Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

かぶのようなビーツの赤色

2009-09-23 21:51:46 | 自然の恵み
ビーツを栽培して食材にするのは初めてです。

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ビーツとは、赤かぶの一種かと思ったら、かぶや大根に関係なく、ほうれん草の仲間(アカザ科)でサトウダイコン(テンサイ)の変種です。

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原産地は地中海沿岸地方などで、畑での外観はシイスチャードに似ています。泥色のかぶみたいですが、切ってみてビックリのマッカッカ。

日本では主に濃い紅色のビーツが栽培されますが、 欧米では白色や黄色もあるそうです。
その濃い紅色は、強力な天然色素なので煮込みやサラダなどにすると真っ赤に染まります。

そのドぎつい赤色にはビックリで、初めて口をつけるのに少しためらいました。

ロシア料理のボルシチや、 ギリシャの一般的なサラダなどに使われるそうですが、味わったことはなく、どんな色合いの料理なのか関心があります。

我が家では、まず煮込みスープにして食べてみました。

           
  ?煮込みスープ(ウインナーソーセージと塩・コショー味)

ビーツそのものの味は、少しの甘みがあるだけで特徴はありませんが、柔らかい食感です。

ロシアの家庭料理には欠かせられない食材なのだそうですが、 あちこち赤く染まってしまう驚きの色素で真っ赤なスープも、赤くそまったサラダも有りなのですねー。

ビーツは健康野菜で、カロチン、ショ糖、鉄分、ビタミンを含み、免疫力を高め、肝臓・腸・肝臓の機能を刺激して解毒作用、整腸作用、貧血予防、便秘解消、抗酸化作用などの効用があるそうです。