6月9日、元横綱白鵬が会見で退職を発表。
白鵬は「悔いはない」と言った。
また、それに先立って相撲協会の多くの関係者からは慰留したが固辞され「残念」の声も。
しかし、これまでの報道から受けてきた印象では、誰もそれらの言葉を信じはすまい。

会見で白鵬が触れた退職理由は、
閉鎖された宮城野部屋の再興がいつまでたっても認められなかったことだ。
白鵬は再興を待ちわびたが、協会側はこれを無視し続け、あきらめさせたようにみえる。
現役時代の白鵬の振る舞いに協会側は早くから対抗して結束、
北青鵬の暴力事件を機に巻き返し、ついに寄り切ったかのごとくだ。
思えば協会側の恐ろしいほどのねばり腰の持久戦で、冷酷さすら感じさせる。
それには現役時代、破格の実績を積み上げた白鵬でも対抗できなかったのだ。
ただ、意外なのは白鵬を擁護する声があまり大きくならないこと。
これは現役時代の白鵬の一連の振る舞いに
眉をひそめる人が少なくなかったからかもしれない。
いずれにしても後味の悪いことだ。
この世界、もっと風通しの良いスカッとしたものにならないのか。
白鵬は「悔いはない」と言った。
また、それに先立って相撲協会の多くの関係者からは慰留したが固辞され「残念」の声も。
しかし、これまでの報道から受けてきた印象では、誰もそれらの言葉を信じはすまい。

会見で白鵬が触れた退職理由は、
閉鎖された宮城野部屋の再興がいつまでたっても認められなかったことだ。
白鵬は再興を待ちわびたが、協会側はこれを無視し続け、あきらめさせたようにみえる。
現役時代の白鵬の振る舞いに協会側は早くから対抗して結束、
北青鵬の暴力事件を機に巻き返し、ついに寄り切ったかのごとくだ。
思えば協会側の恐ろしいほどのねばり腰の持久戦で、冷酷さすら感じさせる。
それには現役時代、破格の実績を積み上げた白鵬でも対抗できなかったのだ。
ただ、意外なのは白鵬を擁護する声があまり大きくならないこと。
これは現役時代の白鵬の一連の振る舞いに
眉をひそめる人が少なくなかったからかもしれない。
いずれにしても後味の悪いことだ。
この世界、もっと風通しの良いスカッとしたものにならないのか。