稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

糸魚川市の火災

2016年12月22日 | 日々
 糸魚川市で大火。

 過去、この季節、北陸方面に度々起こってきたものだ。
 昭和51年の酒田大火のニュースはぼくには衝撃だった。

 それにしても今日午前中の出火から12時間以上。

 この小さな地方都市のこと。
 消防力は小さかろう、

 周辺からの応援はあったとしても糸魚川消防の人々は疲労困憊のはず。

     

 現在鎮圧状態とのニュース。

 しかし広い火事場のこと。
 油断すれば残火が再び・・・の可能性も否定できない。
 
 朝まで警戒は続こう。

 労をねぎらうとともに、早い鎮火をお祈りしたい。
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吹き荒れるもちつき自粛旋風

2016年12月22日 | 日々
 冬の話題、今年もノロウィルスによる中毒。

 ニュースによれば、今年は進化したノロウィルスが猛威とか。

 感染源にあげられているひとつがもちつき。

 その理由は、たくさんの人が関わること、手が触れる工程が多いことなどによるそうだ。
 これをうけて、全国的にもちつきを自粛する動きが急だ。

     
       ( 「ほいくらいふ」から借用 )

 思い出すのは20年ほど前だったか、堺市でのO157事件。
 当時、ぼくは仕事で野外での食事づくりのイベントにかかわっていた。

 食中毒をうけ、全国的に野外食事イベントなどは軒並み自粛。

 ぼくらの関係者から「どうしよう、中止しては?」などの声。

 ぼくはO157の特性について保健所への相談を含め、自分で調べてみた。
 その結果、O157は必要な衛生管理を徹底すれば大丈夫という確信を得た。

 が、上司は「こんなときやからやめよう」。
 その他の関係者たちも異口同音。

 ぼくは情けなかった。

 どこがどう危ないのか、自分で調べたん?
 みんな世間の動きに無批判に同調しているだけではないの?

 と抗ったものの、結局、予定していたイベントは中止に追い込まれた。

     

 もちつき大会にかかわっている人々にぼくは伝えたい。

 食中毒は防げる。
 この食中毒の特性を理解し、関係者が衛生管理を徹底すれば必ず。

 「正しく恐れよ」
 まさに名言なりの感。

 それにしても、食中毒をを含む病についての未開風とすら見える恐れ。
 情報豊かな今も昔も大して変わらないのが不思議。
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