稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

あこがれの酸ヶ湯に

2016年03月02日 | 
 東北名湯ツアーの二つ目は酸ヶ湯(青森市)

 八甲田山系のふもと、標高900メートルにある温泉。

 強い酸性が特徴的。
 さらに男女混浴でも名高い。

 旅館のホーム・ページにある写真。

        
        ( 酸ヶ湯温泉旅館のホーム・ページから借用 ) 

 一応、男女の線引きはあるという。

 が、この写真をみると、目のやり場がないのでは?
 こちらも恥ずかしいのでは・・・などとやや心配。 

 さて、酸ヶ湯の玄関。

        

 ここも豪雪地帯。

 入口に「混浴を守る会 三ケ条」

「男性入浴者は女性入浴者を好奇の目で見るべからず。
 女性入浴者は男性入浴者を・・・(同文)・・・」とある。

        

 「好奇の目」なる言葉に思わずふきだしそう。

 玄関扉を開けると強烈な硫黄の臭い。
 ンーッ、これはエエ!

 さっそく、ここの名物「ヒバ千人風呂」へ。

        

 残念ながら撮影禁止。

 ところが、中に入ると撮影どころか、モウモウたる湯煙り。

       

 湯につかると強烈な硫黄の臭い。

 これはたまらん!
 これぞ温泉中の温泉!

 向こうを見ると、首まで湯につかった人。

 湯気でわかりにくいが、あの人、男では?
 あそこは女エリアではないのか?

 しばらくして、その人がイソイソとこちらに。
 ぼくに「ウッカリして女のところへ入ってしまってました」
 やはり男だった。

 次いで、もう一人がそのあたりで歩いている。
 またしても?と目をこらすとシルエットにたらちね。

 あわてて目を離してしまった。

 奥の方では、同じツアーで大阪からきた6人組のおばちゃんたちらしき元気な声。
 「ワーッ、キャーッ」
 「ガハハ」
 など、70代とは思えぬはしゃぎぶり。 

 こうみると、ホーム・ページの写真は夏など、湯気を窓から抜いた季節のものか?

         

 外に出ると、葉を落とした広葉樹の森。
 ここはブナが多いそうだ。

 酸性硫化水素泉 48℃~64℃

 酸ヶ湯をあとに、バスは雪深い広葉樹林帯の道を下っていった。

 いやあ、念願がかなった。
 いい温泉だった。
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