知りあいから依頼された修理ですが、ベスパのスパークが出ません。
このベスパは125ET3で点火系はCDIになっています。
早速原因の切り分けでステーターコイルを点検します。
黒っぽい箱みたいな奴がピックアップコイル
その下のコイルが点火用エキサイタコイルです。
裏を見ると配線の被覆がボロボロです。
ただ左側の線は灯火類なんですよね。右側の点火用配線もヒシチューブで補修しておきます。
灯火用の配線は作り変えておきます。
こうなると疑わしいのがCDIアンプ。
CDIユニットとIGコイルが一緒になってます。
価格はそこそこするらしいので、迂闊に注文できません。
注文する前に修正したステーターコイルで、スパークが出るか試してみます。
そのへんに転がっていたホンダ原付のCDIユニットとIGコイルを結線してキック。
バチバチッとスパークが出ましたね
これでステーターはOK CDIアンプを注文します。
入荷後 早々に取り付け前の確認です。
無事にスパークが蘇り エンジンも始動しました。
イタ車の配線被覆は20年も経つとボロボロになりますね。
国産は硬化してくるのに、面白いですね。
このベスパは125ET3で点火系はCDIになっています。
早速原因の切り分けでステーターコイルを点検します。
黒っぽい箱みたいな奴がピックアップコイル
その下のコイルが点火用エキサイタコイルです。
裏を見ると配線の被覆がボロボロです。
ただ左側の線は灯火類なんですよね。右側の点火用配線もヒシチューブで補修しておきます。
灯火用の配線は作り変えておきます。
こうなると疑わしいのがCDIアンプ。
CDIユニットとIGコイルが一緒になってます。
価格はそこそこするらしいので、迂闊に注文できません。
注文する前に修正したステーターコイルで、スパークが出るか試してみます。
そのへんに転がっていたホンダ原付のCDIユニットとIGコイルを結線してキック。
バチバチッとスパークが出ましたね
これでステーターはOK CDIアンプを注文します。
入荷後 早々に取り付け前の確認です。
無事にスパークが蘇り エンジンも始動しました。
イタ車の配線被覆は20年も経つとボロボロになりますね。
国産は硬化してくるのに、面白いですね。
後は可塑剤の性能差です。
どちらも時間が経過するに蒸散するので、可塑剤が先に蒸散すると硬化し、紫外線吸収剤が先に蒸散するとボロボロに…と云った具合です。
(勿論全部が全部この傾向という訳では無いですが)
比較的最近出てきたポリエチレン系やナイロン系の被覆は、こんな硬化の仕方はしないんですけどねー
(その分、お高いですがw)
なんかこれは見た目と触った感じが、はゴムに近い被覆なんですよね。
国産のは同じ年代でもビニールっぽい。