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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

福島紅葉ドライブ(1日目)

2014-10-31 22:28:23 | 遠乗り道中記(番外編)
 「千早」の復活劇の報告の途中ですが、先週末に出掛けた時の模様を先にお伝えしたいと思います。

 前々職場の、旨いものを探す嗅覚は抜群のA先輩(管理人もお気に入りの黄金鯵の食堂豪華舟盛りの民宿等を教えてもらいました)から誘われ、1泊2日で福島へ行くことになりました。今回の顔触れはA先輩夫婦、二輪部部員の元同僚H氏と元後輩K君、そして、当ブログ初出の元同僚M氏と管理人の6名です。また、管理人は当初、「千早」で参加しようと考えていましたが、他の面子が1台の四輪で行くと聞き、1人だけ二輪では寂しくなってしまったので(笑)、四輪へ便乗させてもらうことにしました。

 出発当日の朝、前々職場の駐車場に集合します。しかし、残念なことに、M氏が直前に体調を崩してしまったということで、M氏を除いた5名で行くことになりました。他にも予期せぬ事態が偶発したりもしましたが、ほぼ定刻通りに出発です。高速で一路、会津若松にある桜料理専門店を目指しますが、途中で事故渋滞に巻き込まれてしまい、昼の営業時間に間に合わないことが判明。急遽、予定を変更し、東北道は矢吹ICで降りることにします。

 羽鳥湖を目指す途中で「moricafe(モリカフェ)」へと立ち寄り、石窯ピザと本格的珈琲で昼食にします(ピザと珈琲の画像は良いのが撮れませんでした…)。


<店舗の外観、窓に映り込んだ紅葉がとても鮮やかです♪>

<露台から上を見遣ると、青空と黄葉の対比が美しいですね♪>

 味と景色の両方に満足したところで、次の目的地へ向けて出発です。今回はH氏が四輪を出したのですが、ここで管理人が運転をすることになりました。紅葉の木立の中の羽鳥湖畔を走行するので気持ちは良いのですが、山道でやや狭隘な上、初めて運転する車なので、少々緊張しました。やがて、ダム湖である羽鳥湖の堤体の上に出て、視界が開けました。


<堤体の上からの眺望、雲一つ無い快晴です♪>

 国道118号と同121号とを繋いで目指す、次なる目的地は塔の岪(へつり)です。四輪を停め、少々歩きます。


<案内板の上の紅葉がまた真っ赤ですね♪>

<塔の岪の全景、白い岩肌と紅葉の対比がこれまた美しいです♪>

<対岸へと渡る吊橋>

 この吊橋が意外と横に揺れ、怖いのなんの。欄干の高さも低く、年に数件は転落事故が起こっているのでは、と心配になってしまう程でした。


<吊橋の上からの遠景(その1)>

<吊橋の上からの遠景(その2)>

<最高所からの絶景(その1)>

<最高所からの絶景(その2)>

 塔の岪を後にして次に向かったのは有名な観光地である大内宿です。


<街路に沿ってぶらぶらと漫ろ歩きます>

<茅葺きの古民家と近代建築の融合(笑)>

 街路の突き当たりにある、高台へと上ります。


<大内宿の全体が見渡せる、有名な構図ですね>

 ここでA氏から美味しい甘味を食べようとの提案があり、玉屋の分家で落ち合うことになりました。A氏が確認したところ、大内宿名物の葱蕎麦は売り切れてしまったが、甘味は大丈夫とのこと。しかし、管理人は間違えて本家の方へ行ってしまいました。


<玉屋本家>

<本家の一室、気持ちが落ち着きます>

 玉屋本家では甘味の汁粉は売り切れでしたが、葱蕎麦は御膳物でなく単品なら提供できるとのことだったので、注文しました(この時点で、玉屋分家ではないことに気付くべきでした…)。


<葱蕎麦>

 葱蕎麦についての詳しい説明は割愛します。値段は観光地価格ですし、味に関しても一度食べればそれで良いかなという感想ですね。また、葱を純粋な薬味として考えると、蕎麦の分量に対して葱1本はやはり多いです(笑)。ここで、一緒にいたK君にA氏から連絡が入り、店の間違いが発覚しました。葱蕎麦を食べ終えたら、本来の目的地であった玉屋分家へと移動します。


<玉屋分家>

 改めて、甘味を注文します。蕎麦を食べた直後ですが、甘いものは別腹です(笑)。


<ブルーベリーチーズケーキと珈琲>

 葱の辛味の後の濃厚なチーズケーキはとても美味しかったです♪

 日も沈んですっかり暗くなってきました。本日の宿、A氏夫婦の行き付けのペンションへと向かいます。ペンションへと到着後、早速、豪華な夕飯を頂きます。実は、この食事もA氏夫婦がこのペンションを一推しする理由の1つでもあります。パン以外は地物の材料を使ってオーナー夫婦が調理したもので、それぞれが本当に美味しいのです。


<勿論、蕎麦も手打ち♪>

 食事の途中で、スープに使っている野菜5種を当てるという余興があり、5人で挑戦。5種全てを当てられれば、どのワインでも1本サービスすると言うので、皆意気込みましたが、オーナーのヒントもあって3種までは分かったものの、残りの2種が分かりません。そして、最後が管理人の番です。3つを答えたところで、残りの2種を正答することができました♪


<管理人はワインのことは分からないので、H氏に選んでもらいました>

 そして、最も衝撃だったのが肉でした。


<ヒレステーキ>

 管理人はこれまで生肉が好きではなく、ステーキの焼き方と言えばウェルダン一辺倒だったのですが、今日の肉は上等なものだということで、ミディアムを選択しました。すると、肉の焼いたところと生のところの味の違いがはっきりと味わえたのです。寧ろ、焼いた肉の味の方が僅かに優っているようにも感じられたので、ミディアムレアでも良かったかも知れないとさえ思いました。

 そして、夕食を一通り終えたところでオーナーも加わり、A氏が持参した余市のウイスキーを呑みながら、オーナーの語りを楽しみました。しかし、楽しい時間が過ぎるのは速いですね。オーナーの明日の仕事にも影響してしまうので(笑)、途中で切り上げ、掛け流しの温泉を堪能します。ここには内風呂と露天風呂とがあり、基本的には24時間入浴することができます。H氏とK君、管理人の3人で露天風呂に入り、内風呂は早朝に入ることにしました。


<露天風呂>

 風呂から上がり、部屋に戻ってからも3人で酒を呑みながら駄弁ってしまい、1時過ぎに就寝です。

 「福島紅葉ドライブ(2日目)」に続きます。
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「千早」復活劇(第二弾)

2014-10-24 22:01:02 | 整備・小改造覚書(「千早」編)
 GIVIのエンジンガードとワンオフのアンテナステーに続く、「千早」の復活に向けた第二弾は大物部品で、且つその入手の困難度も半端無く高いものでした。先ずは、下の画像をご覧下さい。


<箱の側面には「YAMAHA GENUINE」の文字>

 画像を見て、ぴんと来た方がいるかも知れません。その入手の困難度の高さ故に、前回の更新時も大変な苦労をした、ヨーロッパヤマハ純正トップケースです。実は、今回も一筋縄では行かず、入手のための難易度は前回を遥かに上回るものでした。

 接触事故に遭遇した直後より、再び個人輸入で入手するべく情報を収集していたのですが、或るとんでもない事実が発覚しました。当該トップケースは既に生産を中止しており、入手は不可能だと言うのです!同トップケースが掲載されている、欧州を初め、北欧や北米の複数の通信販売サイトを見付け、それぞれ現地の個人輸入代行業者へ確認しましたが、結局は全てに於いて、入手は不可能との回答でした。もう諦めるしかないのでしょうか。

 ここで、或ることを思い付きました。もし、海外の競売で新品の同トップケースが出品されていれば、入手ができるかも知れません。一筋の光明が差し込んできました。海外の競売と聞いて、真っ先に思い付くのがeBay(イーベイ)です。そして、根気良く探してみると、何と見付かりました!欧州の或る国で、新品(正札や説明書も付属)が出品されていました。現地の個人輸入代行業者を新たに探し、無事に入手することができました♪

 また、ヨーロッパヤマハ純正トップケースの入手と並行して、同じくヨーロッパヤマハ純正品で同トップケース専用のインナーバッグも入手しました。


<ヨーロッパヤマハ純正インナーバッグ>

 キーシリンダーとバックレストを移植したら、ヨーロッパヤマハ純正トップケースの更新の完了です。


<真新しいヨーロッパヤマハ純正トップケース♪>

 意外だったのは、今回新しく入手したヨーロッパヤマハ純正インナーバッグと、今まで使用していたそれでは横幅が若干異なることでした。


<新インナーバッグはトップケース内側の横幅一杯です>

<旧インナーバッグは少し横幅が狭いですね>

 一時はどうなることかと思いましたが、ヨーロッパヤマハ純正トップケースが無事に入手できて安堵しました。

 「『千早』復活劇(第三弾)」へと続きますが、これがまた、ヨーロッパヤマハ純正トップケース以上の、いや、管理人の個人輸入代行史上で最大の難敵でした…。
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「千早」復活劇(第一弾)

2014-10-17 19:20:50 | 整備・小改造覚書(「千早」編)
 一昨年の立ち転けと5ヶ月余り前の接触事故にて傷付いてしまった「千早」。タンクやカウル等の外装が傷付かなかったのは不幸中の幸いでしたが、そこからの復活は一筋縄では行きませんでした。

 立ち転けで傷付いたグリップエンドは2年近くが経過して、漸く交換へと至ったのは先日の記事の通りですが、こんなにも交換に時間が掛かってしまった理由は或る部品と同時に「秘」膜処理をしようとしたためです。この辺りの顛末を語るには膨大な時間を要しそうなので後回しにして(笑)、それ以外の部品交換や修繕作業からお伝えするとしましょう。

 先ずは、立ち転けと事故の二度に亘り傷付いてしまった、GIVIのエンジンガードとワンオフのアンテナステーです。二度共、行き付けのRB某店を通じて外注に出し、補修後に塗装をしています。それでは、今回の補修と塗装後の状態をご覧下さい。


<立ち転けと事故で傷付いたのはどちらも右側でした>

<傷付いていない左側も同様に塗装しています>

<同時に塗装したアンテナステー>

 実は、今回の補修と塗装代金の請求金額がとても高額だったため、全く同じ作業をしている前回の領収証を提示したところ、前回は前工場長が通常料金の6掛けで施工の依頼をしてくれたことが判明しました。これには確固たる事情があるのですが、ともかく、現工場長より次回は通常料金での施工になると通告されました。もうそういう機会が無いことを祈りましょう…。

 「『千早』復活劇(第二弾)」へと続きます。
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理想は二輪的三輪車!?

2014-10-10 23:41:05 | 二輪雑記帳(2011~2015)
 10月1日より独ケルンにて開催中のインターモトで、参考出品ながらヤマハのデザインコンセプトモデル「01GEN」が公開されました。








<01GEN>

 「デザインコンセプトモデル」という割に、意匠面では余り洗練されているとは言えませんね。そして、管理人が気になったのは尾灯/制動灯の数。3つが横に並んでいます。初めは発動機の気筒数かとも思いましたが、単純に車輪の数を表しているだけかも知れませんね。

 一番の関心事は前輪が二輪、後輪が一輪の三輪車としては(恐らく)初めて、TRICITY125のようなスクーター型ではないことです。そして、「オン&オフのクロスオーバー」を構想として掲げている点が注目されます。以前、TRICITY125が河川敷の未舗装路を走行している画像を見たのですが、意外と走破性が高そうなことに驚きました。やはり、三輪ならではの安定感があってこそでしょう。「01GEN」を見てみると、高い車高と最低地上高、また、猫科の動物のようなしなやかさを想像させる、長い脚。何ら臆すること無く、未舗装路へと入っていけそうですね。

 TRICITY125に試乗した時に感じた、三輪でありながら二輪と比べて遜色の無い、高い運動性能と楽しさ、三輪ならではの安定感と走破性能の高さ。正に、管理人が求めていた、究極の二輪車(三輪車ですが 笑)の形を具現化していると感じました。左右対称であることと、左右の前輪の幅がハンドルを除いた車体幅に収まっている点も好印象です。今のところ乗り換えの予定はありませんが、「千早」の後継機としてはこのような機体が相応しいですね。

 …フロントフォークの整備をするのに2倍の、前後タイヤの交換をするのに1.5倍の手間と費用が掛かる点は頂けませんが(笑)。
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久々のPOWERMADDハンドガードネタ(その3)

2014-10-03 22:24:48 | 二輪用品雑感
 梅村氏が愛用し、当方が「千早」と「千波」で模倣させてもらっている、POWERMADDハンドガード。汎用性が高く、オプション品が充実しているのも、管理人が複数の愛車に於いて長らく愛用している理由の1つになります。

 先日、これまた久し振りにPOWERMADDのHPを覘いてみると、新型ハンドガードが加わっていたのと、管理人が愛用しているStar Seriesの新しいオプション品も追加となっていたので紹介しましょう。初めに新型ハンドガードから。

 

<PowerMadd Sentinel Handguards>

 意匠や色遣いは一目でPOWERMADDと分かるそれながら、更に洗練された感じですね。Star Seriesと同様、ハンドガード本体の一部の部品が取り外せるようになっており、ハンドガードエクステンションの発売も予感させてくれますね。但し、ハンドガードマウントキットはStar Seriesとの互換性は無く、専用品となっているのが残念です。

 次の新しいオプション品とは果たしてどんなものでしょう。先ずは、既に発売されている、こちらのオプション品からご覧下さい。


<PowerMadd Star Series Fixed and Fold Down Handguard Mirror Kit>

 当ブログの記事を読んで頂くと分かりますように、管理人の二輪騎乗時の後方視界の確保への拘泥(笑)は並々ならぬものです。このハンドガードミラーも存在を知るや、直ぐに導入へと動きました。このハンドガードミラーは凸面鏡となっていて、より広い範囲を映し出すことができるのですが、如何せん鏡面の面積が狭く、ハンドガードミラーの視界内の物体の識別まではできず、精々そこに何かがあるのか、無いのか位しか分かりませんでした。そんな折、こんな新しいオプション品が追加されていました。

 

<PowerMadd Star Series Handguard Large Mirror Kit>

 ハンドガードラージミラー、つまり鏡面の面積が大きくなったハンドガードミラーと交換することで、より広い後方視界の確保ができるのです!どれ位大きくなるかというと、通常のハンドガードミラーの直径が2吋(≒5.1cm)であるのに対して、これは2.625吋(≒6.7cm)と約1.3倍になっており、面積は約1.7倍になる計算です。

 実は、例によって個人輸入代行にて既に発注は済ませています。そして今回、いつもとは異なる個人輸入代行業者へと依頼しました。この辺りの顛末についても、追々当ブログにて報告していきたいと思います。
コメント (2)
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