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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

中華製部品で不満点の改善(その2)

2011-05-29 21:30:58 | 整備・小改造覚書(「千草」編)
 前回の記事に続く中国からの個人輸入の第1弾、2つ目は前述した通り大物です(笑)。正解は、YBR125(天?)用のサイドボックス(パニアケースと呼べる程高級ではありませんし、商品名にある「?(側)箱」を直訳したサイドボックスの方がしっくりと来る気がします)です!実は、前回の記事中の2枚目の画像に思い掛けず正解の一端が写ってしまっていたのですが、気付いた方は果たしていらっしゃるでしょうか?(笑)


<前々回の記事の画像にある、箱の中身はこれでした>

<同じく、緑色の包みの中身はこれ>

<サイドボックスの装着に際してはタンデムステップホルダーへの穴開け加工が必要なので、実は個人輸入の第2弾で別途入手したのでした♪>

 さて、サイドボックスの装着作業もHIDに引き続いて行き付けのRB店へ丸投げしていますが、その過程は一筋縄では行かず、試行錯誤の連続でした。先ず、ステー自体の精度が低く、装着に少々力業を必要としたこと。まあ、精度の低さについては想像していましたが…。そして、ステーが何とか装着できた後、今度はステーへ荷箱を取り付ける段になって、取り付け部の明らかな強度不足が判明しました。荷箱へ3箇所の穴を開けて螺子でステーへと固定するのですが、そのままだと3つの「点」で重量を支持する形となり、これでは重量物は疎か、比較的軽量な荷物を入れることすら憚られます。「点」ではなく「面」で支持して重量を分散するべく、工場長と管理人とでお互いに様々な創意工夫を出し合うことで、決して満足の行く結果とは言えませんが、一応は現時点で最良と思われる方法へと落ち着きました。また、ウインカーの移設も必要となってくるのですが、純正ウインカーがそのまま装着できないため、余っていた「千波」の純正ウインカーを流用することにしました。

 それでは、何とか無事に装着できたサイドボックスの全容を篤とご覧下さい。


<後方正面から、大き目のウインカーはご愛嬌(笑)>

<斜め前方から俯瞰したところ>

<同じく正面前方より、意外と細身です>

<荷箱とステーの近接画像>

<今度は真横方向から>

<開錠して蓋を開けたところ>

<工夫その1:板状の汎用金具とスポンジゴムを介して装着することで、荷重の分散と振動の吸収を図っています>

<工夫その2:ステーの上部にも板状のスポンジゴムを貼り付け、荷重を「面」で受け止められるように>

<工夫その3:荷箱の側面には断面がΩ形状をしたゴムを挟み込み、衝撃を吸収>

 曲り形にも何とか装着はできました。後はHID共々、使用しながら耐用性を検証していきたいと思います。

 今回掛かった費用は以下の通りです。

  HID:5,820円(1元=15円で計算)+サイドボックス:7,950円+中国内、国際送料及び代行手数料:12,749円=合計:26,519円
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中華製部品で不満点の改善

2011-05-27 01:49:31 | 整備・小改造覚書(「千草」編)
 中国からの個人輸入の第1弾、1つ目はこちらです。


<商品名は「朗遠車燈」>

 実は、「千草」の前照灯は思いの外暗く、高効率バルブへと換装しましたが、決して満足の行く明るさは得られませんでした。その次の対策として当然HID化も考えましたが、YBR125/Gのバルブ形状はH4BSと特殊であり、HID化を果たすにはバルブだけでなく前照灯ごとの交換が必要となります。結構な費用が掛かりそうで、二の足を踏んでいました。

 そんな折、「千草」の生まれ故郷である中国のインターネットショッピングサイト「淘宝网(タオバオワン)」と出会い、YBR125G用の改装配件(カスタムパーツ)を検索していくと…。ありました!

 探し当てたHIDは前照灯ごと交換する型で、今流行り(?)のCCFL(冷陰極蛍光管、通称:イカリング)が大小2個組み込まれており、直径の大きいCCFLを「天使眼」、小さい方は「恶(悪)魔眼」と呼称しています。今回購入した商品はHIDや2個のCCFLに加えて、バラスト(安定器)やインバーター(CCFL駆動器)も含まれていますが、商品によってはバラストが含まれていない場合もあるようなので注意が必要です。また、色温度と消費電力について確認したところ、前者は6000K、後者は35Wとのことでした。尚、天使眼と恶魔眼の灯火色は選択できるようになっていますが、今回は何れも白色にしました。

 装着作業は行き付けのRB店へ丸投げ(笑)しましたが、装着に当たってはホーンを燃料タンク下へと移設し、バラストの設置場所も燃料タンク下にしたとのこと。また、前照灯本体とステーとの間に多少の間隙が生じていたので、適当なスペーサーを噛ましたとのことでした。


<装着した画像、前照灯のガードも取り付けることができました>

 さて、肝心の効果の程はと言うと…。「千早」のHID化の時もそうでしたが、闇夜を切り裂くような蒼白の光に今回も感動です♪夜間の画像はまた後日、改めて報告したいと思います。後は寿命がどうかが気になるところですね。

 次の記事では、今回個人輸入した2つ目の商品について報告します。
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中華競売実践編

2011-05-19 11:44:51 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 アジア最大のインターネットショッピングサイト「淘宝网(タオバオワン)」を覘いてみると、管理人の想像通り、YBR125/G用の純正部品だけでなく社外部品も豊富に存在しました。「雅马哈(ヤマハ)」「天剑(YBR125の中国名)」等で検索を掛けると相当数の商品が見付かりますが、これらを片っ端から眺めていくだけで心が弾みます(笑)。

 淘宝网は中国のサイトなので当然ながら全て中国語で表記されていますが、その利用に当たって一番の障壁となってくるのはやはり中国語で書かれた内容を理解することだと思います。仮令中国語が全くできなくても知っている漢字だけで説明文の3割くらいは理解できると思いますが、中国語での独特の表現や簡体字がやはり難解ですので、精度の高い翻訳と適切な検索語の入力ができるに越したことはありません。

 また、出品者の評価は記号(ゴールドクラウン>クラウン>ダイヤ>ハートの順で高評価)とその数が目安になります。しかし、高評価であっても商品に関する説明や画像が不足している場合もありますので、別の出品者の同一商品の説明や画像を参考にしたり、疑問点は購入を決定する前に輸入代行業者を通じて明確にしておく等、手間や慎重さが必要かも知れません。

 さて、中国からの個人輸入の第1弾は、先ず手始めに「千草」用改装配件(カスタムパーツ)2点です。2点共、「千草」の現状での不満点を改善するための部品です。代行購入の依頼から半月程で商品が到着しました。


<今回購入したのは、結構大物です(笑)>

 詳細に関しては、次回以降の記事でお伝えしたいと思います。
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中華競売への道

2011-05-12 23:21:45 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 YBR125Gは中国ヤマハ(重慶建設ヤマハ)で生産されているのは周知の通りです。純正部品については日本国内にも多少の在庫はあるようですが、その生産自体は当然彼の地で行われています。また、改造用の所謂社外部品についても恐らく現地では沢山流通しているだろうと推測され、管理人も興味だけは持っていました。

 そんな折、価格.comのクチコミ掲示板にて、アジア最大のインターネットショッピングサイトである「淘宝网(タオバオワン)」から個人輸入代行業者を通じて二輪用部品を購入している先達がいることを知り、管理人も見様見真似でやってみることにしました。

 中国から二輪用部品を個人輸入する最大の利点は、やはり何と言ってもその価格の安さ。例えば、YBR125用のハンドルバーを購入する場合、国内でヤマハ純正部品として購入すると1,596円(税込)ですが、これが中国では28元前後が相場なので、便宜上1元=15円として計算すると420円で済みます。勿論、ここに個人輸入の代行手数料や中国からの送料が掛かってはきますが、それでも半値以下で購入できることになり、これは大変な魅力です♪

 但し、価格が安いだけに、一方でそれなりの危険度が伴うことも覚悟しなくてはいけません。彼の国は模倣大国でもあるので模倣品の可能性は勿論、粗悪品や色・寸法違い品が届くかも知れません。もし、そういった事態に陥ったとしても、笑い飛ばして許容する位の大らかさを持って臨みたいと思います。
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目から鱗の後方視界

2011-05-08 06:57:16 | 整備・小改造覚書(「千早」編)
 TDM900/Aの純正ミラーの後方視界に不満を持っている所有者は少なくないと思われます。斯く言う管理人も、嘗て社外ミラーへの換装ハンドガードへの補助ミラーの装着という方法を採り、後方視界の確保を図ってきました。しかし、純正ミラーよりは随分増しという程度で、決して満足している訳ではありません。

 以前、「更なる後方視界の確保」で取り上げたSW‐MOTECH「ミラーワイドナー」の装着は、その高価さと見た目が洗練されていないという理由で一旦は却下しました(笑)。しかし先日、同じSW‐MOTECH社のハンドルバーライザーを個人輸入で購入した際、序でにミラーワイドナーも購入してみました。

 さて、ミラーワイドナーは逆螺子に対応しています。純正ミラーのままなら何ら問題はありませんが、管理人は右側を逆螺子アダプターを用いて社外ミラーへ換装しているため、話がややこしくなってきます(笑)。単純に右側のミラーホルダー(逆螺子)へ直接装着する方法だと、取付ボルト(逆螺子)とミラーワイドナーの上へタイヤ空気圧センサー(+取付ステー)、更に逆螺子アダプターと社外ミラーが乗ることになります。より重量のある物が上方へ来て重心が高くなるのは、望ましいことではありませんね。


<逆螺子アダプターの上方(画像の右上方向)に重量物が来ることに…>

 そこで、次のような方法で取り付けます。右側のミラーホルダー(逆螺子)に逆螺子アダプター、タイヤ空気圧センサー(+取付ステー)までの順序は現状のままとし、ここでミラーワイドナーに付属している逆螺子は使用せず、同寸法の正螺子を調達してミラーワイドナーを固定し、その先にもう1個の逆螺子アダプターと社外ミラーが来るようにします。


<逆螺子アダプターを2個(画像では便宜上、下の1個は正螺子アダプターになっています)使用するのが味噌(笑)>

 この方法で装着すると先の方法よりも重心を低く抑えられますし、逆螺子アダプターを2個使用することで高さはより高くなってしまいますが、後方の視認性も高くなるのでこれはこれで怪我の功名であると思います。


:逆螺子、:正螺子を使用>

<広い後方視界♪>

 左右の均整が取れるように、当然左側も右側での方法に準じて装着します。


<全て:正螺子を使用、重量物もミラーワイドナーの下へ>

<これまた広い後方視界♪>

 ミラーワイドナーの装着により、停車時に於いて後方視界が広くなったことが画像でも一目瞭然ですが、走行中も腕が視界の妨げにならず、また、後方確認の際に顔や上体を動かす必要が無く、視線の移動だけで済むことで、十二分の効果がありました。目から鱗が落ちるとは正にこのこと、体裁に拘らずもっと早くから実施すれば良かったと悔やまれてなりません。

SW-MOTECH SW-モテック/ミラーワイドナー
SW-MOTECH SW-モテック/ミラーワイドナー TDM900

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再び、春の陽気に誘われて

2011-05-02 10:10:54 | 遠乗り道中記(「千草」編)
 蕎麦と温泉を堪能した翌日のこと。この日も朝から天気が良く、午前中は所用がありましたが午後からは時間が空いたので、再び近場へ出掛けようと考えました。今回の目当ては、最近ひょんなことからその存在を知った千葉市富田都市農業交流センターの芝桜です。有名な秩父の羊山公園や嘗て管理人が訪れた高崎のみさと芝桜公園の方が規模では上ですが、地元千葉でよもやこんな大層な芝桜が拝めようとは思ってもいませんでした。

 所用を済ませたら、「千草」で一路千葉市富田都市農業交流センターを目指します。御成街道を使うと、途中から芝桜と書かれた看板が設置してあって迷わずに行くことができました。駐車場は四輪34台分が満車状態で、結構賑わっています。駐車場の片隅へ「千草」を停めて歩いていくと…。







<管理人の想像よりも広大な花畑が眼前に広がっています♪>


<接写した芝桜は可憐に咲き誇っていました♪>

 地元千葉の芝桜も侮れませんね(笑)。

 さて、このまま帰宅するだけでは勿体無いので何か美味しい物でも食べて帰ろうと思い、以前も訪れたことがある楽園レストランPALMS」へ立ち寄ることにしました。

 しかし、いざPALMSに到着してみると、入り口の扉が施錠されています。傍らにある案内を見ると、どうやら営業時間が夜間へと変更されたようですね。残念ですが、仕方ありません。

 ここで前回、PALMSのオーナーであるタカ氏が次期の愛車について話していたことをふと思い出しました。もしかして、既に購入して近くに停めているかも知れないと思い、周辺を探索(かなり、挙動が不審だったことでしょう 苦笑)してみると…。車体カバーが掛けられた、或る機体が目に留まりました。車体カバーの裾から覗いているのは、紛れも無いTDM900のサイレンサーです!然も、スイングアームが黒い後期型ですね。いや、この機体の所有者がタカ氏だという根拠は何もありませんが、以前TDM850を所有していたことから、或いは…。

本日の走行距離:66km
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春の陽気に誘われて

2011-05-01 01:53:35 | 遠乗り道中記(「千波」編)
 或る平日の休みの朝のこと。麗らかな春の陽気に誘われて、近場へ出掛けようと思い立ちます。さて、何処へ行こうかと考えた時に、先日alminaさんが訪れていた日帰り温泉が思い浮かびました。また、その直ぐ近くには東日本大震災の影響で中止になったツーで立ち寄る予定だった手打ち蕎麦屋があります。ツーへ参加予定だった面々と近々リベンジしようと話し合ってはいましたが、下見をするという名目で抜け駆けすることにしましょう(笑)。

 「千早」で実家のガレージへと向かい、そこで「千波」へと乗り換えたら、先ずは「手打ち蕎麦 ゆい」へ。それにしても、陽気と言い、道と言い、久々の「千波」での走行と言い、全てが爽快に感じられます♪「手打ち蕎麦 ゆい」へは開店時間の少し前に到着しました。


<待ち時間で記念撮影>

 こちらの店舗は築120年の古民家を移築したそうです。


<堂々たる風格の店構え>

 開店と同時に靴を脱いで店内へ。時間がゆったりと流れる落ち着いた空間になっています(撮影禁止との貼り紙があったので、画像はありません…)。限定という言葉に弱い(笑)管理人は、平日限定メニューの二種天せいろ(1700円也)を注文します。待つこと暫し、席へと届けられたそれは蕎麦は勿論のこと、地元産の山菜の天麩羅の旨いことと言ったらありません!ご馳走様でした♪

 会計の際、先月予約を取り消したことの非礼を詫び、次回は大勢で来店すると伝えて店を後にします。

 次の目的地である「ごりやくの湯」までは6~7kmの距離ですが、途中の県道178号は所々狭隘になっているので半ば慎重に走行し、10分程で到着です。


<「ごりやくの湯」の入り口にて>

 駐車場は広いのですが、砂利敷きなので少々気を遣います。入浴料は1000円(タオル無し)、近くにある滝見苑の日帰り入浴もできる湯巡りセットは1900円(タオル付き)と更にお得感があります。滝見苑の方は日帰り入浴の時間の制約(11:00~14:30)があるので注意が必要ですが、何れはこちらの湯巡りセットも試してみたいですね。素足に木の感触が心地好い、渡り廊下を歩いて浴場へと向かうと…。平日の昼間ということもあり、ほぼ貸し切り状態でした♪


<露天風呂の一角にはお地蔵様が鎮座し、ご利益がありそうです>

 雄大な自然の中での入浴を堪能できました♪

 何時にも増して公私共に多忙で余り纏まった時間を取れそうにない今年度は、こういった短距離でのツーが中心になると思われますが、今回の道筋は定番になりそうです。
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