年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

白菜の6割安

2014年12月26日 | 築地市場にて

 

年末の野菜価格報道で白菜が例年より6割安、大根が2割安という。韓国嫌いがキムチの売れ行き不振となり、キムチ鍋の販売促進もない。従って店舗で購入するキムチ客は必要な人しか購入せず、献立を決めていない人を誘導するパワ-が少ない。売れ行き不振がキムチ売り場の縮小を招き、さらに品目も減る。白菜がちょっと豊作になり価格が安くなっても、高齢者の需要が多い漬物は量を増やしても消費を拡大できないでいる。今年の白菜価格の低迷は韓国嫌いの影響が少しはあったといえる。食品が円安で次々上がる時期に安い米の消費拡大をどうして推進しないのだろうか。

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