稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

南紀のビジネスホテル

2016年10月08日 | 日々
 今回の帰省はビジネスホテルとした。

 理由はやっぱり値段。
 
 しかし、ネット予約のシステムなし。
 
 飛び込みでも部屋はあるだろう。
 と思ったが、午前中、念のため電話。

 ところがコールすれども誰も出ない。
 番号を間違えたか?と思ったが、いや間違いないと確認。

 昼過ぎ、再度電話。
 かなりのコールのうえやっとつながった。

「今夜二人、ツインで開いていますか?」
 普通なら「少々お待ちください」となるところ
「ハイ、空いてございます」と二つ返事。
『ウーン、かなりのゆとり?』

 さて、夕刻到着。

 玄関から入ったがフロントはガラーン。

 「ごめんくださあい」
 「ハイハイ」
 と奥からおじいさん風の男性。

 ネクタイ姿を予想していたがバリバリの普段着。

 チェックイン。
 朝食は予約制で500円増しとのこと。

 それは助かると予約。

 奥様か?
 フロント奥から顔を出し、これも普段着で「いらっしゃいませ」。

 夜、ぶらぶらと港を散歩。

 ホテルに戻り、外から見上げると、部屋の明かりがついているのは2室。

     

 正面から見上げるとこちらは1室。

     

 宿泊者は少なそうだが、大丈夫かいな?

 が、ホテルは新しくないものの、清潔で気持ちがいい。
 (もっとも客室内の冷蔵庫、先客か?魚のにおいが充満!これにはまいった。)
 
 朝、ゆっくりめの朝食。

 フロントのおじいさんではなく、中年男性が用意してくれる。
 これもティーシャツ風の普段着。
 家族経営なのかな。
「コーヒーはむこうにありますのでどうぞ」

     

 500円でこの朝食はすごい、しかもコーヒーまで!と感涙。

 なかなかいい。
 ただ、ネット予約システムがないと、今の時代むずかしいのでは?
 などと案じながらホテルを後にした次第。
コメント
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