昨年の暮れ、茨城方面への通勤経路と渡河点の開拓、土浦魚市場食堂の再訪後に都内のYSP某店を訪れました。管理人が気になっている、原付二種スクーター3機種を同時に試乗して比較するためです。
早速、書類を記入して試乗の手続きを済ませますが、ここで実は管理人から或るお願いをしました。それは目当ての3機種の試乗する順番についてです。機種によって最高出力と最大トルク、車輌重量にかなりの差があるので、例えば、軽量で高出力なCYGNUS‐X SRの直後にAXIS Treetへ試乗すれば、非力さばかりが印象に残ってしまいそうです。そこで、AXIS Treet、TRICITY125、CYGNUS‐X SRの順で試乗することにしました。
先ずはAXIS Treetです。跨った時の印象としては、車体が小さいせいか、グリップの位置が低めで乗車姿勢は(50cc程ではありませんが)やや窮屈ですね。発進時、そしてその後の速度の乗り方もややもっさりしていて、特に50~60km/h付近からはそれがより顕著です。短距離ならともかく、長距離の通勤で走行と停車を繰り返したり、途中で速度が乗る地方県道を走行するような状況下ではストレスが溜まりそうです。また、前後のタイヤ径が10吋であることで、降雨や低温での走行時の不安要素となりそうです。他の2機種より有利な点は車体価格の安さ(笑)と、僅かに低燃費なこと位でしょう。
例によって、試乗経路の途中で画像を撮影します。



<前後と横方向から>

<座席下の収納容量は約22L>

<乗車時の両足の曲がりと位置関係>
次はTRICITY125です。以前にも試乗したことがあり、この時はとにかく足の位置の自由度が低く、窮屈な印象が強かったのですが、今回はAXIS Treetの後だからか、足の位置の自由度はともかく、窮屈さは気になりませんでした。発進性能はAXIS Treetと同等か僅かに上といったところですが、50~60km/h付近の頭打ち感はありませんね。そして、やはり特筆すべきなのは、前側二輪故の抜群の安定感ですね。路上のキャッツアイやマンホールの蓋の上を走行しても、更に車道と歩道との境にある縁石の段差を意図的に鋭角で進入しても、不安定な挙動はありません。



<前後と横方向から>

<座席下の収納容量は約20Lと3機種の中で最小ですが、フルフェイスヘルメットが収納できます>

<乗車時の両足の曲がりと位置関係(黒い棒状の部品は社外品なのですが、これについては別の記事で詳述します)>
今回、東京のYSPまで来たのには3機種が同時に試乗できるという理由の他に、TRICITY125に或る純正装飾品が装着されていたことが挙げられます。或る純正装飾品とはハイスクリーンなのですが、その余りの大きさに、乗車時の視界へどのように入ってくるのかがとても気になっていたので、実際に確認ができて幸運でした♪

<一番懸念したのは、スクリーンの上端と視線の高さが被ることだったのですが、スクリーンの方が僅かに高いですね>
最後はCYGNUS‐X SRです。これはもう、前の2機種と同排気量とは思えない位、きびきびと良く走り、もう別格です。



<前後と横方向から>

<座席下の収納容量は約29L、ご覧のようにフルフェイスヘルメットを入れてもまだ余裕があります。しかし、OGK KABUTO「VALER」の形状のせいか、どうやっても座席が閉まらないのは致命的ですね…>

<乗車時の両足の曲がりと位置関係はAXIS Treetと余り変わらないようですが、両足を前方へ投げ出すようにすると幾らか余裕ができます>
3機種を乗り比べてみて、AXIS Treetは長距離(片道数十km)の通勤には厳しそうだということが分かりました。TRICITY125とCYGNUS‐X SRの見積もりを出してもらい、YSP某店を後にします。そしてこの2日後、今度は最寄りのYSP某店にてTRICITY125とCYGNUS‐X SRの試乗予約を入れてありました。次の記事ではこの時の様子を報告します。
早速、書類を記入して試乗の手続きを済ませますが、ここで実は管理人から或るお願いをしました。それは目当ての3機種の試乗する順番についてです。機種によって最高出力と最大トルク、車輌重量にかなりの差があるので、例えば、軽量で高出力なCYGNUS‐X SRの直後にAXIS Treetへ試乗すれば、非力さばかりが印象に残ってしまいそうです。そこで、AXIS Treet、TRICITY125、CYGNUS‐X SRの順で試乗することにしました。
先ずはAXIS Treetです。跨った時の印象としては、車体が小さいせいか、グリップの位置が低めで乗車姿勢は(50cc程ではありませんが)やや窮屈ですね。発進時、そしてその後の速度の乗り方もややもっさりしていて、特に50~60km/h付近からはそれがより顕著です。短距離ならともかく、長距離の通勤で走行と停車を繰り返したり、途中で速度が乗る地方県道を走行するような状況下ではストレスが溜まりそうです。また、前後のタイヤ径が10吋であることで、降雨や低温での走行時の不安要素となりそうです。他の2機種より有利な点は車体価格の安さ(笑)と、僅かに低燃費なこと位でしょう。
例によって、試乗経路の途中で画像を撮影します。



<前後と横方向から>

<座席下の収納容量は約22L>

<乗車時の両足の曲がりと位置関係>
次はTRICITY125です。以前にも試乗したことがあり、この時はとにかく足の位置の自由度が低く、窮屈な印象が強かったのですが、今回はAXIS Treetの後だからか、足の位置の自由度はともかく、窮屈さは気になりませんでした。発進性能はAXIS Treetと同等か僅かに上といったところですが、50~60km/h付近の頭打ち感はありませんね。そして、やはり特筆すべきなのは、前側二輪故の抜群の安定感ですね。路上のキャッツアイやマンホールの蓋の上を走行しても、更に車道と歩道との境にある縁石の段差を意図的に鋭角で進入しても、不安定な挙動はありません。



<前後と横方向から>

<座席下の収納容量は約20Lと3機種の中で最小ですが、フルフェイスヘルメットが収納できます>

<乗車時の両足の曲がりと位置関係(黒い棒状の部品は社外品なのですが、これについては別の記事で詳述します)>
今回、東京のYSPまで来たのには3機種が同時に試乗できるという理由の他に、TRICITY125に或る純正装飾品が装着されていたことが挙げられます。或る純正装飾品とはハイスクリーンなのですが、その余りの大きさに、乗車時の視界へどのように入ってくるのかがとても気になっていたので、実際に確認ができて幸運でした♪

<一番懸念したのは、スクリーンの上端と視線の高さが被ることだったのですが、スクリーンの方が僅かに高いですね>
最後はCYGNUS‐X SRです。これはもう、前の2機種と同排気量とは思えない位、きびきびと良く走り、もう別格です。



<前後と横方向から>

<座席下の収納容量は約29L、ご覧のようにフルフェイスヘルメットを入れてもまだ余裕があります。しかし、OGK KABUTO「VALER」の形状のせいか、どうやっても座席が閉まらないのは致命的ですね…>

<乗車時の両足の曲がりと位置関係はAXIS Treetと余り変わらないようですが、両足を前方へ投げ出すようにすると幾らか余裕ができます>
3機種を乗り比べてみて、AXIS Treetは長距離(片道数十km)の通勤には厳しそうだということが分かりました。TRICITY125とCYGNUS‐X SRの見積もりを出してもらい、YSP某店を後にします。そしてこの2日後、今度は最寄りのYSP某店にてTRICITY125とCYGNUS‐X SRの試乗予約を入れてありました。次の記事ではこの時の様子を報告します。
私の通勤路(自転車)ですから。
「都内のYSP某店」は、おそらく私がシグナスを購入した店です。
店からこの場所までの往復が試乗のルートなら、通勤用機種の選定としては十分ですかね。
シグナスの欠点は、ハンドルの下から風が抜けてヒザが冷える(雨に濡れる)のと、足を楽にしようと前に出すと足首も冷えること。あと、新型は前よりメットイン狭くなりましたね。
トリシティは前2輪の安定性とトレードオフですが、やはり足元が狭いのとメットインの狭さ、そして取り回しの悪さが気になります。
また、ある程度の時間(距離)を乗ると足を延ばしたくなり、シートの後ろのほうに座ったりすることになります。すると、重心が後ろに移れば移るほど安定感が無くなるのが分かります。
リヤボックス装備は必須でしょうが、積載による乗車バランスへの影響は普通のスクーターより大きいかもしれません。
仰る通り、YSP某店と画像の撮影場所との往復が今回の試乗経路でした。
それにしても、画像の背景等、少ない判断材料からよく分かりましたね。
そして、ここがalminaさんの通勤路である上、今回訪れたYSP某店が(恐らく)alminaさんが愛車を購入した店だとは、偶然とは言え驚きました。
また、実際の使用感や、いつもながら的確で鋭い洞察、ありがとうございます。
大いに参考にさせてもらいますね。
…と言っても、機種はほぼ決まっていて、行き付けのRB某店に昨日入荷したとのことで、本日見に行ってきます♪