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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

みつばちと梅

2009年06月19日 | 梅干
みつばちと梅
JAはぐくみの職員の意見では今年の梅の不作の原因はまだわからない。しかしミツバチの数は間に合っていたが開花時期が早く、昨年の梅マラソンの時は咲いていなかったのに今年は十分咲いていたという。
 ミツバチは5度以下になると動かなくなるので開花時期に天候が悪いと結実率が下がるという。今年の桜の満開に至るまでの開花の長さは記録であったように開花時期の低温が受粉を仲介するミツバチ不足で結果的に不作であったという。
 最近の生産者の履歴表示はかなり進んできたがこれを完全に行うには兼業農家の負担はかなり掛かるだろう。米の規制が始まりそうだが費用が掛かりそう。又米離れが進まねば良いのだが。
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梅施設

2009年06月18日 | 梅干
梅施設
JAはぐくみは群馬県の中央部よりやや西に位置し、高崎市西部(旧倉渕村、旧榛名町、旧箕郷町、旧群馬町)を管内としています。それぞれの頭文字から合成した言葉とのこと。今年の梅の作柄は二割くらい出来が悪いそうで、そのため一回りから二周り粒が大きい。町の農協の施設や農家の家の立派さにはあきれるくらい。中学校の体育施設は時間差で割り振る必要がないという。
 梅酒需要と梅干需要の微妙な自給バランスが取れていてJA職員の顔もにこやかだった。農業は加工との適切な付き合いから発展する。
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梅仕事

2009年06月17日 | 梅干
梅仕事
群馬県は日本の中で和歌山県に次いで梅の生産量が多く、見学に行くこととなった。梅は昔、大分県で『梅栗植えてハワイに行こう』というくらいの産物だったが今では安価な中国産の梅に抑えられて価格が低迷している。大分でも漬物屋さんの評判では梅干に関して、一地域しか話題とならなくなってきた。残念ながら本物はいくつも残らない。群馬の梅は量は多いが宣伝が下手である。
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榊原健吉の梅干

2009年04月17日 | 梅干
榊原健吉の梅干

自分は一つの梅干を二度にも三度にも食う。それでもまだ捨てるのは惜しい。梅干の核(たね)は幾度もしゃぶってもなお酸味を帯びている。それを掃き溜めに捨てるのはいかにも惜しくてたまらぬ。

幕末最後の剣客と言われた榊原健吉は、維新後、新政権の下で職を求める事、つまり警察官になる事を潔しとせず東京下谷車坂に道場を開き(今の上野駅東口)武道を新しい時代に伝えようとしました。道場の資金を捻出するため、居酒屋を開業。道場の半分を仕切って飲み屋としたそうです。店員は道場の弟子たちで、お客の方がヘイコラしながら飲んだそうで、流行るわけはなかったそうですが後に経営方法が替わったら廃れました。下谷の人たちは居酒屋道場に酒を飲みに行くことで間接的に応援していたようです。
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古老の話

2009年02月13日 | 梅干
古老の話
梅干爺さんのお話
昔は梅干の流通は樽に入って貨車で東京にやってきた。ほんの50年も前の話である。夏の土曜干しが終わって農家が金をほしがるため、梅干相場ができる。東京の需要と産地和歌山の駆け引きが出来る。昭和30年代になって、東京の人手不足から産地で小分けした放送の梅干を販売するようになった。今のようなカップ入りの梅干でなくやわらかい袋入り梅干のため度々輸送中の荷扱いのようすで品痛みが出た。
 東京の業者と和歌山の業者が技術開発の会合を度々持った。これが紀州梅干が地場農産品の雄になった原因である。産地の努力と需要先の協力と行政の産地育成のサポートが今日の興隆を見た原因である。
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梅花100万本

2009年02月11日 | 梅干
梅花100万本
2月11日和歌山県みなべ町にて梅祭りがあった。通商産業大臣二階氏も来ていた。そう今年は総選挙の年。昨年より開花が2週間早くてもう満開。今年は豊作予想の花のつき具合。みなべはいわゆる紀州ということだが明治維新以前は今の三重県東部も紀州藩だったという。紀州梅干は和歌山県のことを示すようだが三重間県産も品質的には変らない。
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