年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

雨のち霧

2009年10月04日 | 築地市場にて
雨のち霧
長い騒動もようやく一段落して落ち着くだろう。突然現れたオリンピック招致運動で築地移転の会議の開催のスピードが上がったがこれで元の巡航速度になる。この2~3年で社会の状況が目まぐるしく変化し再度見直してもよい状況となっている。特に水産物の価格の下落は多少の手直しでは済まない気がする。ある程度再編しなければならないが規模の小さい業者の方が経営内容が良いので難しいだろう。セリとういう平等な取引が大規模な仕入れでも価格差が少ない。また量をさばく得意先は支払いが遅く資金が必要となりコスト高になる。量販対応の業者の破たんが漬物業界に続いたがすでに力関係が市場の方が弱い。モノ余りの時は消費者に近い方が有利である。
コメント
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