年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

新宿区漱石山房記念館へ

2023年07月21日 | 宅老のグチ
福神漬のネット検索で東北大学図書館にある夏目漱石のイギリス留学のための日記に持ってゆくリストに梅干しと福神漬があった。東北大学へ漱石の記録が行ったか知りたかったが漱石の本は殆ど読んでいない。その理由は簡単で明治元年生まれなので、彼の年表と年齢が一致する。つまり生まれてから幼少時期は江戸の気風(山の手の江戸気風)と文明開化と言う時期に東京で育ち、教師となって地方に行き、そして英国で日本を想う。食は育ち。胃を痛めて死す。
 何も予定のない日にふと新宿区の漱石の記念館を思い出した。何か交通には不便そうでためらっていた。普通の人なら簡単だが東京都のシルバ-パス利用というハンデがあって、都営の交通網から適切な行き方が見えなかった。どこの都内の施設は最寄りの交通機関からのアクセスが明示させている。この暑さで出来るだけ歩きたくない、バス待ち時間を減らしたいと思っていた。結局漱石山房記念館へはJR新宿駅付近のバス停からにした。新宿駅西口のバス停で難儀する。地上でバス停の位置を確認した所、島のようになっている所への横断歩道が無いし、バス停に行く歩いている人が見えない。一回りしてみると地下の所から昇るようだ。地方では上から降りるバス停は見かけていていた。地下からだと雨の日は便利と思う。
 新宿駅を出て、歌舞伎町、曙橋等を過ぎ牛込保険センタ-で降り、すぐに記念館は見つかる。 この施設はまだできて数年なので新しい。ただ新宿といえど、明治期は早稲田の地名が示すように郊外なのだ。歴史の蓄積が少ない。下町なら時代考証が必要だが丘や谷では使い道は街道添いしか無かったと思われる。今では交通が便利となっても結構上り下りがある。

新宿区の漱石山房記念館には東北大学の渡英日記が所蔵されている経緯が詳しく展示してあってやっと理解が進んだ。
 西日本の方が梅雨明けのようだ。関東も間もないがすでに連日30度を超えている。夕立の雨と雷で梅雨が明ける。
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