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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

SSTR出発地点下見

2019-03-19 23:20:39 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 SSTRへの初参加を決意して以来、出発地点を何処に設定するかを考えていました。SSTRの規定には、「日本列島の東側の海岸線の、各自が任意に選定した場所から、太陽・海・バイクが1枚に収まった写真を撮影し、日の出時刻以降にスタート」とあります。幾つか候補地を挙げ、自宅からの所要時間や日の出時刻前後の写真の構図を確認するため、SSTR当日までに訪れることにしました。出発地点として真っ先に思い付いたのが、犬吠埼や野島埼等の千葉最○端、そして、必ず立ち寄らなくてはいけない指定道の駅に近い鴨川周辺ですが、これらの地点は出発までの移動距離が長くなってしまうため、却下します。次点で候補に挙がったのが、SSTRの到着地である石川県の名所に関連した2地点です。

 1つ目は外房の津々ヶ浦です。ここには有名な見附島(軍艦島)によく似た島(岩?)があります。津々ヶ浦は東方に面していること、また、前回見附島を訪れた時は生憎の天候だったので、是非再訪を果たしたいと思っていたこともあり、SSTRの出発地点として好適だと考えました。この日の日の出時刻は5時44分頃、途中の休憩時間も見越して自宅を出発しました。


<日の出時刻頃の津々ヶ浦>

 管理人は2つの岩の間から日が昇る構図を想像していたのですが、SSTR当日の日の出方向は、残念ながら大きい岩の丁度向こう側のようです…(涙)。

 もう1つの候補地は九十九里浜です。もうお分かりですね、関連した名所とは千里ヶ浜です。九十九里浜も東方に面していますし、何より水平線から日が昇る様はこの上無い構図ですね。問題は、二輪で何処まで海岸線に近付くことができるかですが、管理人は或る海岸に目星を付けていました。管理人お気に入りの内房ばんやから程近い、不動堂海岸です。


<ただ、不動堂海岸では護岸工事をしていました…>

 上の画像の位置からは海が見えません。護岸の高さは数十cmのため、二輪を押し歩いて護岸近くまで行けば、海も構図に入れられそうですが、長距離を移動する直前に余計な労力は使いたくないですね。SSTRの出発地点は津々ヶ浦で決定したいと思います。

 この日はこの後、京醜女に勤める友人Kと落ち合うことになっていました。数週間前、京醜女宛てにコミネの特価商品の案内があったとKから連絡があり、管理人も数人の知人と一緒に注文を入れたのですが、特価商品だけに数点だけしか購入できなかったものの、届いた商品をこの日に受け取ることにしていたのです。普段、Kと落ち合う時は、Kの昼休憩に合わせて京醜女の敷地内で待ち合わせをするのですが、この時期は京醜女の繁忙期ということもあり、出勤してからでないと昼休憩の時間が分からないということで、京醜女近くの家族食堂で朝食でも食べながら時間を潰す心算でした。

 家族食堂の林立する市街地へ向けて「千早」で走行中、赤信号で停車した時のこと。管理人の直ぐ前に停車していた四輪の運転席側の扉が開き、運転手が後方に向かって手を振っているではありませんか。「何だろう」と思ったら、何と友人Kでした。Kの先導で勤務先の京醜女まで移動し、無事にブツを受け取ることができました。こんな偶然があるんですね。
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有休利用東北ツー(最終日)

2018-09-27 23:16:32 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 野営場の管理人補佐(?)の老年男性からの有り難い提案をお受けし、昨夜は屋根の下で天幕を設営し、「千早」も屋根のあるところへ停めさせてもらいました。昨夜の野営者は、二輪は管理人だけ、四輪も1台だけでした。


<左側が管理棟で中央が洗濯所や水洗便所がある棟、右側の大きな三角屋根の下は舞台のようになっています>

<舞台の端に天幕を設営>

<「千早」は指定された車椅子用斜面に停めました>

 結局、昨夜は雨に降られなかったのですが、本日の天気占いは下り坂。当初の予定では恐山と尻屋崎へ寄った後に南下し、八甲田山や奥入瀬渓流を経由して、十和田湖畔で野営をする心算でした。しかし、ウェザーニューズの天気占いによれば、同じ青森県内でも特に上北地方(県東部中央)と三八地方(県南東部)の午後以降の降水確率が高く、且つ遅くまで長引いて降るとのこと。一方、ここ下北地方(県北東部)と青森市のある東青部は午前中は曇りで、降水確率が高くても午後から50%だったため、恐山と尻屋崎は予定通り行き、八甲田山や奥入瀬渓流、十和田湖は15年前にも行っているので、雨を避けるべく後半の予定を変更して、夏泊半島で野営をすることにしました。

 薬研野営場の管理人に礼を述べたら、青森県道4号で恐山へ。15年前は入り口まで来ただけでしたが、今回は入山料を納めて境内を巡ることにしましょう。


<山門>

<地蔵殿>

 山門と地蔵殿を参拝したら、点在する地獄巡りをします。荒涼とした地獄を抜けると、神秘的な光景が眼前に広がっていました。


<宇曽利山湖と大尽山>

 天気はまだ持っていましたが、雲は黒さを増しています。少々先を急ぎましょう。しかし、むつ市内で給油をした直後から雨がぱらつき始め、程無く本降りに…。ウェザーニューズ、午前は30%じゃなかったの(怒)。諦めて合羽を着込み、尻屋崎を目指して県道6号を直走ります。

 しかし、ここで奇跡が起きました。あれだけ降っていた雨が尻屋崎の先っぽだけ上がり、路面も乾いているではありませんか。


<尻屋崎灯台と「千早」>


<更に、15年前には会えなかった寒立馬(かんだちめ)とも会うことができました>

 尻屋崎を後にすると、再び土砂降りに…。足の先まで全身ずぶ濡れです。県道172号、同248号、国道338号、県道7号、国道279号と繋いで只管距離を稼ぎ、途中の道の駅よこはまで小休止。


<ホタテカレー>

<菜の花ソフトクリーム>

 雨の勢いは多少弱まりましたが、一向に止む気配はありません。国道279号の途中からは無料供用中の下北道を使って高速移動。国道4号から県道9号で夏泊半島に入ると、途端に辺りは寂しくなってきます。そして、利用する予定の野営場に到着しましたが、幾ら無料とは言え余りの寂れっ振りに愕然としました。

 とここで冷静に考えてみると、

 ①予定を変更したのは雨を避けるためだったが、既に降られて目的は達成できていない
 ②今日と明日の予定は野営して帰宅するだけ

 「ん?無理に野営しなくてもいんじゃね?」

 と言う訳で、本日帰宅することに決定です。折角夏泊半島まで来たので、近くの夏泊崎へ立ち寄ります。


<夏泊崎から沖の大島までは歩いて渡れるようになっていました>

 道の駅浅虫温泉で土産を購入後、館内の「はだか湯」で一っ風呂浴びます。雨に濡れて冷え切った身体が解れていきます♪

 後は青森市街で給油後、高速道路に乗るだけなのですが、ただ1つだけ、管理人には懸念事項がありました。それは、今回の遠乗りに当たってツ-リングプランに申し込んだのですが、帰路の利用日を明日からで申請していたため、適用にならないのではないかということです。館内の休憩所で軽食を摂りながら、ツーリングプランQ&Aで確認したところ、入口料金所の通過と出口料金所の通過のどちらかが利用期間内であれば適用されるとのことで一安心。給油後、青森中央ICから東北道へと乗り、小忠実に仮眠を取りながら夜通し走り、翌日の昼前には無事に帰宅しました。

本日の走行距離:958km(5日間の合計:2,469km)

(58)道の駅浅虫温泉
(59)吾妻PA(上り)
(60)福島松川PA(上り)
(61)安達太良SA(上り)
(62)安積PA(上り)
(63)鏡石PA(上り)
(64)阿武隈PA(上り)
(65)那須高原SA(上り)
(66)矢板北PA(上り)
(67)大谷PA(上り)
(68)佐野SA(上り)
(69)羽生PA(上り)
(70)蓮田SA(上り)
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有休利用東北ツー(4日目)

2018-09-26 23:36:48 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 翌朝、奇跡が起きました。昨夜の二輪の野営場利用者は管理人を含めて2名だったのですが、何とその愛車2台共がTDM900だったのです。然も、そのTDM900は同じ千葉県内の袖ケ浦の番号標識を付けていました。


<TDM率100%の奇跡の画像♪>

 その御仁は毎年この時分、稲刈りの季節に青森へ来て芦野公園キャンプ場にて野営をし、新米と嶽きみを入手することがお決まりなのだとか。ん?嶽きみって何処かで目にしたような…。そうです、一昨日岩木山麓を走行中に沢山の幟を見掛けて気になっていました。何でも、嶽きみは朝の捥ぎ立てが一番甘く、時間の経過と共に鮮度と糖度が落ちるそうです。しまった、あの時食べておけば良かったと思っても後の祭り…。まあ、仕方ありませんね。

 2台のTDM900は芦野公園キャンプ場を出発し、数kmを連んで走行。途中でお互いの旅の無事を祈り、手を振って別れます。管理人はむつ湾フェリーを利用するため、国道339号と青森県道12号とで一路蟹田港を目指しますが、実は時間が結構押していて、少々急いでいたのは内緒です(汗)。


<無事に乗船することができました♪>

 とここで、管理人には一つの懸念がありました。これから行く下北半島で、或る食堂の雲丹丼を食べる心算だったのですが、雲丹の季節が遅くとも9月上旬までという情報もあり、ひょっとして目当ての雲丹丼が食べられないのでは、という不安があったのです。そこで、件の食堂へ船上から電話を掛けて確認したところ、今季の雲丹は9月20日で終わってしまったとのことでした。数日の差ということもあり、とても残念です…。

 そうこうしている内に、下北半島の脇野沢港へと到着です。


<乗船時は慌ただしかったので、改めてフェリーと一緒に記念撮影をします>

 脇野沢から国道338号(海峡ライン)で北上します。この道もくねくねが楽しい上、視線を左の方へ移すと、平舘海峡の向こうに津軽半島が見える景色が思わず息を呑んでしまう美しさです♪くねくねと景色を堪能しながら、仏ヶ浦駐車場へと到着です。仏ヶ浦は、15年前の東北ツーリングでは日程の都合で素通りしたことと、今回頻出の以前の職場の先輩A氏から、往復がきついが絶対に行くべし、と言われており、とても楽しみにしていました。








<ご覧の通り、ピーカンの天気と相俟って、巨岩の白い岩肌が殊更美しく映えていました♪>

 急峻な遊歩道を往復して汗だくになってしまいましたが、労力を費やしても行くだけの価値がありましたね。先輩A氏にまたまた感謝です。国道338号で北上を続ける途中、仏ヶ浦展望台へと立ち寄ります。


<展望台からは仏ヶ浦が遠望できます>

 展望台から程無くして、目当ての食堂へと到着です。


<ぬいどう食堂、船上から電話をしたのはここでした>

<もう一つの代表的な献立である歌舞伎丼、とても美味しく頂きました♪>

 ここから先は山岳道路から海沿いの道へと一変します。その途中にはこんな巨岩が。


<願掛岩(向かって左側が女願掛、右側が男願掛)>

 どちらの巨岩もその頂上へと登れるようですが、今回はその時間がありませんでした。更に北上を続けること凡そ30分、本州の最北端である大間崎へと到着です。


<本州最北端の碑前で記念撮影、天辺に止まっている鴎に注目>

<近くの大間崎レストハウスで本州最北端大間崎到達証明書を発行してもらいました>

 そして、大間と言えばやはり鮪ですね。事前に情報収集していた、本州最北端の碑や大間崎レストハウスからも見える「魚喰いの大間んぞく(おおまんぞく)」で生の鮪を喰らうことにしましょう。


<魚喰いの大間んぞく>

<この日の鮪は、重さ153kgの大間産♪>

<3色マグロ丼(大とろ、中とろ、赤身)、値段は張りますが、美味過ぎます♪>

 正に大間の鮪で大間んぞくです(笑)。大間からは国道279号で本日の野営地である薬研野営場を目指しますが、その途中の風間浦村で、これまた先輩A氏から教わった施設に一寸立ち寄ります。


<定休日ではなかった筈ですが、活イカ備蓄センターは営業していませんでした。今季は烏賊が不漁と聞いていたので、そのせいかも知れません>

 新鮮な烏賊が食べられず残念でしたが、一日で3食も美味いものを食べたら罰が当たります(負け惜しみ 笑)。気を取り直して再出発、青森県道4号で山の方へ向かい、暫く走行すると薬研野営場へと到着です。早速、受付を済ませて天幕を設営しようとすると、野営場の管理人補佐(?)の老年男性から、今夜は雨が降るかも知れないから屋根の下へテントを張ってはどうか、また、バイクも屋根の下へ停めるよう、大変有り難い提案がありました。丁重に礼を述べ、お言葉に甘えることにします。

 天幕の設営を終えたら、近くのかっぱの湯へ。15年前に訪れた時はとても開放感のある露天風呂でしたが、2011年に改装したらしく、露天風呂には屋根が付き、脱衣所も立派になっていました。また、無料なのは変わらないのですが、非常に残念なことに混浴だったのが時間別の男女入替制へと変更になっていました。


<かっぱの湯、営業時間限り限りだったためか、貸し切りでした♪>

 しかし、湯温が熱過ぎて湯船に入れません。掛け湯だけして退散したのでした…。野営場へと戻ったら、本日はエンゲル係数がとても高かったため(笑)、即席麺で質素な夕食にしましょう。即席麺と言っても、そこは非日常の道中ですから、青森味噌カレーミルクラーメンというご当地(?)即席麺です。確かに海鮮も美味しいですが、やっぱり即席麺も美味しいですね(笑)。腹が膨れたところで、早めに就寝です。

本日の走行距離:170km

(57)道の駅わきのさわ
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有休利用東北ツー(3日目)

2018-09-25 23:45:44 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 昨日は天幕の設営が慌ただしかったことや二度のゲリラ豪雨による疲労とから、野営場の施設設備やその配置について見る余裕がありませんでしたが、明るくなってから敷地内を見渡してみると、オートキャンプ場を謳っているだけのことはある充実振りです。野営区画手前に駐車場は一応ありますが、炊事棟を中心に場内を周回する舗装路と四輪を直付けできる場所もあるので、混雑時以外はここへ二輪を停めるのが良いでしょう。炊事棟は小綺麗ですし、便所も水洗でした。


<管理人は今回、舗装路の道端へ「千早」を停め、木陰へ天幕を設営しました>

 本日も同じ野営場を利用するため、天幕は張ったまま、予定の道程も短めなので遅めの出発です。国道339号を北上して十三湖畔へ、ここで蜆ラーメンを食べる予定だったのですが、目当ての店の開店時間を待つにも、周囲を走って時間を潰すのにも中途半端な時間です。一寸考えて、野営場への帰路の途中で立ち寄ることにしましょう(この考えは残念ながら忘れてしまうのですが…汗)。更に北上を続け、小泊半島へ一寸寄り道をします。あわよくば権現崎まで行きたかったのですが、そうは問屋が卸しませんでした。


<途中で通行止め、まあ、最新版(2018年版)のツーリングマップルを見て分かってはいましたが…>

<徒歩なら行けるようですが、片道約60分となっているので諦めました(笑)>

 国道339号(龍泊ライン)へと戻り、更に北上を続けます。小泊からの前半部分は、左手に日本海、右手は山々が海へと落ち込む豪快な景色の中を、海岸線に沿って走り抜けます。道は途中から山岳地帯へと転針すると急激に標高を上げ始め、右へ左へと車体を忙しく切り返す、超絶楽しい(笑)山岳路へと変貌します。管理人がこの道を走るのは2回目ですが、前回は悪天候と燃料残量が気になってしまい、景色や走りを楽しむ余裕がありませんでしたね。道が下り始めると、龍飛崎はもう直ぐです。


<海の向こうに見えるのは北海道、下り坂にも拘わらず、思わず停車して撮影してしまいました(笑)>

 さあ、先ずは有名な階段国道から。


<「千早」を停めて、お決まりの記念撮影>

<当然、歩いて踏破します>

<…しかし、ご覧の九十九折を見て、一寸だけ後悔もしました(汗)>

 階段国道を往復したら、次は愈々龍飛崎です。


<龍飛埼灯台(灯台の「さき」の字は土偏なんですね)>

<津軽海峡の向こうは北海道、最果て感が漂います>

 続いては、これまた以前の職場の先輩A氏お勧めの青函トンネル記念館です。特に、坑道体験は絶対に行くべし、と先輩A氏。前述の通り、本日は時間的に余裕があるので、迷わず行くことにしましょう。


<記念館入り口>

 坑道体験は、ケーブルカーに乗車して地下の体験坑道駅へ移動する必要があります。ケーブルカーは25分置きに運行されているため、記念館の展示を見て次の運行時間まで待ちます。そして、愈々運行時間となりました。


<ケーブルカー「もぐら号」>

 この時の乗客は管理人も含めて4人。期せずして、一番前の座席へと陣取ることができました♪通風門と呼ばれる、大きくて重そうな扉がゆっくりと上がっていき、目の前に斜坑が口を開けると、弥が上にも気分が高揚していきます。しかし、いざ動き始めると思ったよりも速度が出ることや振動が大きいこと、終点が中々見えてこないことから、「このまま止まれずに突っ込んだら、確実に死ぬな」等と余計なことを考えてしまいました…(汗)。地下の体験坑道駅へ無事に到着(笑)したら、同伴の係員の女性から説明を聞きながら、歩いて坑道内を移動します。そして、曲がった坑道の最深部が下の画像です。


<扉の向こうが青函トンネルの本坑(新幹線が通っている隧道)だそうです>

 いやあ、行って良かったです♪時間と金を掛けて行くだけの価値はありますね。先輩A氏に感謝です。

 青函トンネル記念館を出ると、時間はお昼近くになっていました。ツーリングマップルに載っていた、たこ定食の文字に惹かれ、近くの食事処へ入ります。


<食事処たっぴ>

 思えば、今回東北を訪れてからと言うもの、食事は大規模小売店やコンビニで済ませてきたので、ちゃんとした食事は初めてですね。しかし、壁に貼られた献立に目当てのたこ定食はありませんでした。何枚かの紙の献立は裏返しになっていたので、何らかの事情でこの日は蛸の入荷が無かったのかも知れません(確認はしませんでしたが)。今回注文したのはこちら。


<海藻三種(岩海苔、布海苔、石蓴(あおさ)乗せラーメン(950円也)と若生(わかおい)おにぎり(280円也)>

 磯の風味が豊かで、とても美味しく頂きました♪

 食事処たっぴの、道を挟んで向かい側にはこんなものがありました。


<津軽海峡冬景色歌謡碑>

 碑の手前にある赤い釦を押すと、石川さゆりの声で津軽海峡冬景色の歌が流れます。しかし、流れるのは2番ばかり…。何故かと思っていたら、歌碑に刻まれた2番の歌詞「ごらんあれが竜飛岬…」を読んで納得しました。

 さあ、龍飛崎を後にして、国道339号と同280号で津軽半島の海沿いを時計回りに走行します。途中にある高野崎について、ツーリングマップルには「前方に北海道最南端の白神崎 右手に本州最北端の大間崎 左手に津軽半島北端の龍飛崎を見る」との壮大な記述があったため、迷わず立ち寄ることにしましょう。


<駐車場へと「千早」を停め、先端に向かって歩いていくと、赤と白、二色の灯台が見えました。灯台の背後に見えるのは北海道です>

<高野崎灯台、灯台自体は何の変哲もありませんね>

 しかし、灯台の右の方を見遣ると…。


<あれは何でしょう>

<階段の先にある赤いものは太鼓橋ですね>

<橋を渡って先端まで行けそうですね、凄く楽しそう♪>

<潮が満ちてきていたようで、遊歩道やその先の岩場を波が洗い始めていましたが、意を決して行くことにします>

<行っちゃいました(笑)>

<帰り道の光景がまた絵になります♪>

<灯台に向かって左側に見えるのが津軽半島>

<右側には明日訪れる予定の下北半島が見えました>

 高野崎から先は津軽半島の東岸を南下していきます。そして道中、ツーリングマップルに平舘不老ふ死温泉の文字を見付け、立ち寄ることにします。黄金崎不老ふ死温泉と平舘不老ふ死温泉、2つの温泉に入ったなら、寿命がもう数年は伸びそうではないですか(笑)。


<しかし、日帰り入浴はやっていないとのこと、証拠写真だけ撮影して退散です…(涙)>

 さて、時間は14:30過ぎです。実はこの時、管理人には2つの懸念事項がありました。1つは昨日からタイヤが冷えている時の窒素圧が低く、「TPチェッカー」の表示が赤く点滅すること。しかし、パンクではなさそうです。2つ目はデジイチの充電池残量が心許無くなっていることです。専用充電器を持ってこなかったのが失敗でした。昨日野営した芦野公園キャンプ場には連泊する予定なので、時間的には大分余裕があります。そこで、青森市街まで足を伸ばすことにしましょう。1つ目の懸念についてはRB青森店でタイヤの窒素圧を調整してもらい、2つ目は大型家電量販店にて充電池(または専用充電器)を調達することで解決できそうです。国道280号のバイパス(内真部バイパス)で一路青森市街を目指しますが、この道は平均速度が高い快走路ですね。とここで、進行方向右側にまたしても黒雲が見えます。昨日のゲリラ豪雨の悪夢が頭を過ぎりましたが、今回は降雨に遭遇せずに済みました。そして、RB青森店でのタイヤの窒素圧の調整を無事に終え、某家電量販店にて充電池の互換品を入手することができました♪国道7号から無料供用中の津軽道で五所川原北ICまで一気に移動、昨日と同じ給油所で給油し(年配の男性店員が管理人のことを覚えていてくれ、少し世間話もしました)、これまた昨日と同じスーパーストア金木タウンセンター店で買い物を済ませます。芦野公園キャンプ場へと戻り、夕食を食べたら、移動距離の多い明日に備えて就寝です。

本日の走行距離:261km

(52)道の駅十三湖高原
(53)道の駅こどまり
(54)道の駅みんまや
(55)道の駅いまべつ
(56)道の駅たいらだて
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有休利用東北ツー(2日目)

2018-09-24 23:11:15 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 2日目は少し早起きをして、昨日訪れることができなかった場所を訪れることにします。天幕の撤収は戻ってきてからすることにしましょう。


<南の池記念公園キャンプ場は区画の直ぐ傍まで車輌を乗り入れることができますが、駐車場は未舗装のため、注意が必要です>

 先ず初めに訪れたのは、南の池記念公園キャンプ場と同じ八郎潟干拓地内にある、こちらです。


<大潟富士、標高3.776mで日本一低い山なのだとか>

 続いては、同じく八郎潟干拓地内にあり、日本では唯一の経度と緯度が10°単位で交わる交会点です。


<経緯度交会点標示塔>

 実はここ、15年位前に以前の愛車FZR1000(3GM)で訪れたことがありますが、その時は雨天だったため、今回漸く雪辱を果たすことができました。経緯度交会点標示塔までは2.5km弱の未舗装路で、この15年の間で舗装されてはいないかと淡い期待を抱いていたのですが、果たして未舗装路のままでした(汗)。

 ここで南の池記念公園キャンプ場へと戻り、天幕の撤収をする心算だったのですが、昨日停まり損ねた男鹿総合観光案内所前の2体の巨大生剥げ像がどうしても気になったので、行くことにしました。


<この2体の巨大生剥げ像、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか>

 天幕を撤収したら、改めて出発です。秋田県道42号と国道101号、同7号で北上し、本日最初に訪れたのはこちら。


<米代川河口、堤防の先端まで愛車で行くことができます>

 世界遺産の白神山地を右手に見ながら更に北上を続け、以前の職場の先輩A氏お勧めの十二湖方面へ。


<白い岩肌が見事な日本キャニオン、遊歩道を歩けば真下まで行けるらしいのですが、横着しました(笑)>

 駐車場へ「千早」を停め、徒歩で向かったのは十二湖最大の見せ場である青池です。


<青池>

<北海道は神の子池に勝るとも劣らない、青さと透明度です♪>


<画像よりも肉眼で見た方が青く綺麗に見えました>

<水を飲みに来たのか、猿もいました>

<橅の原生林>

 続いては、十二湖方面から下りてきて海に出て直ぐのところにある象岩です。


<象に見えるでしょうか>

 象岩から更に北上し、温泉に入ることにしましょう。管理人は二度目の訪問となる、かの有名な黄金崎不老ふ死温泉です。ここは、内湯で身体を洗ってから、再び服を着て露天風呂まで移動する様式です。


<直ぐそこにある海を見ながら入る温泉は格別です♪>

 次の目的地は、黄金崎不老ふ死温泉から程近い大岩です。ツーリングマップルには小さく「大岩」と書いてあるだけですが、以前の職場の先輩A氏から「意外と気持ちいい」と教わったのでした。実際、目立つ看板等も無く、普通に走っていたのでは気付かないことは間違いありません(笑)。


<その名の通り、大きな岩へと続く一本道を歩いて、岩の中の階段を上ると…>

<岩の上に出られます>

<岩の上から今来た道を見るとこんな感じ>

<岩自体は結構ごつごつしていて、周囲は断崖絶壁、足が竦みます>

<しかし、一寸視線を上げると、ご覧のような絶景が眼前に広がります♪>

<これから行く予定の岩木山も見えました>

 大岩を後にして、国道101号を更に北上すると、焼烏賊で有名な鰺ヶ沢を通ります。焼烏賊の店が並ぶと言う、通称:焼イカ通りへ。しかし、管理人が想像していたよりも焼烏賊の店が少なく、気が付いたら通り過ぎていました。「引き返すのも面倒だな(笑)」とそのまま進み、海の駅わんどへ立ち寄ると、ここで焼烏賊に有り付くことができました(画像はありません)。また、駐車場には見たことのある犬の顔出し看板が。「そうだ、鰺ヶ沢と言えば、ブサカワ犬の『わさお』だ」と気付いた時には既に後の祭りでした…。気を取り直して、次の目的地である岩手山を目指します。県道3号を走行していると正面には岩木山、これがどんどん近付いてくる上、くねくね道も楽しく、気分も高揚します♪


<岩木山の雄姿>

 県道3号から続く津軽岩木スカイラインで、岩木山を一気に駆け登ります。この津軽岩木スカイラインは見事なまでの九十九折となっていますが、全区間を通じて単調な道なので、管理人的には一度走ったら食傷してしまいました。


<岩木山八合目からの眺望>

<今走ってきた九十九折の一部も見えます>

 標高が1,200m超と高いことに加え、この日は風も強く、かなり寒かったので早々に下山します。ツーリングマップルには「岩木山一周ルートは走る価値あり」とあるので一周する心算で、県道3号をそのまま反時計回りに走ります。すると、嶽きみと書かれた幟が沢山立っており、気にはなったのですが、そのまま素通りしてしまいました。このことをよもや後悔することになろうとは…。

 途中で弘前南部広域農道(通称:アップルロード)へと経路を切り替え、寄り道をします。日本百名城の一つ、弘前城です。しかし、駐車場の案内が不親切ですね。駐車場を求めて周囲を一周半も走った挙げ句、見付けることができず、近くの高校の門の片隅に置かせてもらうことにしました。四輪で訪れた場合、かなり困りそうです。


<弘前城天守、しかし、何か違和感があります>

 そうです、管理人が訪れた時、天守は石垣の上から移動させられていたのでした。


<改修工事中の石垣>

 弘前城から再び県道3号で岩木山方面へ向かい、同30号を右折したら、山麓を大きく回り込んでいきます。県道39号を右折(厳密に言うと、岩木山一周にはなりませんね)して、津軽中部広域農道(通称:やまなみロード)と屏風山広域農道(通称:メロンロード)とを繋いで北上していくと、路面が濡れ始め、進行方向には真っ黒な雲…。遭遇したら確実にやばい奴です。県道228号を右折して、黒雲から逃げ切れたかと思いきや、雨がぽつぽつと降り始めてから物の数分でゲリラ豪雨となり、合羽を着る暇も無く、全身濡れ鼠となりました…(涙)。遮るものが何も無い、水田の中の県道2号から少々道に迷いながらも(ナビには無い、新しい道ができていました)、本日の野営地である芦野公園キャンプ場に到着する頃には雨も上がり、天幕の設営も無事に完了。芦野公園キャンプ場から程近い、金木町市街へ買い出しに出掛けたところ、先刻の数倍は激しいゲリラ豪雨に遭遇しました(涙)。ただ、今回利用したスーパーストア金木タウンセンター店は大規模小売店と住宅関連用品店を足したような大型店舗で、食料品から日用品、野営用品まで揃うので、とても利用価値が高く、良い店を見付けることができました。芦野公園キャンプ場には連泊する予定なので、明日も利用することにしましょう。給油をしてから野営地へと戻り、夕食を食べたら、二度のゲリラ豪雨との遭遇で疲れ果てていたのでしょう、友人や知人に道中の報告をしないまま、寝落ちしていました。

本日の走行距離:313km

(49)道の駅みねはま
(50)道の駅はちもり
(51)道の駅ふかうら
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有休利用東北ツー(1日目)

2018-09-23 23:59:58 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 去年の4月に異業種への転職をしてから、凡そ1年半。全く経験の無い異業種であることを差し引いても、過酷な毎日でした。そう、転職を決意させた、あのガッコの教員さえ上回る程の。月の休みの内、1~3日が毎月買い上げになる上、月の残業時間が最低でも60時間超で、過労死の水準である80時間を超えることも屡々。そして、直属の上司を初め、先輩社員も屑ばかり(勿論、良い人も沢山いましたが)。更に、一番応えたのが家族との擦れ違いですね。深夜の出勤、夕方の帰宅に加え、唯でさえ休日が少ない上、仕事の疲労が取れずに休日は寝て過ごすことの何と多かったことか。何のために働いているのだろう、そんなことをいつも考えていました。

 ガッコの教員に戻る心算は毛頭ありませんでしたので、その前の職(一応、国家資格職です)へと再転職する決意をしました。これまでの転職では少々慌ただしかったこともあり、有給休暇の殆どを捨ててきましたが、今回は思い掛けず、10日程貰えることになりました♪この先、こんなに纏まった休暇が取れることは無いでしょうし、娘達の秋休みにも早いことから、単独で長期ツーへと出掛けることにしました。

 前職での事務手続きと次職の準備とで2日を費やし、また、天気の行方を見ていたため、出発は有休休暇が始まってから4日日となりました。今回は5泊6日の日程で、東北は秋田・青森方面を廻る予定です。未明に自宅を出発し、外環道、東北道、秋田道を直走ります。当初の予定では、この日の野営地にて天幕を設営してから男鹿半島を廻る心算だったのですが、高速を降りた時点で既に14時を回っており、途中で日没を迎える公算が高かったため、そのまま男鹿半島へと攻め込むことにしました。先ずは、今回訪れたかった場所の一つである寒風山へと向かいます。


<レストハウス脇の展望台から見た寒風山>

 寒風山とその周辺は一面が芝で覆われているため、遮るものが無く、八郎潟や男鹿半島、日本海の海岸線や遠くは白神山地まで見渡せます。


<寒風山山頂からの八郎潟方面の眺望♪>

 気持ちの良い寒風山パノラマラインを走破したら、国道101号を南下して、男鹿半島の海岸沿いを時計回りに一周することにします。初めに立ち寄ったのは、超有名なこちら。


<ゴジラ岩>

 訪れた時間が遅れたために、夕日が背景となってゴジラの影が浮かび上がり、迫力のある写真が撮れたのは嬉しい誤算でした♪

 暫く行くと、巨大な像が目に飛び込んできました。


<巨大生剥げ像>

 男鹿半島と言えば、真っ先に思い付くのが生剥げですね。実は、ここへ来る途中で、男鹿総合観光案内所前の2体の巨大生剥げ像に遭遇したのですが、気付いた時には通り過ぎてしまったのです。

 巨大生剥げ像から先の男鹿半島西岸は、二輪車乗り好みの実に楽しい道でした。然も、景色もこれまた素晴らしいのです。男鹿半島だけを目的に再訪しても良いと思える位です。


<日本海に沈みゆく夕日>

 予定では、入道埼に寄ってから八望台へ行く心算だったのですが、日没の時間を考えて、先に八望台を訪れることにしました。


<八望台より東方、一ノ目潟方面を望みます>

<同じく八望台より西方、戸賀湾と二ノ目潟>

 そして男鹿半島の先端、入道崎へ。


<入道崎灯台は改修工事中なのか、足場が組まれていたのが残念でした…>

 さあ、ここから本日の野営地へ向かいますが、日没が迫っているため、なまはげラインの走行は断念し、ナビに従って走行します。野営地に到着した時には日はとっぷりと暮れ、暗闇の中での天幕設営となりました。本日の野営地は南の池記念公園キャンプ場です。ここは事前申請をすれば、何と無料で利用することができます。天幕の設営を終えたら、近くの温泉で一っ風呂浴びます。


<ポルダー潟の湯>

 到着が遅れたことで、本日行けなかった場所があるので、明日は少し早起きして訪れることにしましょう。

本日の走行距離:767km

(33)蓮田SA(下り)
(34)羽生PA(下り)
(35)佐野SA(下り)
(36)大谷PA(下り)
(37)矢板北PA(下り)
(38)那須高原SA(下り)
(39)阿武隈PA(下り)
(40)鏡石PA(下り)
(41)安積PA(下り)
(42)安達太良SA(下り)
(43)福島松川PA(下り)
(44)吾妻PA(下り)
(45)道の駅しょうわ
(46)道の駅てんのう
(47)道の駅おが
(48)道の駅おおがた
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YAMAHA Motorcycle Day 2018

2018-09-15 23:01:00 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 これまでのヤマハの会合は、YZF-RオーナーズミーティングやMTオーナーズミーティング等、主に車種毎に開催されてきましたが、今年は車種という垣根を越え、全てのヤマハ愛好家のための催しとして開催されることになりました。その名も「YAMAHA Motorcycle Day 2018」です♪

 初めての開催となる今回は東西に分けて開催される予定で、東会場での開催日は9月15日(土)、管理人は基本的に日曜日は休みなので、開催日当日に希望休を取って連休としました。気になるのは天気ですが、開催日が近付くに連れて天気は下り坂、当日の降雨が確定的となりました(涙)。

 開催時間に間に合うよう、当日は未明に自宅を出発。まだ雨は降っていませんでしたが、嵐山PAを過ぎた辺りから降り始め、月夜野ICを降りてからは徐々に本降りとなってきました。途中のコンビニで朝食を摂り、会場である苗場プリンスホテルには8時過ぎに到着。8時30分に駐車場開場、9時に催し開始なのに、8時過ぎの時点で既に50台以上の二輪が来ていました。…って、管理人も他人のこと言えませんが(笑)。


<行列に並びながら、開場時間を待ちます>

<開場のテープカットの様子、…殆ど見えませんが(汗)>

 雨は降り続いているので、傘を差しながら会場内を廻ります。先ずは、事前登録記念品と公式記念Tシャツを入手します。その後は、一寸した意見調査に応じて景品を貰ったりしながら、会場内を漫ろ歩きます。現行の国内販売全機種が並べられており、中には布が掛けられている機体も。


<この形は、数日前に国内での販売が発表されたばかりのアイツですね>


<除幕式に続いて姿を現したのは、NIKENです。残念ながら跨がることはできませんでした>

 11時からの記念撮影を終え、雨が小降りになったのを見計らって、二輪駐車場へと移動します。MCショー等の催しでもそうですが、来場者の愛機を眺めるのが管理人の密かな楽しみだったりします(笑)。況して、今回はヤマハ車の駐車場と、他社二輪車、四輪の駐車場とは別になっているため、会場に近い駐車場は全部ヤマハ車なんです♪いつもなら、TDMは900か850が1~2台はいるのですが、今回はどうでしょうか。そんなことを考えながら「千早」の許へと行き、戦利品を収納していると、一人の男性から声を掛けられました。その方は初期型のTDM900に乗っていて、どうやら今日いるTDM900は、その方のと「千早」の2台だけらしいとのこと。「TDMに乗っちゃうと、他のには乗れないですよねえ」、そんなことを話しながら、2台並べての記念撮影をお願いされたので、こちらこそ是非にと応じます。


<初期型TDMとの記念撮影♪>

 会場を後にして、チャレンジツーリング2018の登録地点である道の駅を巡りつつ本日の野営地を目指しますが、雨は止むどころか益々強くなってきます。野営地へと到着する直前に辛うじて上がったので、雨の中の設営は免れました。本日の野営地は、ひするまキャンプ場です。当初は、無料の県立赤城公園キャンプ場を利用する心算だったのですが、ネット上では物騒な噂も散見されたため、評判の良かったこちらのキャンプ場へと変更したのです。実際のキャンプ場の管理人さんも、とても気さくな方でした。

 天気占いではこの後、雨が降ることは無さそうだったので、入浴と買い出し、給油をするため、渋川市方面へと向かいます。入浴はキャンプ場で教わった、赤城の湯ふれあいの家へ。


<入浴料金は300円、ひするまキャンプ場から5km位なので、利用価値は高いですね♪>

 そのまま渋川市街へと足を伸ばしますが、買い出し中からまた雨が降り始めました…。ひするまキャンプ場は直火が可なのも魅力なのですが、この日はキャンプ場に戻ってからも暫く雨が降り続き、焚き火に挑戦したものの結局火が着かずに断念…。


<ひするまキャンプ場の敷地は広く、隣のテントとの距離も余り気になりません>

<キャンプ場の直ぐ裏には川が流れており、抜群の環境です♪>

 ひするまキャンプ場への再訪は決定ですね。家族連れでの利用も楽しめそうです。

 翌日も道の駅を巡ります。


<道の駅ふじみにて、彼方に見えるのは(多分)榛名山>

 天気も良いことだし、折角なので赤城山にも登ることにしましょう。しかし、群馬県道4号(通称:赤城道路)には何百台という自転車が走行していて、二輪も四輪ものろのろ運転…。後で知ったのですが、この日は「赤城山ヒルクライム大会」が開催されていたようです。赤城山からの下りは県道16号、所謂裏赤城から下ってきたのですが、道幅は狭いわ、勾配は急だわ、路面は濡れているわ、苔も生えているわで、直ぐに後悔する羽目に…。然も、途中でレプソルカラーのCBR(排気量は不明)が転倒している場面にも遭遇しました。怪我は無さそうだったので、何よりでしたが…。

 15時頃に帰宅して、取り急ぎ洗車だけしました。


<公式記念Tシャツ>

<事前登録記念品(右下)と戦利品>

2日間の走行距離:561km

(18)三芳PA(下り)
(19)高坂SA
(20)嵐山PA(下り)
(21)寄居PA(下り)
(22)上里SA(下り)
(23)道の駅たくみの里
(24)道の駅月夜野矢瀬親水公園
(25)道の駅こもち
(26)道の駅ふじみ
(27)道の駅ぐりーんふらわー牧場大胡
(28)道の駅よしおか温泉
(29)上里SA(上り)
(30)寄居PA(上り)
(31)嵐山PA(上り)
(32)三芳PA(上り)
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命の洗濯

2018-08-05 23:15:35 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 日々の業務に疲れ果ててしまい、休日は寝て過ごすことが多いのですが、この日は愛車を駆って旨いものを食べ、序でにチャレンジツーリング2018の登録地点を廻ることで、命の洗濯をしようと思い立ちます。今回の旨いものは、凡そ8ヶ月振りの再訪となる「栄丸」です。

 前回と同じく開店時間に合わせて来たのですが、既に先客が数組おり、管理人が入店した後も次々と来客があったり、予約客もいたりして、中々繁盛しているようでした。管理人は前回と同じく朝漁定食にしました。


<この日は、天麩羅:鰯と魳(かます)、刺身:鮃(ひらめ)と鯛、煮物:鯖(ともう1種類は教えてもらったのに失念…)でした。相変わらず美味しかったです♪>

 さあ、明日からの業務も頑張るとしましょう。

本日の走行距離:221km

(4)酒々井PA(下り)
(5)酒々井PA(上り)
(6)道の駅木更津うまくたの里
(7)道の駅三芳村鄙の里
(8)道の駅とみうら枇杷倶楽部
(9)道の駅おおつの里花倶楽部
(10)道の駅富楽里とみやま
(11)道の駅きょなん
(12)道の駅保田小学校
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「千早」里帰り再び

2018-03-07 23:34:59 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 忙しい業務の合間を縫って、急遽遠乗りを決めた理由。それは、「千早」や「千波」の生まれ故郷であるヤマハ発動機本社近くのコミュニケーションプラザに於いて、或る企画展示が3月中旬までの期間限定で開催されていたからです(管理人註:4月下旬の時点では、開催期間が6月下旬まで延長されていました…)。その企画展示の標題は「2ストローク・ツイン」展です。もうお分かりですね、2ストも2気筒も管理人の大好物(笑)。現在の愛車の内、2台はTDM900A(2気筒)とTDR125(EU)(2スト)、これまでの愛車遍歴でもJOG-ZとDT125Rは2ストですし、2スト2気筒のTZR250(後方排気)に至っては実に3台も乗り継いでいるという偏狂振りです(笑)。前回、「千早」で里帰りしたのが2008年11月だったので、実に9年4ヶ月振りの再訪です。

 当日は、ETCの深夜割引の適用を見越して、深夜に自宅を出発しました。この日は朝冷え込むとの天気占いだったため、準真冬装備とも言える服装で出撃したのですが、それでも冷え込みがきつく、途中のPAで使い捨て貼用懐炉を調達して何とか凌ぎました。東名高速は吉田ICで降りたら、国道150号で海沿いを南下して、これまた管理人、いや、二輪乗りの大好物(笑)である先っぽを目指します。あわよくば御前崎で日の出が見たいと考えたのですが、この日は生憎の曇天だったため、行き先を御前埼灯台へと変更します。


<御前埼灯台>

<灯台のある高台からの眺望(天気が残念…)>

 灯台を出発して再び国道150号へ合流したら、只管西進します。途中で遠州大砂丘に立ち寄りたいと思ったのですが、ナビに表示されず、看板の1つも見当たりません。ツーリングマップルで大体の見当を付けて海の方へと向かったものの、結局それらしい場所は見付けることができませんでした(帰宅後に一寸調べてみると、東は御前崎から西は天竜川河口の西方まで50kmにも亘って連なる砂丘群の総称を言うらしいです…)。気を取り直して、目的地のコミュニケーションプラザを目指しましょう。ナビに従い、太田川橋を渡って直ぐに右折し、県道258号を暫く走行すると、見慣れたYAMAHAの標章が設置されている大きな建物がほぼ正面に見えてきます。「ああ、また来たんだ」と感無量。ここまで来れば、コミュニケーションプラザは直ぐそこ、開館時間の少し前に到着です。


<お決まりの記念撮影(笑)>

 平日の、然も開館直後とあって、館内はほぼ貸切状態。受付を済ませたら、脇目も振らずに(笑)2階へ向かい、お目当ての展示区画へと到着したら、一心不乱に(笑)写真を撮り捲ります。


<企画展示の全景>



<TZR250(1KT)、中学生時代に田舎の自転車店の貼紙広告で見て衝撃を受けた1台>


<TZR250(3MA)、管理人が3台も乗り継いだのはこの後方排気です>

<若かった管理人が心奪われた、艶やかな曲線美>



<TZR250R(3XV)、TZRの集大成とも言えます>

 同じ階には、競争専用車輌も展示されていました。



<1985年型YZR500(0W81)>


<1987年型YZR500(0W86)>


<1988年型YZR500(0W98)、今回の展示車両の中ではこの意匠が一番好み♪>


<1993年型YZR500(0WF2)>


<お負けのYZR-M1(4スト4気筒なので今回は仲間外れ 笑)>

 今回の主目的を果たすことができ、大満足です♪しかし、このまま帰宅するだけでは寂しいのでもう一箇所、掛川城へと寄り道をすることにしましょう。前回の里帰りでも寄りましたが、この時は時間が早くて登城できなかったこと、そして、2013年10月以来止まっている百名城の登城記念印を押印するためです。しかし、駐輪場が中々見付からず、ぐるぐると探し回る羽目に…。漸く辿り着いたのが、大手門駐車場。係の方が手招きしてくれ、駐車場の片隅に置かせてもらえました。因みに、二輪車の料金は150円でした。


<名前が大手門駐車場と言う位ですから、当然直ぐ近くには大手門があります(笑)>

 大手門から掛川城天守を目指して逆川沿いを歩いていくと、早咲きの掛川桜が綺麗でした。


<四足門を潜ったら>

<いざ天守閣へと向かいます>

<途中で振り返ると、太鼓櫓が見えました>

<入場料410円を支払い、愈々天守閣の内部へ>

 そうそう、掛川城の登城記念印は天守閣内にはありません。あるのは掛川城御殿の中で、410円には御殿の入場料も含まれています。


<天守閣から、二の丸にある御殿を望みます>

<御殿の玄関>

 登城記念印も押印できました♪…しかし、押印できたのは未だ四城のみ、百城達成までの道程は長いですね。掛川ICより東名高速に乗り、無事に帰宅しました。

本日の走行距離:593km
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二輪乗りにできる地球愛護活動

2017-11-19 23:36:19 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 皆さん、「ラブ・ジ・アース」をご存じですか。二輪乗りによる海岸清掃活動を通して、環境問題への取り組みや社会貢献、延いては二輪の社会的地位の向上を目指す活動のことです。管理人も是非参加したいと予てから思っていましたが、過去の開催地は何れも一寸遠方だったんですよね。それが、第30回の節目の開催地が地元千葉県となり、休日とも重なったため、参加することにしました。

 開場と受付の開始時間を見越して自宅を出発し、ほぼ予定通りに会場へと到着です。


<開場時間の少し前の駐車場の様子>

 受付を済ませ、塵袋を受け取ったら、そのまま海岸へ直行します。当日は曇り勝ちで少し肌寒かったのですが、塵を拾っている内に身体が温まってきました。


<塵拾いの様子>

 清掃活動自体は1時間余りで終了。しかし、そんな短い時間でも、皆で力を合わせて拾った塵が一箇所に集められると、物凄いことになっていましたね。管理人も塵袋をお代わりして頑張りました。

 午後からの第2部では座談会やじゃんけん大会が催されるため、それまで時間を潰します。…正直に白状しますと、座談会はどうでも良くて、じゃんけん大会への参加が目的だったのですが、今回の座談会は面白かったですね。


<YAMALUBE RACINGの藤田拓哉選手>

<二輪芸能人のときひろみさん。この人の声、管理人が中学の頃に好きだった女の子の声に似ているんですよね(恥)>

<じゃんけん大会では一度だけ勝ち進み、ご覧のTシャツを入手することができました>

 最後に集合写真を撮影したら、帰路に就きます。


<集合写真はラブ・ジ・アースのブログから拝借しました>

本日の走行距離:127km
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