よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

茹ではじめ。

2018年04月23日 | 農家ブランド

うって変わって寒さが戻り、こんな日のトラクター上は凍えるばかり。。。。



いつもは代掻きしながら眺める山桜は早くも満開の模様。




今朝は山へ行き朝掘りした筍をそのまま古川駅内のピボット
にお届け。

チラシにも載ったので採れなかったなかったらどーしよーと心配したけど、10キロ弱なんとか集めれた。

これからも定期的に置いていただく予定です。



イノシシに一本でも採られてなるものか! と、夕方も本数なくとも掘ることにし昨日掘った分はすぐ茹で道の駅へ初出荷。

掘りたてをすぐ茹でています!食べればわかります。よろしくお願いします!





先日の朝夕定期市で色麻の有機農家・和田さんが「ギョウジャニンニクの餃子が美味いのよ!」を連呼してたので、

さっそく我が家でも親父のギョウジャニンニクでカミさんが手作り餃子を。手作りが一番うまい。



最近きゅうりのぬか漬けの消費量が異常に多い。特に親父は「え!?」というくらいに食う。

味噌汁とこれがあればオカズはあまりなくてもという、、、くらいに美味い。



カミさんのぬか床手入れの賜物だm(_ _)m



たけのこ焼売。

2018年04月20日 | よっちゃんレシピ

昨日の朝夕ネットの定期市は気温もあがり沢山のお客さまに来て頂きました。

ありがとうございます。

出展者は少ないですが、新たに鳴子の源泉で温泉卵を作る生産者となった野田君が入ることになりました。

再来月から参加しますのでみなさまどうぞよろしくお願いします。温泉卵の概念が変わるほどうまいです。





この市でもたくさん楽しみに待って頂いているお客さま、飲食店の方々がいらっしゃるのですが、

やっぱりまだ本シーズンにはちょい早く生でも水煮でも販売できるほどのタケノコは出ず。

今できるありったけを込めてタケノコおふかし、たけのこ焼売を作っていきました。



おかげさまで完売。

焼売はたけのこの根っこ部分もしっかりないと食感が出ないので、ようやく作れるほどになってきました。

今年もたくさんつくりたいと思います。

タネの味付け主役はよっちゃんなんばん。ちょっと濃いかなというくらいが蒸し上げた時にちょうど良い塩梅になります。



昨日につづいて今日も気温がかなりあがったので山へ。





期待よりも全然採れませんでしたがだいぶシーズン間近な色味になってきました。

ちょうどウチのタケノコ林の周りの雑木を今業者が間伐していて、イノシシの出入り口付近も山道が出来木も無くなり視界が拓けました。

これで少しでも被害が減ってくれることを祈るばかり。

うちは北斜面の竹林ですが日当たりもよくなりそうで、今年の間伐からまた工夫を考えねばなりません。


ちょうど爆竹をならしつつタケノコ探していると作業している方に会い色々と話していたら、、、うちの山も震災前年に切ってもらった鬼首の棟梁さん。

イノシシの話しやタケノコの話しをしてたら、、なんと! 今年お世話になったハンター伊東さんの義理のお兄さんと判明。

そう云われると目元が伊藤さんの奥さんそっくり。世の中せまいものだ。

趣味でキノコや山菜採りの名人らしくだいぶ長話をしてお仕事の邪魔をしてしまった。。




そんなわけで山にはユンボーや重機が入って竹林境界も山道を作るために掘り起こされていたりもする。



そんなデカイ塊の土をみると掘り出された地下茎に、地上を顔出し前のタケノコを発見。

さっそく頂戴してきました。



一番右がそれ。こんなに色がちがいます。






明日は岩出山・城山公園で開催の桜まつりに出店します。リクエストを頂いて久しぶりに「よっちゃんやきとり」を焼きます。

たけのこご飯も少しですが蒸す予定です!

ちょっと満開は過ぎましたが楽しみたいと思います。


農ドブル。

2018年04月17日 | 農家ブランド


昨夜は鳴子で「湯治」をキーワードに続いている異業種交流な時間。

現代の湯治を提唱している旅館大沼さんを会場に、

さまざまな人達が自分がどう関われるのかプレゼンしながらの前のめりな時間です。

ふたたび農ドブルで参戦しました。





助っ人を交えチーム・農ドブルで仕込み作業。30人分なのでいくら段取りしていっても最後はみんなのチカラ。



助けられました。

今回なんとか はしりの筍 が間に合い随所にたけのこ、春セリもたっぷり、めずらしいフキノトウの茎も入れました。

あとはいつものように、自分が知ってる仲間の新鮮野菜や精魂込めてる素材。



まさにうちがお弁当と同じ価値観をもって臨み、それをみんなのチカラと合わせながらどうやって地域全体の価値観に繋げられるのか。

それも課題。まずは盛り付ける器もそのひとつ。



今回は準備した料理もほぼ完食。よく食べよく呑みよく喋り濃密な時間でした。



最後に筍おふかしに載せた、孟宗たけのこまるごと炭火焼、調理し終わった備長炭の七輪にアルミを巻いて2時間。

なるこりんも言ってましたが茹でとはまた一味違い味が凝縮。アクもなくホクホクと栗のようで、大満足の一品になりました。



カミさん考案の おあげピザ も面白いメニューでした。今後展開するかもしれません。


1人でできる事に限界はありますがこうやってそれぞれのポジションで連動していって形になってくると面白い。

毎回試行錯誤の連続ですが少しずつ何かをつかめてきてる気がします。

来月も楽しみです。




合間をみては山で爆竹を鳴らし、合間をみてはオン・ザ・トラクターな日々が始まりました。








今年のなんばん種まき。

2018年04月14日 | 農家の風景。



筍おふかし道の駅初出荷。今年はよっちゃん農場史上最速のたけのこ。

家でもおふかし、そしてようやく育ってきた親父の露地春セリと味噌汁で楽しみました。最高。

今日は寒く、昼にサラッと山を歩いてきましたが3本のみ。残念。



昨日採ってきた葉わさびも美味い。根もかなりの太さですりおろして混ぜたらツーンと鼻に抜ける辛味がたまらない。



重なるもので、ここ最近断捨離でいろいろ片付けものを引き取ってもらってるリサイクル屋さんから

初もののコゴミを頂いてマヨっちゃん(マヨネーズとよっちゃんなんばん)でムシャムシャ。

あまり好きではない山菜だけど今年はなんだか美味しく感じる。


山菜を楽しむ季節。

筍販売したりするときによく「苦くないの?」と言われるけれど、そのアク、苦味を適度に愉しむのも春。

この辺でも「春は苦味を盛れ」とおじいちゃんおばあちゃんが言うけれど、寒い冬の間に身体に溜まった毒素を

抜くデトックス効果が山菜なんだぞ、とちっちゃい頃から聞かされてきた。

熊も冬眠から覚めて初めに口にするのが苦い「ふきのうとう」らしい。理屈でないのかもしれない。

うちも筍水煮販売の時はアク抜きすぎてボヤッとした味になんないように気をつけています。

特に根っこの煮物は旨味も抜けてしまうのでもったいない。





今日は「一粒万倍日だよ。種まきだよ。」というカミさんの号令に従いハウスで種まき。



寒いからか天井にメケが顔を出しびっくり。


なんばん(とうがらし)も量使うもの主力品種は間違いないように仲間の苗専門農家にお願いしてますが、

毎年いろんな品種を試すのでそれは自分で苗を作っています。



今年もなんばんはトータル10種弱になる予定。

いつもたねの森から種とり出来るタネを買います。

昨年、カイエンペッパーの苗に混ざって恐ろしく辛い見たことないなんばんが出てきたので今年増やそうとタネを採った。

名前が不明なので「鬼辛」と命名。とにかくすこぶる辛い。

もう一個、辛いけれど形がインゲン豆みたいなカワイイのがあったのでこっちも「豆辛」と命名して播種。

今年は生売りようにと甘味種のピーマンも色々と植えます。


こっからが1年早いんだなー。



初もの!筍おふかし出します!

2018年04月13日 | 農家の風景。




今日のは我ながら出来栄えが良く写真も上手に撮れた。



シューマイも一晩おいて味が落ち着いていい感じ。おかげさまで完売しました。







今日も夕方30分で豊作。良い型のも採れてしみじみ見とれる。

とはいえ勘で探してるのでまだまだ出荷開始と告知はできないなー。

ということで、明日、地域に先駆けて初ものをたっぷり入れておふかし道の駅に出荷します!

2升なのできっとあっという間ですがぜひお越しください!



大工仕事に備えてノミも研ぎました。難しい。