最近は、後期(秋学期)の始まる日が、大学によってまちまちなようです。
僕が学生だった頃(もう20年以上前)、夏休みは7月1日からで、9月半ばまで。その後、前期の残りが少しだけ(1、2週間?)あり、引き続いて学期末試験。その後に後期が始まっていました。後期の始まりは10月1日(だったはず)。まだ教室にクーラーなど当然存在しなかった時代の話です。
その後、前期授業を7月2週目まで一気にやり、その後に学期末試験をして夏休みに突入するというシステムに変わりました。夏休みは8月初めからになりましたが(3回生や4回生になれば、試験期間は半ば休みみたいなものですが)、9月いっぱいまで休みなので、損をした気はしませんでした。前期・後期が春学期・秋学期という名称になったのはいつ頃からだったでしょうか。秋学期は1月下旬まで授業。2月初旬の入試期間を挟んで、2月後半が学期末試験でした。
ところが母校=前任校では数年前から、秋学期の始まりを1週間繰り上げ、9月最終週からにしました。その分、秋学期の終わりも繰り上がります。1月は1週間だけ授業をやって、その後すぐ学期末試験。1月中に全てを終らせようという魂胆です。
こうなると、学生にとっては、2月と3月はまるまる休みですから、つまりは、夏休みよりも春休みのほうが長いという現象が起こったわけです。教員(の一部)は、入試期間も忙しく、その後も、年度の節目が近づくせいで会議の類も増えますから、ちっとも「休み」の感じはしませんが。
この背後には、就職活動の期間に授業や試験を入れないようにしようという、大学の会社(社会ではない!)迎合的姿勢があるわけでしょう。就職活動期間のパターンがもし変われば、また授業スケジュールをいじらねばならないことになるはずですから、何とも愚かな話だと思うのですが。しかし、おそらくその理由で、9月後半や下旬から後期を始めるようになった大学は結構たくさんあるのではないかと想像します。
そして今の大学。久しぶりに、10月1日始まりというスケジュールを見ました。もちろん、会社の就職活動などには迎合しないという立派な姿勢から出ているのではなく、まだその需要や圧力がないだけの話なんでしょう。
しかし、9月最終週始まりに慣れかかっていた身には、始まりが1週間遅くなっただけで、ずいぶんと夏休みが長く感じられるものです。いい加減に授業がしたくなった...などとは夢にも思いませんが。
僕が学生だった頃(もう20年以上前)、夏休みは7月1日からで、9月半ばまで。その後、前期の残りが少しだけ(1、2週間?)あり、引き続いて学期末試験。その後に後期が始まっていました。後期の始まりは10月1日(だったはず)。まだ教室にクーラーなど当然存在しなかった時代の話です。
その後、前期授業を7月2週目まで一気にやり、その後に学期末試験をして夏休みに突入するというシステムに変わりました。夏休みは8月初めからになりましたが(3回生や4回生になれば、試験期間は半ば休みみたいなものですが)、9月いっぱいまで休みなので、損をした気はしませんでした。前期・後期が春学期・秋学期という名称になったのはいつ頃からだったでしょうか。秋学期は1月下旬まで授業。2月初旬の入試期間を挟んで、2月後半が学期末試験でした。
ところが母校=前任校では数年前から、秋学期の始まりを1週間繰り上げ、9月最終週からにしました。その分、秋学期の終わりも繰り上がります。1月は1週間だけ授業をやって、その後すぐ学期末試験。1月中に全てを終らせようという魂胆です。
こうなると、学生にとっては、2月と3月はまるまる休みですから、つまりは、夏休みよりも春休みのほうが長いという現象が起こったわけです。教員(の一部)は、入試期間も忙しく、その後も、年度の節目が近づくせいで会議の類も増えますから、ちっとも「休み」の感じはしませんが。
この背後には、就職活動の期間に授業や試験を入れないようにしようという、大学の会社(社会ではない!)迎合的姿勢があるわけでしょう。就職活動期間のパターンがもし変われば、また授業スケジュールをいじらねばならないことになるはずですから、何とも愚かな話だと思うのですが。しかし、おそらくその理由で、9月後半や下旬から後期を始めるようになった大学は結構たくさんあるのではないかと想像します。
そして今の大学。久しぶりに、10月1日始まりというスケジュールを見ました。もちろん、会社の就職活動などには迎合しないという立派な姿勢から出ているのではなく、まだその需要や圧力がないだけの話なんでしょう。
しかし、9月最終週始まりに慣れかかっていた身には、始まりが1週間遅くなっただけで、ずいぶんと夏休みが長く感じられるものです。いい加減に授業がしたくなった...などとは夢にも思いませんが。