年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

物価の値上がり対策として江戸時代食事の勧め

2021年11月27日 | 宅老のグチ
コロナの影響が貿易の混乱を招き、様々な見直しがあって、ようやく落ち着き始めたのに、また南アメリカ種のコロナが感染力を増し、増えつつある。すでにコロナの行動制限解除の国も、また復活ということで、耐えきれない人たちの暴動もあるようだ。
 貿易による先進国の食需要の安定が崩れつつある。このような食の物価が不安定な時代は、低価格で安定している缶詰食が良いのだが、沖縄の例から日本では勧められないと築地市場での農大の小泉さんが講演していた。アメリカでは貧困層が安価な缶詰・大きな安い食品(加工食品・砂糖を大量に含む)で命を維持しているため、太めが目立つという。コロナで体重の重い人が重症化リスクが高いという理由だった。アメリカでバスに乗った時、席が凹んでいたことを思い出した。日本のバスで普通のバスと違うのは今では消えた新橋と築地市場内へ行くバスで、車内には魚の臭いが残っていた。昔は飲食店の従業員が手提げの竹籠でバスに乗って運んでいた時代があった。

 物価が上昇するということで、高齢者は減ってゆく貯金と少なく増えない年金で生計を維持し、健康な生活をしなければならない。それには伝統的な食生活で塩分を抑え、野菜と米を中心とした食事にするべきだろう。為替の円安にも関係なく鮮度も良い。そして食の自給率向上に役に立つ。多くの農村票を当てにする政治家が国の金をばらまいたが効率が悪く、結局アメリカ由来のシステムで破壊された。戦前の日本陸軍がアメリカ軍を軽視し、精神力重視で負けた。資源のない日本は地球温暖化で雨が大量に降るようになった。これを災害と見なすか資源と見なすかは今後の日本の力だろう。すでに中国の人は自国の飲料水の危険性をかんじていて、北海道で水資源を確保しつつある。日本ブランドの水を中国で売る時代が来そうだ。ただこの中に日本人は参加していない。
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