一昨年12月の親子タンデムツーの際、運の悪いことに定期点検に因る運転休止に当たってしまってロープウェーに乗れなかったことがあり、何時かリベンジをと思っていました。そして先日、(二輪ではなく四輪でですが)漸く果たすことができました。
出発が遅く、到着が昼近くになってしまったので先ずは腹拵え。最近、上の娘が金目鯛の煮付けの旨さを覚えたので(笑)、「ばんや」へ行くことにしました。しかし、この日は祝日だったため大混雑。1時間以上待って、漸く昼食に有り付くことができました。当然、上の娘は金目鯛煮付定食を注文しましたが、大人でも時に持て余す巨大な金目鯛を殆ど一人で平らげていました(汗)。

<管理人が注文した朝獲れ寿司と鯵フライ、こちらも美味でした>
腹拵えが済んだら、いよいよ鋸山ロープウェーへと向かいます。山麓駅の駐車場はほぼ満車状態、結構な人出があるようです。この日は10~15分間隔で運転していて、丁度乗ることができました。山頂駅へと向かう途中、正面にはその昔、房州石を切り出した岩肌が見えてきます。

<文字通り切り立っています>
3分余りで山頂駅へと到着です。早速、駅の上にある山頂展望台へ。

<展望台からの眺望>
さあ、ここからは山道です。急勾配でかなりキツイ道程であることは前回と同様ですが、下の娘を抱っこしたり、おんぶしたりすることを計算に入れていませんでした(実は、この日から4日もの間、管理人は下肢の筋肉痛で苦しむことになるのでした…)。
展望台を経て、前回は来られなかった百尺観音へ。戦没者及び交通事故の犠牲者供養のために岩壁に刻まれた巨大な観音像は、訪れる者を圧倒します。

<日本にいることを忘れ、まるでシルクロードを旅する玄奘三蔵になった気分>

<足元から見上げると、更にその神秘さや巨大さを感じます>
百尺観音前の広場から山頂方向を見上げると、有名な「地獄覗き」が見えました。

<下から見ても、結構な高さがあります>
階段を上って、地獄覗きのある山頂付近へと移動します。地獄覗きは結構混雑していたので、少し覗いて終了。同じくらいの高さにあった、別の展望台から下を覗き込んで見ると…。

<足の竦む高さです(右上、画像の外に地獄覗きがあります)>
山頂付近で後ろを振り返ると、ご覧のような景観が広がっていました。

<保田の海岸がよく見えました>
次に、前回も寄った日本寺方面へと下りていき、やがて大仏様とご対面。

<咲き誇った梅の花と大仏様>
後は、下りのロープウェーへと乗るべく最後の一頑張り。ロープウェーに乗って、鋸山を後にします。
ロープウェー乗り場から程近い土産物屋でバウムクーヘンを購入したら、帰路の途中にある入浴施設「スパビューナ蘇我」へと立ち寄りました。偶々この日はカップルデイ(夫婦でも可)ということで入館料の割引があったのと、某チケットを併用して、とんぼ玉一家4人が支払った料金はたったの200円!また、ここは残念ながら天然温泉ではないのですが、岩盤浴・サウナ系が充実しているのと、休憩所が広くてゆったりとできます。登山の疲れも吹き飛んで、この日はぐっすりと眠ることができました。

<以前同僚H氏から教えてもらったバウムクーヘン、やはり絶品でした♪>