静かな日曜日。
週末はお弁当続き。
初物タケノコ、せっかくなので予定外にたくさん使いました。
特大ものは家で油揚げと煮物に。何もいりません。ひたすら箸を伸ばすのみ。
夕方の山チェック。
今日のメインは獣害防除。
溜まったB級唐辛子を砕いたものを持ってって、被害が出そうなところに撒いてまわりました。
収穫は数本のみ。
ふと、思いました。暖冬だからという意識と、チップゾーンは地温高く早いので、
今年は早い!
と思っちゃってましたが、芽もたくさんあるので例年よりは早いだろうけれど、
意外と出揃うのは4月末までかかるのかもしれないなぁ〜と。そんな静けさ。
山菜は特に、いくら尽くしても、種を撒いて昨付けるものと違い、
より自然に近いのでコントロールは効かない。計算も出来ない。
出始めも予想は出来ても自然の呼吸に合わせるほかない。
だからこそ、収穫してからの扱い次第で「こんなにうまいのか」と感じられる。
今の時代は特に、情報は多いけど、実際に触れることが大事で、実際に触れないと伝わらない時代だなーと感じています。
そこに歯がゆさも感じます。
商品として陳列された状態から始まるのではなくって、
作物としてどんなところで、どんなふうに、どんな想いで育てているのか。
伝え合う「場」として、松村くんと竹やぶ会議を立ち上げました。
収穫最盛期は難しいかもしれないけれど、コロナが収束してくれたら、
干しタケノコの時期にはなんかやれるかな。
春に楽しみにしていた東京・やっさんのタケノコ手伝い参戦も飛んでしまった。
手伝い云々は別にして、やっさんには見てもらいたかった。
畑の準備も。といいつつ、昨年片付けそびれた後始末。マルチ取り。
年内でやらなかったツケで草が絡んで取りにくく、一本に時間がかかって飽きるので、
これもヒマをみての合間作業。
チョビ隊長は手伝ってんのか遊んでいるか、、、とりあえずマルチは細かく剥がしています。。。
コロナの影響で本業以外は気を使いますが、バタバタと忙しいこの時期は、作業に専念で密な場面に出会うことなく過ごしています。
その点、農家は多様性にあふれているなと思っています。
悪く言えば仕事とそれ以外の区別がつきにくいともいえるけれど、
やっぱりこの振り幅効かせられる農家は自分の発想に合っている、と毎日過ごしています。
人生だもの。
いろいろとニュースを見ていると、ストレスで事件も起こっている。
払うものさえなければ何てことはないのだけれど、
払わなければならないものがあるからこそ、プレッシャーになるなー。。。。
一日も早く収束を祈るばかり。