朝、男鹿半島の先端、入道崎へ。

ここも風ばかり。
雪は吹き飛ばされている。
次いで「なまはげ館」へ。
中に入るとたくさんのなまはげが展示されている。

なまはげは地区ごとに行われ、ここには現役のなまはげに加え、使われなくなったものも展示されているそうだ。
33地区60体というから勢ぞろいというところか。
なまはげはニュースで子どもたちが泣き叫ぶところをよく見る。
しかし、それはなまはげの一面にすぎないという。
無病息災を願い、毎年大みそかに行われる神事なのだそうだ。

各家々では当主が正装してなまはげを迎える。
時代とともに変わりつつあるとはいえ、地区によっては当主となまはげとの問答など、古い形式を今に伝えているところもあるらしい。
郷里串本の祭りについて聞いた話を思い出す。
厳しい定めごと、しかし時代とともに崩れゆくそれ。
ここも例外ではなさそうだ。
それにしても、このなまはげの面構えはどうだろう。
ユーモラス、素朴、力強さ・・・。

20年ほど前、沖縄に行ったことがある。
シーサーをぜひ買いたいと思っていた。
が、どこのみやげもの屋でも欲しいと思うものはなかった。
家々の屋根についているシーサー、この一つひとつはとてもすばらしいのに。
当地、男鹿のみやげもの屋でもなまはげは売っている。

(みやげもののなまはげ)
でも、これはおもしろくない。
いかにも作りものの「おみやげ」でしかないのだ。
職人芸ではなく、地区ごとに手作りされた面の数々。
それは一つひとつ、いつまでたっても見飽きない。

ぼくはバスの出発時刻ぎりぎりまでこの表情に見入った。

次いでバスは角館へ。
武家屋敷の並ぶ通りは一面真っ白。

さすが東北の内陸だ。
ここで昼食のあと、一路仙台空港へ。
秋田から岩手に抜ける道はまさに深い白銀の世界。

さらば、また訪れてみたい冬の東北。

ここも風ばかり。
雪は吹き飛ばされている。
次いで「なまはげ館」へ。
中に入るとたくさんのなまはげが展示されている。

なまはげは地区ごとに行われ、ここには現役のなまはげに加え、使われなくなったものも展示されているそうだ。
33地区60体というから勢ぞろいというところか。
なまはげはニュースで子どもたちが泣き叫ぶところをよく見る。
しかし、それはなまはげの一面にすぎないという。
無病息災を願い、毎年大みそかに行われる神事なのだそうだ。

各家々では当主が正装してなまはげを迎える。
時代とともに変わりつつあるとはいえ、地区によっては当主となまはげとの問答など、古い形式を今に伝えているところもあるらしい。
郷里串本の祭りについて聞いた話を思い出す。
厳しい定めごと、しかし時代とともに崩れゆくそれ。
ここも例外ではなさそうだ。
それにしても、このなまはげの面構えはどうだろう。
ユーモラス、素朴、力強さ・・・。

20年ほど前、沖縄に行ったことがある。
シーサーをぜひ買いたいと思っていた。
が、どこのみやげもの屋でも欲しいと思うものはなかった。
家々の屋根についているシーサー、この一つひとつはとてもすばらしいのに。
当地、男鹿のみやげもの屋でもなまはげは売っている。

(みやげもののなまはげ)
でも、これはおもしろくない。
いかにも作りものの「おみやげ」でしかないのだ。
職人芸ではなく、地区ごとに手作りされた面の数々。
それは一つひとつ、いつまでたっても見飽きない。

ぼくはバスの出発時刻ぎりぎりまでこの表情に見入った。

次いでバスは角館へ。
武家屋敷の並ぶ通りは一面真っ白。

さすが東北の内陸だ。
ここで昼食のあと、一路仙台空港へ。
秋田から岩手に抜ける道はまさに深い白銀の世界。

さらば、また訪れてみたい冬の東北。