管理人は11月8,9日と公休の希望を出し、T氏と休日の合う11月9日に日帰りで紅葉狩りへと行く計画を立てていました。そうしたら何と、思い掛けず11月10日にもリフレッシュ休暇が付いて3連休となり、更にはT氏の11月9,10日の連休と重なることが判明。T氏と野営をしろとの天啓としか思えません。改めて計画を練り直すことにしましょう。
しかし、当日の天気占いは大荒れ。その動向と睨めっこしながら、➀強行案:9日朝から10日夕までみっちり計画通り②「野営はするぜ」案:9日は雨が小降りになる昼過ぎに出発して野営場へ直行、翌日は予定通り行程を消化③「野営は諦めるか…」案:10日のみ日帰り、の3つの案のどれにするか、直前まで懊悩します。
そして、当日の朝。雨風の絶頂は昼前頃までとの天気占いを受けて、②案で決行することにしました。昼頃にT氏邸で落ち合った後、出発します。しかし、雨風の絶頂は昼前頃までとは言え、この時点でもかなりの大雨が降っています。只管堪え忍んで走行し、ひたちなか市へ入る頃、漸く雨は上がり、雲の切れ間から青空が顔を覗かせたものの、その後も小雨ながら雨は断続的に降り続きました。この日の野営地である辰ノ口親水公園(管理人註:無料で野営ができますが、キャンプ場ではありません)に到着したら、早速天幕を設営。近くの金砂の湯で一っ風呂浴びます。

<金砂の湯>

<時間は17:30過ぎでしたが、貸し切りでした♪>
買い出しと給油を済ませたら辰ノ口親水公園へと戻り、夕食と焚き火の準備へと取り掛かります。

<夕食は地元茨城産食材を使った献立を中心に>

<濡れた装備品を乾かしつつ、ゆったりとした時間を過ごします>
明けて翌日。早くに目が覚めたので、周囲を散策することにしましょう。

<昨夜野営をした河川敷の様子。曇天ですが、日中には天気は回復するとの天気占いです>

<親水公園の名称の通り、ご覧のような四阿と遊歩道が整備されています>

<展望台もありましたが、入口は施錠されていて登れませんでした(涙)>
軽く朝食を済ませ、天幕を撤収したら出発です。今回の遠乗りの目的は紅葉狩り、渓流に架かった吊橋に覆い被さるような紅葉の構図が有名な花貫渓谷での紅葉狩りです。愛車を近くの四論用駐車場脇に無料で置かせてもらい、歩いて花貫渓谷を目指します。

<花貫川の清流>

<汐見滝吊橋>

<汐見滝>
紅葉の見頃には少しだけ早かったようですが、充分堪能することができました。紅葉の時期は相当混雑するらしいですが、これは来るだけの価値がありますね。
さて、常陸国で秋と来れば、常陸秋蕎麦を外す訳にはいかないでしょう。以前の職場の先輩に常陸秋蕎麦の美味しい店を知らないか訊いたところ、教えてもらったこちらへと向かいます。

<塩町館>
何でもここの主人は、T氏と以前訪れた慈久庵で修行をして暖簾分けを許されたのだとか。美味しくない訳がありません。

<奇しくも慈久庵と同じ葱天蒸篭を注文>
蕎麦は大変瑞々しく、慈久庵に勝るとも劣らない美味しさでした。本当は大盛りを頼みたかったのですが、この日は昼食第二弾を企画していたので、普通盛りにしたのでした。
折しも、昼食第二弾を予定していた店では或る弁当を一日5食限定で半額にて販売していて、開店と同時に電話をしたのですが繋がらず、予約購入ができなかったのです。そこで、作戦を変更。実店舗ではこれまたお得な昼食の献立を提供しているので、こちらの予約へ切り替えることにしましょう。そのお店とは…。

<とんかつ「とん」>

<予約した、茨城ローズポークのメンチカツランチ>
実はこの献立、100g(1本)から300g(3本)までは同じ値段で、一日計3kg限定のメンチカツでして、当然T氏と2人でそれぞれ3本ずつ注文します。更にはご飯に味噌汁、サラダにキャベツ、サービスのコーヒーまでお代わり自由で、何と924円(税抜)という破格の値段なんです。味の方も申し分無しでした。
出発時こそ悪天候で計画の変更を余儀無くされましたが、終わり良ければ全て良し、大満足で帰宅したのでした。