかったのです!フェリー乗り場を目前に迂回させられ、更には渋滞にも巻き込まれましたが、梅村氏のお陰で出港予定時間の1時間前には到着することができました。管理人1人だったら、きっと迷っていたことでしょう。乗船手続きを済ませ、チェーンに給油をする余裕もありました(笑)。梅村氏にはこの場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。有難うございました。

 梅村氏の見送りを受けながら、フェリーへと乗船します。


<船内での「千早」>

 身の回りの荷物を持って客室へと上がり、2等室で寝床を確保したら、甲板へ。


<夕日を浴びながら、新門司港へと向けて出港です♪>

 その後、食堂へと行ったら、少々出遅れたようで既に長蛇の列ができていました。明石海峡大橋と瀬戸大橋の通過予定時刻を考え、先に一っ風呂浴びることにします。入浴後、丁度良い時間となっていました。


<明石海峡大橋が見えてきました>

<照明の虹色が海面に映り込んで綺麗ですね♪橋の下を通過します>

<別の船と並んで航走します>

<遠ざかっていく明石海峡大橋>

 再び食堂へと行くと、思惑通り空いてきていたので、夕食にします。夕食後、船内の散策等をしていたら、今度は瀬戸大橋の通過予定時刻となりました。


<瀬戸大橋の照明は明石海峡大橋と比べて地味ですね>

<橋の下を潜って…>

<やがて、遠ざかっていきます。ピンぼけなのはご愛嬌(笑)>

 この後、来島海峡大橋も通過するのですが、通過予定時刻も遅いですし、何より管理人は睡眠不足なので、明日に備えて早目に就寝します。

 「療養休暇中リハビリツー(2日目)」へと続きます。

本日の走行距離:677km
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漸く次の次の大台に(「千早」編)

2013-11-02 09:03:44 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 先月末、療養休暇中のリハビリという名目(笑)で、関西、山陰方面へと行ってきました。奇しくも、これまた疾病療養中(笑)の梅村氏と連絡を取り、長らくの念願でもあった氏のガレージ訪問を果たすべく、快く接待役を引き受けて頂きました♪その節は本当にお世話になりました。改めて、お礼を申し上げます。

 さて、今回のツーではもう1つ、管理人にとっての大きな出来事の発生が予見されました。それは「千早」の累積走行距離が3万kmの大台に乗ることです。自宅から梅村氏のガレージまで、そして、予定接待先(笑)までの行程を考えると、氏との逢引中(笑)に到達することはほぼ間違いありません。3万km到達時に記念撮影をしたい旨を氏へ伝えたところ、快諾して頂けました♪

 実際には接待を終え、そこから程近い、県道37号沿いの切詰(きりづめ)峠の辺りで3万kmへと到達しました。


<3万km達成!>

<切詰峠付近にて、梅村氏のハ号と「千早」>

 それでは次回の記事以降、リハビリツーの様子を報告したいと思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする